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スポーツ 2011年09月07日 15時30分
中日が“ドル箱”の巨人戦で閑古鳥! 読売・渡辺会長の暴言に反論できず!
9月6日、中日ドラゴンズの本拠地ナゴヤドームで開催された中日対巨人戦は、首位ヤクルトを追う2位争いであったにもかかわらず、場内は閑古鳥が鳴き、消化試合さながらのムード。観客動員数は同球場での中日主催試合では今季ワーストの2万3441人。これは観衆が実数発表となった05年以降の同球場での巨人戦では最低の入りとなった。 現在、セ・リーグは首位ヤクルトを巨人、阪神、中日の3チームが追走し、順位が日替わりとなるほどの激しい2位争いを展開中。6日の試合を迎えた時点で、中日は首位まで3.5ゲーム差で、十分優勝の可能性は残っていた。その状況での“ドル箱”巨人との一戦でのワースト観客動員記録に、球団関係者のショックは大きい。 かねて、「落合野球はつまらない」とファンから陰口を叩かれ続けてきた。昨季は4年ぶりのリーグ制覇を果たしたにもかかわらず、観客動員は前年(09年)対比10万人のダウン。強くても客が入らないという状況に陥っていた。今季はチーム状態に比例するかのように、1試合当たりの主催試合の観客動員数は2万9835人(6日現在=52試合)で、昨季の3万460人(72試合)を下回っている。 今季、前半戦で一度は首位に立ったものの、後半戦では大きく失速。5位まで順位を下げるなど低迷していている中日。チーム防御率リーグ1位の好投手陣を誇りながら、12球団最低のチーム打率が示すように、打線は目にあまる貧打で、点を取れず完封負けも多い。打てない、点が入らないではファンがソッポを向くのも当然のなりゆきだ。 折りしも、1日に読売巨人軍の渡辺恒雄球団会長がCS(クライマックスシリーズ)に関して、「阪神、巨人、ヤクルトの3本柱が入ればね。プロ野球(ファン)人口を考えると、ヤクルトと神宮で、東京を二分するのが非常にいい。経済効果としてはね」と発言。東京ドーム、神宮球場でのCS開催を熱望し、中日のCS進出を希望しなかった。 この渡辺発言に中日球団関係者、ファンは怒りを覚えたようだが、ドル箱の巨人戦でワースト観客動員数を記録するようでは、「経済効果」という観点で、とても反論できなくなってしまった。(落合一郎)
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スポーツ 2011年09月07日 15時30分
正捕手の扱い方でチーム事情も見えてくる? 混戦セ・リーグ
正捕手をポジション・チェンジすることの影響は−−。9月3日のヤクルト対巨人戦で衝撃的な守備位置の交代がアナウンスされた。一塁の守備に入っていた高橋信二(33)が『捕手』へ、捕手の阿部慎之助(32)が一塁の守備にまわされた。その瞬間、神宮球場のヤクルト側応援席もざわついた。高橋信がマスクを被ったのは09年8月以来だという。8回から阿部が再びマスクを被り、高橋信はファーストミットを…。「捕手・阿部、一塁・高橋信」に戻したわけだが、一体何のためのポジション・チェンジだったのか、ネット裏の解説者たちもちょっと首を傾げていた。 試合後の原辰徳監督(53)は「色々考えながら、有事に備えて。信二が(捕手に)入ったことで試合が流れて行きましたよね」と、コメントした。当の高橋信は「違和感? それはあるでしょ。そつなく? 全然」と、戸惑ったことを正直に打ち明けていた。先発マスクの阿部のコメントが興味深い。 「序盤に点を取られた俺が悪い。ああいうことをした俺のせい」 先発の東野峻(25)は、3回途中で4失点KO。試合序盤でゲーム主導権を渡してしまった“リードミス”を悔やんでいた。 原監督の言う『有事』だが、09年9月4日の対ヤクルト戦が思い出される。巨人はベンチ入りさせた3人の捕手を使い切り、故・木村拓也氏の“緊急マスク”に救われている。コメントの通りだとすれば、原監督はアクシデントに備えて「4人目の捕手」を場馴れさせたということになる。しかし、阿部のコメントでは、リードミスに対する懲罰的な意味合いで「いったん一塁にまわされた」とも解釈できる。 「高橋を相手に投げた投手が越智(大祐)、アルバラデホだったのも気になります。新人・澤村(拓一)が勝てないことについても原因究明がされています。1つの仮説として、『阿部は速球派投手のリードが苦手なのではないか』とも指摘されたそうです」(球界関係者) 阿部の配球ミス…。巨人ナインは完全否定するだろう。 また、『一塁・阿部』の約1週間前の8月25日、中日は不振の和田一浩(39)を外し、『5番・一塁』で谷繁をスタメン起用した。報道によれば、プロ23年目、通算2594試合目で「初めての捕手以外」だという。オープン戦では外野守備に付いた経験もあるらしいが、こちらは8月絶好調の打撃力を生かすための前向きな采配だった。 捕手は『守備の要』と称されることが多い。真弓阪神も事情こそ違うが、第2捕手・藤井彰人がマスクを被ってからチームが上向きになった。阪神は二遊間を守れる内野手が不足したが、レベルの高い第2捕手・藤井の活躍でチームが浮上できた。中日は主軸打者の不振を谷繁の打撃力で補った。『有事』に備える指揮官の采配は間違っていないが、選手を動揺させたポジション・チェンは巨人だけだ。 正捕手の現状を見れば、そのチームの内情も分かる。阪神、巨人、中日は奇しくも『4番打者の不振』という悩みも共有している。3球団とも決め手に欠いている。原監督の“喝”が吉と出るか否か…。ヤクルトの小川淳司監督(54)は右手親指を負傷した相川亮二(35)を使い続けている。打撃力のある川本良平(29)、将来の正捕手候補・中村悠平(21)も控えているが、優勝に懸けるベテランの意地を尊重したのだろう。ペナントレースの全日程が終了したとき、この“捕手”を巡る起用法が節目になっているかもしれない。(スポーツライター・飯山満)※原辰徳監督、巨人選手のコメントは共同通信社配信記事より抜粋しました。
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トレンド 2011年09月07日 15時30分
噂の深層 歌番組に出るにはどうしたらいいのか!?
「続いてはなんとかちゃんでーす」 ○○○さんが、真ん中の三本の指を軽くマイクに添えつつ、軽い名調子で当り前のように紹介する歌手…。 そんな彼ら彼女らを見て、(え? 誰あんた?)とツッコミを入れたくなったことはないだろうか。 いったい、限られたいくつかの歌番組に、アーティスト達が出演するにはどうしたら出られるのだろう…視聴者にとっても、それは素朴な謎である。 「ズバリ言うと、音楽に詳しくないライト層の視聴者までを出来るだけたくさん取り込んでほしい、というのが現在の音楽番組が目指している方向です。だから子供が一杯出てくる番組もあるのでは(笑)。選ばれる新人アーティストについては、ある程度一般に認知された歌手やグループが出てきます。ただ、こちらもあくまでレコード会社をはじめとした番組スポンサーの意向に沿った人選と思われます」(音楽ライター) ということらしい。ほかに、 「番組内で流れるCMには、一本数百万円〜ン千万円の費用がかかります。CMと抱き合わせの新曲プロモーションが出来る大物アーティストや、その金を出すのが惜しくない巷の話題をさらっている歌手など…が選ばれるのではないでしょうか。そういう意味では、公平に選ばれていると言ってよいのでは」(音楽業界関係者) という意見もある。 中には、新人アーティスト出演についてさらなる“裏”の話も…。 「あくまで噂ですが、音楽番組に新人を出したいレコード会社関係者や事務所関係者はたくさんいますが、そのためには番組制作サイドにまでお金を払わなければならない、という話は多々あります。また、そうやってテレビに出るためかはわかりませんが、なぜかデビュー前なのにスポンサーが始めからついてるような新人アーティストもたまにいます」(月刊誌芸能担当者) 以上の話は、一見さしたる問題も無いように見える。 しかし、視聴者にとって、バラエティーに富んださまざまなアーティストが出演している番組を観られない、のであれば、本末転倒というものではないだろうか。
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スポーツ 2011年09月07日 15時30分
格闘技団体UFCが来年2月、日本再上陸!
世界最高峰の格闘技団体UFCが6日、都内で記者会見を行い、来年2月26日・さいたまスーパーアリーナでの開催を発表した。11年ぶりに再上陸するUFCプレジデントのデイナ・ホワイトはビデオメッセージで「ようやくUFCを再び日本で開催できることになりました。本当にうれしく思います。開催決定までには長い時間がかかりました。日本で前回開催されたUFCのイベントは私も会場に足を運んだ2000年12月のUFC29です。パートナーと共にUFCを買収するまさに数週間前のイベントでした。それから10年以上、ようやく日本でUFCの開催を再開する機が熟したわけです。 その10年の間にUFCはまさに国際的なスポーツに成長しました。今では世界中の格闘家が、アメリカ、カナダ、ブラジル、イギリス、アイルランド、ヨーロッパ、中東、オーストラリアで開催されるイベントに参戦しています。 秋山成勲や五味隆典、岡見勇信といった日本の格闘家もそろそろ母国のファンの前で戦うチャンスが与えられていい頃です。 来年2月に日本で開催されるイベントは22の言語で放送され144の国々の5億世帯で視聴されることになります。来年のスポーツイベントとして最大級のものになるでしょう」と語った。 会見ではUFCアジア・マネージングディレクターのマーク・フィッシャー 日本人ファイターの秋山成勲、岡見勇信、五味隆典、山本KID、日沖発、小見川道大、福田力、水垣偉弥が出席した。 秋山は「今日本の格闘技はすごく元気がないので、来年日本にUFCが来るということで大きな起爆剤になればと思います。日本人選手全員楽しみにしてます。みなさんも楽しみにして下さい」と話した。UFC日本大会 2012年2月26日 さいたまスーパーアリーナ 開始時間午前10時(アミーゴ・タケ)
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ミステリー 2011年09月07日 15時30分
AKB48篠田麻里子の足がない! ロンドンで心霊写真が撮れちゃった!?
ヨーロッパの町並み、煉瓦造りの年季の入った建物の前に並ぶ赤い電話ボックス。本場イギリスの赤い電話ボックスから、出てこようとしているのはAKB48の篠田麻里子だ。写真は、衣装を着込み、ファーの帽子を被った彼女が笑顔で電話ボックスから出てくる様子を引きで捉えている。しかし、画像では彼女の様子にどこか違和感を感じる。よくよく目をこらしてみると…足がない!? この写真は、9月3日にイギリスはロンドンで撮影されたもの。AKB48の篠田は9月2日からMARIKOMAFAJINの撮影のために渡英、ロンドンに滞在している。この写真も撮影の合間のワンショットで、撮影の模様をファン達に伝えるため、「麻里子BOXもいかがですかー?」と顔文字付きでTwitterとブログに上げられていた物なのだが、足が写っていないので写真を見たファンやネットユーザー達も困惑。心霊写真か? はたまた角度や姿勢の都合で足が消えているように写っただけか? と意見が錯綜している。 実際、冬に雑誌に掲載される写真の撮影という事で、雑誌の発売時期と合わせて長袖にコートと冬場の衣装を着込んでいる彼女。広がった上着の裾と、電話ボックスの壁に丁度足が隠れたのか、と見えなくもないが、それにしては体が前に出すぎているような気もする。 霧の街ロンドンを筆頭に、各所に妖精の伝説や幽霊屋敷などが存在するイギリス。遠く日本から来た可愛いお客様に、現地の幽霊がついイタズラ心を出したのだろうか?<参考画像URL http://twitpic.com/6fbgvu/full>
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トレンド 2011年09月07日 15時30分
「不味いというクレームは無視」ふらんす亭社長の過激ネット発言連発の真意
『ふらんす亭』や『ステーキハンバーグ&サラダバーけん』等の外食チェーン点を経営するエムグラントフードサービスだが、代表取締役社長である井戸実氏のネットでの発言が物議を醸している。問題の発言は公式ブログの『ロードサイドのハイエナ』に書かれているもの。特に最近の書き込みでは「不味いというクレームは無視する」等の記事が注目を浴びている。 先日、テレビ朝日系列のバラエティ番組『お願いランキング』で『ふらんす亭』が取り上げられた際に、全般的に低評価だった事も過激発言の原因のひとつなのかも知れない。何しろ、看板メニューのステーキやハンバーグが6、7位と揃って低評価。比較的何でも褒める川越シェフが「家庭料理レベル」と切って捨てた場面も放送されていた。この放送に加えて前述の発言となれば、世間から反感を買われても致し方ない事であろう。事実、『お願いランキング』放映後に『ふらんす亭』のサイトがアクセス困難になるなど、影響は少なからずあったようだ。 井戸氏がこのように注目を浴びてしまう事は以前にもあった。過激な発言はブログ上だけでなくTwitterでも同様で、その性格は現実でも変わらないようだ。売上が低かったり、成果を上げられなかった店長を全員の前でコキ下ろしとも取れるほどに叱り飛ばす会議の様子がテレビで紹介された事もあったが、一歩間違えればパワーハラスメントとも取られかねない様子に不快感を示す視聴者も多かったという。 ネット上では良くも悪くも注目の的となりやすい井戸氏。ブログではコメント欄がないのがせめてもの救いだろうか。しかし、該当のブログには納得できる事も書いてある。「不味いというクレームは無視する」についても、もう店に行かないというクレームを出した客は暫くするとまた来店するという点を挙げ、クレームは客からの「良くなって欲しい」というメッセージだと解釈する。続いて「だから運営の皆は『クレームを撲滅』する事を目的とするのでは無くて、クレーム頂いた原因がどこにあるのかを冷静に分析して、再発防止に努める対応策を店で作る事が一番大事なんです」とも発言している。 今後の井田実氏の発言にも注目していきたい。(黒松三太夫)
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芸能 2011年09月07日 11時45分
峯岸みなみ流出画像でお詫び…実はドッキリ!
AKB48の峯岸みなみが6日、都内で「カスペルスキー インターネット セキュリティ」の2012年発表会に出席した。 黒のパンツスーツで登場した峯岸は席に着くなり頭を下げ突然の謝罪「私が個人的に作ったAKBの映像、動画が広く流れてしまいました。世間の皆さまにお騒がせしたことをお詫び申し上げます」と話し、「普通にメールを見たり、画像を検索したりしただけです。どうもすいませんでした。これからはもっとセキュリティについて勉強したいと思ってます」と神妙な表情で語ったがこれはセキュリティーソフトをPRしたドッキリ風“謝罪会見”セキュリティの大切さを訴えた。 またその後行われたトークショーでは色鮮やかなグリーンのミニで再登場。「今回は初めて一人だけのCMですし、内容も斬新なので見て頂けるのが楽しみです。両親も喜んでます」とニッコリ。(アミーゴ・タケ)
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芸能 2011年09月07日 11時45分
もはや、芸能界の仙人・ビートたけしの新作は哲学、抽象的な映画作品
かつて“お姉ちゃん好き”で知られたビートたけしが、飲み屋において真面目でストイックになってしまったともっぱらの評判である。どんなに綺麗な女性がビートたけしの横に座っても、ただ黙って飲むだけで、からかったり誘ったりしないのだ。 若い頃は、飲み屋で若いお姉ちゃんを見れば、あたり構わず口説いていた稀代のプレイボーイも、もはや飲み屋街の仙人のようになっており、数学や物理の話などをするなど綺麗な酒の飲み方に徹しているという。そのうえ、気前が良いのだから水商売関連でビートたけしのことを悪く言う者はいない。 それと連動しているのかどうか不明だが、久々に好成績を残した『アウトレイジ』の続編とは別に、かなり変わった作品の構想を練っていると噂されている。側近たちの話によると商業的にメリットのあった『アウトレイジ』のパート2に対しては、ビートたけしはあまりテンションがあがってないのだが、自身が暖めている哲学、抽象的な実験的映画作品に対してはかなりこだわりを持って準備をしているというのだ。 「北野監督クラスになると、自分の事務所を儲けさせる作品と、自分の創作意欲を満たす作品を交互に作っていき、バランスをとることは容易に可能です。現実的なフロントマンでいながら、アーティスト魂を失わない北野監督はすばらしいと思います」(映画ライター) 「こうなったら、世界の最先端の映画関係者さえわからないぐらい、ぶっ飛んだ作品を北野監督には期待したいです。日本を映画の先進国にしたいと北野監督は思っていると思います」(映画制作関係者) 仙人の境地に達したビートたけしのこれからの仕事から目が離せない。
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社会 2011年09月07日 11時45分
「そこまで言っていいんかい」東北の農作物、健康壊す…中部大・武田教授発言が波紋
4日に読売テレビ系列で放送された『たかじんのそこまで言って委員会』で、中部大の武田邦彦教授の発言が波紋を呼んでいる。武田教授は番組のなかで、岩手・一関市の放射線数値を示し「東北の野菜や牛肉を食べたら健康を壊す」 と発言した。これには勝部修一関市長も見過ごすわけにはいかなかったようで、6日、教授に抗議のメールを送ったことを明らかにした。 件の発言は教授が子供の質問に専門家が答えるコーナーの中で行ったもの。他の出演者が疑問を呈したが、「取り消すつもりはない」と語ったともいわれている。 発言は動画サイト「Youtube」などにも投稿され、ネット上でも波紋を呼ぶ結果に。武田教授の発言は日頃から被災地の子供の立場に立ったものが多く擁護論も多いが、一方で、「ここまで言ってしまっては被災地の感情に配慮できてない」という声も出てくるのは必至。教授の今後の対応が注目される。(画像はYoutubeより)
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トレンド 2011年09月07日 11時45分
週刊少年ジャンプ39号が『こち亀』連載終了の誤解生む
5日発売の『週刊少年ジャンプ』39号によって、秋本治の長寿漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が連載終了になるとの誤解が広がり、話題になった。単なる早とちりによる誤解と判明したが、「こち亀連載終了」がtwitterのトレンド・ワードになるほど広がり、長寿作品への関心の高さを示した。 『こち亀』の略称で親しまれる『こちら葛飾区亀有公園前派出所』は1976年から連載開始されたジャンプの最長寿作品である。アニメ化や香取慎吾(SMAP)主演による実写ドラマ・映画化もされた。作品の主要舞台である葛飾区の亀有には主人公・両津勘吉ら登場人物の銅像も建てられるほど社会的に認知された作品になっている。 連載終了の誤解の発端はジャンプに掲載された作者の巻末コメントである。「JC初版限定特別仕様の最終巻は12月発売です」との文章が「連載が終了し、12月に最終巻が発売される」との早とちりを生んだ。 実際は単行本(ジャンプコミックス=JC)の初版限定版の発売が12月に刊行される177巻で最後になるという意味である。173巻から177巻までは連載35周年特別企画と銘打って初版限定版には付録がついている。たとえば173巻は『遊戯王』風の特製カードが付録になっている。その付録の企画が177巻で終了するということである。 巻末コメントは単行本の購入層にとっては誤解の余地のない文章である。しかし、単行本を購入するほどではないが、『こち亀』に関心のある層は「初版限定特別仕様」の意味を理解せず、「最終巻=連載終了」と解釈しかねない。近時はコミックス派が増加し、雑誌の勢いが以前ほど減少しているが、「こち亀連載終了」の誤報の広まりは、『こち亀』ファン層の幅広さを再確認させた。 もともと文字数が限定されている巻末コメントは意味深な文章になりやすい。前々号の37号の巻末コメントでは『BLEACH-ブリーチ-』作者の久保帯人が「もうちょっとの間、一護達をよろしくです」と書き、連載打ち切りが決定したのではないかと話題になった。 同じく37号の『めだかボックス』原作者の西尾維新の巻末コメントには「まさか全委員長が出揃う日が来ようとは…。感無量というか、皆様のおかげです」とある。これは全委員長が出揃う前に作品が打ち切りになる可能性があったことを匂わせる。 『こち亀』連載終了は誤解であったが、作者の本音が垣間見られる巻末コメントは要注目である。(林田力)
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