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芸能ネタ 2016年06月13日 11時58分
スポットライトを浴びて被災地入りしたキムタク
ジャニーズ事務所に所属するSMAP・木村拓哉、TOKIO・長瀬智也、V6・岡田准一が12日、熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町で、前日から石原軍団が行っている炊き出しに参加したことを各スポーツ紙が報じている。 報道をまとめると、3人の参加は5月初旬に長瀬が、共演経験がある、軍団を率いる渡哲也に「炊き出しをするならぜひ参加したい」と打診。数日後、長瀬が同じく渡と共演経験があり、同じく映画賞で「石原裕次郎新人賞」を受賞した先輩の木村、後輩の岡田に声を掛け実現に至ったという。 炊き出し前、舘ひろしから紹介された木村は「料理は自信があるんですが、できることを全力でしたい」。長瀬は「石原プロさんと一緒に、元気を与えられるということがすごくうれしい」。岡田は「力仕事は自信があります。何でも言ってください」とあいさつ。 3人は舘から指導を受けながら焼きそばや豚汁を調理。約2時間半、1500食を配り終えた3人は舘ら石原軍団メンバーと握手し、労をねぎらいあったというが、今回、3人が参加した背景には、いまだに尾を引くSMAPの分裂・解散騒動がありそうだというのだ。 「すでに中居正広はお忍びで複数回被災地入りしており、仲がいい香取慎吾も帯同していた。そのため、その行動に賞賛の声が相次ぎ“中居株”は大幅にアップ。ところが、ジャニーズはそんな中居の行動をメディアが取り上げることを快く思わなかった。それに対して、キムタクは堂々と石原軍団の看板を借り、マスコミが集まる中、スポットライトを浴びて被災地を訪問。そのあたりに、SMAP騒動の際に事務所残留の意思を表明したキムタクに対する配慮がうかがえる」(芸能記者) 現地でキムタクらの写真は撮り放題だったようで、SNSには続々と写真がアップされただけに、少なからずキムタクのイメージアップにはつながったようだ。
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アイドル 2016年06月13日 11時45分
東京パフォーマンスドール 5枚目のシングル「純愛カオス」の発売を発表!
2016年6月11日(土)、9人組ガールズグループ・東京パフォーマンスドール(通称TPD)が、自身のCDデビュー2周年記念LINE LIVE特番内にて、5枚目のシングル「純愛カオス」を8月17日(水)にリリースすることを発表した。 この日、CDデビュー2周年を記念して、初のLINE LIVE生配信を行ったTPD。これまでの2年間を振り返りつつ様々なバラエティコーナーで、それぞれの個性を発揮しスタジオを爆笑に包んだりと、トークの成長も感じさせる場面もチラホラ。そんな中、新情報としてシングルリリースの発表が行われた。リーダーの高嶋菜七は「5枚目のシングルをこの夏、たくさんの方に届けます!私たちにぜひ付いて来てください!」と力強くコメント。 今シングルは、作曲・編曲に新生TPDの数多くの楽曲を手掛ける渡辺徹が担当し、例えるならば、夏の日差しのように眩しく、キラキラ弾けるダンスナンバーチューンが出来上がった。作詞は松井五郎を迎え、現在のTPDの心境を、松井五郎流に表現。悩みや迷いを抱えそれらを内に秘めながらも、輝く未来を掴みとろうとする、今のメンバーの気持ちを表した歌詞にもぜひ注目。さらに、この新曲を、結成3周年記念日の6月19日(日)に品川ステラボールで行われるライブで初披露することも発表された。 カップリング曲には、ライブでも人気の『OVERNIGHT SUCCESS』『Airport』『気持ちはING』『SLASH DANCE』や、小室哲哉作曲の『キスは少年を浪費する』をついに収録。先代TPDレパートリーが新たに蘇るのも見逃せない。また、振り付けには、これまでのTPD楽曲を担当してきた、林希、梅棒に加え、話題の東京ゲゲゲイが参加。9人グループならではの圧巻のフォーメーションダンスを楽しめそうだ。7月9日から全国各地で開催するリリースイベントでぜひとも体感してほしい。さらに記念すべき日に、メンバーの橘二葉がInstagramをスタートさせることも発表された。これでメンバー9人全員の個人SNSが開設され、新たなスタートを切るTPDから、この夏は目が離せない!
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芸能ネタ 2016年06月13日 11時42分
なぜかお相手が伏せられた優香の結婚相手
女優の優香が、ドラマで共演歴がある同世代の俳優と今月にも結婚することを、一部スポーツ紙が報じた。 記事によると、お相手は同世代のイケメン俳優で、ドラマの共演で知り合い、昨年から交際がスタート。交際期間は1年に満たないが、性格などの相性も良く、結婚適齢期でもあり、周囲にほとんど知られることもないまま、極秘のゴールインが決まったという。 数か月前、優香には、今年7月期放送予定の民放局連続ドラマのレギュラー出演オファーがあったが、6月に結婚するとの理由で出演を断ったのだとか。誕生日月が、幸せな結婚になるといわれるジューンブライドと重なるため、今月の結婚を決意。36歳の誕生日であり、午後の祝いごとが良いとされる先負の27日昼以降か、その前後の大安吉日の23日か29日に婚姻届を提出するとみられるというのだ。 優香といえば、14年12月にドラマで共演した、俳優の三浦友和と元歌手の山口百恵さんの次男で俳優の三浦貴大との熱愛が報じられた。 報道について、優香サイドは交際を否定。三浦は優香よりも5歳年下だけに、同世代とはいえず、少なくとも三浦がお相手の可能性は低そうだが…。 「今回、なぜかお相手の名前は伏せられたまま。よほどの大物か、よほど無名かどちらかなのでは。一部のワイドショーが所属事務所に確認したところ、事務所はまったく状況を把握していなかった。いずれ明らかになることだが、お相手の名前を伏せた報道はなかなかないだけに何かひっかかるものがある」(芸能記者) 優香は女優業をこなしながら、レギュラーを務めるテレビ朝日系「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」での安定した仕事ぶりが評判だが、結婚で活動の幅が広がりそうだ。
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芸能 2016年06月13日 11時27分
山田親太朗、佐藤健・三浦翔平・Takaなどイケメン集団の貴重な旅行写真公開
俳優でタレントの山田親太朗(29)が山田親太朗率いるバンド・HighsidEのオフィシャルブログを12日に更新し、8年前くらいに行ったという旅行での写真を公開した。 ブログは「懐かしの!!」と題して、8年ぐらい前に行った旅行写真を公開した。写真には、俳優の佐藤健(27)、三浦翔平(28)たちなど、豪華なイケメン俳優陣や、佐藤健の親友でロックバンド・ONE OK ROCKのヴォーカル・Taka(28)も一緒に写っている。 「みんなわかいなー笑」と綴ったブログには、「なんだこのイケメン集団は。笑 昔からずーっと仲良しなんだね 貴重な写真 いっぱいみれて幸せ」、「8年前の可愛いたけるさんのお顔をみれて嬉しいです」、「しんたろ若い!!」、「わぁぁぁぁーTakaくん 翔平くんと健くんも」、「今も昔もかっこいいのは変わってないね」とコメントされている。
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芸能 2016年06月13日 11時16分
河北麻友子 映画「白鳥麗子でございます!」初日舞台挨拶でたっぷり美脚を披露
女優の河北麻友子が11日、東京・シネマート新宿で映画「白鳥麗子でございます!THE MOVIE」の初日舞台挨拶に出席した。 人気コミックス「白鳥麗子でございます!」が20年振りに映画化され、自他共に認める世界のお嬢様・白鳥麗子を演じるのは、生粋のニューヨーク育ちのリアルお嬢様・河北。 河北は総額1000万円以上するブルガリの高級ジュエリーをまとい、さらには大胆なスリットが入ったベルサーチの黒いドレスとルブタンの靴という超豪華なコーディネートで美脚を披露、満員の会場からはため息が漏れた。 河北は「皆さんに早く見て欲しい気持ちでいっぱいです。麗子は自分と共通点が多く、それを話していたら時間が無くなりそうです。でも麗子は料理が下手ですが私はちゃんと料理をしますよ」と自慢気に語り、MCから得意料理を聞かれると「ナスのおひたし」と意外な答え。映画の見所を問われると「今回の映画はドラマからスケールアップして麗子のお嬢様ぶりもレベルアップしてます。結婚式のシーンもあるのでウェディングドレス姿にも注目して下さい」とPR。 また同舞台挨拶には水野勝、小林豊、久松郁実、上野優華、吉原雅斗、久万真路監督が出席した。 映画「白鳥麗子でございます!THE MOVIE」は東京・新宿シネマート他全国で公開中。
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芸能 2016年06月13日 11時06分
前田敦子 ソロ活動5周年“ファンに恋してる”
女優で歌手の前田敦子が11日、神奈川県のラゾーナ川崎プラザでファーストアルバム「Selfish」(6月22日発売)発売記念イベントを開催し、自身初のフリーライブを行った。 初夏の日差しが照りつける中、待ちわびた大勢のファンから「あっちゃーん」コールが鳴り響く中を登場した前田は「天気良すぎですね。短い時間ですが楽しんで下さい」とあいさつ。 まずTBS系で放送中の主演ドラマ「毒島ゆり子のせきらら日記」主題歌でアルバムのタイトル曲にもなっている「Selfish」、2曲目は本人がツイッターで人気投票を行い1位となった「君は僕だ」を披露した。 会場に集まったファンから募集した質問に答えるコーナーで「最近恋してますか?」と問われると「したいですね。皆さん恋してますか?」と逆にファンに呼びかけた。会場のファンから「あっちゃんに恋してま〜す」と声援が起こると前田は「嬉しい〜。私もです」と答え、ファンからは歓喜の悲鳴が湧き上がった。 アルバム発売日の6月22日は、ソロデビューしてから5周年の記念日にあたる。前田はこの5年を振り返って「芸能界に入ってから約半分の期間をソロとしてやらせてもらったと思うと感慨深いです。もう一度ゼロに戻って新たな気持ちで頑張っていこうと思います」と前向きに語った。
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レジャー 2016年06月13日 09時00分
【第33回エプソムカップ】ルージュバック復調V
競馬の「第33回エプソムカップ」(GIII・芝1800メートル、12日東京18頭)は、最後の坂を上がってから1番人気のルージュバック(54キロ戸崎圭太騎手)が差し脚を爆発させ、2着フルーキー(58キロM.デムーロ騎手、3番人気)に2馬身1/2差を付けて圧勝した。1分46秒2。3着マイネルミラノ(56キロ柴田大知騎手、6番人気)。 ルージュバックは父マンハッタンカフェ、母ジンジャーパンチの牝4歳(鹿毛)。馬主は(有)キャロットファーム。戦績=10戦4勝。主な勝ち鞍=重賞2勝目(15年きさらぎ賞)。戸崎騎手、大竹正博調教師とも初勝利。「配当」単勝(18)280円複勝(18)140円(16)170円(13)370円枠連(8)(8)620円ワイド(16)(18)330円(13)(18)1020円(13)(16)1420円馬連(16)(18)750円馬単(18)(16)1170円3連複(13)(16)(18)4550円3連単(18)(16)(13)1万5090円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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その他 2016年06月12日 15時00分
【幻の兵器】終戦後は最初で最後の「クジラを捕った帝国海軍艦艇」となった「一等輸送艦」
日本の地理的な条件にもかかわらず、日本海軍は輸送艦艇の開発、整備には極めて不熱心で、日本海軍は1928年の軍備制限研究委員会報告において「揚陸用作戦艦艇については別に考慮する」と言及した以外、艦艇の整備計画さえ立案しないまま太平洋戦争の開戦を迎えることとなる。ある説によれば、大正年間に日本海軍は「上陸作戦用機材の研究は陸軍の担当とする旨の協定を結んだ」とされているが、残念ながら具体的な資料的裏づけはとれていない。 ところが、近代的な輸送艦艇を持たない日本海軍は1942年後半のガダルカナル島をめぐる攻防戦において、敵制空権下の輸送作戦に貴重な駆逐艦や巡洋艦を投入せざるをえなくなり、艦隊戦力に少なからぬ被害を出した。そのため、海軍軍令部は、ガダルカナル島を放棄した後の1943年になって、敵性海域を強行突破して陸上部隊を揚陸可能な高速輸送船の開発を決意したのである。この高速輸送船が一等輸送艦であり、福井静夫氏の著作によると開発の経緯には相当の紆余曲折があるようだが、残念ながらその具体的な内容については判然としない。 まず、海軍軍令部は開発に先立って1943年に設計を完了した丁型駆逐艦(松などの簡易量産型駆逐艦)の主機を減らし、その空きスペースに物資を搭載する艦を計画した。しかし、その計画ではあまりにも効率が悪いと判断され、呉工厰の技術者を中心とした作業チームが新たに設計することとなった。実際、呉工厰の作業チームは基本計画に関する部分まで含めた大きな裁量権を与えられ、上陸用舟艇の進水装置などの特殊装置等は実物大模型を制作して開発している。 1943年秋には最終的な設計案がまとまり、翌年には第一号艦が竣工した。その後、敗戦までに46隻の建造が計画されたが、実際に完成したのは21隻に留まっている。また1944年に日本海軍が輸送艦との艦艇種別を設けるまで、一等輸送艦は特務艦特型の略である「特々」と呼ばれていた。 一等輸送艦は260トンの各種物資を搭載可能で、また4隻までの上陸用舟艇、または水陸両用戦車を搭載しており、船尾にはスロープが設けられていて、クレーンを使用することなく物資を搭載したままの舟艇を発進させることができた。加えて強力な対空、対潜兵装も備えており、護衛艦として運用することもできた。実際、ソナーや水中聴音機の他、レーダーも備えていた艦があったようで、輸送と護衛の両方をこなす万能艦として重宝されている。最大速力は22ノットで、巡航速力も18ノットに達しており、速度性能は高速商船の五割増しだった。 その他、一等輸送艦は甲標的や回天といった超小型潜水艇の搭載も可能であり、1944年の試験で洋上から発進させることも可能なことが明らかとなった。そこで、陸上部隊や補給物資以外にも超小型潜水艇の輸送を行っているが、前線で母艦として作戦行動を行った事例はないとされている。また、船尾のスロープを活かして、臨時敷設艦として作戦に従事した艦もあり、その活用範囲は驚くほど広範囲に渡っている。 前述のように一等輸送艦は非常に使い勝手のよい万能艦であり、また前線もこの種の艦艇を切実に必要としていたため、竣工した端から前線に投入された。ブロック工法を採用して量産を最優先した設計となっており、材料さえそろっていれば五週間でほぼ竣工状態まで工程を進めることができた。しかし、当時の戦局は極めて逼迫しており、敗戦までに21隻が竣工したものの、数か月以内に16隻が戦没している。 また、敗戦時に航行可能だった5隻の内、復員輸送中に事故で失われた二十号輸送艦を除く4隻は戦後に改装され、短期間ながら小笠原方面で捕鯨母船として操業しており、最初で最後の「クジラを捕った帝国海軍艦艇」となった。柴達彦著「鯨一代」によると、最初の出港時にはマストに漁業会社の社旗と軍艦旗を掲揚し、日新丸行進曲(捕鯨船のテーマ曲)や軍艦マーチを高らかに流していたようだ。また、同書によれば連合軍は漁業会社に提示した貸出艦艇リストの筆頭は戦艦長門だったそうで、実現可能性はともかく興味深いエピソードであろう。 一等輸送艦はいかにも日本海軍が好みそうな万能艦で、しかも捕鯨までこなせるマルチプレーヤーでありながら、そこそこの戦力価値を持っていたという意味で非常に珍しい存在である。輸送艦という艦種分類が災いしてか、いささか兵器としての注目度が低いように思われるが、もう少し評価されてもよい艦艇であろう。しかし、例え兵器としての性能が少々優れていたとしても、登場した時期がいささか遅く、また数も少なすぎたと言わざるをえないのだ。 (隔週日曜日に掲載) ■「一等輸送艦」データ基準排水量1,500トン 長さ89.00メートル 幅10.20メートル 主機・軸数艦本式オール・ギヤード蒸気タービン・1軸1基 主缶ホ号艦本式水管缶(重油混焼)2基 出力9,500馬力 速力22.0ノット 兵装12.7センチ連装高角砲1基、25ミリ三連装砲機銃3基、25ミリ連装砲機銃1基、25ミリ単装砲機銃4基、爆雷18個 搭載量260トン及び14メートル特型運貨船(通称大発)4隻
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社会 2016年06月12日 14時00分
国会会期末に駆け込み成立 “骨抜き”「新刑事訴訟法」の危うさ
会期末の国会で5月24日、ある法案が成立した。刑事訴訟法改正案などを含む刑事司法改革関連法。警察・検察捜査の在り方を大きく変える「刑事司法の大転換」(法務省関係者)だ。 厚生労働省元局長の無罪が確定した文書偽造事件が制度見直しの契機。ところが、取り調べの録画・録音が義務付けられるのは全事件の3%。しかも例外が幅広く認められ、その判断は捜査機関に委ねられるなど、期待された冤罪防止の機能はすっかり骨抜きにされた。 「一方で捜査権限は大幅に拡大した。初めて司法取引が導入されるが、自分の刑を軽くするため捜査官の期待に添う虚偽の供述を行い、無関係の人を巻き込む危険性が拭えない。また従来、4種類に限定されていた通信傍受(盗聴)の対象犯罪に、殺人や強盗、窃盗、詐欺、恐喝、児童ポルノの提供など九つが追加され、通信会社社員の立ち会いも不要になるなど、盗聴が日常的な捜査手法となる恐れが強いのです」(法曹関係者) これだけ問題の多い内容だが、昨年から継続審議となっていた今国会での審議は「拍子抜け」(先の法務省関係者)するほどアッサリ決着した。参院での審議はわずか20時間余。これには当初、強硬に反対していた民進党が昨夏の与党との協議で修正合意したことが大きい。 民進側の筆頭理事として修正協議をリードし、「捜査機関の“力”の拡大に偏り過ぎていた原案に対し、冤罪をなくすという“正義”の要請に引き戻す修正ができた」と賛成討論で胸を張ったのは、今をときめく山尾志桜里政調会長。しかし、修正内容は司法取引協議への弁護士の関与など、わずかな変更のみ。これでなぜ賛成なのか? 「山尾氏は与党の出方を見誤った」と苦々しく語るのは、民進党関係者。 「刑訴法を審議する参院法務委員会には、野党のヘイトスピーチ規制法案が先に出ていて、与党がこの審議を受け入れない限り刑訴法には手がつけられないと山尾氏らは高をくくっていた。ところが今春、与党がヘイトの対案を出して刑訴法の審議を拒む理由がなくなったんです」(同) しかも、参院側の民進党理事で今回、改選を迎える有田芳生議員は、ヘイトスピーチ法案の熱心な推進者。 「ヘイト法を自らの手柄とするため、これを成立させる見返りに刑訴法には目をつぶったと勘繰られても仕方がない。それほど参院審議は中身が乏しかった」(同) 盗聴拡大は半年後、司法取引は2年後に施行されるが、呆れた駆け込みぶりだ。
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スポーツ 2016年06月12日 12時00分
棚橋、中邑不在もトランキーロ! 内藤旋風が大阪城上陸! 新日本6・19大阪城大会展望
新日本プロレス毎年恒例、6月のビッグマッチ「DOMINION」が今年も19日に大阪城ホールで開催される。昨年は21年振りに進出した大阪城ホールの日程に合わせて7月5日に開催したが、今年は会場は大阪城ホールのまま、日程を従来の6月開催に戻して行われる。今週は6・19大阪城大会の見どころをカード毎に書いてみたい。 6月19日(日)大阪城ホール『DOMINION 6・19 in OSAKA-JO HALL』16:00試合開始▼第0試合 ジェイ・ホワイト壮行試合天山広吉&小島聡&中西学 対 ジェイ・ホワイト&ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー※15:30開始予定■見どころこの大会を最後にアメリカROHマットへ無期限遠征することが発表されたジェイ・ホワイトが第3世代トリオを相手にヤングライオン卒業マッチを行う。若手外国人勢の成長によっては数年後に夢のカードになる可能性もあるので見逃せない。▼第1試合真壁刀義&ヨシタツ&キャプテン・ニュージャパン 対 バッドラック・ファレ&高橋裕二郎&ハングマン・ページ■見どころ“ハンタークラブ”ヨシタツ、そしてキャプテンに強力な助っ人真壁を加えたトリオで、バレットクラブと対決。大阪城ホールでも「ハンターチャンス」が爆発するか?▼第2試合石井智宏&YOSHI-HASHI 対 SANADA&BUSHI■見どころSANADAとの一騎打ちを訴えていたYOSHI-HASHIだが、大阪城ではタッグマッチでの対戦となった。SANADAを破ればYOSHI-HASHIにもG1クライマックス出場の可能性が広がるだけに、この試合に勝ってシングル実現に持ち込みたいところ。▼第3試合 スペシャルシングルマッチ後藤洋央紀 対 EVIL■見どころ昨年11月大阪大会で対戦した時は後藤の反則勝ち、今年5月の福岡大会ではEVILが完勝した。3月の「NEW JAPAN CUP」から覚醒したEVILはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの仲間であるIWGPヘビー級王者内藤哲也も一目置く存在に成長している。一方の後藤はCHAOS入りしてから重鎮的な存在感を示しているが、本人が目指す変化にまでは至ってない。迫力満点の日本人肉弾対決を制するのは後藤か?EVILか?▼第4試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合イリミネーション式4WAYマッチ<第47代王者組>リコシェ&マット・サイダル 対 ロッキー・ロメロ&バレッタ<挑戦者組> 対 カイル・オライリー&ボビー・フィッシュ<挑戦者組> 対 マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン<挑戦者組>※リコシェ&サイダルの初防衛戦※4チーム同時に通常のタッグマッチを行い、敗れたチームから退場。最後まで残ったチームを勝者とする。試合権のある選手が敗れた時点でそのチームは退場。なお、トップロープを越えて場外に転落した場合も退場となる■見どころ大盛況だった「BEST OF THE SUPER Jr・XXIII」最終日の6・7仙台大会で、IWGPジュニアタッグチャンピオンチームのハイフライヤーズに六本木ヴァイス、レッドドラゴンが挑戦表明したことを受け、これにスーパーJr・を怪我で欠場したヤングバックスも加えた形で4WAY戦によるタイトルマッチが決定した。今回は最後の1チームが勝者になる勝ち残りのイリミネーションルール。世界のプロレスファンが羨む夢のカードが大阪城で実現する。▼第5試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合<第73代王者>KUSHIDA 対 ウィル・オスプレイ<挑戦者>※KUSHIDA2度目の防衛戦■見どころ「BEST OF THE SUPER Jr・XXIII」の決勝戦で田口隆祐を破り、初出場にして史上最年少優勝を飾ったオスプレイ。公式戦でのリコシェ戦はスーパーJr・史に残る名勝負だった。チャンピオンのKUSHIDAには新日マットに初参戦した4月の両国大会以来の挑戦となる。王者として夏以降のビッグマッチに臨みたいKUSHIDAにとっては落とせない試合。しかし今のオスプレイには恐ろしいくらいの勢いがある。ジュニア最高峰の試合になるのは間違いない。▼第6試合 IWGPタッグ選手権試合<第70代王者組>タマ・トンガ&タンガ・ロア 対 ジェイ・ブリスコ&マーク・ブリスコ<挑戦者>※ロア&トンガ組初防衛戦■見どころROHからブリスコブラザーズがIWGPタッグ王座に挑戦。GOD(トンガ兄弟)との兄弟タッグ対決に挑む。真壁&本間を相手に完勝して王座を奪取したGODは様々なタッグタイトルを巻いているブリスコブラザーズに勝って、タッグチームとしてのステージを上げたいところだが、一筋縄にはいかないだろう。▼第7試合 NEVER無差別級選手権試合<第11代王者>永田裕志 対 柴田勝頼<挑戦者>※永田初防衛戦■見どころ5・3福岡大会で柴田を破り王座を戴冠した永田だが、試合後には自ら再戦をアピール。柴田にリターンマッチの機会を与えた。この二人の絡みには新日本ならではのストロングスタイルを感じさせる殺伐としたものがあるだけに、今回の試合も死闘になるはず。永田は再び世代の壁を突き放すことができるか?▼第8試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合ラダーマッチ<第13代王者>ケニー・オメガ 対 マイケル・エルガン<挑戦者>※オメガ2度目の防衛戦※リング上に吊るされたベルトを獲得した選手が勝者となる■見どころ棚橋が怪我で欠場することを受けてエルガンが挑戦することになった。ケニーとエルガンは4・27博多大会で外国人ヘビー級対決のベストバウト級の試合を行っているだけに、棚橋の欠場は残念だが、このカードは大阪のファンの心も掴むはずだ。新日マット初のラダーマッチにも注目。▼第9試合 IWGPヘビー級選手権試合<第64代王者>内藤哲也 対 オカダ・カズチカ<挑戦者>※内藤2度目の防衛戦■見どころ4月の両国大会で内藤政権樹立後、新日マットは完全に内藤を中心に動いている。5月の福岡大会では石井を相手に初防衛。試合後にオカダがリターンマッチを要求し、今回の再戦が決まったわけだが、オカダは前シリーズで連日行われた前哨戦でも内藤の余裕を崩すことができなかった。それどころか、オカダ推しの木谷オーナーを訪ねるためにシンガポールに行ったり、本隊時代に最もブーイングを浴びた大阪のファンに対し「手のひら返しはしないで欲しい」と述べるなど、内藤の勢いは内外ともに止められない状況になっている。当日は木谷オーナーの来場も決定。内藤の言葉とは裏腹に内藤へ大声援が送られるのは間違いない。恐らくそれも内藤にとっては想定内なのだろう。ここまでは内藤の思惑通りに進んでいる。オカダはどんな秘策を持って内藤と対峙するのか?IWGP王者としてG1クライマックスに出場するのは内藤か? オカダか? その答えもトランキーロ! (焦んなよ!)である。 今大会は棚橋が怪我の治療に専念するため欠場となった。現在の体制になってから棚橋と中邑(現WWE)の2人がいないビッグマッチは初めてだが、内藤が旋風を巻き起こしたことにより、チケットも順調に売れている。既に1階席は完売し、若干数となった2階席も増席した。2年連続で大阪城ホールを超満員札止め(昨年は11,400人を動員)にすることが濃厚な情勢だ。新日本プロレス上半期の集大成大会とした「DOMINION」は今年も浪速を熱狂させる。(増田晋侍)<新日Times VOL.21>
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