貴景勝
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スポーツ 2021年11月24日 19時30分
大関・貴景勝、今場所初黒星で疑惑浮上 前日の勝利後に負傷か、元横綱も「影響が多少はあったかも」と指摘
23日に行われた大相撲11月場所10日目。結びの一番前に登場した大関・貴景勝の相撲がネット上で物議を醸している。 >>大関・貴景勝戦の審判に「故障したら責任取れるのか」ファン激怒 取組終了後の物言いが物議も、タイミングは妥当だった?<< 前日まで9戦全勝の貴景勝はこの日、「4勝5敗」の関脇・明生と対戦。立ち合いから突き押しで圧力をかけ、じりじりと前に出たが、ここで明生から右に動きながらのたたきを仕掛けられ体勢がグラつく。これを見て前に出た明生に土俵際に追い込まれた貴景勝は、苦しまぎれに引き技を狙うも不発に終わり、そのまま土俵外に押し出された。 過去「3勝2敗」と勝ち越していた明生に土をつけられた貴景勝は初日からの連勝が9でストップ。同じく9連勝中だった横綱・照ノ富士が結びの一番で連勝を10に伸ばしたため、今場所の優勝争いからも一歩後退した。 貴景勝の敗戦を受け、ネット上には「今場所調子が今一つの明生に取りこぼすのは痛すぎる」、「特に苦手な相手では無かったからこの黒星はもったいないな」、「勝って照ノ富士にプレッシャーかけたいところだったけど逆の展開になってしまった」と落胆の声が寄せられている。 一方、「やっぱり前日のアクシデントでひざを痛めたんじゃないか」、「これ豊昇龍戦でひざ強打して故障した説もありそうだな」、「昨日は明らかに痛そうな顔してたし多少なりとも尾は引いてそう」と、ひざの故障を疑うコメントも多数挙がった。 貴景勝は前日の平幕・豊昇龍戦で、土俵際で粘る豊昇龍を押し切った際に自身も右ひざから土俵下に落下。落下後はすぐに立ち上がったものの、顔をしかめながら右足を2度振るなど右ひざを痛めたような仕草を見せていた。この一番で右ひざに故障を抱えたことが翌日の敗戦につながったのではとみているファンも少なくないようだ。 「今場所の貴景勝は立ち合い鋭い出足から相手をそのまま土俵外に押し切る、もしくは押し返してくる相手に引き・たたきを見舞うという相撲で星を伸ばしている力士。しかし、23日の明生戦は立ち合いから一気に相手を土俵際に追い込むには至らず、その後引き技から押しを食らった際も足があまりついていっていませんでした。豊昇龍戦以降、貴景勝の右ひざに故障が発生したというようなことは特に伝えられていないのですが、公言していないだけで故障している可能性はあるかもしれません」(相撲ライター) 元横綱・北の富士氏からも、24日の『中日スポーツ』(中日新聞社/電子版)の記事内で「貴景勝は明生の速い動きに足が付いていけなかった。9日目の相撲の影響が多少はあったかもしれない」と足の動きの鈍さを指摘されている貴景勝。仮に故障を抱えているとすれば、今後の優勝争いはかなり厳しい戦いを強いられそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月22日 18時30分
大関・貴景勝戦の審判に「故障したら責任取れるのか」ファン激怒 取組終了後の物言いが物議も、タイミングは妥当だった?
21日に行われた大相撲11月場所8日目。結びの一番前に行われた大関・貴景勝対小結・逸ノ城の取組での物言いがネット上で物議を醸している。 >>大関・正代戦の判定変更に「絶対におかしい」ファン激怒 舞の海氏も疑問の結末、審判団の忖度を疑う声も<< 同戦は立ち合いからお互いに互角の突き押しを展開すると、逸ノ城が貴景勝を組み止める形に。そこから2分半ほど均衡状態が続いた後、左上手をとった逸ノ城がそのまま貴景勝を土俵外へ押し倒し。行司は逸ノ城に軍配を上げたが、この直後に勝負審判の1人である二子山親方(元大関・雅山)から物言いがつき、行司と勝負審判4名が土俵上で協議に入った。 1分ほどの協議の後、伊勢ケ浜審判部長(元横綱・旭富士)は「逸ノ城が貴景勝のまげをつかんで引っ張っており、反則とし貴景勝の勝ちといたします」と、逸ノ城をまげつかみによる反則負けとすると説明。同取組を伝えていたNHK大相撲中継で説明直後に流されたリプレー映像では、立ち合い直後の突き押しの中で逸ノ城が貴景勝のまげ付近をつかんでいたが、審判団はこの動きを把握した上で取組後に物言いをつけたものと思われる。 一転して貴景勝の勝利となった判定変更を受け、ネット上には「貴景勝の体と逸ノ城の左足が同時に土俵外に出たことへの物言いかと思ったらまげつかみか」、「逸ノ城がまげに手をかけてたのはTVで見る限りでは気づかなかった」、「内容的には逸ノ城の方が攻めてただけにこれはもったいないな」と驚きの声が寄せられている。 一方、「なんで前半で気づいた反則を取組後に指摘するのか、物言いするなら気づいた時点で言えよ」、「最後まで相撲取らせてから物言いつけるのはタイミングが遅すぎないか」、「簡単に止められない事情があるのも分かるけどなんか釈然としないな」と審判団への苦言や批判も多数挙がった。 角界では2012年11月場所9日目の横綱・日馬富士対関脇・豪栄道戦(ともに当時)で、審判が日馬富士の足が土俵外に出たと物言いをつけ取組を中断させるも確認の結果、足は出ておらず取組がやり直しになる事態が発生。審判部はこの一番以降、微妙な判定の場合はすぐに取組を止めず、行司が軍配を上げてから協議する方針をとっている。この方針を踏まえると今回の物言いのタイミングは妥当であるといえるが、それでもなお不満を抱いているファンは少なくないようだ。 「同取組は2分半超の攻防の末に逸ノ城が貴景勝を土俵外へ押し倒しましたが、土俵下に背中から落ちた貴景勝は衝撃が大きかったのか、地面に両手をつき15秒ほど立ち上がれず。また、その後の協議の間には貴景勝も逸ノ城も、両手を腰に当て肩で息をするなど疲れをにじませていました。仮にまげつかみの反則直後に物言いがついていれば、その後お互いが消耗することも避けられていたのかもしれません」(相撲ライター) 貴景勝は今年7月場所2日目の逸ノ城戦で頸椎を損傷し、3日目以降から全休を強いられている。このアクシデントもあってか、一部からは「一旦反則見逃した後に故障が発生したら責任取れるのか」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月16日 16時45分
平幕・豊昇龍、敗戦後の無礼な振る舞いに怒りの声 「やっぱり血は争えないのか」朝青龍の悪癖が影響?
15日に行われた大相撲9月場所4日目。今場所3敗目を喫した平幕・豊昇龍(立浪部屋)の振る舞いがネット上で物議を醸している。 前日まで「1勝2敗」の豊昇龍はこの日、同「0勝3敗」の大関・貴景勝(常盤山部屋)と対戦。立ち合いから強く当たり土俵際に引かせると、そこから貴景勝に右腕を抱えられ体を振られるも粘り強く応戦。その後右腕が解かれた瞬間に再度前に出たが、タイミングを合わせた突き落としを食らい敗北を喫した。 問題となっているのは、取組後の豊昇龍の振る舞い。相撲では取組前後はお互いが東西の徳俵の前方に立って一礼を交わす、いわゆる「礼に始まり礼に終わる」作法が重んじられているが、この日の豊昇龍は前方の貴景勝を見ないまま首を小さく縦に振る仕草を見せると、そのまま土俵下へ降りようとする。すると、この様子を見た立行司・式守伊之助はすぐに豊昇龍を呼び止めると、徳俵の前へ戻して改めて一礼させた。 >>大関・貴景勝、突然のテーピングに心配の声 現役親方も「体の張りが全くない」と指摘、 古傷が爆発寸前で早くも休場危機?<< 豊昇龍の振る舞いを受け、ネット上には「負けて悔しいのは分かるけど礼を欠くのはダメだろ」、「目も合わせずにアゴだけ動かすのはとてもじゃないが礼とは言えない」、「せっかくのいい取組が不貞腐れたせいで台無しだな」といった苦言や批判が寄せられている。同時に、「叔父さんを思い出す態度の悪さで今後が不安」、「態度面で朝青龍を真似るようなことするは勘弁してくれ」、「朝青龍に似てきてほしくはないんだが…やっぱり血は争えないのか?」と、豊昇龍の叔父である元横綱・朝青龍氏を絡めたコメントも複数挙がった。 「現役時代の朝青龍氏は歴代4位の優勝25回をはじめ数々の記録を残した名横綱でしたが、その一方で取組後のダメ押しやガッツポーズなど、土俵上で見せる振る舞いがたびたび物議を醸してもいました。こうした背景もあってか、朝青龍の血を引く豊昇龍も土俵態度の悪さが目立つような力士になってしまうのではないかと今後を心配しているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 元横綱・北の富士氏も16日の『中日スポーツ』(中日新聞社/電子版)の記事内で「これは師匠がしっかり指導するべきだ。今のうちに直さなければ、面倒なことになりかねない」と苦言を呈している豊昇龍の振る舞い。豊昇龍を部屋で指導する立浪親方(元小結・旭豊)はきつくお灸をすえる必要があるかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月14日 15時35分
大関・貴景勝、突然のテーピングに心配の声 現役親方も「体の張りが全くない」と指摘、 古傷が爆発寸前で早くも休場危機?
二子山親方(元大関・雅山)が13日に自身のツイッターに投稿。12日から行われている大相撲9月場所で、カド番大関・貴景勝が連敗スタートを喫した要因を指摘しネット上で話題となっている。 二子山親方はこの日、自身のツイッターに「普段痛がらない貴景勝が7月場所の逸ノ城戦で首が相当痛そうな感じだった」、「今場所は勝星が上がってないから言う訳ではないが、体の張りが全くない」と投稿。貴景勝は先場所2日目の平幕(現小結)・逸ノ城戦で首を痛め3日目から途中休場したが、この故障が連敗スタートに影響しているのではないかと指摘した。 今場所の貴景勝は12日の初日に平幕・北勝富士、13日の2日目に平幕・霧馬山とそれぞれ対戦したが、どちらも立ち合いで圧力をかけられないまま引いてしまい押し出しで敗れている。本人は今場所前に「もう治っているし、怪我はもう関係ない」と首の故障は問題なく回復した旨を語ったことが伝えられているが、二子山親方は場所前の調整も満足にこなせないほど、貴景勝の首の状態は思わしくないのではとみているようだ。 >>照ノ富士快進撃の裏で体たらくな上位陣へ不満噴出 勝ち越し決定はまさかのゼロ、「貴景勝の離脱が痛すぎる」と嘆きも<< 二子山親方の投稿を受け、ネット上には「確かにこの2日間を見る限りでは明らかに力が入ってない気がする」、「2日とも立ち合い当たった後すぐに下がってるから、まだ首の痛みは消えてないのか」、「カド番だから多少の無理はするつもりかもしれないけど、潔く休場して来場所での大関返り咲きをかけるのも一手では」といった反応が寄せられている。 一方、「首の負傷はもちろんだけど、今日テーピング巻いてたのも気になる」、「首だけじゃなく両ひざにも痛みを抱えてそうで心配」、「もし首もひざも痛いってなったら勝ち越しは相当きついぞ」とひざへの不安を指摘するコメントも複数挙がった。 「貴景勝は初日の北勝富士戦では特にテーピングは巻いていませんでしたが、2日目の霧馬山戦では両ひざにテーピングを施した状態で出場。貴景勝は2019年に右ひざ、2020年に左ひざの靭帯をそれぞれ痛めていますが、これらの古傷も今場所に悪影響を及ぼしているのではと考えているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 2日目の取組後の報道によると、体の状態については「大丈夫です」と詳細は語らなかったという貴景勝。14日の3日目は因縁の逸ノ城が相手だが、周囲の不安を払しょくするような取組を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について二子山親方の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/futagoyama_sumo
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スポーツ 2021年07月16日 19時30分
照ノ富士快進撃の裏で体たらくな上位陣へ不満噴出 勝ち越し決定はまさかのゼロ、「貴景勝の離脱が痛すぎる」と嘆きも
15日に行われた大相撲7月場所12日目。幕内では計20番の取組が行われたが、最も話題となったのは大関・照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)の勝利だった。 前日まで「11勝0敗」と負けなしの照ノ富士はこの日、「6勝5敗」の小結・明生(立浪部屋)と対戦。立ち合い当たって突き放すと、中に潜り込もうと当たって離れてを繰り返す明生の動きにも冷静に対応。最後は明生の左下手を極めるように抱え込むと、寄り切りながら土俵外へ転がし勝利を収めた(決まり手は極め倒し)。 直後に横綱・白鵬も無傷の12連勝を決めたため優勝争い単独トップとはならなかった照ノ富士だが、15日の取組で後続とは3差となり今場所は優勝次点以上が確定。照ノ富士は西大関で臨んだ先場所で優勝しているため、“大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績”という横綱昇進条件を満たした。 >>関脇・照ノ富士、医者から余命宣告を受けていた?「2年近くで死にますよ」 大関から序二段転落の真相を明かし驚きの声<< 綱取りへ大きく視界が開けた照ノ富士に対し、ネット上には「条件は満たしたから場所後の横綱昇進は相当可能性が高くなったといえそう」、「ここから3連敗でもしない限りは綱取り成功か?」、「最終盤で失速したら印象悪くなりそうだし、気を抜かずに白鵬と最後まで賜杯を争ってほしい」といった反応が寄せられている。 一方、「照ノ富士の強さ以上に他の上位の弱さが気になる」、「新横綱を手繰り寄せるような照ノ富士の活躍は嬉しいが、それに比べて他の上位力士は体たらく過ぎないか」、「照ノ富士も白鵬も怪我持ちなのに全勝って、他の役力士は情けないと思わないのか」、「先場所照ノ富士と競った貴景勝の離脱が痛すぎる、怪我が無ければこんなことには…」と、他の上位力士への呆れ声も複数見受けられた。 「今場所は12日目終了時点で白鵬、照ノ富士が共に全勝をキープしていますが、その他の役力士は2ケタはおろか勝ち越しを決めている力士もゼロ。特に大関陣は朝乃山が不祥事で初日から休場すると、先場所に照ノ富士と優勝決定戦を戦い今場所も優勝候補と目された貴景勝も首の負傷で3日目から休場と早々に2名が不在に。残る正代も『7勝5敗』と優勝争いに全く絡んできていません。白鵬と照ノ富士は共に膝に爆弾を抱えながら全勝を続けているため評価しているファンは多いのですが、その一方でここまで両名に土をつけることができていない大関陣ら他の上位力士に『何をやってるんだ』と不満を抱えているファンも少なくないようです」(野球ライター) 今場所残りの3日間は白鵬が関脇・高安、正代、照ノ富士、照ノ富士が正代、高安、白鵬の順に対戦する予定となっている。全勝の両名とぶつかる高安、正代は上位力士としての意地を見せることができるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月24日 19時30分
大関・照ノ富士、優勝後の“ネガティブ発言”が物議「弱気過ぎだろ」 来場所の綱取りへ及び腰なワケは
9~23日に行われた5月場所を「12勝3敗」で制した大関・照ノ富士。優勝インタビューで口にした発言が、ネット上の相撲ファンの間で物議を醸している。 照ノ富士は22日の14日目まで「12勝2敗」と優勝争い単独トップだったが、23日の千秋楽で「11勝3敗」だった大関・貴景勝に敗れ優勝決定戦に持ち込まれてしまう。しかし、迎えた決定戦では立ち合いから圧力をかけ貴景勝を土俵際に追い込むと、押し返してきたところにはたき込みを合わせ勝利。先場所に続く2場所連続優勝を手中に収めた。 問題となっているのは、取組後の表彰式の中で行われた優勝インタビュー中に飛び出た発言。インタビュアーから「これで来場所は横綱昇進に挑む場所となりそうです」と話を振られた照ノ富士は、「(横綱は)なりたいからといってなれることではない。だからこそ(綱取りを)経験してみて、できたらできたでいいし、できなかったらできなかったでいい」とコメント。綱取りがかかる7月場所に向け消極的な姿勢をうかがわせた。 照ノ富士の発言を受け、ネット上には「2場所連続優勝なのにちょっと弱気過ぎだろ」、「優勝決定戦まで持ち込まれた後に踏ん張って優勝したんだから、もうちょっと自信を持ってもいいんじゃないか?」、「やけに慎重なのはコンディション面で不安があることの裏返しなんだろうか」、「できなかったでいいとか言わずになってくれないと角界の将来的にも困る」といった反応が多数寄せられている。 「照ノ富士は2011年5月場所で初土俵を踏むと、4年後の2015年5月場所後に大関昇進を果たすなど当初はスピード出世していた力士。しかし、2015年9月場所で右ひざ前十字靭帯断裂の大怪我を負うと、2017年7月場所では左ひざ半月板も損傷。この影響で同場所から10場所連続で負け越し・休場が続き、2019年3月場所までに序二段まで番付を落としました。また、照ノ富士は転落期間中に糖尿病、C型肝炎、腎臓結石といった内臓疾患にも苦しめられ、医者からは『このままいったら2年近くで死にますよ』と余命宣告のような言葉も受けていたそうです。そこから照ノ富士は徐々に番付を戻し横綱が目前というところまではい上がってきましたが、本人はいくら結果を残してもなお『いつ怪我が再発してもおかしくない』という不安をぬぐえていないのかもしれません。ただ、現在の角界は一人横綱・白鵬が7月場所の結果次第で引退と、横綱消滅が現実味を帯びている状況となっています。大関陣を見ても正代は先場所負け越し、今場所はわずか9勝と不振で、朝乃山も今場所中に不祥事が発覚し大関陥落は濃厚。また、貴景勝も今場所こそ優勝決定戦まで持ち込む粘りを見せましたが、先場所は10勝、先々場所は2勝と今一つ安定感に欠けています。そのため、横綱不在で後継候補も見当たらないという事態を避けるためにも、現状唯一の横綱候補といえる照ノ富士にはもっと強気に綱取りを狙ってほしいと願っているファンは多いようです」(相撲ライター) >>関脇・照ノ富士、医者から余命宣告を受けていた?「2年近くで死にますよ」 大関から序二段転落の真相を明かし驚きの声<< 2021年1月場所の貴景勝以来となる大関の綱取り。貴景勝は「2勝8敗5休」であえなく失敗となったが、照ノ富士は2場所連続優勝した勢いのまま成功させることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月04日 11時00分
崖っぷちの白鵬、なぜ「引退勧告」は出なかった? 北の富士氏もため息、ファン猛反発の判断を下した横審の思惑とは
2020年7月場所から2021年1月場所にかけ4場所連続で本場所を休場(途中休場含む)し、3月場所(3月14~28日)も16日の3日目から途中休場した横綱・白鵬。29日、その白鵬に横綱審議委員会が「注意」決議を継続することを決定したと複数メディアが報じた。 白鵬が3場所連続で本場所を休場した2020年11月場所後に、内規で定められている決議の中で2番目に重い『注意』決議を下した横審。その後、連続休場が5場所に延びたこと、19日に右ひざの手術を受け5月場所も休場濃厚となったことから「引退勧告」を決議するとの見方も強まっていた。ただ、報道によると29日に行われた定例会では、全会一致で注意の決議を継続するという結論に至ったという。 白鵬への引退勧告を見送った理由として、横審・矢野弘典委員長は“初場所の全休は新型コロナ感染によるもの”、“3月場所は2日間とはいえ出場の意欲を見せた”、“7月場所に進退をかける意思を明確にしている”という3つの点を挙げている。ただ、一部からはこの3点以外の理由もあったのではという見方もされている。 >>横綱・白鵬、2連勝からの休場は計算通りか 次の出場は7月場所に? 師匠が明かした今後に冷ややかな声<< 「横審定例会が開かれる5日前の24日、もう1人の横綱で3月場所まで5場所連続休場中だった鶴竜が現役引退を発表。これにより白鵬は一人横綱となりましたが、その状況で白鵬に引退勧告を決議すると、1993年1月場所以来、約28年ぶりに横綱空位時代を迎える可能性が濃厚となります。前回の空位時代は三役に曙(元横綱)や貴乃花(元横綱)といった有望な力士が複数在位し、実際に曙が5場所後に横綱昇進を果たし終止符を打ちました。ただ、今回は照ノ富士以外に横綱が狙えそうな役力士が見当たらず、その照ノ富士も両ひざの故障がいつ再発するか分からない状況。そのため、今後の角界への影響を考え、白鵬をひとまず“延命”させた可能性もゼロではないのではないでしょうか」(相撲ライター) 現在の角界は3月場所時点で貴景勝、朝乃山、正代の3名が大関に在位しているが、彼らが横綱に昇進するには“大関で2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績”という基準をクリアする必要がある。この1年の優勝力士の平均勝ち星が「12.8勝」ということを考えると、横綱の座を狙うには13勝以上の成績を安定して残さなければならない。 ただ、大関陣のこの1年を見ると13勝以上は貴景勝、正代がそれぞれ1回クリアしたのみで、朝乃山は12勝が最高。2ケタ以上に数字を下げると貴景勝、正代が3回、朝乃山が4回と全員年の半分以上は2ケタをクリアしているが、裏を返せば多くの場所で10、11勝止まりになっているともいえる。 なお、現大関陣に対しては、元横綱・北の富士氏が29日に「朝乃山、正代、貴景勝の3大関は、横綱が不在でも10勝が精いっぱいの実力でしかない」と苦言を呈したことも伝えられている。横綱経験者の同氏も、現大関陣の実力を物足りないと嘆いているようだ。 一方、3月場所を「12勝3敗」で制し5月場所から大関に復帰した照ノ富士は、再入幕した2020年7月場所から今場所まで13勝以上を2回クリアし優勝も2回記録。同期間は現大関陣にも勝ち越している(貴景勝2勝1敗、朝乃山5勝0敗、正代3勝1敗)ため、彼らを出し抜いて横綱昇進を果たす可能性は十分のようにも思える。 ただ、照ノ富士は2018年6月に手術を受けるなど両ひざに爆弾を抱えており、2020年9月場所では左ひざ関節症で13日目から途中休場をしいられてもいる。こうした故障のリスクを考えると、大関復帰後に順調に横綱を狙えるかは不透明といえるだろう。 以上を考えると、横審が白鵬に引退勧告を出さなかったのは“ポスト白鵬”が見当たらないまま、角界が横綱空位時代に突入することを避けたかったという見方ができる。また、近年の白鵬は休場の多さや取り口の荒さが批判されがちだが、史上1位の優勝44回を残る名横綱。3月場所前にはネット上に「白鵬が出るなら久しぶりに国技館に行こう」といった声も散見されたが、興行面も考えて注意決議の継続にとどめた可能性もあるかもしれない。 今回の決断に対しては、ファンから「いくらなんでも甘すぎる」、「ビシッとモノを言えないなら存在価値が無い」、「こういう弱気の判断を計算して白鵬も2日だけ出たんだろうな」といった批判も寄せられている。白鵬が7月場所で復活すれば判断は正しかったことになるが、果たして実際の結果はどうなるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年01月27日 20時30分
大関・貴景勝の故障休場を「言い訳にしか過ぎない」と叱咤 次場所の関脇転落も危惧? 貴闘力氏の主張に賛否
元関脇・貴闘力氏が26日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。10~24日に行われた大相撲1月場所で「2勝8敗5休」に終わった大関・貴景勝に苦言を呈した。 今回の動画で貴闘力氏は今場所の感想について複数力士の名を挙げながらトークを展開。その中で貴景勝の名を挙げ、怪我を理由に途中休場した点に苦言を呈した。 >>貴景勝の休場に「怪我なんてしてないだろ」疑問の声 3日目に左足首を故障も、取組直後から怪しい行動が?<< 綱取りをかけて今場所に臨んだものの9日目まで「2勝7敗」と大きく黒星が先行し、10日目からは左足首の故障を理由に休場した貴景勝。故障は3日目・北勝富士戦で敗れた際に負ったとされているが、貴闘力氏は「怪我はしているかもしれないけど、土俵に上がるということは(白星を狙わないといけない)、土俵に上がった瞬間(から)痛いとか悪いとかいうのは言い訳にしかすぎない」と、約1週間前の怪我を理由としたのは言い訳のようにしか感じなかったと苦言を呈した。 貴闘力氏は続けて、「(後で)『ここが痛かった、あそこが痛かった』って言うんならもう(最初から)休場しとけばいい」とコメント。怪我を押して出続けるくらいなら、最初から潔く休場を決断しておくべきだったと指摘した。 今場所の途中休場により、貴景勝は次場所となる3月場所は負け越せば関脇に転落するカド番として迎える。貴闘力氏は「3月までの間に調整することはいっぱいあると思うが、(まずは)基本に戻らなきゃいかん」、「大関だからって勘違いせずに、ぶつかりと四股をちゃんとすること(が一番大事)」と今回の結果を真摯に受け止め、基本的な稽古にどれだけ打ち込めるかが次場所のコンディション、そして成績を左右すると語っていた。 貴闘力氏は動画で今場所自身が注目した力士や番付編成会議への不満などについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「確かに10日目からの故障休場は成績不振の言い訳としか思えなかった」、「故障が悪化するリスクもあるわけだし、痛いなら痛いでさっさと休場するべきだったとは思う」、「いずれにせよ負け越した事実は変わらないから、カド番脱出へ向け自分を見つめ直してほしい」、「今場所は足が出てなくて手だけで押してる相撲が目についたから、やるべきは四股とすり足だな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「本当に怪我をしている可能性もあるのに最初から言い訳って決めつけるのは良くない」、「ぶつかり稽古や四股を頑張るだけで復調するとは思えない、走り込みで体重減らすとか取り口を変えるとかの方が大事な気がする」、「大関になってない元力士が現大関に文句つけたところで説得力がない」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 貴闘力氏は2010年6月、野球賭博に関与していたことが発覚し協会から解雇処分を受けたため2014年に角界入りした貴景勝と直接関係はない。ただ、貴景勝の前師匠である元貴乃花親方とは現役時代に同じ藤島部屋に所属した仲。弟弟子が育てた力士ということもあり貴景勝を叱咤激励したものと思われるが、果たして貴景勝は3月場所で復調を果たせるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について貴闘力氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCNxyWUfEIBTV4I1C9E4OyCg
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スポーツ 2021年01月23日 11時00分
綱取り失敗の貴景勝、プライベートにも原因? 魁聖・阿炎も低迷中、結婚後の力士に危惧されるデメリットとは
2020年11月場所を「13勝2敗」を制し、2021年1月場所で自身初となる綱取りに臨んだ東大関・貴景勝。しかし途中休場となり綱取りに失敗し、多くの相撲ファンを驚かせた。 貴景勝は10日の初日で小結・御嶽海に敗れると、翌日以降平幕の大栄翔、北勝富士、宝富士に敗れ4連敗。14日の5日目に平幕・琴勝峰を下して初白星を挙げたが、以降も「2勝3敗」と振るわず、19日の10日目からは左足首の負傷で今場所を途中休場した。 >>貴景勝の休場に「怪我なんてしてないだろ」疑問の声 3日目に左足首を故障も、取組直後から怪しい行動が?<< 貴景勝の成績不振、途中休場に対し、ネット上には「綱取りはおろかカド番になるとは思ってもみなかった」、「怪我は焦らずに治療して、来場所とりあえずカド番を脱出できるよう頑張って」といった反応が多数寄せられている。一方、一部では「成績不振には結婚の影響もあるのでは?」、「ゴールインしたことでちょっと気が緩んでるかもね」、「奥さんに構い過ぎて鍛錬を怠っていたと見られても仕方ない」といったコメントも見られた。 貴景勝は2020年11月場所後の会見で、場所前に結婚したことを公表した。同年、角界ではそれまでにも複数の力士が結婚を発表したが、貴景勝と同様に不振に陥っている力士がいる。 今場所東前頭16枚目の魁聖は、2020年6月20日に結婚していたことを翌月15日に発表。当時の報道によると、「勝ち越しができるように頑張ります。あと、コロナにならないように」と今後の抱負を語っていた。 ところが、魁聖は同年7月場所に6勝9敗、9月場所に7勝8敗、11月場所に6勝9敗と3場所連続で負け越し。さらに、今場所は場所前、所属する友綱部屋の力士1名の新型コロナ陽性が判明したため、濃厚接触の疑いがあるとして魁聖を含む部屋の全力士が全休をしいられている。 2020年6月24日に結婚した阿炎は、同月29日の結婚発表当時、東前頭5枚目と平幕上位にいた。次場所は三役復帰を狙うべく奮起するのではと期待するファンも多かった。 しかし、阿炎は次場所の7月場所で6日目まで「3勝3敗」と今一つだった上、場所前、場所中に知人・関係者と夜の接待を伴う飲食店を複数回訪れていたことが発覚し、同月25日の7日目から途中休場。日本相撲協会は阿炎が8月4日までに提出していた引退届を不受理とした上で、同月6日に「出場停止3場所、5カ月間報酬50%減額」という処分を下すことを決定。出場停止期間は今場所までだが、この間番付は幕下16枚目まで下落している。 結婚後は不振にあえいでいる魁聖、阿炎だが、結婚により住居が変わったことがデメリットをもたらしたという見方がある。角界では結婚した力士は部屋を出て近くのマンションなどで結婚相手と一緒に暮らすのが一般的だが、これにより親方の管理下から外れる時間が増えたことが稽古不足やはめを外す行動につながった可能性はある。 一方、2019年10月31日に婚約を発表し、2020年7月場所前に婚約者と結婚したことを8月6日に発表した高安は、結婚後に臨んだ7月場所で「10勝5敗」と記録し2019年7月場所以来1年ぶりとなる勝ち越し。その後も9月場所で「10勝5敗」、11月場所で「8勝7敗」と3場所連続勝ち越しを記録し、東小結で迎えた今場所も22日の12日目までに「7勝5敗」と勝ち越しに王手をかけている。 2017年7月場所から2019年11月場所まで大関に在位していた高安。本来の実力を考えると関脇以下の地位で勝ち越すのは当たり前ともいえるが、それまで1年勝ち越しがなかったことを考えると“内助の功”の影響は大きかったのかもしれない。 賜杯をつかんだ11月場所から一転、今場所は辛酸をなめた貴景勝。結婚が良い方向に出たのか、それとも悪い方向に出たのか、評価は3月場所以降の成績次第だが、好成績を挙げ「結婚して一段と強くなった」と周囲やファンに認めさせることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年01月19日 19時00分
貴景勝の休場に「怪我なんてしてないだろ」疑問の声 3日目に左足首を故障も、取組直後から怪しい行動が?
2020年11月場所を「13勝2敗」で制し、綱取りをかけて今場所に臨んでいた大関・貴景勝が、19日の10日目から休場すると複数メディアが報じた。 報道によると、貴景勝は12日の3日目・北勝富士戦で敗れた際に左足首を負傷。13日の4日目以降は怪我を押して出場していたが、9日目を終え「2勝7敗」となった18日夜に師匠の常盤山親方(元小結・隆三杉)に休場を申し出たという。また、常盤山親方が加療期間について「約3週間から1カ月弱」と口にしたことから、再出場する可能性も低いとみられている。 先場所を大関として制し、今場所、好成績で優勝を収めれば横綱昇進のチャンスという状況だった貴景勝。しかし、今回の休場で今場所の負け越しが確定したため、来場所の3月場所は負け越せば関脇に転落するカド番として迎えることとなった。 >>綱取り絶望の貴景勝、初日からタブーを犯していた?初挑戦は4日で終了、朝青龍・鶴竜らと明暗分かれたワケは<< 貴景勝の休場を受け、ネット上には「先場所と比べて明らかに様子がおかしいと思ったら故障してたのか」、「力無く負ける相撲が多すぎると感じてたけど、足首痛めてるなら力が入らなくて当然か」、「来場所はカド番だけど焦らずに治してほしい、まだ若い(貴景勝は24歳)から治りも早いはず」といった反応が多数寄せられている。 一方、「左足首の故障は成績不振の言い訳としか思えない」、「北勝富士戦はテレビで見てたけど、左足首気にするそぶりなんか見せてなかったぞ」、「4日目以降も足引きずったりテーピングしたりもしてないし、本当は怪我なんかしてないんじゃないか?」と疑問視し、反発するコメントも複数寄せられている。 「貴景勝は北勝富士の押しを受けた際に踏ん張っていた左足のつま先が滑り、その後左ひざから崩れ落ちるように体が落ちて敗戦。ただ、この後の貴景勝は左足首を気にするそぶりは見せないまま土俵を降り、花道を引き揚げる時も特に左足を引きずってはいませんでした。また、こうした故障を負ってもなお出場する場合はテーピングなどで患部をしっかり固めるのが一般的ですが、翌4日目から9日目まで貴景勝が左足首にテーピングを巻いて出場した取組はゼロ。そのため、休場の理由とした左足首の故障は成績不振の責任から逃れるための仮病ではないかと疑っているファンも少なくないようです」(相撲ライター) 一部では「故障が嘘だとしたらもちろんおかしいし、本当だとしてもそこから約1週間も強行出場を続けたのはおかしい」という声も挙がっている貴景勝。怪我を押した末の休場は、来場所にどのような影響を与えることになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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