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スポーツ 2015年06月27日 18時00分
今年も広島勢で占拠されてしまったオールスター・ファン投票
NPB(日本野球機構)は6月26日、「マツダオールスターゲーム2015(第1戦=7月17日・東京ドーム、第2戦=同18日・マツダスタジアム広島)」ファン投票の最終結果を発表した。 セ・リーグでは広島東洋カープから、先発投手=黒田博樹、捕手=會澤翼、一塁手=新井貴浩、二塁手=菊池涼介、外野手2位=丸佳浩と5人が選出され、リーグ最多。 昨年は広島ファンが組織票に走って、全11枠(投手3人)中8枠をファン投票で占拠した。今年は開幕当初から最下位に長く沈むチーム状況だったが、それでも5人が選ばれ、2年連続でファン投票は広島勢が大挙して占める結果となった。 一方、一時は首位を走ったDeNAのファンも投票に躍起となり、抑え投手=山崎康晃、外野手1位=筒香嘉智、外野手3位=梶谷隆幸と3人が選ばれたが、DeNAの快進撃がなければ、今年もさらに多くの広島勢で占拠されていた可能性も高い。 他のチームからは、中継ぎ投手=山口鉄也(巨人)、三塁手=川端慎吾(ヤクルト)、遊撃手=鳥谷敬(阪神)が選出されたが、第1戦が本拠地で開催される巨人勢はわずか1人だけという寂しい投票結果となった。 昨年は広島から、規定打席に遠く及ばないキラ・カアイフエ(一塁手=退団)や堂林翔太(三塁手)がファン投票で選ばれて物議を醸した。今年はおおむね活躍している選手が選出されたため、さほど異論は出ないだろうが、広島ファンの投票行動は、他チームのファンにとって、来年も脅威になりそうだ。 なお、パ・リーグでは、先発投手=大谷翔平(日本ハム)、中継ぎ投手=エディソン・バリオス(ソフトバンク)、抑え投手=松井裕樹(楽天)、捕手=嶋基宏(楽天)、一塁手=中田翔(日本ハム)、二塁手=浅村栄斗(西武)、三塁手=中村剛也(西武)、遊撃手=今宮健太(ソフトバンク)、外野手1位=柳田悠岐(ソフトバンク)、外野手2位=秋山翔吾(西武)、外野手3位=糸井嘉男(オリックス)、指名打者=森友哉(西武)が選出された。 最多得票はセ・リーグでは、筒香の44万3313票、パ・リーグでは森の53万6267票で、中日、ロッテからは1人も選ばれなかった。 最も僅差だったのは、セ・リーグの捕手部門で、1位=會澤(27万9338票)と、2位・阿部慎之助(巨人=26万6885票)との差は1万2453票だった。 この後、選手間投票の結果が同29日に発表され、監督推薦を含む全出場選手は7月2日に発表される。2戦とも、テレビ朝日系列でテレビ中継される予定だ。(落合一郎)
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ミステリー 2015年06月27日 17時19分
日本でも目撃されていた!? 謎の三角UFO
1989〜1990年にベルギーで2500人もの人々に目撃され、何枚もの鮮明な写真が撮影されるというUFO騒動が起きた。UFOといえば普通は円盤状のものを想像する方が大半だろうが、このベルギーのUFOは三角形をしており、底部に4つの大きなライトが点いているという非常に特徴的な形状をしていた。このUFO騒動はベルギー空軍が出動し、調査を行うまでに発展した。 だが、この三角型UFOが日本でも目撃されていたという! 目撃したのは日本の女性シンガーソングライターの水木ノア氏。彼女は福島県で毎年行われている宇宙人コンテストの実行委員長を務めるなど、オカルトやスピリチュアル関係にも造詣が深い。 彼女が問題のUFOを目撃したのは2005年頃だったという。当時都内某所に住んでいた彼女は、ある日自宅近くのゴミ捨て場にゴミを捨てようと足を向けたところ、その上空に巨大な黒い三角形の物体が浮遊している事に気がついたという。 その物体は恐らく金属製に見え、表面はまっ平らだったという。ただし底部しか見えていなかったため、上部がどのようになっているかはわからなかったそうだ。 その三角形の物体は2〜300メートルの上空に浮遊しており、ずっと停止状態だったという。彼女は当時「よくこんなに大きくて重そうなものが微動だにせず浮いているな」と思ったそうだ。 彼女は一度家へ携帯電話を取りに戻ったが、まだ謎の黒い三角形がその場に浮遊していたため、携帯のカメラ機能で撮影も試みたという。しかし、当時のカメラ機能のせいか、画質が悪く画面には目で見るよりもはるかに小さくしか映らなかったという。それでも彼女は友人らに携帯で撮影した画像を送り、しばらく観察しながらメールのやりとりを続けていたという。時間にして12〜3分、その三角形の物体はその場に浮遊し続けていたが、彼女がメールの画面に一度目を落としたその一瞬で、黒い三角形の物体は忽然と姿を消していたという。なお、残念ながらかなり前の話になるため、UFOを撮影した画像は携帯電話の機種変に伴い手元に残っていないという。 果たして、彼女が目撃した三角形の物体は何だったのか。飛行していたのではなく、空中に停止していたという点から見ても、飛行機などの誤認とは考えにくい。 現在、山口敏太郎事務所では彼女の目撃した黒い三角型UFOについて残されたメモをもとに調査中である。同様のUFOを目撃した方は是非情報をお寄せいただきたい。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所竹本良&水木ノアの「Spiritosphere(精神圏)2」https://www.youtube.com/watch?v=Rb6VI7aNfzY
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社会 2015年06月27日 17時14分
東京都立霊園を申し込むなら今しかない!
墓地には民営、公営があるが、公営の霊園はやはり人気が高い。 その理由について、都内の某石材店によると、「決して公営が安いとは限りません。都心に近かったり、交通の便のいい霊園は、かえって高いのです。ただ、ブランド力というか、運営面で安心感があり、宗教不問だったり、年間管理料が安く設定されている点などが人気の秘密ではないでしょうか?」と話す。 東京都内在住者で、現在、墓地を探している人にとっては、都立霊園も選択肢のひとつだ。しかし、その募集は年1回しかない。今年度の申込期間は7月1日〜15日のわずか15日間のみ。つまり、今しかないのだ。 都立霊園は8つあるが、今年度募集があるのは青山霊園、多磨霊園、小平霊園、八王子霊園、谷中霊園、八柱霊園(千葉県松戸市)の6つで、雑司ヶ谷霊園、染井霊園の募集はない。 募集数は青山が50カ所、八王子が80カ所、谷中が170カ所、多磨が430カ所、小平が2270カ所、八柱が2300カ所。 大方は一般埋蔵施設だが、八王子には芝生埋蔵施設、谷中には立体埋蔵施設、多磨には長期収蔵施設(みたま堂)、八柱には合葬埋蔵施設(合葬式墓地)、小平には小型芝生埋蔵施設、合葬埋蔵施設、樹林型合葬埋蔵施設(樹林墓地)、樹木型合葬埋蔵施設(樹木墓地)がある。 ただ、都立霊園の場合、申し込み資格要件があり、「一般・立体埋蔵施設、長期収蔵施設に申込みをする場合」は、都内(八柱の場合、松戸市を含む)に5年以上継続して住んでいること、現在守っている「親族の遺骨」があること、遺骨に対して、祭祀の主宰者であることが条件。「合葬埋蔵施設に申込みをする場合」は在住期間が3年以上となる。 「遺骨生前申込」は3年以上在住で、現在守っている遺骨が1体又は2体あり、その遺骨と親子、夫婦、兄弟姉妹の関係にあることが条件。「生前申込」も3年以上在住が条件。ただ、「遺骨生前申込」「生前申込」が可能なのは、小平、八柱のみで、他の4つの霊園は遺骨があることが前提。 申し込みは郵送(7月15日消印有効)かインターネットになり、郵送の場合、申込書は都庁第一、二本舎1階・2階の案内コーナー、各都立霊園・青山葬儀所及び瑞江葬儀所の窓口、都内各区市町村及び松戸市役所の窓口、公益財団法人・東京都公園協会本社で配布している。 あらかじめ、利用する石材店が決まっている場合(石材を使う墓地のみ)は、申し込みを代行してくれる業者もある。 申し込み後、8月27日に公開抽選が行われ、10月上旬の書類審査を経て、11月上旬に使用料・管理料を納入した上で、12月中旬にようやく使用許可が下りる予定だ。 実際にどれほどの人が申し込んでいるかというと、昨年度の倍率(総括)は、「一般埋蔵施設」だと、多磨=3.6倍、小平=8.5倍、八柱=7.5倍、青山=14.2倍、谷中=12.9倍。小平の「小型芝生埋蔵施設」は4.1倍、八王子の「芝生埋蔵施設」が6.2倍、谷中の「立体埋蔵施設」が6.9倍、多磨みたま堂の「長期収蔵施設」が22.0倍となっており、いずれも倍率は高い。 「合葬埋蔵施設」では、八柱が1.3倍、小平が18.7倍。小平の「樹林型合葬埋蔵施設」が10.6倍、「樹木型合葬埋蔵施設」が1.7倍。 気になる使用料だが、霊園により、まさにピンキリ。「一般埋蔵施設」だと、青山なら約420〜約1085万円、谷中は約268〜336万円と高額。多磨は約158〜518万円、小平は約149〜約471万円、八柱は約34〜約114万円。八王子の「芝生埋蔵施設」だと約112万円、小平の「小型芝生埋蔵施設」が172万円。 年間管理料は1220〜3660円と格安。ただ、墓石を必要とする場合は、さらに石材費+工事費がかかってくる。 これが、多磨みたま堂の「長期収蔵施設」、谷中の「立体埋蔵施設」、八柱や小平の「合葬埋蔵施設」、小平の「樹林(樹木)型合葬埋蔵施設」だとグッと安くなる。 いずれにせよ、都立霊園は人気があり、倍率が高いため、希望しても購入できるかどうかは抽選の結果次第だが、安心感や管理料の安さなどを求めるなら、一考の余地があるだろう。(山本 生道)*写真イメージ
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芸能 2015年06月27日 16時23分
ドラマ不調のジャニーズ山下智久が行う“非常に危険な行為”
4月期のドラマが不調に終わり、今のレギュラーはラジオだけというジャニーズタレントの山下智久に“負の連鎖”が襲い掛かりそうだ。 TBSの連続ドラマ「アルジャーノンに花束を」は8.6%と低迷したまま終了。レギュラー出演していたバラエティー番組も終わり、レギュラーで露出があるのはインターFMの朝の10分間番組だけとなってしまった。「一時期は役者以外でも何とか道をと山下の周囲も一生懸命でしたが、いずれも視聴率低迷で打ち切りの連続。役者としては『アルジャーノンに花束を』での演技力は評価されてますが、いかんせん数字が付いてこない。いくらジャニーズだからといっても、先細り感はぬぐえません」とはあるテレビ局関係者。 そんな状況を本人も気にしてか、「山下君は最近、ネットに出てくる自分の評価を気にするようになったと耳にしたんです。自分の名前を入れてどう見られているのか、検索したりしているそうですが、それが本当なら…」と同関係者。いわゆるエゴサーチと呼ばれるようなものをしているようだが、非常に危険とも示唆する。 「タレントなら良くも悪くもいろいろ書かれるわけです。それをいちいち気にしてたら、タレント業なんてやってられないんです。敢えて、気にしてチェックをしている人もいます。客観的に自分自身をうまく分析できたりといい面で使える人もいるそうですから。ただ、大抵はひどいことを書かれて落ち込むし、何を書かれるのかと心配で演技も出来なくなる。ダメになればなるほど、気にしたくなりますが、余計に悪くなっていくんです。心配になっちゃいますよ」と同関係者。 視聴率は山下1人の問題ではないのだが、気にするなというのも無理な話なのかもしれない。
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芸能 2015年06月27日 16時00分
紺野あさ美 仰天情報! モーニング娘。に戻りたい
テレビ東京の紺野あさ美アナ(28)に仰天情報が持ち上がっている。『モーニング娘。』にもどる可能性が出てきたというのだ。 紺野アナはモー娘。の元主力メンバー。'10年に芸能活動を終了し、'11年にテレビ東京に入社した。 「“鳴物入り”というのは、このことでしょう。同局とモー娘。の関係は深い。'10年10月に女子アナ入社が正式発表されてからは、彼女の注目度は上がる一方でした」(テレビライター) 芸能界の隅っこにいるようなタレントならいざ知らず、紺野アナは天下のスーパーアイドルだった。 「旧大検に合格。慶応大学にAO入試で入ったんです。映画『ビリギャル』でも話題になっていますが、慶応のAOは一芸的な部分が多い。彼女が努力したことは認めますが、慶大のAOは学力試験とは言い難い」(予備校関係者) しかも、入社後の紺野アナの評価はイマイチ。 「読みはヘタ。司会者としてもオーラがない。さらに入社直後の8月、慶応の先輩との交際も写真誌に激写された。これは先輩が会社を設立したため、売名の材料に使われたそうです」(前出・テレビライター) また、“社内イジメ”に遭っていることも判明。異常な数の“弁当買い”をさせられていたことも報じられている。 「紺野アナも周囲の冷たさが響いたのか、体調不良を理由に会社を休んだ時期もある。現在の担当番組も少なく、存在感は薄い」(テレビ東京関係者) そんな中、降ってわいてきたのがモー娘。つんく♂ファミリーへの復帰。去る6月17日、『テレ東音楽祭』(24日放送)に出演し、一夜限りのモー娘。として登場することを発表したのだ。 「いま局での彼女の立場は本当に厳しい。モー娘。の出番にしても自らが『戻りたい』と志願したそうです」(制作スタッフ) たとえば同局の人気アナ・相内優香アナ(29)などは二股がバレて大問題になったが、いつの間にか復活。 「女子アナも人気商売。紺野アナには芸能界復帰説も浮上しています」(同) 局アナ見納め!?
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芸能 2015年06月27日 15時55分
中川翔子 ポケモン歴19年「孫とバトルするまで死ねません」
タレントの中川翔子が26日、都内でポケットモンスター×三井住友カード『ポケモンVISAカード・ポケモンVISAプリペイド』の発行記念発表会に出席した。 ポケモンを愛してやまないという中川のポケモン歴は19年だという。「ずっとポケモンと遊んでいて19年になりました。あっという間でした(笑)。自分の人生と共にポケモンがあったと思います。以前にスイスの田舎町に行って言葉が通じなくても、ポケモンのイラストを見せたらすぐに仲良くなれて、国境も何もかもすべて乗り越えて笑顔を繋いでくれました」とニッコリ。 また、タレントの眞鍋かをりが結婚、妊娠を発表したことについて、「うらやましいですね」と笑顔で祝福。自身は、「孫とポケモンバトルをするまでは死ねません」と語り、「いつ相手が現れてもいいようにスクワットをして頑張ります」と力強く語った。
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スポーツ 2015年06月27日 14時00分
球団買収候補の会社に大損益 パ球団関係者にも大打撃か
LIXILグループ(以下=リクシル)がドイツ子会社の破産手続きを進めている(5月22日発表)。傘下のドイツ・水栓金具製造会社『ジョウユウ』の財務内容を調べたところ、債務超過が発覚するなど、事業が継続できる状況ではないことが分かった。約410億円の損害が生じるとも伝えられた。 リクシルといえば、TBSが横浜ベイスターズを身売りする際に、候補になっていた会社の一つ。その後も球団身売り関係の報道が出るたびに名前が挙がる企業である。 「リクシルが球界参入に再挑戦するとの噂もありました。パ・リーグの球団が標的されているとかで、具体的な球団名が報じられたこともありました」(スポーツ紙デスク) リクシルが旧横浜ベイスターズの買収に乗り出し、失敗したのは2011年オフ。当時を知る関係者によれば、準備不足が原因だったとのこと。NPB内部には「ペナントレースの地方興行など、詳細を知らなすぎた」との声も聞かれた。しかし、その後に身売り報道が巻き起こった西武やロッテといった球団は、リクシルからの接触を完全否定している。 リクシルが球界参入へ再挑戦することがあるのならば、以前の準備不足を補い、それ相応の準備を整えてくるはずだ。 「リクシルが横浜買収を進められなかった原因に横浜スタジアムと球団の契約がありました。旧経営陣との間で使用契約年数を残しており、翌12年にDeNAが買収に成功したのはその契約が満了する年でもあったことが幸いしました。そして、リクシルがドイツの水栓金具大手のグローエ社を買収したのが13年。この時点でリクシルの球界参入の話は終了したとの見方もされていました。同時に、企業規模拡大の意味でグローエ社買収の次は球界参入だと予測する向きもありましたが」(同) 球団買収の動きに関する真偽はともかく、リクシルのターゲットとしてパ・リーグ球団の名前が出たのにはそれなりの理由があった。まず、交流戦の試合数が減少傾向にあったこと。そもそも、交流戦は旧オリックスと近鉄バファローズが合併した04年、同時審議された経営改革案だった。当初はホームとビジターで3試合ずつ、1球団あたりセの球団との試合は36試合あった。パ6球団は交流戦で実力を存分に発揮し、それに絡めたイベントやファンサービスも行い、交流戦で収益を増やしてきた。これに対し、セ・リーグ側は遠征先が増えるなどの出費面のほうが大きくのしかかり、かつ試合成績自体もパに押されることが大半だったため、交流戦の規模縮小を推し進め、現在の18試合制にすることに成功した。この規模縮小はパにとっては大きな損失だった。 「交流戦は開始当初の半分の試合数になり、将来的に交流戦そのものがなくなる可能性も否定できない状況になりつつあります。となれば、パ・リーグの収益アップで期待できるのはCSしかありません」(同) プロ野球全体で見ても、オールスターゲームや日本シリーズですら地上波放送権の売買では苦労させられている。12球団共有の新収益として侍ジャパンの常設も始めたが、「ベストメンバーを揃えたことがない」などの理由から、放映権料が伸び悩んでいる。 プロ野球界の収益モデルは全体で右肩下がり。中でもパ・リーグはさらに危機になってきている。リクシルはそのパ・リーグの起爆剤になれるかもしれない存在だっただけに、水面下で歯ぎしりをしている関係者がいるかもしれない。
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アイドル 2015年06月27日 12時00分
【帰ってきたアイドル親衛隊】普段着が逆に新鮮だったデビュー時の工藤夕貴
何気なくテレビのCMを見ていたら、セーラー服を着てヤカンを持って走っている美少女が出てきた。ハウス食品の『チキンラーメン303』というCMだ。すごい頻度でCMが流れていたのでずっと気になっていたが、どこの誰だかがわからない。そんな思いが数か月も続いた。ある時、近所のレコードショップに立ち寄ったら、店頭に『野生時代 12月20日デビュー 工藤夕貴』と書いてあるポスターが貼ってあった。それを見た瞬間に、お湯をかける少女が工藤夕貴ということがわかり、つい店頭で大声を出してしまい。店主に怒られてしまった。 それからデビュー情報などを必死に調べてみた。全国でキャンペーンイベントの予定が目白押しだったが、私が選んだのはキャンペーンイベントではなく、アイドルが多く出演する後楽園けやきステージで行われるイベントだった。会場にはイベントスタートの2時間くらい前に到着して、そこそこ前方の席を確保できた。開演まで時間があったが、生で工藤を初めて観るということで、気持ちは始まる前からかなりタカまっていた。 ようやくイベントがスタートとなるのだが、ステージに登場した工藤は、普段着のような衣装だった。今までCMでのセーラー服姿しか知らなかった私にとって、着飾った衣装より逆に、こういった普段着っぽい姿を見れたことが嬉しかった。多くのアイドルが出演するイベントだったこともあり、デビュー曲の『野生時代』を歌っただけだったが、この瞬間に立ち会えたことに喜びを感じていた。 年が明けた1985年からはアイドルとしての活動を本格的にスタートして、イベントや公開番組などにも出演する機会が多くなり、これまで以上にファンと接する機会も増えていった。当時は映画に主演するのもアイドルのステイタスなところもあり、工藤もデビューから1年たらずで映画主演をすることになった。『台風クラブ』(東宝)という相米慎二監督の作品であり、奇想天外な学園ストーリーで、アイドル映画というより、人間の心理を描いたストーリーである。初主演がそんな奇妙な映画だったが、どんよりしたストーリーの中で、華のある美少女が主役ということで注目度も高く、アイドルファンのみならず、映画ファンからも多くの支持を受けて、東京国際映画祭ヤングシネマ部門大賞を受賞した。 シリアスな内容だったこともとあり、女優としての評価も上がり、次第に映画やドラマ出演がメインになり、アイドルとしての活動も激減していった。工藤はハリウッド映画に憧れだし、アメリカで勝負をすると言い出した。その衝撃的な宣言にビックリした私は、このまま会えなくなってしまうのかと思ったので、早速だが工藤が出演していたドラマの収録の出待ちをすることにした。この頃は出会った当時の美少女としての面影は無くなり、すっかり大人の女性へと変貌していた。とはいえ、その時の工藤はまだ18歳である。この時にお出迎えの車がテレビ局の玄関前にピタッと付いていたが、出てきた瞬間に車にすぐに乗り込むこともなく、待っていたファン全員にサインを書き、記念撮影にも応じてくれた。ハリウッド行きも決まっていたので、壮行会のような出待ちになってしまった。今に思えば良い思い出である。 翌年の1989年にはハリウッド映画『ミステリー・トレイン』の出演も決まった。何とこの映画で初のヌードを披露したのだ。映画でヌードを見た瞬間に、色々な衝撃が走ったが、ヌード以上にハリウッドデビューできた衝撃の方が上回っていた。しばらくアメリカでの活動が中心だったので、工藤のことは気にならなくなっていたが、数年前には日本に帰国して再び芸能活動もしているようで、テレビで見れる機会も増えてきているので、当時を知る私としては、かなり嬉しい気持ちになっていた。 そして現在は静岡県の富士宮市で農家をやっているようで、しかも自宅の隣でカフェを経営しているという。静岡なら日帰りも可能な場所なので、近いうちに美少女から大人の女性へと成長した工藤夕貴さんに会いに行ってみたいと思う。(ブレーメン大島=毎週土曜日に掲載)【ブレーメン大島】 小学生の頃からアイドル現場に通い、高校時代は『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラーで出演。同番組の「夕ニャン大相撲」では元レスリング部のテクニックを駆使して、暴れまわった。高校卒業後は芸人、プロレスのリングアナウンサー、放送作家として活動。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材するほか、かつて広島カープの応援団にも所属していたほどの熱狂的ファンとしての顔や、自称日本で唯一の盆踊りヲタとしの顔を持つことから、全国を飛び回る生活を送っている。最近、気になるアイドルはNMB48の三田麻央。
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芸能 2015年06月26日 18時00分
テレビ収入源と会社の不振で銀座高級クラブから消えたみのもんた
かつては“夜の銀座の帝王”と呼ばれた、みのもんた(70)。しかし最近では高級バーで目撃されなくなり、現れたとしても比較的安いクラブなのだという。 みのが社長を務める芸能事務所兼、水道メーター製造販売会社の『ニッコク』は、みのの情報番組の司会復帰の目途が立たないために経営危機に陥っているとの情報が流れている。 「『ニッコク』は、年商の4割がみののタレント業ですが、次男が起こした事件で、芸能プロの年収も激減して久しい。期待していたレギュラー番組の司会の依頼も、待てど暮らせど来ない状態が続いているのです」(みのを知る芸能関係者) みのの次男の窃盗事件が発覚したのは一昨年の9月。みのはその責任を取る形で、TBS系の『朝ズバッ!』と『サタデーずばッと』を降板した。 「現在、テレビのレギュラー番組は『秘密のケンミンSHOW』(日テレ系)1本のみ。それでも、昨年10月に開いた“古希の祝い”のパーティーには各テレビ局の役員クラスが出席し、今年4月には古巣のTBSとフジの情報番組で司会復帰するのではと囁かれていた。みの本人もそのつもりでいたのでしょう。情報番組の仕事が戻るまで、『秘密のケンミンSHOW』を確保しようと、番組プロデューサーやスタッフを銀座のクラブで接待していたのです」(事情通) しかし、『朝ズバッ!』のような情報番組のオファーが来ることはなかった。 「1月以降、特に3月頃からは銀座でみのの姿を見かけなくなりましたね。5月に8丁目で見たというクラブ関係者はいましたが、比較的安いクラブと常連のバー『A』に寄って、すぐに帰ったと聞きました」(みの常連のクラブ関係者) 『ニッコク』の内情に詳しいテレビ関係者は言う。 「次男の不祥事が起こる前まで、『ニッコク』の年商は約30億円でした。そのうちの4割を占める芸能プロの収入が半減したことは大きい。銀座遊びする余裕はまったくないはずです」 タレント生命と同時に、事業家生命の崖っぷちに立たされた。
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スポーツ 2015年06月26日 17時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈ドン・フライvs高山善廣〉
日本では一時期ほどの隆盛にないものの、世界的にはUFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)を筆頭に人気の定着した感のある総合格闘技。 「競技としての発展も急で、現在活躍するトップファイターは、総合のルールに適合した打撃も寝技も高レベルでこなせる選手ばかり。かつてはレスリングのタックルや、グレイシー柔術の寝技など、それぞれのバックボーンが重視されましたが、今はそれら全てをこなせないと通用しない状況です」(格闘技ライター) 何でもできるコンプリートファイター同士が競い合う。それは総合格闘技の進化に違いないが、その一方で異種格闘技的色合いの濃い闘い模様を好むファンもきっと少なくないだろう。 2002年6月23日、さいたまスーパーアリーナで開催された『PRIDE21』。このメーンイベント、ドン・フライvs高山善廣が今なお名勝負の一つに数えられるのは、ファンが高度な技術戦ばかりを好むわけではないということの表れだ。 レフェリーチェックの間も互いに一切目を離さない激しい睨み合いを続けた両者は、ゴングと同時に突進。互いに相手の頭を押さえると、もう一方の手でひたすら殴り合ってみせた。 一切ガードなしでぶん殴る、極めて原始的なその戦いぶりは多くの格闘技ファンの心をわしづかみにした。 「この大会ではエメリヤーエンコ・ヒョードルのPRIDE初参戦が話題となったものの、セミファイナルに組まれたセーム・シュルト戦は判定決着で、ぶっちゃけ退屈な試合に終わりました。そんな鬱屈とした会場の空気を2人は一気に吹き飛ばしたのです」(同) ボクシング技術では経験者のフライに一日の長があり、高山の顔面はみるみるうちに変形していく。しかし、高山もやられる一方ではない。コーナーに詰めたところからフロントスープレックスを放つと、起き上がりざまに膝蹴り一閃。フライの額を切り裂いた。その威力からして、もう一歩深く当たっていれば一撃KO勝利もあり得ただろう。 「当初、高山は得意のヒザをコツコツ当てていく作戦でいたそうです。しかし、同じNOAHからの初参戦で判定負けとなった杉浦貴も含め、すっきりしない試合が続く中“観客を沸かせたい”というプロレスラー魂が騒いだのでは?」(同) 試合後のインタビューでは「会場の“高山コール”に乗せられた」と語ったが、それだけではないプロとしての計算も、きっとあったに違いない。そして、同じくプロレス経験豊富なフライもこれに呼応したことによって、今も伝説と語り継がれる試合が成立した。 ちなみに高山は、当初出場を予定していたマーク・コールマンの欠場のため急きょの代役参戦でもあった。 試合開始から5分が過ぎたころには高山の顔面は完全に崩壊。見かねてドクターチェックが入ったものの、試合に戻ればまたもやノーガードの殴り合いだ。劣勢挽回を期した高山は再度スープレックスを狙うものの、これが崩れてフライが馬乗り。マウントパンチのラッシュでレフェリーストップの決着となった。 1R6分10秒。その試合時間の大半をハードヒットで殴り合うなどは、ボクシングでもなかなか見られるものではない。 試合後の腫れ上がった顔面が専門誌などに大きく掲載されたため、高山のやられっぷりばかりが目立ったが、フライも決して無傷ではなかった。帰国後には肩が上がらなくなり、全身の痛みから入院を余儀なくされたという。 「後にフライはこれを振り返り“バーリ・トゥードにピリオドを打つのにふさわしい試合だった”と語っています」(同) 現実には、その後もフライは総合格闘技を続け、PRIDEでの吉田秀彦戦やHERO'Sでの曙戦などを行っている。それでいて高山戦を“ラストファイト”というのは、当人にとってもそれほどまでに強烈なインパクトを残したということか。 一方の高山は、'02年大みそかの格闘技興行合戦の際、なかなか選手のそろわなかった『イノキボンバイエ』への出場が最後の総合参戦となった。しかし、ボブ・サップを相手に打撃ではなく、腕ひしぎ十字固めで完敗を喫する。 高山も、あるいはフライ戦で既に総合格闘家としては燃え尽きていたのかもしれない。
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