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その他 2010年11月11日 13時30分
【雅道のサブカル見聞録】“うみねこ”は通常通り発売です
今週、話題の美少女ガンシューティング『ぎゃるがん』の審査問題で緊急事態発生中のアルケミスト。あのゲームのどこがマイクロソフトのCEROに引っかかったのか…心当たりがありすぎて逆に分からないが、それはさておき、年末に発売される本当の意味での目玉ソフトを忘れてはならない。PS3で12月16日発売の『うみねこのなく頃に 〜魔女と推理の輪舞曲〜』だ。 本作は、『ひぐらしのなく頃に』でお馴染みの竜騎士07原作同人ノベルゲーム『うみねこのなく頃に』の1〜4のエピソードを収録したもので、孤島の洋館で起こる連続殺人を、主人公である右代宮戦人が解決していく推理モノ。と、思いきや、いつも竜騎士作品通り、魔女だの量子力学などが入り交じったオカルト方向に進んでいく。しかもノベルゲームには必須といえる選択肢と呼べるものが存在しない。立ち絵が無ければ電子書籍を読むのとそう変わらない仕様。慣れないと困惑する展開だが、一度ハマるとこのトンデモ展開が逆にクセになって来る作品だ。 コンシューマーへの移植にさいしキャラクターデザインを『びんちょうたん』でおなじみの江草天仁が担当。ゲーム中にすべてのシーンは1920×1080のフルHD。BGMは原作音源をリマスターしたもの110曲収録。キャラクターはフルボイス。アニメ版の声優陣が声を担当している。立ちグラフィック数は、本作のメインキャラであるベアトリーチェだけでも500パターン以上だ。キャラ数も他のノベルゲームに比べて遥かに多い本作。情報が公開される前は「PS2で十分だろ」とか思っていたが、これほどのボリュームとなるとPS3で発売なのも納得できる。 さて、本作はもう審査済みなので、余程ことがなければ発売はずれないであろう。竜騎士ファンはもちろんのこと、一気に4つのエピソードがプレイ可能なので、今までプレイしたことない人も一度プレイしてみてはどうだろうか。価格は税込8,379円と、ひと昔前のスーファミソフトかエロゲ並の価格だが、その辺は作品のボリュームと特典内容に期待しよう。 しかし、『ぎゃるがん』のようなセクシャル描写には相変わずゲーム業界は厳しいな…。流血やグロ描写には意外と寛容なのに。やはり、このジャンルの救済のために、再びセガのハード参入を期待したい。まあ無理だろうけど…。(斎藤雅道)
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スポーツ 2010年11月11日 13時00分
台風直撃に人身事故…踏んだり蹴ったりでサバイバル飛田、開始前から青息吐息? 10・31 埼玉プロレス『旗揚げ第獣獣獣獣獣韋(51)戦』(1)
自称「50銭パチプロ」ことサバイバル飛田率いる『埼玉プロレス』の51回目の興行『旗揚げ第獣獣獣獣獣韋戦』が10月31日、東京・聖蹟桜ヶ丘は「ファーストスピリット」にて行われた。 同日に同じCG大量駆使系(?)インディーの雄『666』と興行がバッティング、さらには前日に台風14号が関東に上陸した天候の悪影響など、様々な状況も相まって、正直今回も動員は苦戦。しかも当日、会場最寄りの路線である京王線で人身事故が発生し、開始時間も往年のW★INGを彷彿させる30分(!)押しと、まさに踏んだり蹴ったりな状況で、飛田もオープニングの挨拶に登場するなり、「流行ってんのかな!? 人身事故」と、のっけからダークなジョークで場内を凍りつかせる。それから以降も、延々と不入りの愚痴話が続いた。 「真裏ではハロウィンだ666だ何だとやってますけど、…ねぇ? タレントがいない分、今回は竹田誠志を借りてきたんだけど、それなのに思ったより動員伸びないしさ(笑)、意外と集客力ないのかな?(場内爆笑)。最終的にサバイバル飛田に金が落ちるのが嫌な(竹田ファンの)女の子が多いのかなとも思ったワケなんだけども(苦笑)。それか大日本プロレスの竹田は好きだけど、埼玉プロレスの竹田は見たくもないという乙女心でもあんのかな(笑)」 「…しかしさぁ、なんで週●ロってのは意地悪すんだろうね? FAX送っても「モバイル載せました」って返事しか返ってこないし、こっちは紙のほうの週●ロに載せてほしいのに。もう選手名鑑載らねぇのは諦めたけどさ、なんでこう、アパルトヘイトすんのかね? サンシティじゃねぇんだからさ。 まぁ『金権編集長』(ターザン山本!著)にも書いてあるけど、記事が載るにはゴマすって「お願いします」とかしないとダメな部分はあるんだ、確かに。でも俺は気持ち悪い記者に敬語使うのが嫌で、あえてそういうのに距離置いてたからさ」 「最初は30人ぐらい集まったんだけどな〜。入江さんどう思います?」 と、客席の入江秀忠(キングダムエルガイツ代表 兼 ファーストスピリット代表)に強引に話を振り、入江が「来年から俺も出ますよ!」と気前よいリップサービスで返したところを、 「…いや、ギャラ払えないからいいです」 と飛田が冷たく言い放つと、場内この日一番の大爆笑! オチがついたところで、埼玉プロレス第獣獣獣獣獣韋戦、スタート!【第1試合 15分1本勝負】ケン片谷(CMA東京)vs U.C.L.A.ファッションリーダー(ファッション業界)※中国製衣料着用不可 織田裕二の「Love Somebody」で入場し、相変わらずシュールな空気を全身から発散させているU.C.L.A.ファッションリーダー。今回もチープなコーディネーションでキメているが、全身の衣装代は総計230円だとか。ますます安っぽくなったファッションリーダーである。 今回「中国製衣料着用不可」という特殊ルール(?)で闘い、お客に「U.C.L.A.」コールを強要するなど、この日もやりたい放題のファッションリーダーだったが、ケン片谷にあっさり敗れ去った。○片谷(11分15秒 がんじがらめ)●ファッションリーダー【第2試合 20分1本勝負】竹田誠志(STYLE-E) vs 山田マン£(シークレットベース) 「山田マン£」と、いかにも埼玉プロレス的(飛田的?)な表記で登場のヤマダマンポンドと竹田という、埼玉プロレスらしからぬ好カード(失礼)は、期待に違わぬ激戦となる。 初っぱなから「俺たちがこんな狭い所で決着つけられるワケねーだろ!」と両者揃って主張し、エニウェアマッチとなったこの試合。場外戦で、ピラミッド状に積み上げられたイスのオブジェもろとも、竹田がスピアーで山田マン£を吹っ飛ばす! 豪快に会場中に吹き飛んだイスに観客大興奮の中、竹田が勝利した。○竹田(8分05秒 片エビ固め)●山田マン£ ※場外に積み上げた椅子もろとものスピアー【ブロディ安藤の『魔人・廃人のコーナー』】 「構ってあげないと本当に消えてしまうんで毎回使ってる」(飛田談)とのことで、再び埼玉プロレスのレギュラー(兼・後片付けスタッフ)となったネトゲ廃人・ブロディ安藤。今回は一曲まるまる盆踊りを踊り続けるという、リアル廃人(失礼!)にしかできない芸当(芸なのか?)を披露。ただでさえシュールなファーストスピリットの空気を、さらに摩訶不思議なものに塗り替えてみせた。【第3試合 時間無制限一本勝負】「早冬初冬バトルローヤル」参加選手:ケン片谷、U.C.L.A.ファッションリーダー、竹田誠志、山田マン£ 今回も第1、2試合出場の豪華4選手全員で行われるバトルローヤル(埼玉プロレス公式表記)。今回はファッションリーダーの定番アイテム「カバン」と、山田マン£の武器「看板」の「カバン vs カンバン」対決が試合のポイントとなる。そしてファッションリーダーのカバンを奪い去った山田マン£が、カバンで絞めつけながらのキャメルクラッチで勝利。○山田マン£(5分12秒 ファッションバッグ式ラクダ固め)●ファッションリーダー※退場は順に、竹田、片谷、ファッションリーダー(山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2010年11月11日 12時30分
ニューヨークレポート 三千、五千ドルは当たり前! 調査&賞金流行り
メイシーズという大手のデパートで数年前にショッピングをしたら、店員にオンラインで満足度をお知らせください、と言われた。レシートにURLが書いてあり、物好きにも応対した店員についての評価や店に対する満足度を入力したがそれで何かが当たるという事はなかった。アメリカのサービス業の質があまりにも悪いので顧客によるチェックを始めたものと思われる。 商売のトレンドというものはあるようで、今回至るところでこのサーベイやスウィープステーク(賞金)というのが目に付く。 よく買い物をするウォルグリーンズという大手ドラッグストアも、電話をするかオンラインでちょっとしたフィードバックを書き込めば毎月誰かに3000ドルが当たるそうだ。 張り切ってやってみたら最後になってアメリカ在住者でなければ賞金を受け取れないそうで友人の名前住所を書きいれ「当たったら山分けよ」と念を押しておいた。 たった1ドルでメガミリオンという宝くじで何十億円というお金が当たる国、(たった)3000ドルぐらい、あり得ない事ではない。実際目にしたところでは、TVのクイズ番組で数問正解しただけで8000ドルを持ち帰る人もいるのだ。 ステイプルズという文房具店でも同じようなサーベイをやっていたし、無料誌であるヴィレッジヴォイスでも行っていた。こちらは書き込み項目が多すぎ、途中でイヤになって止めてしまった。 私の知る限り、日本のこうした調査では長々と時間がかかるのに報酬はというと「抽選で100名様に2000円の商品券が当たる」などという、みみっちいものばかりで貴重な時間をそんな事の為に使おうという気になれない。 やはりアメリカは規模が大きいなあと感じるトレンドではある。(セリー真坂)
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芸能 2010年11月11日 12時00分
変わる紅白歌合戦
先日、白組・嵐と紅組・松下奈緒が司会をつとめることが発表されたおおみそかの「第61回NHK紅白歌合戦」。昨年に比べて放送時間が15分短縮されるが、この15分のおかげで大きく変わってしまうようだ。 「放送時間短縮に伴う出場枠の削減がなされ、演歌歌手の枠を男女4組ずつ、計8組も減らすという。昨年は演歌歌手が16組出場したから、半減させられる。その代わり、嵐の司会にともなってジャニーズ事務所の枠が大幅に増える」(NHK関係者) 昨年は北島三郎が大トリをつとめ、今や紅白の風物詩となった小林幸子と美川憲一の豪華衣装対決などが盛り上がったものの、「伍代夏子、中村美律子、北山たけしらは大したヒット曲もないのに、事務所の力などで出場。歌手別視聴率も大して取れていない」(同)というから、演歌枠が削減される要因はあったが、今年、出場“当確”と言われる演歌歌手は誰か? 「紅組だと昨年『また君に恋してる』がヒットした坂本冬美、同じく昨年『愛のままで…』がヒットした秋元順子、CDの売り上げが安定している水森かおり、常連の石川さゆり。白組は大トリを何度もつとめた北島三郎に五木ひろし、安定した人気の氷川きよし。残り1組を森進一と細川たかしが争う形になりそう。小林と美川は対決がすでにマンネリ気味で、互いにヒット曲がないので落選濃厚と言われている」(レコード会社関係者) では、演歌歌手に変わって大きく枠を増やすと言われるジャニーズ事務所の顔ぶれは? 「司会の嵐、昨年も出場したSMAP、TOKIO、NYC boys、今年芸能生活30周年を迎えた近藤真彦、総合司会をつとめると言われている有働由美子アナとともに朝の情報番組『あさいち』の司会をつとめる井ノ原快彦がメンバーのV6の6組が出場する見込み」(同) 放送時間短縮のあおりでなぜか演歌枠が減ってジャニーズ枠が増える今年の紅白。お年寄りの“紅白離れ”が加速しそうだ。
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芸能 2010年11月11日 11時00分
アイドルと事務所の“約束”
アイドルを管理する芸能事務所。アイドルにとって事務所は大きな力になることが多い。「力のある事務所ならば、そうでない事務所に所属するよりも日の目を浴びる可能性が高いのは事実でしょう」と語るのは芸能ライター。事務所の中には最初の契約時点でタレントと細かい項目まで決める事務所も少なくない。「数年間は恋愛禁止なんてのは当たり前。もちろん過去の恋愛歴は細かくチェック。ニャンニャン写真を撮り合った過去があるのかどうかまで…」(芸能ライター) そして付き合っている男がいる場合は問答無用に別れさせられる場合も少なくないとか。ある人気グループの女性アイドルはデビュー当時、渋谷のどうしようもないチーマーと付き合っていたが無理やり別れさせられたという話もある。「その時はそうとう落ち込んだようですが、飛ぶ鳥を落とす勢いの今はサッパリしたものですね」(芸能ライター) そして、小向美奈子で有名になったのが、「AV出演禁止」の約束。実はこの契約のために、自らは起死回生のためにAV出演を熱望するも、実際にAVデビューできない女性タレントも存在するという。「Kは何度もAVからオファーを受け、本人も乗り気と言われていますが…契約の問題が絡んでいるようです」 これらの“約束事”について、「やりすぎだ」との声もないわけではない。しかし芸能事務所関係者は「せっかく大切に清純派で売り出しているのに、男とイチャイチャしているところを写真誌に撮られたりしたら、こちらの努力と今までかけてきたお金も水の泡。こちらも仕事ですから」と語る。また、「時々、アイドルは個人の力で売れたと思っているのも多いですが、そこには事務所の徹底的なイメージ戦略、メディア戦略がある。このことを認識していれば簡単に約束を破ったりすることもないと思うのですが…」とも。 どの世界でも“約束を守る”ことは基本のようだ。
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トレンド 2010年11月11日 10時30分
イケメン&グラビアアイドルによる「御伽噺(おとぎばなし)」の夕べ 10月29日 「朗読NIGHT#3」
様々なキャストがおとぎ話を聞かせるイベント「朗読NIGHT」。文京区・根津にあるリサイクルショップ「エアリーシュガー」にて三回目が行われた。今回読まれたお話はサン=テグジュベリ作「星の王子様」。演者として登場したのはグラビアアイドルとして活躍する小林万桜(こばやしまお)、そして男性アイドルグループ「演舞re夢(えんぶれむ)」のリーダーである川村武(かわむらたけし)の二人。二人とも舞台に出演している経緯もあり、その表現力に期待のかかるイベントであった。 小林万桜は2003年、映画『呪怨』(劇場版)にて小学生時代の遠山いずみ役を演じ、その後ローティーンモデルとして2004年にデビュー。数多くの写真集を世に打ち出す。NHKの『天才てれびくん』内のドラマ「ぼくがぼくであること」では準主役を演じ、2007年Vシネマ『マイコうそみたい!』、2009年『アイの羽』にて主演を演じている。現在は女優を中心にして活躍している。来年1月7日に発売される映画『リアルかくれんぼファイナル』(久本樹監督・主演/光井愛佳=モーニング娘。)にて準主役を演じる。 川村武はボーイズユニット「演舞re夢」のリーダーとして活躍する傍ら、ソロでも舞台に出演している。注目されたのは「アニメイト」にて2007年から配信している「アニメイト・コンシェルジュ(通称アニ・コン)」にて、実写版のキャラクターである美尾蓮(みお・れん)役を演じたところからであろう。12月22日から26日にかけ、北千住・シアター1010にて「激動の時を超えて『BUTLER×BUTLER』〜聖夜の贈りもの〜」では「日本一の執事を巡る戦い」を演じる。 今後の活躍が大いに注目される二人による競演であるが、告知不足のためだろうか来場した観客はわずか。ただそんな中ではあったが小林・川村共に「稽古を月曜日から始めた」中で精一杯のステージを努める。星の王子様の内容は知っておられると思われる。ある星の王子様が様々な星を旅し、様々な人に出会う事により「目に見えない大切なもの」に気づいていくお話。 朗読というものは非常に難しいものである。演劇と違って体全体で表現するものではなく、声・雰囲気で見る者に情景を思い描かせる。そして重要なものは表情。豊かな表情を織り交ぜる事により登場人物の心境をかもし出す事ができるのだが、残念な事に当日の二人は「表情を魅せる」事を出せていなかった。朗読劇は初めてという二人、この経験が今後に生きる事に期待したい。顔をほんの少し観客席に見せるだけで印象はまるで違ってくる。演出の永井友加里(Media Factory所属)の流した音楽のタイミングは上々であり、場面の切り替えの雰囲気は良い感じで流れていただけに悔やまれる。 公演後、二人に話を聞いてみた。 −− 初めて朗読劇を演じてみたそうですが、どうでしたか? 川村 「演舞re夢として歌ったり踊ったりしている時は、体を動かしているので緊張が散漫するんですよ。今回の朗読劇ですが、動きは少しあるんですけれど…お客さんとの距離が物凄く近くて、半端なく緊張しちゃいましたね」(ステージは出演者の間近であり、下手をするとお互いの息遣いまで聞こえてきてしまう位なのだ) −− いきなり噛みそうになってしまったと伺っておりますが… 川村 「そうなんですよ。練習の時に『星の王子様』って言おうかと言ったその日に…」 小林 「言おうとしたのに〜(笑)」 川村 「『ほちのおうじさま』ってやってしまって。それをやらなくてよかったなって思ってます。トラウマですね」 −− 小林さんはどうでしたか? 小林 「私も普段は役者を中心にして活動しているのですが、動きが少なくて、本を読みながら尚且つ演技をするという、また違った難しさがあって色々悩んだ部分とかもあったんですけど、凄く楽しかったです。また明日もあるのですが、更にもっといいものができたらなと思っています」(公演は10月29日と30日に渡って行われている。取材を行ったのは29日金曜日の初日であった) 川村はまた、今後朗読劇を行うとしたら「もっと人数を増やして、一本の作品を演じるのもいいのですがオムニバス形式のものをやってみたいと思いますね」とも語る。 こちらが想像していた以上に緊張していたと言っている二人。初挑戦となる朗読劇の感想としてはとにかく「楽しかった」という前向きな答えであった。練習する時間も少なく、急な本番にもめげずに精一杯を出したと思われる二人は最後に笑顔を見せる。屈託のない若者の笑顔は見ているだけでも清々しいものを感じる。小林が「普段はめったに着ない白のドレス」とブログで書いていたが、白という色はその人物を清らかに見せるような気がする。二人で並んで立った写真にそれが強く出ている。 今回は告知が不足していた事もあり、観客はわずかという結果になってしまったが、上手く宣伝を行ったり様々なキャストを配役すれば面白い存在になってくるのではないか。何より演者との距離はほぼゼロに近く、間近で憧れている役者や女優の演技を見る事ができる。特にボーイズユニットの演舞re夢が継続して参加する事により川村の言う「大人数でのオムニバス形式」の朗読劇も楽しめる可能性が出てくる。桐乃睦や佐藤香織、小林万桜のような女優を近くで見る機会などほとんど無いと考えられるためいい機会になるとも思われる。 演じる者としては得るものも大きいだろう。朗読は演技の基本と思っても過言では無いかも知れない。もう一つ、朗読は舞台を越えたエンターテイメントとも考えられる。両極端になってしまうが、物語を聞かせる事は「伝える」事に繋がってくる。演劇の基礎でもあり、応用でもあるこの朗読、一度挑んでみるのはどうだろうか?Office S.A.D. 征木大智(まさき・だいち)◆『朗読NIGHT#3』2010年10月29日(金)〜10月30日(土) 会場 文京区・根津「リサイクルショップ『エアリーシュガー』」出演:小林万桜 川村武(演舞re夢) 演出:永井由香里小林万桜関連サイト◇個人ブログ 小林万桜オフィシャルブログ「Cherry blossoms」http://ameblo.jp/cherry-blossoms-ma0nyan/◇所属事務所:株式会社福笑(ふくえ)エンタープライズhttp://www.office-fukue.com/川村武関連サイト◇個人ブログ 川村武オフィシャルブログ「武ログ♪」 http://ameblo.jp/take66/◇演舞re夢オフィシャルブログ http://ameblo.jp/embrem-official-blog/◇演舞re夢公式サイト http://embrem.net/◇所属事務所:グループ・ファースト・エース http://www.first-ace.com/◇激動の時を超えて『BUTLER×BUTLER』〜聖夜の贈りもの〜サイトhttp://butler-battler.com/エアリーシュガー今後の公演スケジュール2010年11月12日(金)・13日(土) 開場:19:45/開始:20:00朗読劇〜ヴォイスメッセージ〜 真山ジュン原作漫画「このアクマめ!」(BL物)出演 12日:水戸武(グループ・ファースト・エース)&丸山直之(アルファコア)13日:宮本行(ワイエムエヌ)&山崎冠人(ファインモーション)
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芸能 2010年11月11日 10時00分
え! 磯山さやかが体育会系イケメンと結婚!?
タレントの磯山さやかが都内で行われたケータイブログサイト「DearStyle」の『ブログの王子様(プリンス)オーディション』開催記念イベントに登場した。年内結婚を目標に婚活に励んでいる磯山のために、イケメン11人も登場、様々な形で磯山に告白。会場を盛り上げた。 11人のイケメンの中には手品を披露し磯山の気を引いたり、大声で愛の告白を行い磯山を引かせるものなど。そんな中、磯山が“結婚したい人”に指名したのは、「体育会系」の鎌田有恒さん(27)。鎌田さんは、磯山が野球のショートが好きなことに目をつけ、磯山からのボールのトスをキャッチしながら愛を告白。見事磯山さんのハートを射止めることに成功した。しかし、司会者から「年内に結婚を」と促されるも「年内は無理でしょ!」と苦笑い。ただ「子どもは3人以上、野球ができるぐらいほしい」と語った。 「ブログの王子様(プリンス)オーディション」はイケメンブロガーたちがブログプリンスの座をかけて競い合う企画。ケータイブログサイト「DearStyle」が10月から開催し、ユーザー投票が行われている。
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トレンド 2010年11月11日 09時00分
猫を積んでくiPhoneゲームのロングセラー 「つみネコ」
ほのぼのした顔の猫たちを、空に向かってどんどん積み上げていく。それが「つみネコ」の基本(というかほとんど唯一の)ルール。本体を微妙に傾けてバランスを取りながら、とにかくひたすら猫を積むゲーム。5m、10mと積んでいくうち、やがて背景は空や宇宙に変化していくのが愉快だ。 この「つみネコ」(115円)は2008年12月に登場したiPhoneゲームのロングセラー。翌2009年に続編の「つみネコ2」(230円)、さらに2010年にはiPad版の「リアルつみネコ」(350円)を出すほどの人気を誇る。公式サイトもオープンし、iPhoneユーザーの間で密かなブームを呼んでいるとかいないとか。 公式サイトによると、11月5日現在の世界記録は56.1m。でも、筆者がチャレンジしても11mが限度。やっぱり世界の壁は厚いらしい…。ちなみに、二人プレイもできるので、デートや合コンの盛り上げツールとしても使えそうです。(谷りんご)
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トレンド 2010年11月11日 08時00分
水嶋ヒロは21世紀の青島幸男になれるか?
所属事務所を退社し、小説家宣言をした水嶋ヒロが早くも帰って来た。 しかも本名で「ポプラ賞小説大賞」を受賞。さらには2000万円もの賞金を『辞退』するという超男前アピール付き。まさに元・仮面ライダーらしい華麗なる変身としか言いようがない。 このニュースは芸能界にも衝撃を与えたようで処女作を出版したばかりの爆笑問題の太田光は自身のラジオ番組で「どういう事だよ!!」といつにもまして管を巻いていた。 ところで水嶋ヒロのニュースを聞いて筆者は故・青島幸男氏のことをふと思い浮かべてしまった。 青島幸男氏のイメージは筆者の世代(1985年生まれ)から見れば東京都都知事で時々映画やドラマに時々出てた人としてか印象がないが(それだけでも十分スゴイ人物なのだが…)かつては売れっ子の放送作家兼タレントで、今回の水嶋ヒロと同様に処女作の小説が賞(なんと直木賞)を受賞している。 放送作家としてデビューした青島幸男は政治・作詞家・俳優と色々な顔を持つマルチタレントだった。青島もかつては小説家を目指していたが時代の悪戯か放送業界へ進む事になる。放送のメディアで大暴れの限りを尽くした青島はある日、親友の谷啓に「直木賞でもとってみるか」と言った。最初は誰しもが冗談かと思ったが、青島の処女作「人間万事塞翁が丙午」はちゃんと青島の「予定通り」直木賞を受賞してしまったのだ。 処女作がいきなり直木賞を受賞するのは前代未聞の事であり『超マルチタレント』と言われた青島幸男のケタはずれの才能が垣間見えるエピソードだ。 今回の水嶋ヒロも「小説家になる」と公言し、見事に賞を受賞してしまった。 この二人に共通しているのは「有言実行」。俳優でも放送作家でもメディアに出る人はみんな目立ちたがり屋でプライドが高い。才能と見栄が合体するととてつもないパワーが生まれる。そのパワーをうまくコントロールできた者が勝者となるのだ。 また、この二人の名前には「水」関係の文字が入っているのもポイントだ。かつて「芸の世界では水は縁起もの」とされていた。水嶋はそのまま水に囲まれた島をイメージできる名前だし、青島も青の持つイメージカラーは空もしくは水だ。 「水」を「才能」と訳せば「才能に囲まれた島民」という意味になり、やはり非常に縁起のいい名前だという事がわかる。 うーむ。筆者もこの法則に従い、小説を書く機会があれば「海島うず雄」とか「水元わきでのすけ」とかの露骨なペンネームをつけてみたいところである(笑)(昭和ロマン探求家・穂積昭雪(『雪』は一応関係ですかね)山口敏太郎事務所)【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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芸能 2010年11月10日 19時00分
マイケル・ジャクソン、新作は本当にホンモノか?
ジョー・ジャクソンが、マイケル・ジャクソンの最新アルバムが本物なのか、懐疑的だという。 去年に亡くなるまで息子マイケルとはトラブル続きだったジョー、間もなく発売のアルバム『マイケル』には、マイケルの声がほとんど入っておらず、レコード会社ソニーが、ジャクソン一家からこのアルバム発売の許可を得ていないと主張する。 「全部がマイケルだとは思わない。これはマイケルの一部で、そこに少し参加しているだけだよ。ファミリーの許可なしで、レコード会社側はアルバムを発売するなんてどういうことなんだ。あいつらはキャサリンに彼女がもらう分の利益は支払うことは出来ないだろう。一銭も入らないはずさ。この曲の権利は誰が持っていんだい? ファンは何て言っているんだ? このことについて知らせるべきだ」 マイケルの財産については、母キャサリンが管理しており、全ての決定は弁護士のワード・ウェイツマンと共同で下すことになっている。 この新作の曲がマイケルのものではないとジョーは主張しているが、生前マイケルがブラック・アイド・ピーズのメンバー、ウィル・アイ・アム、そしてニーヨと新曲を製作していたことは良く知られた事実だ。 ウィル・アイ・アムは、この曲を発売することを激しく非難しており、マイケルの“承諾”抜きで未完成作品を発売するのは、正しいことだとは思わないと発言している。 「この曲が発売されるべきだとは思わない。最悪だ。マイケルは完璧主義者だったから、こんな風には発表して欲しくないと思うね」「マイケル・ジャクソンが、ここにいて承認出来ないっていうのに、どうやってマイケル・ジャクソンの作品を発売するっていうんだよ。発売の過程に関わっていないのに、レコード会社は何をやってんだ?」「マイケルは友達の1人だったから、この行為は尊敬の念を感じられないな。この世から消えた人に対して無礼はないだろ。どれだけマイケルを食いものにしようって言うんだよ。むかつくパラサイトだ!」