堀田賢慎
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スポーツ 2022年07月22日 11時00分
巨人のコロナ大量離脱、中日の育成にも悪影響? 登板流れた若武者に期待されていた投球は
いったん、予告先発投手が発表された。巨人・堀田賢慎、中日・上田洸太朗。「見たかった!」。両投手の対戦が実現しなかったことが悔やまれる。 新型コロナウイルスの陽性判定が相次いだことを受け、巨人は改めてスクリーニング検査を実施した。その結果、新たに選手8人と一軍スタッフ2人の感染が確認された。 「7月22日からの中日3連戦は中止となりました。新たに選手8人の陽性判定者が報告された21日時点で、もうチームを編成することはほぼ不可能となりました」(ベテラン記者) >>巨人、コロナ大量離脱よりも深刻な問題アリ? 発表直前の試合で露呈した不安要素とは<< 同21日、NPBと12球団は緊急の実行委員会を開き、対応策を話し合っている。 3日間で67人の陽性判定者、うち選手は41人。支配下登録選手69人中34人が「陽性」と判定された巨人の報告を受け、出席者たちも「試合成立は不可能」と判断したそうだ。 会議後の会見で「他球団は二軍から選手を昇格させ、試合に臨んだが?」と公平性を疑う質問も出た。しかし、複数の関係者や各球団スタッフに確認すると、「中止」の提案をしたのは、巨人ではなかったそうだ。 「実行委員会が中止の結論を出す前に予告先発の投手が発表されました。巨人先発の堀田は、7月17日の二軍戦に先発登板しています。試合が行われていたら、『中4日』の強行登板となっていました」(球界関係者) とは言え、上田の先発と聞き、中日以外のプロ野球ファンも「見たい!」と思ったのではないだろうか。 「巨人には申し訳ないけど、上田がプロ初勝利を飾る可能性もありました」(プロ野球解説者) 上田はプロ2年目、2020年育成ドラフトで2位指名され、愛知県・亨栄高校から中日入りした。2年目の今季、立浪和義監督が一軍キャンプに抜てきしており、5月に支配下登録を勝ち取った。 「試合中止にならなければ、4度目の先発マウンドでした。貴重な左の先発投手になりつつある」(前出・同) プロ初登板がヤクルト戦での先発(5月12日)。5イニングを投げ、自責点3で敗戦投手になったが、決して内容は悪くなかった。 立浪監督がその評価を上方修正したのは、7月15日の阪神戦。6イニングを投げ、自責点2でやはり勝てなかったが、13者連続で出塁を許さなかった。圧巻だったのはトラの4番・佐藤輝明との対戦だ。3打数ノーヒット、2打席連続で三振を奪っている。 「前回登板が15日、つまり、中6日での登板となる予定だったので、立浪監督は上田を先発ローテーションに加えました」(前出・同) 上田の真っ直ぐは140キロ台だが、スライダー、カットボール、カーブなどの変化球を織り交ぜ、対戦するバッターは数字以上の速さを感じているようだ。 「巨人の先発は堀田。若武者同士の力感のある投げ合いになっていたはず」(地元メディア) “左のエース候補”のプロ初勝利を見たかったのだが…。 蛇足になるが、亨栄高出身の左腕と言うと、近藤真市が思い出される。近藤もプロ初勝利が巨人戦、それもノーヒットノーランの快挙達成だった。コロナ禍は若武者の飛躍のチャンスも奪ってしまった。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年03月17日 19時30分
巨人・堀田に「反省の色が見えない」批判相次ぐ 死球直後の“ニヤニヤ謝罪”が物議、報復死球を疑う声も
16日に行われたオープン戦・巨人対中日戦。「4-0」で巨人が勝利したこの試合で、巨人のプロ3年目・20歳の堀田賢慎が見せた表情がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-0」と巨人1点リードで迎えた5回裏に見せた表情。この日先発を務め4回まで「無失点・被安打2」と好投していた堀田は、勝利投手の権利がかかる5回も続投。先頭・高橋周平を二ゴロに打ち取り幸先よく1アウトを奪ったが、続く阿部寿樹には背中に死球を与えた。 死球後、マウンドには目を向けずに一塁に歩き出した阿部に向かい、堀田は帽子を取りながら頭を下げ謝罪。この直後、中継カメラには堀田の表情がアップで映し出されたが、堀田は苦笑いのような表情を浮かべながら帽子をかぶり直していた。 >>巨人・菅野が堀田に「何やってんだよ!」と厳しく注意? 本拠地デビュー直前の練習動画が話題、 大ブレークを願う“親心”の表れか<< この堀田の表情を受け、ネット上には「死球当てといてヘラヘラするのは不快、反省の色が見えない」、「当てたこと自体はまあ仕方ないが、その後に笑みを見せられるとめちゃくちゃ腹立つ」と怒りの声が相次いだ。一方、「これ吉川がぶつけられたことへの報復死球なんじゃないか」、「そんなことは無いんだろうけど、直前に同僚が死球当てられてるからどうしても報復ではって邪推してしまう」と報復死球ではないかという見方も多数みられた。 「4回表1死の場面では、中日先発・松葉貴大が巨人・吉川尚輝に対し背中に死球を与えています。松葉は神妙な表情を浮かべながら帽子を取って吉川に頭を下げ、吉川も特に大事には至らずそのままプレーを続行しました。この死球の直後に堀田がほぼ同じような内容の死球を与えたことから、吉川が当てられたことへの報復死球ではと疑っているファンも少なからずいるようです。ただ、松葉の死球は負傷にはつながっておらず本人もしっかり謝罪しているため、報復を仕掛けるレベルなのかと言われると疑問もありますが…」(野球ライター) 試合後、阿部への死球についてのコメントは特に伝えられていない堀田。阿部に死球を与えた真相は不明だが、多くのファンをざわつかせたことだけは確かなようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年03月04日 15時30分
巨人・菅野が堀田に「何やってんだよ!」と厳しく注意? 本拠地デビュー直前の練習動画が話題、 大ブレークを願う“親心”の表れか
巨人の球団公式YouTubeチャンネルに、プロ10年目・32歳の菅野智之が登場。3日に投稿された動画内での発言がネット上で話題となっている。 今回の動画ではプロ3年目・20歳の育成投手・堀田賢慎が、2日のオープン戦・西武戦(東京ドーム)で本拠地初登板・初先発に臨むまでの一部始終に密着。練習前に「今できる、今出せる力をしっかり出して、いい投球ができるように頑張りたいです」と意気込みを語った堀田は、短距離ダッシュやキャッチボールなどで調整を行った。 その練習途中、堀田は近くで練習していた菅野から「賢慎先発だろ? 早く(練習)あがれよ! 何やってんだよ!」と注意され「すみません」と謝罪。同じく堀田のそばで練習していた高梨雄平が「(先発投手の)スケジュールがまだ分からないんじゃないですか?」と堀田をフォローしたが、菅野は「初めて見たよ、先発投手でこんなに長く(練習に)いる人」と苦笑交じりに返した。 >>巨人・菅野に「4回も故障するんだったら辞めたら」 球界OBの“引退要求”に批判相次ぐ、原監督にも辞任すべきと主張?<< ただ、菅野はこの後「早くあがり過ぎるとちょっと不安です」と言う堀田に、「だとしたら早くあがって、試合前にそういうアジリティをやった方がいいよ」と時間の使い方についてアドバイス。合わせて「頼むよ賢慎! これから巨人を背負って立つんだから」と発破をかけ、これを聞いた堀田はすぐに練習を切り上げた。 菅野と堀田のやりとりを受け、ネット上には「動画じゃ分からないけど、堀田は一体どれだけの時間練習してたんだ」、「キャンプ期間から何回か先発で投げてるのに、誰も堀田に時間の使い方教えてなかったのか?」と驚く声が寄せられた。一方、「菅野は堀田を将来エースになるって見込んでるから、下手に怪我とかしてほしくないんだろうな」、「これは菅野の優しさだと思う、堀田はトミージョン経験者でもあるし」と背景を推測するコメントも多数みられた。 「堀田は2020年4月に右ひじのトミー・ジョン手術を受けた影響で現在は育成選手ですが、元々は2019年ドラフト1位と高評価を受けて巨人入りしました。菅野もかねて『将来巨人の18番をつける』とエース候補として大きな期待を寄せており、今回の動画内でも『僕のイチ押し』と発言しています。そのため、菅野は堀田がオーバーワークで状態を落とさないようにあえて厳しい言葉をかけたのだろうとみているファンは少なくないようです」(野球ライター) 2日の試合では「3回無失点・被安打1・与四死球0」とほぼ完ぺきな投球を見せた堀田。菅野から有効な時間の使い方を教えてもらったことも好投に繋がったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について読売ジャイアンツの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCXxg0igSYUp0tqdd6luPEnQ
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スポーツ 2022年02月19日 11時00分
巨人、平内の炎上は“暗黒時代”到来の前触れか 翁田の今後にも悪影響? 球団が抱える根深い問題とは
15日に行われた練習試合・巨人対日本ハム戦。「5-8」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ2年目・23歳の平内龍太の投球だった。 平内は「3-3」と両チーム同点の9回表に5番手として登板したが、先頭から連打を浴びるなどし1死一、二塁のピンチを招くと、水野達稀にタイムリー二塁打を打たれ勝ち越しを許す。さらに、その後も野村佑希、万波中正、杉谷拳士に3連打を浴び、「1回5失点・被安打6」と散々な内容に終わった。 敗戦につながった平内の投球を受け、ネット上には「完全な独り相撲で試合が壊れた」、「何しに出てきたんだってレベル」と批判が相次いだ。一方、「最近の巨人のドラ1投手はこんなのばっかだな」、「平内も含めて、今一つのドラ1投手が多いから嫌気がさしてくる」という厳しい声も多数みられた。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< 巨人は2016~2020の5年間で、鍬原拓也(2017)、高橋優貴(2018)、堀田賢慎(2019)、平内(2020)と4名の投手をドラ1として指名している。ただ、現在一軍戦力となっているのは、昨季「27登板・11勝9敗・防御率3.39」と2ケタ勝利をクリアした高橋のみ。他3名は鍬原が通算2勝、堀田、平内が0勝とほとんど実績を残せていないため、「ドラ1なのに期待外れだ」と不満を募らせているファンも少なくないようだ。 「巨人が直近5年でドラ1指名した4投手ですが、平内は外れ1位、鍬原、高橋、堀田の3名は外れ外れ1位として指名されています。そのため、ファンの間では本来はドラ1レベルではない実力の投手を“高値づかみ”しているのではと、球団フロント・スカウトのドラフト戦略が疑問視されています。また、平内はドラフト年の春、鍬原、堀田はドラフト翌年の新人合同自主トレ中にそれぞれひじの故障に見舞われていますが、こうした不安要素を見抜けていない、適切な対策を取れていないことも苦戦の一因ではという指摘も散見されます」(野球ライター) こうした意見に加え、巨人はFAなどの補強に積極的な球団体質から、既存選手の出番が補強選手に奪われ育成が滞っている面もあるという見方もされている。今オフはFA補強は特に行っていないが、ドラ1投手らを大きく育てたいならこの路線をしばらく継続する必要もあるかもしれない。 なお、巨人は2021年ドラフトでは投手の翁田大勢(登録名は大勢)を1位指名しているが、翁田は同年春に右ひじ炎症、右ひじ疲労骨折と相次いで故障に見舞われていることから、指名当初は「最近のドラ1みたいに、翁田も入団直後から下降線を辿るのでは」と懐疑的な声が挙がっている。指名後の翁田は今年1月末に新型コロナに感染したものの、それ以外に目立ったアクシデントはないが、先輩ドラ1たちのせいで過小評価を受けている状況だ。 一般的にドラフトは1年先、5年先のチーム戦力を左右する最も大事な要素とされており、特にドラ1選手には次代の中心選手候補として大きな期待がかけられる。そのドラ1たちが苦戦続きの巨人はこのままなら暗黒時代が到来する可能性もあり得るため、既存ドラ1の育成・体調管理や新規ドラ1の人選については早急に策を打つ必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月18日 11時00分
巨人・原監督、元ドラ1・堀田の支配下復帰に苦悩? 好アピール続く一方で浮上する難題とは
将来のエースに相応しい背番号とは…。 原巨人がメジャー通算46勝のマット・シューメーカー投手(右投右打)との契約合意を発表したのは、2月15日だった。近年は故障も多く、「ピーク」を過ぎた感もあるが、「巨人入りをラストチャンスと捉えている。復活への意気込みはホンモノ」と米メディアが伝えていた。経験豊富な右腕が日本で蘇れば、V奪回の大きな戦力となるだろう。 >>巨人・平内の投球に「何しに出てきたんだ」怒りの声 解説は岸田に「考えて」と苦言、敗戦を招いた大炎上が物議<< 「シューメーカーの背番号は『99』に決まりました」(スポーツ紙記者) 同投手の加入で、巨人の支配下登録選手は61人となった。 原辰徳監督は「頑張った、力がある人に(一軍として)東京ドームで暴れるチャンスが…」と、あえて支配下枠を多めに空けて、キャンプ、オープン戦に臨むビジョンを語っていた。育成選手たちの成長に期待していたのだが、一軍戦に出場できる上限数は70人。「あと9人」となったわけだ。 その「残り9枠」を争うサバイバルレースだが、支配下昇格(2020年オフ支配下から降格)は「時間の問題」と言われているのが、堀田賢慎投手だ。 「育成選手である堀田の現在の背番号は、『032』。ドラフト1位指名された19年に渡された背番号は『32』。支配下に復帰する時は、『32』を再びつけると思われましたが」(前出・同) 現在、その「32番」は、廣岡大志内野手がつけている。 おそらく、堀田には「32番」に強い愛着はないはず。「支配下に復帰できるのなら、何番でもいい」の心境だろうが、こんな指摘も聞かれた。 「将来のエースに相応しい背番号が空いていません。菅野智之も認めた逸材です」(球界関係者) 背番号の空き番号(永久欠番除く)を調べてみると、一番若いのは「7」。その後は「46」「59」「61」となる。90番台もいくつか空いていたが、将来のエースに相応しい番号は見当たらなかった。「かつて、坂本勇人が『61』をつけていました。“出世番号”として継承されるのも面白いですが、野手のイメージも強い」(前出・同) 堀田を支配下に復帰させる際、原監督は背番号で悩むことになりそうだ。 「堀田は右肘にメスを入れているで、今年は慎重に使っていきたいと思っているはず。救援ではなく、登板間隔を決められる先発での起用となるでしょう」(前出・スポーツ紙記者) 2月17日、堀田は千葉ロッテと練習試合では満塁のピンチも招いたが、菅野も認めた剛速球で2者連続三振に斬ってみせた。 小雨も降っていて、ちょっと肌寒かったが、ネット裏には他球団のスコアラーたちが陣取っていた。堀田を戦力として“警戒”しているのだろう。入団してすぐに故障、背番号でもゴタゴタしそうだが、一軍デビューは“大舞台”が用意されそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年01月25日 11時05分
巨人・元ドラ1堀田、「ビエイラよりも速い」? 支配下復帰間近か 起用面では気がかりな点も
2022年巨人春季キャンプは“若手中心”となる。「一軍メンバー」に振り分けられた選手26人のうち、移籍選手を含めて12人が初めての招集となった。 >>巨人・小林の“特別待遇”返上が井納に飛び火?「見習って拒否すべき」S班入りに不満相次ぐ、球団は“言い訳封じ”を画策か<< そんな世代交代を加速させようとしている原巨人の中で、興味深い情報も流れていた。2019年ドラフト1位投手、3年目の堀田賢慎のことだ。 「チームメイトのビエイラや千葉ロッテの佐々木朗希よりも(直球が)速いんじゃないかって…。データがあってそう言われているのではありません。でも、対戦したバッターたちはそう感じているようです」(球界関係者) 堀田はルーキーイヤーの20年、それも1月の新人自主トレ期間中に右肘の違和感を訴え、トミー・ジョン手術を受けた。1位指名投手の離脱にGファンもガッカリだったが、昨秋のフェニックスリーグでは三振の山を築き上げ、今季一番の期待の星として、注目を集めている。 堀田も一軍キャンプ初招集の12人に含まれている。 「立場的にはまだ育成選手ですが、支配下選手への復帰は時間の問題。順調にキャンプ、オープン戦を終えれば、開幕一軍は必至。先発ローテーション入りも争うかもしれませんよ」(プロ野球解説者) 昨秋、好投した時点で「22年の要注意投手」と他球団も見ていたが、こんな評価も聞かれた。 「スピードガンでは計測できないスピードがあるんです。堀田の投げるストレートは、打者の手元でさらにワンランク加速してくるんです。それも、低めのストレートで。フェニックスリーグで対戦したバッターたちはそんな印象を受けたそうです。バッターボックスに立った時、ビエイラや佐々木よりも速いと感じるようです」(前出・球界関係者) 球質は異なるようだが、堀田のストレートは、ビエイラ、佐々木といった“NPBのスピード王”に対抗できるレベルにあるようだ。 原辰徳監督は「力が五分でなら、実績ではなく、若い選手を使う」と言っていた。今回の投手中心の一軍キャンプではまだ覚醒していない若手を鍛え上げるプランもあるはず。しかし、この堀田や同じく学生時代にトミー・ジョン手術を受け、ルーキーイヤーの昨季を棒に振った山崎伊織など、「計算の立つ若手がいる」とも見ているのではないだろうか。 前出のプロ野球解説者がこう続ける。 「堀田、山崎らは一軍で起用すると聞いています。でも、昨年のヤクルトの高津臣吾監督を模倣すると思われます。高津監督は20歳の奥川恭伸を先発させる時、『中10日』の間隔を空けていました。大事に、大事に、怪我をさせないように…」 先発ローテーションの中に、登板間隔の異なる投手を加えた高津采配には、巨人首脳陣も影響を受けたようだ。 昨季、原監督は小刻みに中継ぎ投手を投入させていく継投策を定着させた。堀田、山崎を100球前後で交代させるとしたら、リリーフ陣は今年も大忙しだ。期待の若手投手たちが活躍できるかは、救援陣の“スタミナ次第”とも言えそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月11日 20時20分
巨人、ドラフト1位の人選に不満の声「何を考えてるのか」 堀田・平内の二の舞に? 指名直後の酷評に苦言も
11日に行われた今年のドラフト会議。本指名では総勢77選手が各球団から指名を受けた中、現在セ・リーグ3位の巨人が翁田大勢(関西国際大)を1位指名したことがネット上で物議を醸している。 >>巨人・中田が原因説浮上? 石井コーチの三軍送りに憶測の声、異例の配置転換が「原監督と揉めたのか」と勘繰られるワケは<< 同日17時にスタートしたドラフト会議の1巡目指名で、巨人は最初に隅田知一郎(西日本工業大)を1位指名。ただ、隅田は巨人の他にヤクルト、広島、西武も1位指名しており、4球団による抽選の結果西武が当たりクジを引き当てたため指名に失敗。その後行われた外れ1位指名で、巨人は翁田を単独指名し交渉権を獲得した。 翁田はドラフト会議前の報道で、隅田、廣畑敦也(三菱自動車倉敷オーシャンズ)と共に巨人の1位指名候補に挙げられていた最速157キロ右腕。球団としては納得の指名のようで、原辰徳監督も交渉権獲得直後に「右では翁田君を1位で評価していた。そういう点では非常に満足しています」と語ったことが伝えられた。 しかし、ネット上には獲得を喜ぶ声以上に「またドラ1で故障歴のある投手を指名してで冗談抜きで笑えない」、「原監督はなんで満足してるのか、何を考えてるのかよく分からないな」、「翁田くんにはもちろん頑張って欲しいんだけど、ここ最近のドラ1がパッとしないのを考えると不安だな」、「堀田(賢慎)とか平内(龍太)みたいに、翁田も入団直後から下降線を辿るとしか思えない」と指名を疑問視するコメントが複数挙がった。 「翁田は昨年3月に阪神二軍との練習試合で『4回2失点・被安打3・5奪三振』と好投を見せ注目を集めましたが、その後は右ひじ炎症、右ひじ疲労骨折と相次いで故障に見舞われた投手。こうした故障歴があることから、即戦力としての期待以上に故障再発に心配を募らせるファンは少なくないようです。なお、巨人は2019年のドラ1・堀田賢慎が入団直後の2020年1月に右ひじ炎症を発症すると、同年4月にはトミー・ジョン手術を受け長期離脱し、2021年8月末にようやくプロ入り後初の実戦登板を果たしたばかり。2020年のドラ1・平内龍太も同年春に右ひじのクリーニング手術を受けた影響を引きずったのか、今季は『3登板・0勝3敗・防御率14.40』とほとんど結果を残せず5月中旬から二軍暮らしが続いています。直近のドラ1が相次いで苦戦していることも、翁田の指名が疑問視される一因となっているようです」(野球ライター) 一部からは「指名したばかりなのにもう翁田投手を外れ扱いするのは違うだろ」と、指名を疑問視する声への苦言も挙がっている翁田。現時点では賛否の分かれる指名となっているが、プロ入り後の活躍で評価を覆すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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