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アイドル 2016年06月11日 16時34分
杉原杏璃、6月12日誕生日を一緒に過ごしてくれるファンの方ブログで募集
グラビアアイドルの杉原杏璃(33)が10日、オフィシャルブログを更新し、誕生日を一緒に過ごしてくれるファンの方募集とセクシー写真を公開している。 「日曜日 いつもの場所で待ってるよ(ハート)」と題したブログには、「集大成だけに 今までで1番開放的に」と、34歳の誕生日を迎える6月12日(日)に最新写真集『ANRI』(ワニブックス)を発売、それに伴い発売当日記念イベントを行うことをブログで報告し、「誕生日に皆さんにお祝いしてもらえるなんて嬉しいな」とコメント。 しかし、「イベントが終わってしまえば嵐のあとの静けさ。。。。急に寂しくなりそう 一緒に過ごしてくれるファンの方募集しようかな 」とファンに向けて呼びかけ、添い寝をしてくれる人を募集!? と思わせるようなセクシーな写真を公開。 セクシー写真についてユーザーからは「添い寝したい!」、「想像したら今日寝れない!!」、「となりに行きます」、「隣行きまーーーす!!」など反響を呼んでいる。
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芸能ニュース 2016年06月11日 16時15分
週刊裏読み芸能ニュース 6月4日から6月10日
■6月4日(土) 赤西仁が久々に公の場に登場 元KAT-TUNで女優の黒木メイサの夫の赤西が都内で開催中の映画関係のイベントでトークショーを行った。 「独自の音楽活動をこなす赤西だが、公の場は久々。古巣はどんどんメンバーが減って“充電”という名の休業中。ぜひとも古巣について語って欲しかったが、気を使ったのかサービストークはなし」(芸能リポーター) いつの日か古巣への思いを語る日は来るのだろうか。■6月5日(日) 観月ありさがデビュー曲を熱唱 芸能プロ「ライジングプロダクション」の熊本地震復興支援イベントが千葉県内で行われ、所属する観月、荻野目洋子、DA PUMP、西内まりやらが出演。観月は5年ぶりにデビュー曲「伝説の少女」を熱唱した。 「頭数はそろっているものの、売れている歌手がまったくいない。昨年、安室奈美恵が独立した大きすぎる穴は当分埋まらないだろう」(芸能プロ関係者)■6月6日(月) 山本耕史が“恋敵”に謝罪 山本が都内で行われたワインのPRイベントに登場。先日、女優の平愛梨との熱愛が発覚し、会見で平を「アモーレ」と呼び話題のサッカー日本代表・長友佑都はもともと堀北のファンだったが、「それは申し訳ない。でもお互いハッピーで良かった」、「じゃあ(堀北に)アモーレって言いますよ」などと話した。 「山本は堀北と結婚後、何の躊躇もなく夫婦の仲の良さをアピールするだけに、イベント主催者からもマスコミからも評判が上々。今後、イベント出演が増えそう」(ワイドショー関係者) 引退報道のあった堀北の今後の仕事についてもコメントしてほしいものだが…。■6月7日(火) W不倫騒動の当事者が時間差会見 この日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)で、お笑いコンビ「アンタッチャブル」の柴田英嗣の元妻とのW不倫と元妻が妊娠し今月出産することが報じられた、歌手のファンキー加藤と柴田が都内で時間差で会見。昼の情報番組の話題を独占した。 「情報源は柴田の周辺関係者と言われている。柴田は加藤をかばうような発言で男をあげたし、加藤もしっかり認知して養育費を支払うので今後の仕事に影響はなさそう」(音楽関係者) 加藤の新曲のタイトルは「ブラザー」だが、深読みすれば柴田との関係もある意味で…。■6月8日(水) ダレノガレ明美に熱愛発覚 ダレノガレが同日午後、会見に登場。9日発売の「週刊文春」(文芸春秋)が先行してWEB版に記事を掲載していた会社員との熱愛についての質問が殺到した。今後、しばらくはイベントに引っ張りだこになりそうだ。■6月9日(木) 小林麻央がコメントを発表 一部スポーツ紙が市川海老蔵の妻の麻央が進行性がんで入院していることをスクープ。それを受け、海老蔵が会見し、1年8か月前に乳がんであることが発覚し、「深刻な状態」であることを発表した。麻央は以前キャスターをつとめ、海老蔵と出会うきっかけとなった「NEWS ZERO」(日本テレビ)に対して、「私は、とっても前向きです」などとコメントを寄せた。 「スクープしたスポーツ紙は日テレの系列。海老蔵一家は麻央のおかげで日テレというよりも同番組が囲い込んでいる状態。今後、同番組が麻央に関連したスクープを連発しそう」(芸能記者)■6月10日(金) ベッキーが仕事復帰会見 「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音との不倫が原因で休業していたベッキーが都内で仕事復帰会見。しかし、川谷に関連した質問が飛ぶと明言を避けた。 「所属事務所は会見への出席人数を厳密に制限するなどピリピリムード。質問できたのも当たり障りのないことしか聞かないテレビのリポーターのみ。ただの顔見せならやる意味がなかった」(出席した記者) ベッキーには同日、不倫釈明会見でなぞかけをした落語家の三遊亭円楽のサービス精神を少しは見習ってほしいものだ。
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スポーツ 2016年06月11日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND5 〈究極の兄弟弟子対決〉 流血ファイトの末に涙の抱擁
“原爆頭突き”の大木金太郎。やはりヘッドバットを得意とするボボ・ブラジルですら思わず顔をしかめたという必殺技を、アントニオ猪木は自ら頭を突き出すようにして受けてみせた。 新弟子時代からの互いの思いがリング上で交錯した。 力道山=日本プロレスの正統後継者というときに、まず名前が挙がるのはジャイアント馬場であろう。 力道山亡き後の日プロでエースの座を担い、また独立して全日本プロレスを旗揚げした後も、日プロゆかりのインター王座やアジアタッグなどのベルトを発展継承していった。 だが、力道山への思慕の強さ、精神面において最もその背中を追い続けたのは、大木金太郎ではなかったか。 力道山に憧れて韓国から密入国しての日プロ入門。 「朝鮮人はパッチギ(頭突き)が強い」と、当時、広くいわれていたイメージからこれを鍛えるよう力道山に命じられると、昼夜を問わず一心不乱にサンドバッグめがけて前頭部を打ち込んだ。 力道山の死後は、帰国して『大韓プロレス』を旗揚げ。韓国では本名のキム・イルとして闘った大木の人気は、師の力道山に迫るものがあったという。 試合のテレビ中継が始まると、街中に設置された白黒テレビの前に大勢の人が押し寄せたものだった。 ちなみに、この頃の敵役は欧米人のほかに日本人を名乗る選手もいたようで、その詳細はよく分かっていないが、多くは日本人を名乗る日系選手か、レスラーとは名ばかりの素人であったと思われる。 まっとうな日本人プロレスラーとしては、1965年にソウルで行われた『5カ国親善プロレス』に、大熊元司が参戦した記録が残っている。 なお、このときの大熊は、相撲から転向してデビュー3年目だった。それでいて日本代表とされた上に、大木と並ぶ韓国のスター選手・張永哲を過度な攻め(逆エビ固め)で潰したとして、セコンドが大挙乱入。あわれ大熊は報復の集団リンチを受けるハメになった。 ともかく、韓国でスターの座を獲得しつつあった大木であったが、'66年には日プロに復帰することになる。 アントニオ猪木が東京プロレスに参加したため、その穴埋めとして日プロからの要請を受けてのことだった。 大木が韓国でのエースの座を捨ててまで、日本で馬場の二番手になることを選んだ動機は、やはり「力道山先生の創った日プロを潰すわけにはいかない」という点が大きかった。 その後、日プロに猪木が復帰して、中堅に甘んじた大木に対し、国際プロレスからトップ待遇でのスカウトがかかった際も、結局は残留を選んでいる。 日プロ崩壊寸前の最末期に、NET(現在のテレビ朝日)が坂口征二を介して新日本プロレスとの合併を持ち掛けた際も、大木は坂口を「裏切者」呼ばわりして追放し、日プロ単独での生き残りを図った。 これらは、すべて師・力道山のためであった。 大木のそんな思いも空しく日プロが崩壊すると、当初は馬場の全日へ身を寄せたが、待遇への不満から早々に離脱する。大木の保持していた、力道山から続くインターヘビー、アジアヘビーの防衛戦が組まれなかったことが、大きな原因の一つだった。 しかも韓国においては、先に大熊に潰された張が「プロレスはショーである」と暴露したことの影響で、人気が急降下。興行の規模は縮小し、テレビ中継も打ち切り状態となって、大木は日本に活路を求めるしかなかった。 そこに声を掛けたのが、猪木の新日本プロレスである。日プロを飛び出したという点では猪木もまた裏切者だが、大木の猪木への思いは、馬場や坂口に対するものとはやや異なる。 新弟子時代の2人は、入団当初からスターを約束された馬場と違って、師匠の力道山からイジメにも近いしごきを受けていた。また大木は猪木が当初、日系ブラジル人とされていたプロフィールを信じ込み、“在日仲間”として親しみを感じていたともいう。 「猪木にしても、大木が晩年に体調を崩して長期入院していた頃、最初にテレビ番組の企画で訪れた後も、何度か韓国まで見舞いに訪れていて、100万円の見舞金まで渡していたそうです。猪木の人情味あるエピソードは珍しく、やはりどこか大木への特別な思いがあったのでしょう」(プロレス記者) そんな2人の対戦は、勝った猪木はもちろん、敗れた大木にとっても生涯屈指のベストバウトとなった。 '74年10月10日、蔵前国技館。 序盤のヘッドバットをめぐる攻防から、徐々にペースをつかんだ大木が頭突きを連発。これを受けきった猪木がバックドロップで大木を下すと、両者はリング上で固く抱き合い、人目もはばからずむせび泣いた。このときの両者の心情はいかばかりであったか。 なお、大木はこのときの新日参戦で、因縁深き坂口とは感情むき出しのセメントマッチを繰り広げている。それだけにいっそう猪木との好勝負は、裏に秘められた互いの情感を想起させるのだ。
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芸能ネタ 2016年06月11日 16時00分
早くも年末NHK紅白出場に黄信号のSMAP、そのワケは
今年1月に解散騒動が勃発したジャニーズの人気グループ・SMAPが、ファンクラブ向けの会報内で解散を否定するコメントを発表した。ファンとしては一安心だが、大きな懸念もある。 メンバー5人が騒動について語り、改めて解散しない意思を表明したとも言われている。「メンバーの中には全面的に納得しているといいがたい人もいるでしょうし、9月に契約更新するかどうかという“火種”こそ残っているともいわれてますが、5月のジャニー喜多川社長の声明に加え、今回の会報。メンバーがどうあれ、SMAPとしては残ることは間違いないでしょう」とはある芸能関係者。これからコンサートなども計画されていくといわれている。 ただ、このまますべてが以前のように順調に進んでいくかどうかというと、少々、懸念の声も聞かれる。「最大の問題は紅白歌合戦です」とはある音楽関係者。出場回数23回というSMAPだが、今年は雲行きがあやしい。 「昨年の紅白はジャニーズ勢は7組も出場させています。これはやっぱりNHK内部で、あまりにもジャニーズのいいなりではと問題視されている。この2014年に6組、2015年に7組と増やしましたが、それを決断したエンターテインメント番組部長は今年、異動した。代わりの人事もそろそろ発表になるでしょうが、その最大の役割はジャニーズの枠削減とも言われていて、2枠は減らさないと、とも言われています。まだ紅白の話し合いが行われている段階ではないですが、昨年、35周年ということで出場した近藤真彦さんは、もう出ることもないでしょうが、もう1枠は必要かと言われている。切るならSMAPかとも。NHKはゴタゴタしたものを嫌いますからね」と同関係者。 解散騒動の代償は大きいか。
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ミステリー 2016年06月11日 15時45分
UFOを撮影したい人必見!? 30年越しのリベンジでUFO激写?
こちらの写真は、1966年11月22日にアメリカはオレゴン州ウィラメット峠にて撮影されたものだ。 撮影者は峠道を運転していたのだが、周囲の風景があまりに美しかったので、途中に存在するダイアモンド・ピークの展望台に車を停車させ、風景を撮影することにしたのだという。すると、彼らの前に谷底から円盤が回転しながら浮遊してきた。慌ててカメラのシャッターを切った所、写真にUFOの姿が収められていたのだという。 写真を確認すると、円盤が動いていたためか非常にぶれてはいるものの、確かに草むらの中に浮かんだ物体の姿が確認できる。円盤はそのまま浮上を続け、大きくカーブしながら雲の中へ消え去っていったという。 この写真については、長らく信憑性の高いものだとされていたが、撮影から30年後にある人物が現場まで飛び、同じ「UFO写真」を撮影することに成功した。 同じUFOが現場に出てきた…という訳ではなく、ある仮説に基づいて再現実験を行い、同様の写真を撮影してみせたのだ。それは「走行中に写真を撮ること」。検証を行った人物は、問題のUFOがかなりぶれている事に気付いて現場を訪れ、調査してみた。すると、現場近くに道路標識を発見。既に壊れて支柱しか残っていなかったが、標識を修理して走行中の車から標識を撮影してみると、見事同じUFOの姿が写真に収められていたのだ。 1966年に撮影されたオリジナルの写真と比べると、UFOの形こそ似ているものの、オリジナルの方が背景のブレが少ないという差異がある。また、撮影者は「展望台で車から降りていた」と最初から述べているため、UFOを目撃したのは事実であるが、撮影ミスしていた写真をUFOを捉えたものだと思いこんでしまった可能性もあると見られている。文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
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社会 2016年06月11日 15時28分
飲みすぎ注意! ビールの栄養効果と人体に及ぼす影響
これからますます暑くなるにつれ、美味しく感じるのがビールです。仕事終わりに飲む、キンキンに冷えたビールの喉越しはたまりませんよね。 ついつい飲み過ぎてしまいますが、果たしてビールには栄養などあるのでしょうか。もしあるのであれば、より飲む量を増やしたいところです。 今回は、ビールの栄養とその効果や人体への影響などについて、医師の小田切先生にお聞きしました。■原料は麦芽とホップ 「ビールにもたくさん種類がありますが、そのなかの多くの原料となるのが、麦芽とホップです。麦芽とは、大麦の種子を発芽させたもの。栄養素としてはビタミンB群を豊富に含んでいて、疲労回復効果のあるビタミンB1、体の成長や発育を助けるビタミンB2が多いです。ホップというのは、多年生のつる草のこと。ビールに苦みや香りを付けるために用いられます。ホップには鎮静効果があるとされ、精神的なリラックスを促し、不眠の改善などが見込めます。またホップにはポリフェノールも含まれていて、抗酸化作用によるアンチエイジング効果も期待できます」■飲み過ぎても肥満にはならない 「よく、“ビール腹”と言われたりします。これはビールを飲み過ぎたことによる肥満症状を表す言葉ですが、実際、ビールのカロリーはそれほど高くはありません。350mlの缶ビールで、だいたい140kcal程度。飲み過ぎさえしなければ、たいしたカロリーではありません。やはり太る原因となるのは、おつまみです。フライドポテトや唐揚げといった揚げ物は、かなりカロリーが高いです。お勧めは、枝豆や冷奴といったヘルシーなもの。タンパク質も豊富で栄養価が高く、とても健康的です」■心配なのは痛風 「痛風の症状は、酷ければ激痛で歩けなくなるほど。原因となるのが尿酸値です。体内の尿酸が増えすぎると発症するわけですが、この尿酸のもとになるのがプリン体です。プリン体を多く含む食べ物は、レバーやエビ、カツオなど。ビールにも含まれていますが、これらの食品に比べると量はごくわずか。適量飲んでいる分には問題はありません。また、ビールには利尿作用があります。夏はビールで水分補給と考える方もいますが、飲んでも尿としてほとんど排出されてしまいます。ビールをたくさん飲んだからと安心せず、水分摂取を忘れないようにしてください」 ビールにも栄養はあるようですが、飲み過ぎれば健康を害すリスクもあります。特に痛風は、一度発症してしまうと完治の難しい病気です。取り返しのつかないことにならないよう、たしなむ程度にしておきましょう。【取材協力】小田切ヨシカズ湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。
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レジャー 2016年06月11日 15時22分
ドキドキスポット大全(13)〜ご近所フリーマーケット〜
三浦晃次(仮名・34歳) 最近、テレビCMなどで頻繁に流れているフリーマーケットアプリなどがありますよね。以前まで僕は、一般人同士の売買ならば、大手のオークションサイトを使っていたのですが、今はアプリを使った近所の人とのやり取りが多いです。 ルールとして手渡しの強要は禁止とされていますが、予め両者で手渡しの取り決めをしていれば問題はありません。なので最寄の駅などで待ち合わせし、商品を手渡し。その際、相手の人と友達になりたいなと思った場合、「こういうのが好きならまだ家にいっぱいありますから、また譲りますよ」なんて言って、連絡先を交換したりもします。 フリマを通すことでお互い趣味も似ていますし、話も合うので、その後は食事に行ったりする仲になることもあります。通常の広場で行われているようなフリーマッケットなら、ここまでの関係には発展しませんが、最初のキッカケがネットだと、そこから仲が深まることが多いですね。(取材/構成・篠田エレナ)写真・401(K) 2013
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アイドル 2016年06月11日 15時15分
【帰ってきたアイドル親衛隊】夕ニャン最終回で初共演することができた布川敏和。それから何度も仕事で一緒になったけど最近は会えてないなあ
1980年代はアイドルブームと同時にアイドルドラマもブームだった。アイドルが主演するドラマはもちろんのこと、そのドラマをキッカケにブレークすることも多かった。1979年にスタートした『3年B組金八先生』(TBS系)からは、たのきんトリオ(田原俊彦・近藤真彦・野村義男)がブレーク。その後81年4月から放送された『2年B組仙八先生』(TBS系)では、たのきんトリオの後輩となる布川敏和・本木雅弘・薬丸裕英の3人が生徒役で出演し、後にシブがき隊として活動することになった。『2年B組仙八先生』では、3人は中心メンバーとして出演していたのだが、メインではなかった布川の存在感が妙に目立っていた印象がある。不良グループに属しているのだが、大人しい感じで、恐さというより可愛さがあったことで、放送中から女性ファンが急増していた。 番組が終了すると、すぐに布川と本木と薬丸の3人でシブがき隊が結成されるのだが、すでにドラマ出演で知名度を上げていたことで、同期のアイドルの中では頭ひとつ突き抜けていた。結成された82年はアイドルにとって伝説とも言われる年でもあり、同期には小泉今日子・中森明菜・松本伊代・早見優・堀ちえみ・三田寛子・石川秀美、男性は本田恭章・新田純一・ミッキーなどがいた。この年の新人賞レースは激戦であり、ノミネートの段階でこれまでにない盛り上がりを見せてくれていた。 シブがき隊は音楽祭などを中心に観る機会があったのだが、そんなシブがき隊を初めて観たのは新宿音楽祭の新人賞ノミネート歌手の披露が行われた時である。多くの人気アイドルが集結したことで、たくさんのファンが来ていたのだが、私は前方の下手あたりをキープすることができた。その席は目の前が布川が来るポジションだったことで、ほとんどが布川を観ている状態になっていた。終わった後は出待ちをしてみたのだが、あまりの人の多さで、布川に話しかけても自分の声が届かないままだった。 以降も公開収録や出待ちで何度も布川と遭遇する機会はあったのだが、実際に話をすることは無かった。ようやく会えたのは85年9月である。TBSの玄関前で出待ちをしていたところに、シブがき隊の3人が現れたのだ。ここで3人と話をすることができて、布川には「オレも黄色が好きなんですよ」とどうでもいいことを言ってしまった。その時に、何を話していいかわからなかったので、布川のイメージカラーでもある黄色をキーワードにしてしまったのだ。こんなくだらないことにも笑顔で対応してくれた。今に思えば失礼なことを言ってしまったなと反省しきりである。 その後86年6月に、私にとって大きな転機が訪れた。私が『夕やけニャンニャン』(フジテレビ系)の素人参加コーナーに出演することになり、そこで布川の妹の布川智子と出会うことになったのだ。おニャン子クラブが大好きだった私は、まさかそこに布川の妹が在籍するなんて思ってもいなかった。ちなみに兄の布川敏和も『夕やけニャンニャン』にレギュラー出演していたのだが、私が出ていた曜日とは違ったので、番組で会うことはずっと無かった。その『夕やけニャンニャン』が、87年8月に最終回を迎えることになった。この最終回には私も出演していて、そこで布川と再会することができたのだが、番組中で話を振られる程度で、まともな話はできなかった。 それから約1年後の88年7月に鹿児島で布川と会うことになった。『やる気マンマン日曜日』(TBS系)という公開収録が行われ、この番組に私が芸人として出演。そこに布川はゲストで登場した。番組では絡みは無かったが、番組の打ち上げで、しっかり話すことができたのだ。出会ってから6年である。しかも打ち上げ場所が、バブル真っ只中だったこともあり、当時の最先端ディスコのマハラジャだった。そこで一方的だが、これまでのことを色々と話した。話の内容より、布川と一緒にお酒が呑めたことに嬉しさを感じていた。 それから何度も仕事で一緒になったり、共通の友人がいたことで、何かと縁があったのだが、もう10年以上は会えていない。おそらく私のことなんて覚えていないと思うが、もし会える機会があるのならば、たくさん話したいことがある。いつかそんな日が来るのを夢見たいと思う。(ブレーメン大島=毎週土曜日に掲載)【ブレーメン大島】小学生の頃からアイドル現場に通い、高校時代は『夕やけニャンニャン』に素人ながらレギュラーで出演。同番組の「夕ニャン大相撲」では元レスリング部のテクニックを駆使して、暴れまわった。高校卒業後は芸人、プロレスのリングアナウンサー、放送作家として活動。現在は「プロのアイドルヲタク」としてアイドルをメインに取材するほか、かつて広島カープの応援団にも所属していたほどの熱狂的ファンとしての顔や、自称日本で唯一の盆踊りヲタとしての顔を持つことから、全国を飛び回る生活を送っている。最近、気になるアイドルはNMB48の三田麻央。
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その他 2016年06月11日 15時00分
【不朽の名作】下品な大股開きが一番印象に残る「マルサの女」
葬式、ラーメン、スーパーマーケットなどなど、普通の作品ではありえないような題材をテーマにして映像にしてしまうのが、伊丹十三監督だった。その中でもおそらく一番有名なのが『マルサの女』(1987年公開)だろう。 この作品は国税局査察部(通称=マルサ)をテーマとし、そこに勤務する女査察官・板倉亮子(宮本信子)と、巨額脱税の疑惑がある権藤英樹(山崎努)を中心に、脱税者との戦いをコミカルに描いたものとなっている。「マルサ」という言葉が一般に広まったのもこの作品がきっかけだと言われている。 主人公がガッチリとお役所(体制側)にいるというのは、実は当時の邦画ではけっこう珍しい。70〜80年代中盤までの映画というのは、とにかく破滅しようが成功しようが、反体制側であることが映画の絶対条件であるような状況だったらしい。この辺りはアメリカン・ニューシネマの影響や、当時の邦画界の思想的事情が大きく関連しているらしいが、まあ、そのへんは詳しい本が他にあると思うので、これ以上の説明はしないとしよう。 同じ体制側の作品としては、刑事モノなどもあるが、当時の刑事モノというのは、アウトロー系の主人公が多い。しかし、この作品の主人公・亮子には、命令違反などの描写はない。それどころか、亮子がマルサになる前の、港町税務署員時代から作品がスタートするため、地元の飲食店や商店にまでネチネチと徴収して相手と衝突するシーンまで描いて、融通が利かない人間であることを強く描写している。それなのに観ていて不快感があまりないのは、会話のテンポと台詞選びのおかげだろうか。理路整然と追い詰めようとする亮子に屁理屈をこねたり、わめいて対抗する脱税疑惑者たちの姿に思わず笑ってしまうのだ。 他にも、前半はまだマルサではない亮子が、脱税実業家やヤクザ、銀行などに上手く丸め込まれていたのに、マルサとなって畳み掛けるように逆転する物語の運び方もとてもうまい。 さらに視覚的にも、強烈に印象に残るシーンが多い。主に下品な方向で。そもそも導入から、いきなり看護婦(看護師)の乳首にしゃぶりつく老人からスタートという謎のサービスぶりである。おそらくこの作品を観た時に、一番印象に残るのは、マルサの活躍ではない。脱税疑惑で、おばちゃんがガサ入れを受けている最中に、潔白を証明するために「女はココに隠すんじゃー!!」と全裸になって大股開きになるシーンだろう。 わめいて服を脱ぎ、さらに下着を投げ捨て、布団に寝転び、それに驚愕するマルサの花村(津川雅彦)の表情まで流れるようなシーン移動に、爆笑間違いなしだ。しかも隠し金庫の鍵を、亮子が台所から見つけるというオチつき。このシーンは、亮子がマルサになって初めてのガサ入れでもある。ここで、笑いと同時に、今まで以上にとんでもない相手と戦わなければならないことを示唆する役目もこのシーンが担っており、わかりやすく税務署と国税局の違いを表現している。英樹をラブホテル経営で財を築いた人物にしたのも、ガサ入れするシーンで、アレの真っ最中の部屋の扉を片っ端から蹴破る場面を作りたかったからかもしれない。 他のシーンも、わかりやすくすることにかけて細かく配慮されている。別に税金用語が分からない人でも、下品なシーンや、笑いの中で語られる金の隠し場所や、秘密書類の話などで、すんなり物語に入れるようになっており、エンターテインメント系の作品として、苦痛なく鑑賞が可能だ。 また、悪役が立っているのもこの映画の楽しいところだ。英樹の金の流れを突き止めるのが、本作の大枠のテーマとなるが、最初は完全に悪役の雰囲気で登場するのに、終盤あたりから、息子とのコミュニケーションに迷う父親になってしまうあたりが、どこか憎めなくて魅力がある。前半に登場する、伊東四朗演じるパチンコ店社長も、かなりどうしょうもない人で、胡散臭い行動が笑いを提供する。他にも、税務署にヤクザの組長・蜷川喜八郎(芦田伸介)がカチコミした際の演説なども、皮肉が効いていて、かなりの見どころとなっているだろう。 あと、なんといってもこの映画と言えば、亮子がなにか行動する際必ず流れるあのBGMだ。おそらく作品を知らなくても、同作のBGMならば、バラエティー番組などで聴いたことがあるのではないだろうか? おそらく「元はこの映画のBGMだったのか」と驚くはず。そう言った意味でもこの作品はオススメかもしれない。 ちなみに、伊丹監督の女主人公+職業という構成は『スーパーの女』や『ミンボーの女』と、後にシリーズ化していくが、ちょうど伊丹監督が亡くなった1997年に、男女雇用機会均等法が改正され、性別による職種差別が撤廃の方向に進んでいった。もう少し伊丹監督が長生きしていれば、もっと面白い「○○の女」が誕生したかもしれない。例えば悪質な生活保護者に対抗する福祉事務員が活躍する作品とか、女性車掌か運転手を主人公にして、鉄道業界に踏み込んだ作品とかもあったかもしれないと思うと、今更ながら残念な気持ちになる。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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社会 2016年06月11日 14時00分
「目には目を!」“処刑人”フィリピン新大統領の仕置きに怯える日本人逃亡者
5月9日に投票されたフィリピンの大統領選挙で南部ミンダナオ島ダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏(71)が当選。同氏は大統領就任後の勤務時間について、午後1時開始とする意向を示している。 「朝8時から夕方5時までを勤務時間としたい人間は好きにすればいい。自分はその間に睡眠をとる」と自分はその後8時間の睡眠を確保するという。 ドゥテルテ氏は、その自由奔放な過激発言で、米大統領選に立候補している共和党のトランプ氏になぞらえ「フィリピンのトランプ」と称されている。 これに現地日本人の闇社会の住人や逃亡者たちが戦々恐々としているという。 「ダバオ市の治安回復に“目には目を”の強権で臨み、“処刑人”とも呼ばれる型破りな人物。その手法は、『ダバオ処刑団』と言われる非合法組織による犯罪者殺害というありえないもので、ドゥテルテ氏はそれを黙認していたと言われています。実際、大統領選の運動期間中も演説で『犯罪者は殺す』などと公言してはばからなかったのです」(現地記者) しかし、非合法な手段とはいえ実績も伴い、ダバオは犯罪の激減した安全な市に生まれ変わったことが、今回の投票結果に直結したのだ。 「しかし、その“処刑人”が大統領になれば、処刑団的手法は一地方都市に止まらず全国に及ぶ可能性がある。そのためフィリピンの犯罪者組織や犯罪常習犯、さらに日本から逃亡して現地の闇社会で暗躍している日本人犯罪者、暴力団関係者、不法滞在者などが震え上がっているのです」(同) フィリピンには、2012年の六本木クラブ襲撃事件の首謀者とされる「関東連合」の元メンバーで国際手配されている見立真一容疑者が潜伏していると言われる。同容疑者をかくまっているとされる日本人組織やフィリピン人グループも、警戒を強めざるを得ない状況となっているのだ。 「不正送金やマネーロンダリング、武器密輸、麻薬密売、売春、人身売買などに関わる犯罪組織と、それに連なる日本人たちも、今後を見極めようとしているのか、今は密かに息を潜めている状態」(マニラ在住邦人) 新大統領“仕置き人”の手が確実に伸びている。