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その他 2013年03月03日 12時00分
本好きオヤジの幸せ本棚(43)
◎オヤジ人生にプラス1のこの1冊『検事の本懐』(柚月裕子/宝島社文庫 690円) 今年1月に第15回大藪春彦賞を受賞した連作短篇集である。タイトルからわかる通り、収められた5つのミステリーすべてに佐方貞人という検事が登場する。主人公といっていいだろう。しかし彼一人だけが目立っているわけではない。ある話では事件を追う刑事、また別の話では検事を補助する事務官、といった具合に中心人物が替わっていく。それでも佐方の存在感は圧倒的だ。別の人間から見た彼の行動に一貫した姿勢、真実を追い求める執念が常にあるのだ。 どうして作者はこういう、押しつけがましくない主役、という書き方を選んだのか。物的証拠の積み重ねで物語の最後に事件が解明する謎解きの面白味を、第一に狙ったわけではないからだ。作者が最も描きたいのは罪を犯してしまった者、あるいは被害者といった犯罪事件に関わるすべての人の心の事情だ。 佐方以外の中心人物はストーリーの前半まで、物的証拠や法律などのわかりやすいものに囚われている。しかし佐方は独自に無関係と思われる人にアプローチし、事件の背後に隠れていた真相を解明する。彼が重視しているものが、まさしく心の事情だ。佐方を傍観していた人物は物語の最後で自分が間違っていたと気付く。この“気付く”というシーンで、読者は誰もが犯罪者になる可能性を持っていると感じるはずだ。柚月裕子。すごい作家だ。(中辻理夫/文芸評論家)◎気になる新刊『おどろきの中国』(橋爪大三郎・大澤真幸・宮台真司/講談社現代新書・945円) 中国はそもそも「国家」なのか? 2000年以上前に統一できたのはなぜか? 冷戦が終わっても共産党支配が崩れなかった理由とは? 日本を代表する知性が徹底討論で解き明かす、真に中国を理解するための必読書。◎ゆくりなき雑誌との出会いこそ幸せなり 「ロボットを作る!」そんな楽しい雑誌が登場した。 漫画や絵空事ではなく、毎号パーツが入っていて、組み立てると“歩く”“言葉を理解し話す”ロボットが完成するのが、『週刊ロビ』(デアゴスティーニ・ジャパン)だ。 デザインと設計開発を世界的なロボット・クリエイター、高橋智隆氏に依頼して実現。この方は乾電池のテレビCMにも登場した二足歩行ロボット『エボルタ君』の開発者として知られている。独自の音声認識機能によって約200以上の言葉を理解し、人間と自然な会話ができる上、タイマーやリモコンといった機能も搭載。雑誌付属のドライバー1本で、誰でも組み立てられるというから便利だ。 完成したロボットのサイズは身長34センチ、重量1キロ。ちょっとした科学者気分を味わいながら、鉄腕アトムのような「友」を作る楽しみに浸ることができそうだ。 創刊号のみ特別価格790円、2号以降1990円。(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表) ※「ゆくりなき」…「思いがけない」の意
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芸能 2013年03月03日 11時59分
芸能ポロリニュース PART53「渡辺直美 おっぱい触られた!」
芸能イベントから小ネタを紹介するポロリニュース。今回は、3件。●渡辺直美おっぱい触られた! お笑い芸人の渡辺直美、お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」らが21日、都内で開催された若者向けイベント発表会に登場したが、渡辺が、ノブコブの吉村に、おっぱいを触られたらしい。 この日は、3月に開催される10代の若者向けのイベントの開会宣言が行われた。デブ専という「パンサー」の向井と渡辺が「ビジネスキス」を交わすなど、お祭り騒ぎになった。 ただ、渡辺といえば、以前、ノブコブの吉村と“熱愛”が報道された仲。その渡辺が他の男とキスする姿を見て、吉村の中で何やら燃え上がってしまったのか、写真撮影の時間に、カメラマンから全員で肩を組んでほしいという依頼が出ると、吉村が、肩を組むために振り上げた手で、渡辺の左のおっぱいにさりげなくタッチ。渡辺は、“おやっ”という顔をしていたというが、肩を組み終えると、今度は、肩から回す形で、渡辺の右のおっぱいへ手を伸ばしたとか。ただ、さすがに異変に気付いた渡辺が、「もーやだ! おっぱい触るな!」と悲鳴を上げたという。 一時は体重が100キロを越えた渡辺だが、人気は根強い。イベント会場でも、女性ファンから「かわいい!」のため息があがっていたとか。●スギちゃんの発言にQちゃんがドン引き! “Qちゃん”ことマラソンの高橋尚子と、お笑い芸人のスギちゃんが26日、都内で開催されたサングラスのPRイベントに登場。スギちゃんの微妙なトークに、Qちゃんがドン引きしたらしい。 この日は、ランニング用サングラスの新商品が発表された。スギちゃんは、ランニングマシーンの上で走るなどイベントを盛り上げたが、トークでつい、「ランニングする女性は、すばらしい体をされてますから」などと口をすべらせてしまったとか。すると、会場に微妙な空気が流れ、ワンテンポ置いてから、Qちゃんが「突っ込めばよかったんですが、引いちゃいました」と苦笑い。しかし、それが絶妙のタイミングで、会場が爆笑に包まれたとか。 悲願のR-1優勝はならなかったが、今年も、スギちゃんに注目。●オセロ中島の近況は? 26日、お笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右が都内でイベントに登場。所属事務所が同じで、昨年、“洗脳騒動”が持ち上がったオセロ中島に関する質問が報道陣から飛び、岡田が答える場面があったという。 岡田の回答をまとめると、連絡は「取っていない」、近況は「そのへん、ぜんぜん、俺に入ってこないんですね。なんか、その辺の情報」、復活は「どうなんですかね。ちょっと、聞いてないんです。その辺り。すいません」という。 岡田は途中、「待ってるよ」などと口にしながら、最後に、「自分のことが心配です。ハッ、ハッ、ハッ!」としっかりオチをつけ、笑いを取ってから、会場を去って行ったらしい。
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社会 2013年03月03日 11時00分
安倍政権投資バブル 息を吹き返すサラ金地獄 〜国民は借金漬にされる〜(1)
改正貸金業法の完全施行から2年半が過ぎた。法改正を成立させたのは下野する前の自民党だが、めでたく与党に返り咲き、その政策集の中で、自ら改正した貸金業法の再改正をもくろんでいる。自分で決めた法の失敗を認めた格好だが、その間にヤミ金業者の手口は、ますます巧妙化、潜在化し、弱者には大きな脅威となっていた。 「ヤミ金は、2000年に出資法の上限金利が引き下げられたころから社会問題化しました。よくヤミ金など高利貸しを『トイチ』と呼びますが、このいわれは10日で1割という法外な金利をたとえただけでなく、東京都知事登録の番号が1であること、つまり初回登録で業務実績がないという意味もありました。こうした『都一業者』は、名義を届けるため足がつきやすいという理由で減少していったのですが、その後は無登録の携帯ヤミ金融(090ヤミ金)が増加。'05年ごろから警察が摘発に乗り出すと、代わって登場したのがクレジットのショッピング枠の現金化をうたう業者です。これも警戒キャンペーンなどで減り出すと、新たな“ヤミ金”として登場してきたのが『偽装質屋』。まさにイタチごっこなのです」(ヤミ金に詳しいジャーナリスト) 福岡県警は昨年10月、質屋を装って高金利で貸付行為を繰り返していた2業者を、貸金業法違反(無登録営業)容疑で家宅捜索した。 「2社は年金を担保にして、高齢者数千人に計数億円を貸し付けていたことから、県の弁護士会消費者委員会は問題にしていたものの、警察はなかなか動かなかった。両社の利息は年96%。貸金業を規制する法律では、上限利息は年20%(貸付が10万円以下の場合)だからベラボーな金利です。ただ質屋業法の上限利息は109.5%。これは流れた物品を流通させなければならない費用がかかるからで、正規の質屋であれば違法ではない。また質屋業法では、年金担保を禁止する規定もないため両制度を悪用し、主に年金受給者をターゲットに正規の質屋と偽って営業していたわけです。借り手は満足な“質”もない。そこで形式上2000円ほどの安時計を質入れさせ。10万円を融資、年96%の金利をかすめ取っていたのです」(地元紙社会部記者) 年金受給権を担保に融資を行い、年金証書や預金通帳、キャッシュカードなどを取り上げ、勝手に貸付金の回収を行う金融業者は、すでに大きな問題となっている。これら業者は、障害者年金や生活保護、母子手当受給者など、社会的弱者をターゲットにしている点で極めて悪質だ。 周知のように改正貸金業法は、多重債務者を増やさないことを目的に施行された。しかし、上限金利の引き下げは借り手に有利に見えるものの、総量規制の導入により、急激な信用収縮を招く結果となった。 つまり零細事業主や主婦、年金生活者などの少額利用者が貸し手を失い、さまよった揚げ句、網を広げて待つヤミ金に引っ掛かり餌食になるというわけだ。 「ヤミ金はこの2〜3年で大きく変わった。口座凍結を恐れ、いかに多くの口座を確保するかに躍起になっている。携帯電話の番号や返済時の振込口座を頻繁に変え、入金後、数分で引き落とすことで摘発を逃れている。口座で彼らが特に好むのは、凍結されにくいとされる郵便貯金口座。これらを手に入れるため、ヤミ金業者自ら自分の債務者を犯罪の“手駒”として使い、『口座か携帯電話を渡せば、今回の返済はそれでチャラにする』と持ち掛けるケースが急増しています」(全国紙社会部記者)
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スポーツ 2013年03月03日 11時00分
大関昇進が障害か 琴奨菊が年上OLと3カ月で婚約解消した理由
あの決意はなんだったのか。大関琴奨菊(29=佐渡ケ嶽)が2月12日、つい3カ月前に発表したばかりの婚約を解消した。 「お相手は佐賀県在住の1つ年上の女性。二人は平成21年に知人の紹介で知り合い、3年間にも及ぶ遠距離交際を実らせるかたちで婚約しました。マスコミに婚約を発表したのは去年10月の九州場所の番付発表の朝。このとき、琴奨菊は前の場所で左ひざを痛めて途中休場し、初の大関かど番を迎えていましたが、二人ならこの辛い試練も乗り越えられると、あえてドン底状態のときに公にしたんです。挙式は4月20日の予定で、すでに招待状も発送済みだっただけに、みんな、この破局には驚いていますよ」(大相撲担当記者) それにしても、この突然の婚約解消の原因はなんだったのか。 琴奨菊は、「婚約後、二人の人生観のズレが大きくなり、初場所後に話し合った結果、こういうことになった。とても残念です」と言葉少なだったが、皮肉にも二人が愛を育む中で勝ち取った一昨年秋場所の大関昇進が障害になったとみる関係者は多い。 「ただでさえ力士の妻は、後援者や、部屋のおかみさん、付け人らとの付き合いが大変なのに、大関の妻ともなるとその気遣いは尋常じゃなくなる。だから、昔から力士の妻はこの世界のことをよく知っている師匠の娘とか、水商売関係の女性が多かったんですが、琴奨菊の婚約者は、そういったことに無縁なOLでしたからね。結婚に向かって話し合っているうちにだんだん溝が深くなっていたんじゃないか」(部屋関係者) 挙式寸前で白紙に戻すのは非常に珍しく、最近では平成5年の貴乃花(当時は貴ノ花)以来だ。当時の貴ノ花は人気絶頂期で、相手の宮沢りえも、これまた人気女優。この若い20歳と19歳の恋の成り行きに日本中が注目したが、大相撲界や芸能界のしがらみに押し潰されるかたちで婚約発表から2カ月後に破局した。 初場所、8勝7敗に終わった琴奨菊。力士が世間を見返し、うっぷんを晴らすのは土俵上しかない。
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社会 2013年03月03日 11時00分
有感地震連発「富士山大噴火」秒読みで 専門家が注目する“低周波異常”
今年に入り、箱根山が噴火の兆候ともみられる群発地震で揺らぎ続けているが、これが“富士山の大噴火を呼ぶのでは”との見方を加速させている。 箱根山では今年1月中旬から地震活動が活発化。1月15日〜2月14日までに観測された群発地震は、実に1300回以上に上る。しかも、「山上がり」という噴火寸前にみられる山体膨張も現れている。そんな中、専門家の間で注目されているのは、低周波地震の有無だという。 「箱根山はもちろん活火山のため群発地震はよくあり、それだけで噴火が近いと判断するのは早計かと思いますが、1カ月で1300回は少し多い。マグマは、南の三宅島の方から押してくるのですが、三宅島も三原山も既に噴火しているだけに箱根山が噴火しても不思議ではありません。問題は低周波地震があるかどうか。低周波地震はマグマの動きと密接に関連し、噴火の直前、もしくは後に起きることが分かっているのです」(琉球大理学部名誉教授・木村政昭氏) 低周波地震と火山性微動は通常の地震と性質が異なり、ゆっくりとした振動をする特徴がある。これがマグマの活動によって発生する地震であると考えられている。 さらに懸念されるのが富士山への影響で、「もし箱根山が噴火したとすると、それに刺激されて富士山が噴火することも考えられる」(同)という。 箱根山と富士山は地盤が続いており、富士山は5合目まで亀裂が入り、その延長線上に箱根山がある。つまり、両者が連動して噴火することは十分考えられるのだ。 また、地元・箱根町によれば、箱根山が噴火してまず考えられる被害が、水蒸気爆発によるものだという。 「約3000年前と同じ規模の噴火が発生した場合、現在でも水蒸気を上げている大涌谷、早雲山、湯ノ花沢(芦之湯)などで水蒸気爆発が起きる。すると、直径数メートルから数十メートルの噴石が飛び散ります。その距離は爆発の大きさや飛び出す向きによって変わりますが、落下時の破壊力は強力で、コンクリートの建物でも突き破ることがあるのです」(サイエンス誌の記者) 富士山との連動噴火が起きれば、隕石以上の脅威だ。
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芸能 2013年03月02日 17時59分
週刊裏読み芸能ニュース 2月24日から3月2日
(しっかり次の“食い扶持”を見つけていた板東英二) TBSは27日、元プロ野球選手でタレントの板東英二の個人事務所が名古屋国税局から約7500万円の申告漏れを指摘された問題で、板東がレギュラー出演していた同局のクイズ番組「世界ふしぎ発見!」から降板したことを発表した。 番組側は板東サイドに事実関係の確認を求めていたが、説明がなかったため「視聴者の理解を得るのは難しい」と2月9日付で降板を決めたという。 地方局も含め、板東はすっかりテレビから消えてしまったが、現役時代から複数の副業を掛け持ちするなど稼ぎまくってきただけに、すでにテレビに変わる“食い扶持”を見つけていたようだ。 「一部夕刊紙が報じたところによると、不要になったパチンコ台を回収するビジネスを始めているようだ。貯金はかなりあるようだが、妻と一緒に都内の高級マンションで暮らしているのでその家賃分なども稼がなければならず、今後も新たな分野に手を広げることになりそう」(週刊誌記者) 転んでもタダでは起きないようだ。(女優だけは懲り懲りだった堤真一) 1日付けの一部スポーツ紙で3日に婚姻届を提出し「ひな祭り婚」することが報じられた俳優の堤真一だが、1日に所属事務所のホームページで同日に婚姻届を提出したことを発表した。 報道で深津絵里似とされたお相手は32歳の一般女性で4年前に知り合ったというが、「時間をかけ、お互いの機が熟すのを待った上での入籍」だったようだ。 女性は一般人だけに名前や顔写真の発表は控え、記者会見も行わない予定だというが、ゴールイン目前と言われていた女優の鈴木京香をはじめ数々の女優と交際したモテ男にもかかわらず、関係者には常々結婚相手の条件について語っていたという。 「京香と破局後、結婚相手が似ているとされた深津、内山理名、長澤まさみ、小雪、蒼井優らと浮き名を流していつしか“共演者キラー”と呼ばれるようになったが、京香と交際していた際にメディアに追いかけ回されたのがかなりキツかったようで、『芸能人とは結婚したくない』と公言。理想のタイプは『やっぱりボンキュッボン!』とうれしそうに話していたというから、やはりずっと京香のことが心残りだったのでは」(演劇関係者) 浮き名を流した女優たちはただの“お友達”だったようだ。
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芸能 2013年03月02日 17時59分
安易な企画で視聴者からダメ出しされた『笑っていいとも!』
1982年10月4日の放送開始から約30年半をかけて、先月26日で放送7777回という輝かしい記録を達成したフジテレビの長寿バラエティー番組「笑っていいとも!」だが記録達成直後に“汚点”を残してしまった。 問題となったのは長年、番組終了間際に行われている恒例のミニゲーム。2月25日から3月1日の週は3月3日の桃の節句にちなみ、ひな壇に並んだ雛人形を標的にして出演者たちが扇子を投げつけて倒す「もうすぐひな祭り ひな人形を倒センス〜!」というゲームが行われた。 3段のひな壇にひな人形を模したプレートを飾り、扇子を投げてお内裏様とお雛様を倒すと100点、三人官女は50点、五人囃子は30点というものだったが、雛人形に物を投げつけて倒すという行為に、ネット上では「不謹慎だ」とする非難の声が噴出した。 「局サイドにもかなりの抗議が寄せられていた」(フジテレビ関係者)というだけに、番組では28日から突然、的がひな人形を模したものではなく点数が書かれたプレートに変更され、ゲーム名も、「もうすぐひな祭り ナイスなセンスで倒センス」に変更されていた。 一連の流れを受け、1日の放送終了直前、金曜レギュラーを務める同局の生田竜聖アナウンサーが「今週の『いいともCUP』は、週の前半にひな人形の的を使用しました。皆様が大事にしているひな人形を的にするという演出は配慮に欠けておりました。誠に申し訳ございません」と謝罪したが、この件でさらに視聴者離れが進みそうだという。 「同番組の昨年の年間平均視聴率は6.5%で同時間帯の民放横並びトップに立ち、89年の調査以来23年連続でNo.1の座をキープしているが、このところ、単調な企画が多く、裏番組の『ヒルナンデス!』が生活に役立つ情報やレジャー情報を掘り下げて紹介し主婦層の人気を集め視聴率が『いいとも』を抜く日もある。安易な企画は視聴者を不快にさせてしまっただけに、今年は同時間帯の民放トップキープが難しいのでは」(テレビ関係者) いつの間にかささやかれていた番組終了のうわさも聞こえてこなくなったが、今後はかなりの苦戦を強いられそうだ。
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レジャー 2013年03月02日 17時59分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(3/3) 弥生賞 他4鞍
2回中山競馬4日目(3月3日日曜日)予想・橋本 千春☆中山11R「弥生賞」(芝2000メートル) 無敵の3連勝でラジオNIKKEI杯2歳Sを優勝した、エピファネイアの4連勝が濃厚。 日米のオークスを制したシーザリオの仔で、生まれながらにクラシック制覇を約束されたのも同然と言っても過言ではなく、史上8頭目の3冠馬誕生が俄然現実味を帯びてきた。3連勝の中味も濃い。すべて、メンバー最速の差し脚を爆発させ次元の違う強さを見せつけているのだ。中山コースは初めてだがほぼ同じコース形態の阪神で勝ち星があり全く心配無用だし、2000メートルも2戦2勝と実績は文句なし。乗り替わりもビュイック騎手なら大きな減点にはならない。人気でも素直にこの馬から入るのが賢明だろう。 相手は、ラジオNIKKEI杯2歳Sで小差3着とエピファネイアの牙城を脅かした良血馬のキズナ。穴は、関東馬の大将格コディーノ。◎12エピファネイア○6キズナ▲3コディーノ△8カミノタサハラ、11サトノネプチューン☆中山10R「上総ステークス」(ダ1800メートル) 地力強化の目覚ましい、ドラゴンフォルテに期待。 前走の白嶺Sは13着と惨敗に終わっているが、あれが実力ではない。昇級戦、初の東京コースに初の1600メートルとマイナス要素が重なったことが響いたもの。それで、0秒7差なら悲観することはない。条件は一転し、全3勝を挙げるベストの中山ダ1800メートルで起死回生の逆転劇が見られそう。 相手は、休み明け3戦目で走り頃のセイカフォルテと、前走は出遅れが致命傷で全く競馬をしていない実力馬のドレミファドン。◎11ドラゴンフォルテ○3セイカフォルテ▲7ドレミファドン△2サミットストーン、5イッシンドウタイ☆小倉11R「早鞆特別」(ダ1700メートル) 休み明け3戦目の和布刈特別で小差3着と好走し、ここに大きく望みをつないだカチューシャでいける。 前走の走破タイムはメンバー最速で、実力のほどがうかがえる。叩き良化型で上積みは大きいし、ハンデ53キロも勝利を後押しする。相手は、長期休養明け以降、3着、2着と復調著しい良血馬のロングロウ。穴は、上がり馬のケイティーズハート。◎13カチューシャ○6ロングロウ▲11ケイティーズハート△2ピンクデージー、15バーチャルトラック☆阪神11R「大阪城ステークス」(芝1800メートル) 波乱含みのハンデ戦で予断を許さないが、狙って面白いのは芝に替わってガラリ一変の快走が期待できるトリップ。 成績不振に陥っているが、2か月間の休養が良いカンフル剤になったはず。となれば、新馬→京都2歳Sを連勝した逸材で、弥生賞2着、ダービー7着の実力を見直す手だろう。力を出し切ればアッサリ突き抜けて不思議はない。相手は、新興勢力のエアソミュールと、朝日CC(1番人気15着)のリベンジに燃えるリルダヴァル。◎6トリップ○4エアソミュール▲9リルダヴァル△15サクラアルディート、16ミッキードリーム☆阪神10R「仁川ステークス」(ダ2000メートル) 好走条件の整ったグランドシチーをイチ押し。 前走の東海S5着(0秒6差)は、左回りで内にささる癖を出し実力を出し切れなかったもの。度外視して大丈夫。その点、右回りなら能力全開は間違いないし、メンバー構成に恵まれたここは大いに期待できる。相手は、コース巧者のクラシカルノヴァと、快速馬メテオロロジスト。◎9グランドシチー○15クラシカルノヴァ▲12メテオロロジスト△4ナイスミーチュー、14マジカルプレジオ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年03月02日 17時59分
弥生賞(GII、中山芝2000メートル、3日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中山11R、弥生賞は◎コディーノが瞬発力勝負を制します。 前走の朝日杯FSは、好位の外から4角ではマクッて行き、直線は勝ち馬の後を猛追しましたがクビ差及ばず2着。勝ったロゴタイプは道中抑えられてスムーズな走りで最後まで渋太さを発揮できましたからね。マイルという距離適性もあったんだと思います。敗れはしましたが、ゴール前クビ差まで迫り最後まで頑張って走っていましたし、能力の高さを疑う余地はありません。 東京スポーツ杯2歳Sで、1800メートル1分46秒0のレコードを更新。今回は初の2000メートルですが、距離を延ばした方が持ち味を生かせそう。 前走はかなりテンションが高めでしたので、中間は馬なりの調教重視で長めからゆっくりとおこなってきました。今回は中山も2度目で初めてではないですし、落ち着いてレースに臨めそうですね。本番へ向け態勢は整いました。(3)◎コディーノ(6)○キズナ(12)▲エピファネイア(10)△ダービーフィズ(8)△カミノタサハラ(11)△サトノネプチューン(7)△ヘミングウェイ馬単 (3)(6) (3)(12) (3)(10)3連単 (3)-(6)(12)(10)(8)(11)(7)コディーノ 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2013年03月02日 17時59分
ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(3月3日)弥生賞(GII)他6鞍
まずは先週の結果から。的中レースは小倉2R馬単(2)→(16)1,930円、小倉11R馬単(7)→(4)2,210円、3連単(7)→(4)→(5)10,770円、阪神11R(3)→(2)850円の合計15,760円。全ての買い目を100円づつ購入したとして8,200円。トータル収支は15,760円-8,200円=7,560円でした。今後もこの調子でプラス収支でいけるようロックオンしていきたいと思います。☆阪神1R3歳未勝利牝馬限定戦(ダート:1800m) 賢く逃げて今度こそブルーチッパー。前走ではやったかと思ったところ外から強襲に遭い2着に敗れましたが、上がりがメンバー中3位と終いも止まらず伸びていました。スタートが速く、今回も楽に逃げることが出来るでしょうから今度こそです。◎(6)ブルーチッパー○(3)チャームドヴェール▲(9)ルナリア△(8)ヌーヴェルリュンヌ△(11)メイショウテンニョ買い目【馬単】5点(6)→(3)(9)(8)(11)(3)→(6)【3連単】9点(6)→(3)(9)(8)→(3)(9)(8)(11) ☆中山1R3歳未勝利戦(ダート:1800m) 中山に戻って今度こそアキレスバイオ。前走は東京2100mで距離が若干長かったことと、終始強気に外目を追走したことが最後の伸びを欠く原因となってしまいました。しかし、裏を返せば鞍上が外を回ってもいけると思わせるくらいの力を持っているということでしょう。前々走では4コーナーでごちゃついた上に、直線に入っても前が壁になり追い出すまでに時間がかかってしまう不利がありながらも、2着まで差し込んできたレースは負けて強の内容でした。スムーズな競馬が出来れば今回のメンバーでは負けられないでしょう。相手は血統、走法からダート変わりで一発がありそうなコスモオーサム。◎(4)アキレスバイオ○(13)コスモオーサム▲(1)バーディーイーグル△(9)トキメキボーイ△(2)クイックスパイダー買い目【馬単】5点(4)→(13)(1)(9)(2)(13)→(4)【3連単】6点(4)→(13)(1)→(13)(1)(9)(2)☆小倉3R3歳未勝利戦(芝:1200m) 坂道嫌よ、平坦大好きヤマニンシェリル。前走は道中手応え良く追走し、直線で弾けるかと思われましたが、坂に入るとじりじりとしか伸びず9着に敗れました。しかし、着差は0秒4差しかなく、着順程負けていません。鞍上の松山騎手の談話でも坂を気にしていたとのことですから、平坦に変わる小倉で、前々走のような早め抜け出しの競馬が出来れば勝ち負けでしょう。◎(7)ヤマニンシェリル○(1)ボンジュールココロ▲(13)メイショウライナー△(9)ミナミワオリーブ△(18)サマーフェアリー買い目【馬単】5点(7)→(1)(13)(9)(18)(1)→(7)【3連単】6点(7)→(1)(13)→(1)(13)(9)(18)☆小倉4R3歳未勝利牝馬限定戦(芝:2000m) メンバーが楽になって楽ーンに抜け出すエーシンラクーン。前走は好スタートから内で上手く脚を溜め、4コーナーを回る頃には勝ったかと思うくらいの手応えでしたが、直線で前が壁になり外へ進路を取り直すロスがありました。それでも直線での脚は素晴らしく、ロスがなければと思わせる伸び。これまで闘ってきた相手も強力で、初戦は後にクイーンC(GIII)で3着になったイリュミナンス。前々走は評判馬・カレンケカリーナ、前走は昇級戦で2番人気に推されたテイエムレンジャーと、なかなか骨のある相手ばかり。今回はメンバーレベルも下がり、この馬の番でしょう。◎(7)エーシンラクーン○(13)エリンジューム▲(6)カネトシエターナル△(12)レッドアモーレ△(3)コスモスターター△(5)ダイワレーヌ買い目【馬単】5点(7)→(13)(6)(12)(3)(5)【3連単】8点(7)→(13)(6)→(13)(6)(12)(3)(5)☆小倉7R4歳以上500万以下(ダート:1700m) 複勝圏を外したのは1度だけ、堅実な頑張りやワンダーアシャード。前走は初めて逃げる形となった上に、3、4コーナー中間から後続が来てしまった為、早めに仕掛けざる追えなくなり7着に敗れはしましたが、初めての坂、初めての逃げ、初めての競馬場と、初めてづくしとしては1着から0秒6差と良く粘りました。今回もどうしても逃げたい馬がおらず、本馬がハナに立つ可能性は十分にありますが、2度目の馴れはありますし、平坦になるのもプラス。ここでは負けられないでしょう。◎(13)ワンダーアシャード○(11)エスぺリア▲(6)ディアヴァンドーム△(9)ベルラピエル△(10)アクシーバンダム△(12)ジョーラプター買い目【馬単】5点(13)→(11)(6)(9)(10)(12)【3連単】12点(13)→(11)(6)(9)→(11)(6)(9)(10)(12)☆中山7R3歳500万以下(ダート1800m) 上のクラスでもやれる力があるギンザブルースター。前走は直線でごちゃつきまともに追い出し始めたのが残り200mを切ったあたりからで、後方4番手にいたのでは届くわけがありません。それでも追い出されてからはよく伸びてきており、スムーズならと思わせる内容。初ダートだった前々走では、馬場の真ん中をメンバー最速の上がりで伸びて豪快に差し切りました。この時の上がりは次位に0秒5差もあり、他馬が止まって見えるくらいの鋭い脚でした。今回は中山なので、前走よりは前で競馬をするとは思いますが、スムーズな競馬さえ出来れば突き抜けるでしょう。◎(5)ギンザブルースター○(11)アンルーリー▲(2)ヴィジタンディーヌ△(3)ダンディーソル△(1)ビービーヴォイジャー買い目【馬単】4点(5)→(11)(2)(3)(1)【3連単】9点(5)→(11)(2)(3)→(11)(2)(3)(1)☆中山11R弥生賞(GII)(芝:2000m) 皐月賞に出るためにも負けられないキズナ。やや余裕があり折り合いも欠いていた前走のラジオNIKKEI杯2歳S。それだけ調教師の評価が高く、やや余裕があっても2着は外さないだろうという判断だったのだと思います。今回は3着以内に入らないと皐月賞出走が怪しくなるだけに、仕上げは万全。気性にも成長がみられ、前走のように掛かることもないでしょう。エピファネイアにリベンジです。◎(6)キズナ○(12)エピファネイア▲(8)カミノタサハラ△(3)コディーノ△(7)ヘミングウェイ好調教馬(6)(8)(7)買い目【馬単】5点(6)→(12)(8)(3)(12)→(6)(8)【3連単】9点(6)→(12)(8)(3)→(12)(8)(3)(7)※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適性、過去のレース内容を重視。
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