ドラフト会議
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スポーツ 2021年10月13日 11時30分
オリックス中嶋監督ドラフト1位、椋木蓮を「高い能力を持つピッチャー」と評価!
プロ野球ドラフト会議が11日、都内のホテルで行われた。10日の時点での順位が指名順に反映されており、オリックスは12球団の最後に指名となったが、東北福祉大の右腕、椋木蓮を一本釣りしている。 中嶋聡監督は「ボールの強さがあり、スライダーのキレもある。高い能力を持つピッチャー。全ての可能性を持っている。投げているのを見て考えたい。エース候補として考えている」と指名直後にコメント。期待を寄せていた。 オリックスが指名した選手と担当スカウト、スカウトの評価は次の通りだ。1位椋木 蓮(むくのき れん)投手右投 右打東北福祉大学担当スカウト上村和裕MAX154キロの伸びのあるストレートと斜めに鋭く曲がるスライダーが武器。先発でもリリーフでも対応でき、1年目からフル回転の活躍が期待される即戦力投手。2位野口 智哉(のぐち ともや)内野手右投 左打関西大学担当スカウト谷口悦司走攻守全てのレベルが高く、大学1年から日本代表候補に選ばれた身体能力を持つ。アマチュア球界№1の肩の強さを活かした守備にパワフルな打撃も魅力の選手。オリックスJr.出身。3位福永 奨(ふくなが しょう)捕手右投 右打國學院大学担当スカウト小松聖・上村和裕抜群のキャプテンシーでチームを勝利に導き、安定したスローイングと長打力のある打撃が魅力。視野も広く、将来的にはチームを引っ張る主力捕手としての期待も大きい選手。4位渡部 遼人(わたなべ はると)外野手左投 左打慶應義塾大学担当スカウト早川大輔1塁駆け抜け3.7秒の俊足が魅力で、外野手としての捕球センスも抜群。将来的にはレギュラーも狙える好素材。5位池田 陵真(いけだ りょうま)外野手右投 右打大阪桐蔭高校担当スカウト谷口悦司無駄な動きが無く、インパクトに爆発的な力を伝えられるスイングで、センターから右方向へも本塁打が打てる。緊張したことが無いというメンタルの強さが、チャンスの場面でもアグレッシブなプレースタイルを可能にしている。オリックスJr出身。6位横山 楓(よこやま かえで)投手右投 両打セガサミー担当スカウト上村和裕コンパクトなテイクバックからスピンの効いたMAX153キロのストレートとキレのある変化球で空振りが取れるパワーピッチャー。7位小木田 敦也(こぎた あつや)投手右投 右打TDK担当スカウト上村和裕ストレート、スライダーのキレで空振りが取れる。即戦力としての期待がかかる実戦派右腕。育成1位山中 尭之(やまなか たかゆき)外野手右投 右打茨城アストロプラネッツ担当スカウト上村和裕持ち前のフルスイングから放たれる長打力が魅力。将来の大砲候補。2位園部 佳太(そのべ けいた)内野手右投 右打福島レッドホープス担当スカウト小松聖逆方向にも大きい当たりを放つなど、長打力が魅力の内野手。3位大里 昂生(おおさと こうせい)内野手右投 左打東北福祉大学担当スカウト上村和裕内外野を守れるユーティリティプレイヤー。ボールへのコンタクト、選球眼に優れており、出塁率が高い選手。球団は今後、交渉権を獲得した選手に指名挨拶をした上で、仮契約を締結。12月中旬以降に新入団選手発表会見が行われる見込みだ。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2021年10月12日 20時30分
中日、立浪氏への監督要請報道に「ドラフトは布石だったのか」の声 ファンを驚かせた異例の指名戦略、新体制移行の前兆だった?
10日終了時点で「52勝67敗16分・勝率.437」とセ・リーグ5位に沈む中日。12日、来季監督として、野球解説者の立浪和義氏(元中日)に就任要請を出したと複数メディアが報じた。 >>中日・与田監督が審判に激怒「ファンも納得しない」 ずさんな仕事に加え嘘も? 3日間に及んだミスジャッジ騒動<< 報道によると、2019年から中日を指揮している与田剛監督が、9月末頃に成績不振を理由として球団側に今季限りでの退任を申し出たとのこと。これを受け入れた球団は新監督の人選を進め、12日に立浪氏に監督就任を要請。立浪氏も受諾へ前向きな意向を示している。 現在52歳の立浪氏は現役時代に中日一筋(1988-2009/2008-2009は打撃コーチ兼任)でプレーし、「2586試合・.285・171本・1037打点・2480安打」といった通算成績をマーク。長らくチームの主軸を張り、ファンの間では“ミスタードラゴンズ”と呼ばれるほどの人気を誇った。引退後は野球解説者としてテレビやラジオなどで活動する傍ら、2013年WBCでは打撃コーチとして侍ジャパンに帯同。また、今春の中日キャンプでは臨時コーチとして選手たちを指導している。 立浪氏への就任要請報道を受け、ネット上には「来年は立浪を次期監督に据えるのか、親会社メディアの中スポ(中日スポーツ)も報じてるからこのまま決定っぽいな」、「与田監督は去年結果出した(8年ぶりのAクラス)とはいえ、一昨年と今年はBクラスだから責任感じてたのかな」、「春季キャンプで臨時コーチしてたから近々帰ってきそうな感じはあったけど、いざそうなるとワクワクするな」といった反応が寄せられている。 一方、「昨日のドラフトは立浪監督就任への布石だったのか? 随分野手を獲ってて驚いたけど」、「表向きはドラフト後に就任要請したって話だけど、立浪さんを監督にすることをある程度想定して野手を多めに確保した可能性もありそう」、「立浪さんが数日前にテレビで推してたブライトも1位指名してるしなあ」と、前日11日に行われたドラフト会議を絡めたコメントも複数挙がった。 「中日は今年のドラフトで投手1名、野手5名の計6名を本指名していますが、野手を5人も指名したケースは過去5年間で一度もなし。また、1位指名には立浪氏が9日に出演した『ドラHOT+』(東海テレビ)で、『鍛えればすごくいい選手になる』と素質を評価した上武大・ブライト健太を選んでもいます。一部ファンの間ではこれらの点を踏まえ、球団が今ドラフトで野手を重点的に指名したのは、現役時代は野手で今春も臨時コーチとして野手陣を指導した立浪氏を次期監督とすることを織り込んだ上での戦略だったのではないかという見方が浮上しています」(野球ライター) レギュラーシーズンの終了を待って、新監督就任が正式発表される見込みと伝えられている立浪氏。2011年を最後にリーグ優勝から遠ざかるチームをどのように率いていくのかは大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年10月11日 20時20分
巨人、ドラフト1位の人選に不満の声「何を考えてるのか」 堀田・平内の二の舞に? 指名直後の酷評に苦言も
11日に行われた今年のドラフト会議。本指名では総勢77選手が各球団から指名を受けた中、現在セ・リーグ3位の巨人が翁田大勢(関西国際大)を1位指名したことがネット上で物議を醸している。 >>巨人・中田が原因説浮上? 石井コーチの三軍送りに憶測の声、異例の配置転換が「原監督と揉めたのか」と勘繰られるワケは<< 同日17時にスタートしたドラフト会議の1巡目指名で、巨人は最初に隅田知一郎(西日本工業大)を1位指名。ただ、隅田は巨人の他にヤクルト、広島、西武も1位指名しており、4球団による抽選の結果西武が当たりクジを引き当てたため指名に失敗。その後行われた外れ1位指名で、巨人は翁田を単独指名し交渉権を獲得した。 翁田はドラフト会議前の報道で、隅田、廣畑敦也(三菱自動車倉敷オーシャンズ)と共に巨人の1位指名候補に挙げられていた最速157キロ右腕。球団としては納得の指名のようで、原辰徳監督も交渉権獲得直後に「右では翁田君を1位で評価していた。そういう点では非常に満足しています」と語ったことが伝えられた。 しかし、ネット上には獲得を喜ぶ声以上に「またドラ1で故障歴のある投手を指名してで冗談抜きで笑えない」、「原監督はなんで満足してるのか、何を考えてるのかよく分からないな」、「翁田くんにはもちろん頑張って欲しいんだけど、ここ最近のドラ1がパッとしないのを考えると不安だな」、「堀田(賢慎)とか平内(龍太)みたいに、翁田も入団直後から下降線を辿るとしか思えない」と指名を疑問視するコメントが複数挙がった。 「翁田は昨年3月に阪神二軍との練習試合で『4回2失点・被安打3・5奪三振』と好投を見せ注目を集めましたが、その後は右ひじ炎症、右ひじ疲労骨折と相次いで故障に見舞われた投手。こうした故障歴があることから、即戦力としての期待以上に故障再発に心配を募らせるファンは少なくないようです。なお、巨人は2019年のドラ1・堀田賢慎が入団直後の2020年1月に右ひじ炎症を発症すると、同年4月にはトミー・ジョン手術を受け長期離脱し、2021年8月末にようやくプロ入り後初の実戦登板を果たしたばかり。2020年のドラ1・平内龍太も同年春に右ひじのクリーニング手術を受けた影響を引きずったのか、今季は『3登板・0勝3敗・防御率14.40』とほとんど結果を残せず5月中旬から二軍暮らしが続いています。直近のドラ1が相次いで苦戦していることも、翁田の指名が疑問視される一因となっているようです」(野球ライター) 一部からは「指名したばかりなのにもう翁田投手を外れ扱いするのは違うだろ」と、指名を疑問視する声への苦言も挙がっている翁田。現時点では賛否の分かれる指名となっているが、プロ入り後の活躍で評価を覆すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年10月28日 21時30分
元MLB・田沢の指名漏れに上原氏が指摘 低評価の理由は“実績”? ドラフトの“縛りルール”にも疑問
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が、28日に自身の公式ブログに投稿。26日に行われたドラフト会議でBC埼玉・田澤純一が指名漏れしたことについて持論を展開した。 これまでレッドソックス(2009-2016)、マーリンズ(2017-2018)、エンゼルス(2018)、BC・埼玉(2020-)でプレーしている34歳の田澤は、MLBで「388登板・21勝26敗89ホールド4セーブ・防御率4.12」といった数字を残したリリーフ右腕。ドラフト前は指名を受ける可能性も十分にあるとみられていたが、いざ迎えた当日は育成を含めどの球団からも指名されなかった。 >>元MLB・田澤の指名漏れに「何か絶対ある」元巨人・笠原氏の投稿が物議“買い手無し”の原因はNPBの圧力?<< その田澤と2013~2016年にかけレッドソックスで共にプレーした上原氏は、指名漏れについて「5位ぐらいにどこかの球団にって思ってたんだけど、やっぱり年齢がネックになってたのかな」、「独立リーグでの成績も気にはなってましたが...圧倒的な数字を残してたなら、もしかしたら指名されてたかも」と指摘。34歳という年齢や、「16登板・2勝0敗・防御率3.94」という独立リーグでの成績が各球団の評価に響いたのではと分析した。 上原氏は続けて、「ドラフトにかけて獲得して、もし成績を残さずにすぐクビっていうわけには球団側もできないだろうし...今までドラフト指名された選手が一年でクビなんて聞いたことないし」とコメント。他の指名対象選手とは違い田澤は既に実績があるだけに、獲得後に不振だった場合の扱いをリスクと捉えた球団もあったのではと推測した。 指名漏れについては理解を示した上原氏だが、一方でNPB経験のない日本国籍選手がNPB入りするにはドラフトを介する必要がある現行制度を疑問視。「高卒や大卒の選手とは違うと思うんです。獲得したい球団との交渉をするべきだと思う」、「単年契約だったら、球団も成績を残さなければ、シーズン後に更新しないっていうことがやりやすくなると思うんですが...」と、“縛りルール”がなければ田澤の獲得に動く球団もあったのではと主張した。 今回の投稿を受け、ネット上には「やっぱり年齢と成績が響いたと思う、どちらかが良いだけでも指名はされてた気がする」、「引退しててもおかしくない年齢だから、各球団の評価がシビアになるのは致し方ないのでは」、「ドラフトに掛けずに済むならまた話は違っただろうな」、「現行制度がなければNPB入りできたかってというとそれもまた違う気がするが…」といった反応が多数寄せられている。 13日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画でも、「なんでタズ(田澤の愛称)はドラフトにかけなアカンの?」、「12球団(の中)で欲しいところがあれば、(ドラフトを介さず)そこと契約(できるように)するべきだと僕は思う」と現行制度を疑問視している上原氏。田澤が指名漏れしたことで、その思いはさらに強くなったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ブログよりhttps://www.koji-uehara.net/上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年10月27日 11時40分
DeNA、ドラフト戦略の肝は“会場外”にアリ? ポスト山崎を支配下指名しなかったワケ
“新監督”に課せられたのは、新クローザーの育成のようだ。 10月26日、プロ野球・ドラフト会議が行われ、横浜DeNAベイスターズは東京六大学の好投手・入江大生(明大)を1位指名した。指名の重複を嫌う“DeNAらしい選択”だったが、同日、会場入りしていた他球団の関係者たちは「クローザータイプを獲ると聞いていたけどな」と首を傾げていた。 >>DeNA・オースティン、今オフメジャーに帰還?上層部の意味深行動は激震の前触れか<< 入江は先発タイプの右腕だ。今季、V候補にも挙げられていたDeNAが巨人独走を許した最大の敗因は、クローザー・山崎康晃の不振。勤続疲労が招いた不振とも指摘されており、 「クローザーの務まるピッチャーを指名し、山崎の負担を減らす。山崎が復活できない場合もあるので」 と、DeNAのドラフト戦略を語る声が各方面から出ていたのだ。 しかし、今年は4人の投手を指名したが(支配下)、そのタイプはいない。いや、“次期指揮官”三浦大輔・現二軍監督に託されたようだ。 「クローザーが務まるとしたら、育成枠で1位指名した左腕・石川達也(法大)ですよ。対戦バッターに向かっていくタイプ」(アマチュア野球担当記者) 石川はドラフト上位候補だったが、4年生最後の春季大会は欠場している。左手首を故障したためで、秋季大会も“試運転”といった感じ。3年時までとは異なり、ストレートも130キロ台しか計測されていない。「故障が完治すれば」という期待を込め、かといって、完全復活に確証がない以上、人数に制限のある支配下枠に入れるのはキケンということで、育成枠での指名になったそうだ。「山崎の復活に期待する首脳陣も少なくありません。山崎、石川の復活を同時に進めていくことになりそう」(プロ野球解説者) 今さらだが、三浦二軍監督は現役時代から投手陣をまとめてきた。人柄もあるが、自身の知らない調整法を知り得ると、「とりあえず、やってみる」の発想で、それが自分には合わず、失敗に終わっても、知識、経験が増えたと捉えるタイプだ。 「ベテランになったら、その調整法をもう一度、使えるかもしれない」 そんな風にも話していた。 また、現役時代だった16年、初のクライマックスシリーズ進出を決めた際、三浦二軍監督はベンチ登録から外れた試合も球場内に待機し、登板した投手の元に行って助言を送っていた。失敗、敗戦、悔しいと思う気持ちを次に生かそうとするタイプだった。 今年9月、DeNAの1位・入江は、楽天1位の早大・早川隆久との投げ合いに敗れている。この投げ合いに敗れ、他球団の入江に対する評価もダウンしたが、その屈辱にも下を向かなかった姿勢をDeNAスカウトは評価していた。「失敗、敗戦をバネに」の三浦二軍監督に預けるつもりでいたのではないだろうか。 三浦二軍監督は自身のいないドラフト会場でも大きな期待を寄せられていた。DeNAは三浦体制に舵を取った。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年10月26日 15時45分
マエケン、指名漏れなら社会人入りだった?「社会人野球のあるチームに…」 ドラフト会議直前、森本氏らOBも思い出投稿
プロ志望届を提出した高校・大学・社会人のアマチュア選手を、プロ野球12球団がそれぞれ指名するドラフト会議。そのドラフトが26日午後5時から行われる。 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各球団がそれぞれの個室からモニターをつないでリモートで選手を指名する形となった今年のドラフト。既に近大・佐藤輝明、早大・早川隆久といった目玉選手の1位指名を公言した球団が複数いるため、どの球団が当たりクジを引いて交渉権を獲得するのかが最大の焦点となっている。 >>阪神、ドラフト1位は近大・佐藤で確定?矢野監督の意味深発言、来シーズンの続投も決定的か<< そのドラフトの開催が迫り、現役選手や球界OBが自身のSNSやユーチューブチャンネルと通じてコメントしている。1998年ドラフトで4位指名を受け日本ハムに入団した森本稀哲氏は、26日に自身の公式ツイッターに「会見も、胴上げも無く普通に帰りました。あれ?テレビで見てたのと違う!!って思ったドラフトでした」と投稿。それまでテレビ中継を通じて抱いていたドラフトのイメージとは違い、自身が実際に指名された時は記者会見やチームメイトからの胴上げは全くなかったと振り返った。 2008年ドラフト5位で巨人に入団した笠原将生氏は26日、自身の公式ツイッターに「毎年この日は右投手入って来んなと 信じて1日を過ごしてました」と投稿。自身の立場を脅かしかねない新人が入ってこないことを毎年願っていたと語っている。 2006年ドラフト(高校生)で1位指名を受け広島に入団したツインズ・前田健太は、25日に自身の公式ユーチューブチャンネルに自身のドラフトをテーマとしたトーク動画を投稿。動画内では「(指名がなければ)大学なら4年、社会人なら2年(待つ必要がある)。だから最短で(プロに)行けるように、高卒で指名がなかったら社会人野球のあるチームにお世話になる予定だった」と、指名漏れの場合は社会人入りする予定だったことを明かしている。 今年のドラフトについては、ネット上にも「いよいよ待ちに待ったドラフトだ、くじ引きは大部屋でやるみたいだしリモートでも全然盛り上がるだろうな」、「何人重複指名が出るか凄く楽しみ、佐藤、早川はほぼくじ引き確定だし」、「佐藤、早川が人気だから、裏をかいて他選手一本釣りする球団もいるだろうな」、「去年みたいな競合になったらウチのひいきは当たりクジちゃんと引けるんだろうか…」といった反応が多数寄せられている。 昨年は大船渡高・佐々木朗希(現ロッテ)に4球団、星稜高・奥川恭伸(現ヤクルト)、東邦高・石川昂弥(現中日)にそれぞれ3球団の指名が集まる一方で、広島、DeNAが単独指名に成功するなど盛り上がりを見せたドラフト。競合覚悟でいくのか、それとも一本釣りを狙うのか。今年のドラフトも各球団の指名戦略には大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について森本稀哲氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/onifukkusencho笠原将生氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shoki_____前田健太の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCJlavxr4G9OFkymtkbKZmOw
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スポーツ 2020年10月26日 11時10分
阪神、ドラフト1位は近大・佐藤で確定? 矢野監督の意味深発言、来シーズンの続投も決定的か
目の前での胴上げを阻止した阪神・矢野燿大監督が、「トラの近未来像」について答えた(10月25日)。今日、26日にプロ野球・ドラフト会議が行われる。1位指名の名前を明かさなかったが、矢野監督自身がクジを引くことが決定的になった。 「クジの話が出るということは、指名選手の重複を前提に最終協議が行われたのでしょう。近大・佐藤輝明内野手の入札で間違いないと思います」(在阪記者) デーゲームで行われた巨人戦後、矢野監督は宿泊ホテルに戻り、関西にまだ残っている編成の主要スタッフとのオンライン会議に臨んだ。約1時間半、1位選手の最終選考、外れ1位リストの確認、2位以下の指名選手の絞り込みなどがされたそうだが、こんな声も聞こえてきた。 「クジは矢野監督が引くことが決定的になりました。それよりも、ドラフト会議とは、チームの将来を任せるアマチュア選手の選択の場です。来年以降のチームの話し合いに矢野監督も同席したので、来季も『続投』と見ていいのでは」(ベテラン記者) ドラフト会議は、未来を決めるものだ。しかし、矢野監督にとって“悲しい現実”を突き付けられた機会でもあった。それは、過去2年、1位指名の抽選クジを外しまくったからではない。 「昨年、阪神は高校生中心の指名となりました。ファンは甲子園で活躍した球児の成長を楽しみにしていましたが、彼らが一軍戦力になるのは、3年以上先の話。つまり、矢野監督には直接影響のないこと」(球界関係者) 高校生がプロ1年目から、一軍で活躍するのはレアケースだ。 そう考えると、矢野監督がドラフト会議よりも心配しているのは、今オフのフリーエージェント(以下=FA)補強の方だろう。 阪神は中日・大野雄大投手を狙っているという。京都府出身、少年時代は阪神ファン。「FA権を行使したら、阪神優勢」と目されているが、ここに来て、対照的な意見も出始めた。 「大野は中日に不満があるわけではありません。優勝、日本一を狙う緊張感の中で試合がしたい、と…。今季終盤戦に入って、中日は2位に浮上するなど絶好調です。残留も十分にあり得る」(前出・同) プロ野球界では、自軍の有望な若手と重複するポジションの選手はドラフト指名しない。また、オフのFA補強や外国人選手、予定しているトレードなど見越して、指名リストの最終作成に入る。関係者によれば、今回のオンライン会議では「スカウトが指名選手を推薦するにあたって、FA補強を重ねた発言はなかった」(関係者)という。カンの良い矢野監督のことだ。FA市場に異変があったことを察したのではないだろうか。 「フロントがドラフトに先駆けて、来季の構想外を通告した福留、能見の両ベテランですが、福留は古巣の中日、能見に関しては『左の中継ぎ』として、セ・リーグのライバル球団も調査を開始したと聞いています」(前出・ベテラン記者) >>阪神・能見、最良の新天地は広島?退団決定のベテラン左腕、ブルペン立て直しの秘策となる球団は<< 同日、昨年戦力外を通告した千葉ロッテの鳥谷敬がオリックス戦に代打出場し、プロ通算350二塁打を達成した。福留、能見がリストラされた悔しさをライバル球団で爆発させたら…。矢野監督はドラフト指名選手の将来性よりも、トラ退団選手の猛威を考えていたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年04月21日 20時30分
今季のドラフト、他球団を出し抜く“隠し玉”指名は不可能? 元DeNA・高木氏、スカウト陣を巡る現状を危惧
元プロ野球選手の高木豊氏が20日、自身のユーチューブチャンネルに動画を投稿。11月5日に開催が予定されているプロ野球ドラフト会議について言及した。 高木氏は本動画の前半で、新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれている夏の甲子園(8月10日開幕予定)についてトーク。先月11日に中止が決定した春のセンバツについても「今の3年生が卒業するまでのどこかで(救済措置を)やってほしい」と持論を展開したが、その話の流れで後半からはドラフト会議について言及した。 春のセンバツ大会が中止となり、夏の地方予選のシード校を決める春季大会も全都道府県で中止・打ち切りとなっている高校野球界。高木氏は球児のアピールの場が全くないとしつつも、「スカウトは(何年も前から)ずっと動き回ってるから、もう大体目星は付けてる(と思う)」と推測。自身が高校時代の時も、どこからか噂を聞き付けたスカウトがたびたび自身の視察に訪れていたという。 一方、「『ここにこんな選手いたんだ』というような掘り出し物は出てこないと思う」と、目星を付けていない選手の発掘は厳しいのではと指摘。「スカウトはいろんな資料を持ってるだろうけど、今年は(選手の見極めが)難しいと思う」とし、「(そもそも)ドラフトするのかな?」と実施の可否も案じていた。 今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「指名確実な選手なんて一握りだから、プロ志望のほとんどの選手に影響が出そう」、「千賀(滉大/ソフトバンク)みたいな育成の星が指名されないって考えたら球界にとって大損害だな」、「センバツ出場校を救済する試合が、ドラフト会議までに開催されればスカウトの目に留まる選手もいそうだけど…」、「開幕してないから、各球団も今のとこ補強ポイント分からないだろうしなあ」といった反応が多数寄せられている。 「例年、プロ野球のスカウトは関東、九州などのエリアに分かれ、才能のある選手をリストアップするため自分が担当するエリアの高校の練習や試合に何度も足を運びます。特にこの時期は、春のセンバツやその後の春季大会の視察のため忙しくなっているはずの時期です。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、センバツや春季大会といった重要な視察の場が相次いで消滅。また、現在発令中の緊急事態宣言により身動きが取りづらくなった上、宣言を受けて練習を自粛している高校も多いため、スカウト活動は困難に陥っていると思われます」(野球ライター) 実施の可否にかかわらず、問題が噴出しそうな今年のドラフト会議。現時点(21日午後5時時点)では予定日である11月5日からの変更は取りざたされてはいないが、果たして今後の展開はどうなるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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