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芸能ネタ 2014年10月16日 19時00分
違和感アリアリ…沢尻エリカだけじゃない“キャラ変”した芸能人
主演ドラマ『ファーストクラス』の放送を控えている沢尻エリカ(28)が最近、キャラが変わったと話題となった。 話の発端は『東京ウォーカー』10月14日号の表紙。両手で肉まんを割った沢尻が愛らしい笑顔を見せている。 7年前の“別に”騒動以来、怖いイメージが生まれ、“エリカ様”と呼ばれてきた彼女がさわやかで可愛いいキャラにチェンジしたというわけだ。 「現場はご機嫌を損ねてはいけないとピリピリムードだったと聞きました。横浜中華街特集なので、肉まんを持ってもらったのですが、当初は肉まんNGも覚悟していたとか。しかし沢尻は明るく“肉まん大好きです”と肉まん相手にいろんなポージングを披露し、スタッフには『目立つ表紙にしてくださいね』とノリノリだったそうです」(出版関係者) 沢尻本人も『ファーストクラス』の記者発表で「私ももう大人」と話していたが、知らないうちにキャラ変更に成功しているタレントは結構多い。 「今は大物女優の松嶋菜々子も昔はとんねるずの番組で“私はメス豚よ”など、エロいセリフを言うイジられキャラでした。篠原涼子もダウンタウンのバラエティーで浜田に乳を揉まれていたし、綾瀬はるかもビキニ姿でダイエット企画に出ていました」(芸能ライター) 女優以外に挙げてみると、「里田まいはおバカから良妻キャラ、小倉優子も不思議ちゃんから良妻キャラ、岡本夏生はセクシータレントから毒舌キャラなど、“キャラ変”した芸能人はかなりいます」(同) 売れるタレントは変化しながら生き延びるということか。
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芸能ネタ 2014年10月16日 19時00分
退社後もTBSでレギュラー番組をキープした田中みな実のしたたかさ
9月末をもってTBSを退社し、10月から満を持してフリーとなった田中みな実アナウンサー(27)がさっそく“スタートダッシュ”に成功したようだ。 フリーに転身して、すぐ他局のフジテレビでレギュラー番組をゲットしたことが注目を集めているが、田中アナのすごいところはそれだけではない。古巣のTBSのレギュラー番組も一定数キープすることに成功したのだ。さらに、今後は人気が低迷したときに備え、恋人のオリエンタルラジオ藤森慎吾との結婚という“起爆剤”も隠し持っており、当面フリー生活も安泰のようだ。 田中アナはTBS退社と同時に、長くレギュラーを務めてきた『サンデージャポン』と『爆報! THEフライデー』を降板。両番組とも後輩の吉田明世アナが指名された。だが、『有吉ジャポン』と『ジョブチューン』、さらにTBSラジオ『田中みな実 あったかタイム』、『ジョブチューンR』はレギュラーとして継続する。 これに驚くのがTBS関係者だ。「TBS退社をキッカケに、全番組を降板すると言われていました。わざわざフリーとなった田中アナにギャラを払うくらいならば、ノーギャラの局アナを使った方がよほどいい。 その局アナの顔も売れますから。にもかかわらずなぜ番組継続できたのか…」 そもそも田中アナは、TBSアナウンス部の上層部との折り合いが悪く、それが退社に繋がる理由の一つとなった。だが、出演しているバラエティー番組のスタッフとは良好な関係を築いていたという。 「アナウンス部としては、もちろん局アナを使って欲しかった。だけど、田中アナは先手を打って、退社を決めたときから今後も使ってもらえるように、スタッフに根回ししていたそうです。あのウルウルした目でお願いされたら、なかなか断れませんよ」(制作会社関係者) しかも、田中アナはフジテレビの新番組『ニュースな晩餐会』(毎週日曜日20時台に放送)のMCの座もちゃっかりゲット。「前番組の『クイズ30〜団結せよ!〜』が半年ともたずに終わるなど、この枠のフジは弱い。『ニュースな晩餐会』も苦戦が予想されているが、視聴率が危険水域まで来たら、田中アナは番組内で藤森との交際ネタを使う覚悟ができているようです。ここ最近、二人の結婚情報が出回っており、ゆくゆくは番組内で発表となるかもしれません」(テレビ局関係者) 意外にしたたかな“みんなのみな実”だ。
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芸能 2014年10月16日 17時00分
上戸彩が初体験のロスの思い出を語る
女優上戸彩が16日都内でコーセー「エスプリーク スタンプジュレ ファンデ」新商品CM発表会に出席した。 白いドレス姿で登場した上戸は「この仕事をしているのでたくさんのファンデーションを使ってきましたが、今はこれが一番好きなファンデーションです。ぜひ皆さんにお勧めしたいです」とニッコリ。 新商品にちなみ、新体験のエピソードを問われると初めてアメリカ本土に行ったことを明かした。 「ハマりました(笑)。街並みや気候が爽やかでのんびり過ごせました。ロスに住んでいる友達に5年ぶりに会って、ドライブや買い物をしたりして楽しかったです。ロス限定のお土産などをたくさん買って帰りはトランクがパンパンになりました(笑)。自分へはショートパンツを2枚買いました」と初体験のロスを満喫したことを披露。 新CM エスプリーク 「これがジュレ」編は10月18日から放映開始。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2014年10月16日 16時26分
水曜夜10時 ガチンコの“女のバトル”は綾瀬が沢尻に完勝
水曜夜10時の連続ドラマである綾瀬はるか主演「きょうは会社休みます。」(日本テレビ)と沢尻エリカ主演「ファーストクラス」(フジテレビ)の“ガチンコ対決”が注目を集めていたが、10月15日の初回放送は、綾瀬の完勝だった。 昨年のNHK大河ドラマ「八重の桜」以来のドラマ出演となった綾瀬の「きょうは〜」の初回(10分拡大)視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は14.3%と上々のスタート。 一方、4月期に深夜枠で放送された沢尻の「ファーストクラス」は全話平均視聴率8.0%。わずか1クール、間を開けただけで、プライム帯に昇格しての続編となったが、初回(15分拡大)は8.8%と1ケタ台のスタート。その差は実に5.5ポイントで、「きょうは〜」の圧勝だった。 「きょうは会社休みます。」は彼氏いない歴(処女歴)30年の地味なOL・青石花笑(綾瀬)が、30歳の誕生日に、同じ会社のアルバイトで、9歳年下のイケメン大学生の田之倉悠斗(福士蒼汰)と一夜を過ごし、処女卒業。恋愛経験がないなかで、戸惑いながら初めて男性と付き合うことになるというストーリー。 「ファーストクラス」は前作のファッション雑誌編集部から、今作ではファッションブランド「TATSUKO YANO」に舞台を移し、主人公の吉成ちなみ(沢尻)は新進気鋭のデザイナー。着任したばかりのクリエイティブディレクターの廣木リカ(木村佳乃)、社長の矢野竜子(夏木マリ)ら、ちなみ以外は全員悪女という設定。そのなかで、悪女と闘うちなみの姿を描いた作品。 初回は「きょうは会社休みます。」の圧勝となったが、ドラマは始まったばかり。今後も水曜夜10時の視聴率争いは激しくなりそうだ。(坂本太郎)
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芸能 2014年10月16日 15時30分
適役でようやく本領発揮の上地雄輔
映画「バンクーバーの朝日」(12月20日公開、石井裕也監督)の完成披露試写会が15日に都内で開催され、主演の妻夫木聡、KAT-TUNの亀梨和也、上地雄輔、宮崎あおいら主要キャストが上映前の会見と、上映後の舞台あいさつを行った。 戦前、カナダ・バンクーバーで日系移民の希望の星となった日系人の野球チーム「バンクーバー朝日」の軌跡を描いた同作。横浜高校時代は、大リーグで活躍する松坂大輔投手の女房役をつとめていたことで知られる上地だが、上映後の舞台あいさつで、「僕がいままで受けた中で一番のピッチャー!」と大真面目に亀梨の投球を絶賛。亀梨は「それは松坂さんでしょ!」と恐縮していたというが、劇中では生き生きと演技していたようだ。 「野球好きの石井監督は細かい動きにもこだわったため、野球が未経験の妻夫木に猛特訓させた。妻夫木以外はバリバリの野球経験者だったが、中でもキャッチャー役の上地の動きはキレがあり光っていた」(映画ライター) 高校卒業後、複数の大学から野球推薦の誘いを受けたが、芸能界からもスカウトされ、99年に俳優デビュー。しばらくは鳴かず飛ばずだったが、、「クイズ!ヘキサゴンII」でつるの剛士、野久保直樹とともに“おバカキャラ”としてブレーク。つるの、野久保とともに3人組ユニット「羞恥心」を結成して08年に歌手デビューした。 以後、ドラマ・映画・バラエティーに引っ張りだことなり、遊助名義で歌手としてソロ活動も行い、09年と10年には2年連続でおおみそかのNHK・紅白歌合戦に出場を果たした。 「売れてから、事務所サイドはかなり高飛車になったので、徐々に売れなくなるかと思われたが、上地本人が人柄が良く、礼儀正しいので芸能界での生き残りに成功した」(芸能プロ関係者) 一度売れてしまえば、芸能界での“選手生命”はかなり長いだけに、数年後には、年々、引退が近づいている松坂の年収を上回りそうだ。
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トレンド 2014年10月16日 15時30分
芸能界の“セレブ教育”
先ごろ、松嶋菜々子(40)&反町隆史(40)夫妻の2人の娘さんの塾通いがちょっとした話題となった。2011年春、長女が都内の有名私立小学校に入学し、次女も2014年春に長女と同じ小学校に合格。これまで“お受験ママ”として知られた松嶋だが、今は少し毛色の違う教育をしているようだ。 「今、2人を通わせているのは都内商店街の中にある英語塾。過去には長女を年間300万円ともいわれる“お受験塾”に通わせていましたが、今度は4年生の長女が週2回通うと月謝が約4万円で、1年生の次女が約3万円。2人合わせて計7万円ほど。過去と比べるとずいぶん庶民的になった。“お受験”から離れて新たな教育方針に切り替えたのでしょう」(女性誌記者) ところで芸能人のセレブ教育の例はいろいろある。最近、注目されたのは市川海老蔵(36)&小林麻央(32)夫妻の長男・勧玄君(1)のセレブ託児所だ。 「1歳から小学3年生までが対象で、年間経費が200万円以上。英語やチェスも習うといいます」(同) ほかにもある。 「竹内結子は昨年、年間720万円で8歳の長男に個人指導をつけましたし、土屋アンナは次男を年間200万円の個別指導の幼稚園に通わせている。インターナショナルスクールでは紗栄子が2人の息子を通わせる学校は年間200万円、キムタク&工藤静香夫妻の娘2人が通う学校は年間300万円かかる。今年9月、庄司智春&藤本美貴夫妻が入園説明会に行った名門幼稚園は年間60万円かかり、名倉潤&渡辺満里奈、ポルノグラフィティの新藤晴一&長谷川京子、井ノ原快彦&瀬戸朝香夫妻の子どもが通っている」(同) いい教育には金がかかるということか。
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トレンド 2014年10月16日 15時30分
芸能人女性の落とし方(20)〜満島ひかりへの奢りアプローチ〜
この秋、『あまちゃん』後、初のクドカン脚本ということで注目されているドラマ『ごめんね青春!』。近年は『Mother』でのシングルマザー役や『若者たち』での不倫する看護師役など重い役が続いていたが、『ごめんね青春!』では不器用な教師役で久々にコメディ的な演技を爆発させているのが女優・満島ひかりだ。 そんな彼女は映画『愛のむきだし』出演以降、飛ぶ鳥を落とす勢いでメジャーにまで上り詰めたわけだが、その道のりは平坦ではなかった。満島が一員として活躍したアイドルグループ『Folder5』活動休止後、今では考えられないが、多数のオーディションに挑戦するも、ことごとく落とされる事態となり自信喪失。一時は地元の沖縄に帰ろうかと思うほどに追い詰められていたという。 だがそんな彼女を『ウルトラマンマックス』のエリー役に抜擢するなどして一目置いていたのが、平成ガメラシリーズなどを撮った金子修介監督である。満島ならイケル! と踏んだ監督は続く実写版『デスノート』のヒロイン・弥海砂役のオーディションに満島ひかりを連れて行った。しかし事態はスムーズには進まない。戸田恵梨香の出現である。小悪魔的な魅力を放つ彼女にすっかり心を奪われてしまった金子監督は、満島をさし置いて、ヒロインに戸田を起用。なんとしてもその役が欲しかった満島ひかりは帰り道、「私、ダメですよね…。ああ!! 世界が変わってしまえばいい!!」と絶望と世界の変革への願望を空に叫んだのは有名な話である。だがその後も女優の道を諦めることなく、自ら道を切り開いていったのは周知の通り。 満島ひかりといえば、駅前の喫煙所でひとりタバコを吸っていたり、喫茶店でお茶を飲んだりと、単独行動が多く目撃されている。そんな“おひとりさま”である彼女を落とすならば、「あちらのお客さまからです」作戦が一番。 街で好きな芸能人をみかけても、プライベートの時間を邪魔したら悪いと考えて、話かけられないという人も多いのではないだろうか。そんな時はさりげなく奢ってしまおう。よく映画などで「あちらのお客様からです」と、バーなどで意中の女性にお酒を奢るシーンが出てくるが、この方法、別にお洒落な場所でやる必要なんてないのだ。 例えば満島ひかりが牛丼屋で食事しているのを見かけたら、彼女にばれないよう店員を呼び出し、「これを、あの女性に」とオーダーする。すると店員は、満島ひかりの元へ行き、「おしんこ。あちらのお客様からです!」と言ってくれる。そこで顔をこちらに向けた彼女に“ニカッ!”と笑う。これだけでOK。 また、この方法はひとりカラオケをしている相手にも使える。満島ひかりの入ったカラオケの部屋番号だけを調べ、あとはその部屋に注文。店員に「からあげ。あちらのお客様からです!」と渡してもらう。部屋へ勝手に入っていくのはさすがに不信がられるので、小窓から覗いて、満島がこちらを見たタイミングで、ここでも“ニカッ!”と笑えば問題ない。 直接、芸能人に話しかけると迷惑なので、このように少し離れた距離からの注文アプローチが重要。そうすれば親切な人! とやがて向こうから近づいてきてくれるのは言うまでもない。ファンが芸能人に食べ物を直接渡すのは安全面を考えて、NGが基本だが、お店を通せば自然に食べ物をプレゼントでき、そこから恋に発展するのである。ぜひ試してみよう。(文・柴田慕伊)
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レジャー 2014年10月16日 15時30分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(10/19東京・10/19京都)
先週ピックアップした2頭。東京デビューの注目馬・ロードメタリックは、スタートやや一息で後方から。道中はかかり気味で折り合いに苦労するが、直線はじわじわと伸びて6着。5着とは離されたものの終始かかりながらのレースであれだけ伸びればなかなかのもの。折り合いさえ付けば未勝利を突破するのは時間の問題だろう。所変わって京都デビューの注目馬・ラホーヤビーチは、まずますのスタートを切ると馬の行く気に任せて中団やや前目の位置取り。ペースが上がると対応できずポジションを下げてしまう。4コーナーでは少し盛り返したものの、直線に入ると外に張ってしまい追い出しが遅れ万事休すの14着。まだ幼さが残り仕上がり途上。使われて変わってくるだろう。 今週の東京デビューの注目馬は、10月19日(日)第5R芝1600m戦に出走予定のグレイトフルデッド。馬名の由来は「ロックバンド名」。牝、青鹿毛、2012年4月17日生。美浦・鹿戸雄一厩舎。父ハーツクライ、母ヴィアンローズ、母父Sevres Rose。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は市川義美氏。2013年セレクトセール1歳市場において2835万円で落札された。母はノネット賞(GIII)(仏)の勝ち馬で、半姉には410kg台の馬体ながら芝マイル路線で4勝を挙げているローズノーブル(父ディープインパクト)がいる。本馬は均整のとれた好馬体の持ち主。ハーツクライ産駒らしく、胴伸びが良く距離は持ちそう。トモには良質な筋肉を備えており、長く良い脚を使いそうだ。なお、鞍上には三浦皇成騎手を予定している。 京都デビューの注目馬は、10月19日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のダイワハッスル。馬名の由来は「冠名+張り切る」。牡、栃栗毛、2012年4月2日生。栗東・矢作芳人厩舎。父ゼンノロブロイ、母バシマー、母父Grand Lodge。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は大城敬三氏。2013年セレクトセール1歳市場において3780万円で落札された。半兄には芝中距離で3勝を挙げているダノンフェニックス(父ネオユニヴァース)や、芝・ダートの1800m戦で3勝を挙げているウインミーティア(父アグネスタキオン)、一つ上の姉・ガルデルスリール(父ダイワメジャー)も1勝を挙げており、兄妹はすべて勝利を挙げている。本馬は、キリっとした顔つきをしており、バランスの良い馬体をしている。しっかりとした四肢を持ち、繋ぎは芝向きの程良い角度をしている。ゼンノロブロイ産駒らしく、キレる脚というよりも良い脚を長く使うタイプだろう。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール>ハッシー山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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スポーツ 2014年10月16日 15時00分
CS直前に巨人が広島と阪神にコーチ人事で先制攻撃
これも、クライマックスシリーズ(以下=CS)に向けての陽動作戦か…。 ペナントレース優勝によってCSファイナルステージで1勝分のアドバンテージを持つ巨人が10月2日、内田順三前広島二軍監督(67)の来季コーチ入閣を発表した。 広島はもちろんだが、阪神もこの一報を聞くなり、地団太を踏むような思いに駆られたという。 「阪神も内田氏の招聘に動いていました。広島経営陣は他球団が動いているのを知っていましたが、『こんなに早くか!?』という心境です」(球界関係者) 内田氏は「わたしは打撃コーチ。二軍監督ではない」というセリフを残し、広島を去った。ウエスタンリーグ全日程終了の報告のため、9月24日に松田元広島カープオーナーを訪ね、その際に辞表を提出した。二軍監督の職が不向きだというのが表向きの理由だが、内田氏が同職に着任したのは2012年。他に何か事情があったと見るべきだろう。 「巨人が無理矢理に引き抜いた形跡は見られません。年齢的理由? 肉体的に指導が辛くなったのなら、巨人に再就職しないはずです」(同) 自身でも打撃コーチ向きと言うように、同氏の指導には定評がある。1983年に初めて二軍打撃補佐のコーチ職に就き、以後は一軍担当、二軍と部署を変えたが、小早川毅彦、江藤智、前田智徳、金本知憲らの育成に尽力。巨人でも松井秀喜、高橋由伸、仁志敏久などを一人前に育て上げた。広島が二軍監督職を託したのは、その実績を評価しての昇格でもあった。 「キクマルコンビ(菊池涼介と丸佳浩)も内田氏に学んだと言っていい。野村謙二郎監督も内田コーチの教え子の一人なんです。でも、野村監督が最も信頼を寄せているのは畝龍実投手兼分析コーチ。畝コーチも選手からの信頼が厚く、“分析”という肩書を持ったのは、打撃部門への関与も認められてのことでした」(同) 畝コーチには独自の理論がある。打撃ゲージの上空部分にカメラを設置し、バット軌道を確認しながらアドバイスを送るなどし、その効果も高かった。だが、職人肌の内田コーチとは合わなかったようだ。教え子がチームを指揮している現状もあり、「広島での仕事は終えた」と感じたのだろう。そこで退団を選択したのである。 「阪神は来季の一軍監督がどうなるか分からない状況だったため、きちんとしたオファーが出せなかったんです」(ベテラン記者) 「内田氏をさらわれた」という思いは阪神の方が強そうだ。ウエスタンリーグの日程が終わっても、秋季教育リーグ、練習試合など公式日程は終わっていない。当面は水本勝己二軍バッテリーコーチが代行統括するが、チームへの動揺は隠せないだろう。 「内田氏は駒沢大OBですが、東海大一校の出身でもあるんです」(前出記者) CSで争う阪神と広島に、思わぬところからダメージを与えた巨人。原監督の東海大派閥はいろんな状況や場面でも万能ということか。
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社会 2014年10月16日 13時00分
民主党政権負の遺産 太陽光発電“終焉”に悲鳴続出
再生可能エネルギーの中核である“太陽光発電バブル”が無残にも破裂した。 先陣を切ったのは九州電力。太陽光発電の導入が急速に進んだ結果、自社の送電設備の容量がパンクしかねないとして9月24日、事業者による電気の新規受け入れを管内全域で中断。翌25日には東北電力の海輪誠社長が定例会見の場で、買い取りが急増し電力の需給バランスが崩れていることを理由に「中断を含め対応を検討する」と表明。実際、10月1日から中断に踏み切った。 これに刺激されたように四国電力、さらに北海道電力も10月1日から管内全域で中断するなど、まるでせきを切ったかのように電力各社の買い取り中断が相次いでいる。 一連の動きのさなか、小渕優子経済産業相は9月26日、閣議後の会見で「再生エネルギーの最大限の導入に向け何ができるか、あらゆる角度から検証する」と強調した。所管大臣でさえ、電力各社の“非常事態ラッシュ”に目を向けざるを得なかったようだ。 再生可能エネルギーの買い取り制度は、福島原発事故を教訓に2012年7月に始まった。旗振り役を務めたのが当時の菅直人首相で、口さがない向きはこの制度を「菅さんの置き土産」と斬って捨てる。 脱原発の近道は再生可能エネルギーの普及しかないとばかり、中核となる太陽光発電の買い取り価格を「業者の言い値を丸呑み」(関係者)した結果、1kW時当たり42円という破格の高値になった(今年度は35円)。この価格はユーザーの電気料金に上乗せされる。買い取り価格は毎年見直されるとはいえ、最初の契約は20年間継続されるため、ソフトバンクや京セラなどいち早く新規参入したメガソーラー業者は「政府公認の打ち出の小づちを握った。サスガに先見の明がある」と半ば皮肉を込めてうらやましがられた。両社とも、当時の民主党政権と深い関係にあった点を指してのことだ。 これを見て一攫千金をもくろむ業者が次々と参入した結果、太陽光パネルが値下がりして儲けが大きくなるまで発電設備を凍結させる業者や、権利の転売でボロもうけを企てるブローカーが暗躍するなど“バブル狂奏曲”一色に染まったのはご承知の通り。それらが電力会社に対し集中的に買い取りを申請すれば、管内の電力需要を上回って対応できなくなる。しかも太陽光は昼夜や季節で発電量が増減するため、送電網の受け入れが難しい。 だからこそ電力各社は「電力の安定供給には需給の一致が不可欠。このままだと大型停電になりかねない」と危機感をあらわにし、受け入れ中断に踏み切ったのだ。これぞ、太陽光発電バブルが招いた“あだ花”に他ならない。 「小渕経産相が慌てて検証に踏み込んだのは、菅政権が『まず太陽光発電の普及ありき』でスタートしたことの裏返し。当初、太陽光パネルの需要は階段を上るようにピークを迎えるといわれたのですが、来年度からさらに買い取り価格が安くなるとの観測から、ここに来て設備認証の申請が殺到していた。そのため、来年からパネルの出荷が激増すれば当然ながら供給の絶対量が増え、電力会社は現在に輪をかけて対応に苦慮する。日本列島の至る所で停電パニックが現実味を増してきた以上、小渕経産相が菅さん時代の尻ぬぐいに乗り出さざるを得ないというわけです」(経済記者) 現在、電力会社は電気の円滑な供給に支障をきたす恐れがあると判断したときは、接続を拒否できることが特例で認められている。また、年間30日間に限って太陽光発電など再生可能エネルギーの受け入れを制限できる。とはいえ30日を超えれば電力会社は再生エネの事業会社に補償金を支払うことが義務付けられている。これをどうクリアし、停電パニックを回避させるか。初の女性首相の有力候補に挙げられている小渕経産相の手腕が問われてくる。 「問題はそれだけではない」と電力業界を担当する証券アナリストはいう。 「今のところ東電や関電は買い取り中断の非常事態に陥っていませんが、これは北電や東北電力、九電など広大な土地を抱えた地域に比べると管内に太陽光発電の施設が少なく、電力の供給量が大きい分、曲がりなりにも需給のバランスが取れているためです。しかし電力会社の“縄張り”を超えた電力供給の戦国時代に突入すれば、東電にせよ関電にせよ、高枕を決め込められる保証はない。むしろ買い取り価格がバカ安になったら東電や関電の優位はたちまち崩れます」 鳴り物入りでスタートした再生エネの買い取り制度は、今や97%を太陽光発電が占めている。旧政権のズサンな政策を非難するのは簡単だが、いびつな構造をどう修正させるか。ここは小渕経産相の実力を占う大きな試金石になりそうだ。
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