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芸能 2011年10月27日 11時45分
実は結構カワイイ!? 森三中のモーニング娘。コスプレはなかなか“イイ感じ”
森三中が出演しているtotoのBIGのCMが放送開始直後から「面白い」として注目を集めている。 そのCMは、3人がモーニング娘。の名曲『LOVEマシーン』のPVの格好に身を包み、3人で当時の構成メンバー8人を模したメイク、カツラを被ってコスプレの状態で『LOVEマシーン』の替え歌を踊りながら歌うというもの。当然、3人で8人分のモノマネをするので、大島が保田圭と後藤真希の1人2役、村上が飯田圭織、石黒彩、安倍なつみを、黒沢は中澤裕子、矢口真里、市井紗耶香の共に1人3役のコスプレをそれぞれ同時に演じている。 完璧にモー娘。のモノマネをするため、森三中の3人は練習を繰り返し行い、また撮影もメイクや格好を少しずつ変えて何度も同じパートを演じることでコンサートの様子を再現。3人8役どころではない、大勢の森三中版モー娘。が現れるCMは、苦労の末に完成した事もあって圧巻の一言。視聴者からも「思ったより規模が凄い」と好意的な意見が多く出ていた。また、『LOVEマシーン』ジャケットを完璧再現!? した広告の方も、「初めは笑ったけど、よく見れば似てる」「特徴を捉えてて、結構可愛い」となかなかの高評価。 森三中の三人は以前より、スポーツ振興くじ“toto”の「BIG」のCMを担当しており、2011年の2月には銘々がキャンディーズに扮して『暑中お見舞い申し上げます』の替え歌を、また3月にはプリンセス・プリンセスに扮して『Diamonds』の替え歌を歌うなど、笑えるけれども完成度の高いモノマネを披露してきた。 芸人でありながら、彼女達の歌唱力が相当なものであることは広く知られている事。また、彼女達はテレビ等では女を捨てた芸風を見せることもあるが、その裏でコントやネタの作り込みに余念のない、努力家の揃ったトリオでもあるという。 CMの彼女達に寄せられた「意外と可愛い」は、特技を活かしてイキイキと頑張る彼女達を非常に 端的に表した言葉だ。彼女達は自身の体型や外見をネタにしてはいるが、元気よく頑張る姿は時に何よりも女性を輝かせてみせるもの。彼女達のCMや広告が面白いと注目され、評価されているのも彼女達の頑張りによるのだろう。 3人で大勢のライブパフォーマンスを演じた彼女達。今後はどのような活躍を見せてくれるのだろうか?
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芸能 2011年10月27日 11時45分
舞台版「パレード」の制作発表 本仮屋ユイカ「寝ているところは見られたくないです」
26日、都内でる舞台版「パレード」の制作発表が行われた。同舞台には、今注目の若手実力派俳優が名前を連ねている。 演出をてがける行定勲は、「僕にとっては映画で一度やった作品で、自分の集大成になった映画でした。この映画をやれたことは奥深いものがありました。舞台化の話を聞いて、ほかの人にはやられたくないと思いました」と語り、「自分がつくった映画版を裏切ろうと思います」と意気込みを語った。 また、出演する山本裕典は、「監督・キャストの方々と手を取り合って頑張っていきたいと思います。ほかの人には必要以上に干渉しない・踏み込まない役ですが、実際の自分は熱く踏み込んでいくけど、相手には踏み込んでほしくないです」と役柄と本人の違いについて話し、一方、本仮屋ユイカは、「ルームシェアしたら、寝ているところは見られたくないです。寝顔が良くないと評判なので(笑)」と語った。
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芸能 2011年10月27日 11時45分
須藤理彩が次女を出産
女優の須藤理彩(35)が第2子となるい次女を出産していたことを公式HPで発表した。 同HPには、「皆様へご報告」とのタイトルで、「私事ではありますが、10月20日11時20分、第二子となります2964グラムの元気な女の子を出産しましたことをここにご報告させていただきます」と発表。また、「生命の誕生という、奇跡的な瞬間を人生で二度も経験することが出来、幸せを噛み締めているところです。私達家族の元に来てくれたことに感謝し、そして改めて子供達に明るい未来が訪れるよう、全力で向かい合っていきたいと思います」と綴っている。
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トレンド 2011年10月27日 11時45分
大浦信行監督インタビュー「見沢さんと僕は似たところがあって、双子じゃないかと思ったんです」
問題作『天皇ごっこ』で話題になるも、46歳という短い生涯を送った見沢知廉。彼を題材とした映画『天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命』が今月29日から公開される。公開直前に監督をつとめた大浦信行氏にインタビュー。映画への思いを聞いた。 −−今回の映画を撮ろうと思ったきっかけは? 見沢さんと僕は似たところがあって、双子じゃないかと思ったんです。なぜなら、時代に対する焦燥感、閉塞感のような、抱えている問題が共通しているなと。それはまた、今の若い人たちが抱えている生きづらさと重なってくるのではないかと思うんです。 −−構想はいつから? 前の映画を作っている時からです。ロケ班を含めてスタートしたのは、2007年8月です。最初はふつふつとした思いだったのですが、段々はっきりと意識化していきました。他の構想もあったのですが、先に今回の作品にいってしまいました。今から考えると、それには必然性があったのかもしれません。 −−見沢知廉のイメージは? 生きている時は見沢さんのことをあまり知らなかったんです。逆に周りの友人とかの方が、知っていました。なので、生前の見沢さんを知ってて撮ったというわけではないんです。まったく自分の頭の想念から生まれてきた感じです。 −−あまり意識をしていなかった見沢知廉を映画で撮ろうと思うまでの過程はどのようなものだったのですか? 漠然とした、つくりたいなあという不思議な直感はありましたね。ただ、ふっと思うとまた消えて…、そんな感じがしばらく続きましたね。しかし、徐々にその思いが消えなくなりました。そうして現実的にも「やろうかな」と。そこで、「なぜ、そう思ってしまうのか」を考えるようになり、その時に、「僕と見沢さんはまるでコインの裏表のようだ」と思うようになったんです。作品としも、見沢さんのことをあまり知らなかった分、逆に現実の見沢さんに近づけるのではないかと思いました。 −−今回の作品はフィクションシーンが入り混じる構成になっていますが、この映画はドキュメンタリー作品なのでしょうか? それともフィクション作品? 基本的には中間的な表現だと思います。厳密に区分けすれば、ドキュメンタリーでしょう。登場人物が実名で出ているという点では。ただ、あんまり、ジャンル分けの意識はないです。僕はこういうふうにしか作れないので。これが、映画を通しての僕の全力を挙げた表現という感じです。 −−映画を撮る前と撮った後で、見沢への印象に変化はありましたか? 大きくは変わりませんでした。見沢さんは現実に生きた人だけど、虚構を生きたとも言えます。虚構の中でもがき苦しんでいたと思います。本当のリアルを生きたいともがき苦しんでいたのではと。それが「革命」という意識にまで昇華されていったのでしょう。そういう見沢さんは撮る前も撮った後も変わらないですね。 −−経歴を見させて頂くと「表現の自由」という問題にこだわりがあるように感じられますが。 表現の自由が問題になる社会自体バカたれって感じだよね。何を基準に「自由」を判断するんだ、と思っちゃうね。昔、永井豪の「ハレンチ学園」だってエロだって言われてたんだよ。テレビのワイドショーに彼が出演した時はつるしあげられたんだ。規制を国家や権力が上からやるなんてもってのほかだね。そういう規制をかけようとする人たちって、人間の基本的な生存の問題として、真剣に考えて言っているのか疑問だよね。人間が人間を規制するなんて相当のことですよ。まず、表現は自由であるべき。それが前提です。その上で、批判する人と、創作者と一般の人の議論の場をもっと設けるべきだと思います。 −−最後に、次回作の構想は何かありますか? ありますね。ただ、今、言うのは差し障りがあります(笑)。ますます、日本のタブーへと分け入っていきそうな予感がしているので。でも、今回の『天皇ごっこ』と相似形を成しているのではないか、という予感はあります。大浦信行1949年生まれ。富山県出身。昭和天皇を主題にした版画シリーズ「遠近を抱えて」が日本の検閲とタブーに触れ、社会的な問題となる。劇場公開作品としては「日本心中 針生一郎・日本を丸ごと抱え込んでしまった男。」(2001)、「9.11-8.15 日本心中」(2005)などを発表している。<公開記念トークイベント開催>10/29(土)13:00の回 鈴木邦男(一水会顧問)10/30(日)13:00の回 田原総一朗(ジャーナリスト)11/3(木・祝日)13:00の回 植垣康博(元連合赤軍兵士)11/5(土)18:00の回 篠田博之(月刊「創」編集長)11/6(日)18:00の回 福住廉(美術評論家)11/11(金)18:00の回 雨宮処凛(作家)11/12(土)13:00の回 高木尋士(劇作家・劇団再生主宰)詳細は公式ホームページにてhttp://www.tenno-gokko.com/
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トレンド 2011年10月27日 11時45分
『白竜LEGEND』第19巻、愚連隊は敵役としても力不足
天王寺大原作、渡辺みちお画で『週刊漫画ゴラク』に連載中のヤクザ漫画『白竜LEGEND』第19巻が、10月19日に発売された。この巻では主人公の白竜らがヤクザ以上に無軌道な愚連隊を叩きのめすが、 愚連隊は敵としても力不足であった。 冒頭の「六本木極楽浄土」編は前巻からの続きである。ここで登場した六本木を根城として暴れ回る愚連隊という設定は、市川海老蔵に重傷を負わせた元暴走族集団を連想する。『白竜』には西武鉄道の名義株や暴力団の東急電鉄株式買い占めなど現実の黒社会の事件を下敷きにしたストーリーが多い。そのために「六本木極楽浄土」編では海老蔵事件のアナロジーへの期待も高まった。 『白竜』のようなヤクザ漫画では粋がっている暴走族や愚連隊はヤクザに叩き潰される展開が定番中の定番である。『白竜』でも過去に鮫川順也の率いる暴走族が白竜らに瞬殺されている。「六本木極楽浄土」編でも最終的には白竜が愚連隊を叩き潰す展開は容 易に予想できる。 ヤクザは社会的には悪であるが、暴走族や愚連隊のような社会に迷惑をかける集団をヤクザが叩きのめすことは勧善ではないとしても、懲悪のカタルシスがある。ヤクザ漫画にとって暴走族らは格好のヤラレ役である。現実に「六本木極楽浄土」編では白竜は六本木の商店主の役に立っており、無法者の愚連隊との対称性を際立たせている。 しかし、期待に反して「六本木極楽浄土」編は海老蔵事件のアナロジーではなかった。愚連隊は巨悪に使われる麻薬中毒の小物に過ぎず、主敵は型破りの住職であった。海老蔵事件では元暴走族という肩書きが凄みよりも、いい歳して元暴走族と呼ばれることが恥ずかしいと嘲笑の対象になったが、もはや愚連隊は物語の敵役として描くほ どの価値もなくなったことを示している。 この傾向は少年向けのヤンキー漫画にも表れている。加瀬あつしが1990年代に『週刊少年マガジン』で連載した『カメレオン』は主人公がヤンキーとして成り上がる内容で人気を博したが、連載の長期化によってヤンキー自体が時代遅れの恥ずかしい風俗になった。それには『カメレオン』も敏感で、後半ではヤンキーが時代遅れであることを風刺する自虐的なギャグも登場した。さらにラストは大学受験というヤンキーとは無縁のイベントが展開された。 愚連隊がヤラレ役という予想通りの展開に終わった『白竜』第19巻では「紛争ダイヤモンド」編も収録する。これは悲惨なアフリカの内戦を背景に、ダイヤモンド利権の闇を描く。日本では 認知度が低いものの、闇の深い問題であり、『白竜』にとって好素材になっている。(林田力)
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トレンド 2011年10月26日 15時30分
【車を見れば芸能人がわかる!】チュートリアル福田のミーハー度
先ごろ、後輪ブレーキの無い自転車を運転していたとして、道交法違反(整備不良)容疑で摘発された、お笑いコンビ「チュートリアル」の福田充徳。 「前輪のみでもブレーキが付いていれば問題ないと勘違いしていた。認識不足で申し訳ございません」と後に福田は釈明したが、福田に限らず一部の若者がブレーキを取り外した自転車に乗る理由は「ただオシャレだから」という点にあるらしい。 福田の不祥事を機に、メディアでは自転車の危険な走行がクローズアップされることになり、時を同じくして警視庁はこのほど、自転車の歩道通行の取り締まりを強化すると発表した。 結果的に、自転車取り締まり強化の発端となった感もあり、芸人にも関わらずなんとも“間の悪い”ところを見せてしまった福田。 そんな彼の趣味がバイクであることはお笑い界では知られた話だ。判明しているだけでも「カワサキ・ZRX1200R」、「ホンダ・NSR250R」、「スズキ・スカイウェイブ400」、「ホンダ・CBR1000RR」など総額560万円相当のバイクを所有していという。 これらはどれも良いバイクなのだが、“お金を出せば買える”といった感じがプンプン。芸能人らしく通好みなところが見られない愛車チョイスはちょっぴり残念だ。 バイクも自転車も、“周りがオシャレというのがオシャレ”という庶民的なミーハー感が、彼の人気の理由の一つなのかもしれない。(愛車情報は過去にメディア等で報道された内容を基に取材しております)
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芸能 2011年10月26日 15時30分
芸能人が飼っている変わったペット、珍しいペット
激務にさらされる芸能人の心の友といえば、ペットである。人間不信に陥りやすい芸能界で活動し、日々神経をすり減らす芸能人にとって、決して“裏切らない友人”であるペットは必要不可欠な存在である。芸能人の飼うペットといえば、犬、猫、鳥が中心だが、中には一風変わったペットもある。 まず、怖そうな動物を飼っている芸能人・有名人をあげてみよう。タレントの風見しんごは、「ミシシッピーアリゲーター」を飼っており、新垣結衣のペットは「トカゲモドキ」を飼っている。芸人・モンスターエンジン大林は「タランチュラ」を可愛がっている。あの巨漢でならしたボブ・サップは、「サーバルキャット」を溺愛していたし、アントニオ猪木はかつて「虎」を飼っていた。 また複数 のペットを飼う芸能人もいる。動物好きで知られるモデルの森泉は、自宅の屋上で、「ミニ豚」、「犬五匹」、「ハムスター」を飼っており、芸人のほっしゃん。は、カメ好きで有名で「ミドリガメ」、「アカアシガメ」、「ギリシャリクガメ」、「ケヅメリクガメ」など多くのカメを飼育していた。 さらに、変わったペットならば、山本梓の「ポーチュキーズ・ウォータードック」という日本に十数頭しかいない珍種犬が代表格であり、ベッキーは「ピグミースローロリス」を飼育しており、京本有加は「カメレオン」を可愛がっていた。引田天功も金正日主席からおくられた「豊山犬」という朝鮮固有品種の犬を飼っていた。また、ジローラモは、イタリアの固有種「ブラッコイタリアーノ」を飼っていたと いう。 一風変わったペットは、芸能人の心の闇を解消してくれるのだろうか。
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芸能 2011年10月26日 15時30分
神田うの、妊婦ヌード披露でanan表紙をジャック
タレント神田うのが26日売の雑誌「anan」(マガジンハウス)で、“うのママ”として、初の表紙を飾った。 うのは「家族のポートレートを撮ってもらったような感覚で、すごく温かい気持ちになりました」とコメント。撮影は出産の約1カ月前に行われ、先日10月22日には都内病院で第1子の長女を無事出産している。
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トレンド 2011年10月26日 15時30分
『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』の試写会に中野唯花&西川瑞希
フレグランス製品等を開発・販売しているプーチ・プレステージ・ボーテ(本社=スペイン)は、スペースFS汐留にて、香水ブランド『NINA RICCI』の新商品『ニナ リッチ ニナ レリクシール オードパルファム スプレー』の発売を記念して、NINA RICCI PRESENTS 映画試写会『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』を開催。上映前には、ティーンエイジャーに支持される雑誌である『Popteen』(角川春樹事務所)のモデル・西川瑞希と、『Popteen』のお姉さん的雑誌である『BLENDA』(角川春樹事務所)のモデル・中野唯花による『ニナ レリクシール』についてのトークセッションも行われた。 会場には10代後半から20代前半の女性を中心に、約160人の映画ファンが集まった。また、『ニナ レリクシール オードパルファム スプレー』のタッチ&トライブースも設置。同時にPR動画も上映された。また、来場者全員に『ニナ レリクシール』のサシェが配られた。 友達同士で来たという女性客はもちろんのこと、制服姿の女子高生やカップルたちも、同香水を自由にテスティング。ブースで体験していた女性に、この香水の香りについて聞いてみると「とにかくモテそう」「最初はすごく爽やかな香りだけど、徐々に甘くなってきて、いろんな香りが楽しめます」などの感想が返ってきた。さらに、リンゴの形をしたボトルについても「かわいーっ!」「こんなかわいい形の香水見たことない」「このまま持ち歩いたら、絶対みんなに“かわいい!”って言われるよね」「玄関にそのまま置いてても超かわいい」などと好評。ちなみに、どんなシチュエーションでこの香水を使いたいかと質問をしたところ、ほとんどの女性から「デート前!」「勝負の時!」といった答えが返ってきた。 映画上映前には、女性ファッション誌『BLENDA』(角川春樹事務所)のモデル・中野唯花(24)と、女性ファッション誌『Popteen』(角川春樹事務所)のモデル・西川瑞希(18)によるトークセッションも開催。MCから2人の名前が告げられると、会場に集まった女性客からどよめきがあがり、登場するやいなや客席から「かわいい!」との声援が響いた。 高校時代にニナリッチの香水を愛用していたという中野唯花。当時は甘い香りの香水を好んでいたというが、『ニナ レリクシール』については「深い香りがする」という印象を持ったとのこと。現在24歳となった中野は、「やっとこういう香水が似合う年齢になったと思うので、これから愛用したいです」とコメントした。 一方、現在18歳の西川はリンゴ型のボトルを「入れ物も可愛いので、飾りとしてもオシャレかなってカンジです」と絶賛。香りについては「爽やかで大人っぽい」というイメージで、「もしも彼氏ができたらデートの時につけたいな、って思います」と照れながら語っていた。
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ミステリー 2011年10月26日 15時30分
ミステリー紀行「創られた悪女〜高橋お伝の伝説〜」
谷中霊園は、“谷中・根津・千駄木”エリア、通称谷根千の散歩コースにも含まれている。自然の多い広大な墓地で、メインストリートの桜並木はお花見スポットとしても有名である。 高橋お伝(1850〜1879)斬首刑となった最後の日本人女性として知られ、明治初期の伝説の悪女といわれる。だが、それは創られた虚像であるというのはお伝の名誉にかけて言わねばならないだろう。 お伝は、複雑な事情で誕生後すぐに養子に出されている。14歳の時に婿を迎えるも離婚。その後、高橋浪之助という男性と結婚。浪之助は二枚目でお伝もかなりの美人だった。二人はたいそう仲も良く、美男美女で誰もが羨む理想の夫婦であった。 だが、そんな二人に悲劇が襲う。浪之助が癩病を患ってしまったのだった。現在は適正な治療により治す事のできる病であるが、医学的知識の乏しい当時は死病と恐れられていた。きっと差別も酷かったであろう。お伝は夫を毒殺したなどと書かれているがそんなことはなく、献身的に介護をしていた。夫の高額な治療費を稼ぐために、仕方なくわが身を売らなければならなかったのだ。だが、その甲斐もなく夫も亡くなってしまう。 やがて、小川市太郎という男と恋仲になるものの、市太郎は遊び人で働かない。やがて、借金は重み古物商の後藤吉蔵に言い寄られ枕を交わすことになる。しかし、借金を断られてしまったためお伝は後藤吉蔵を殺害したとされている。 その後、強盗殺人容疑で逮捕。1879年市ヶ谷監獄にて、29才で斬首された。 実は、谷中の墓にお伝の遺骨は納められておらず、南千住にある小塚原回向院に眠っている。谷中の墓のほうは、『高橋阿伝夜刄譚』(たかはしおでんやしゃものがたり)で、お伝を毒婦に仕立てさんざん儲けた戯作者:仮名垣魯文が、気がとがめたか祟りを恐れたのか建てたものだったのだ。 この高橋お伝については、明治政府が民衆に貞節を根付かせるため、お伝を悪女に仕立て上げて道徳教育用に話を使ったとされている。日本で儒教的な価値観が一般化したのは明治維新後。いわゆる「家」制度である。一番偉いのは父であり長男。つまり「家」を存続させることが最優先されたため、女性は家や男の統治下に置かれ付属物あつかいされていた。下の者は上の者に絶対に従わねばならぬという、人間に身分の上下をつけることによって、支配者が民衆を支配しやすいように洗脳したのだろう。 女性差別が激しい時代、貧困の中、愛する人を守るために厳しい世の中をたくましく生き抜いたお伝。その実像は、悪女などではなく、もっと清らかで純粋な女性なのではないだろうか。(呪淋陀)
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