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社会 2015年11月07日 16時20分
寒い時期こそご用心! 食中毒の原因と対策
時が経つのは早いもので、今年も終わりが近づいてきています。気温が下がるとともに、それを実感しますね。 なにかと忙しくなるこの時期。寒くなって風邪も引きやすくなるので、たくさん食べて健康的な生活をするのは当然ですが、実は注意して欲しい症状があるのです。それが食中毒。 一般的に食中毒というと夏のイメージがありますが、むしろ秋から冬にかけて、気をつけなければいけない症状でもあります。 今回は、これからの季節の食中毒の危険性や対策について、医師の小田切ヨシカズ先生にお聞きしました。■食中毒の原因と種類 「摂取した食べものにより、腹痛や発熱、下痢や嘔吐などの症状が起きてしまうのが食中毒です。食中毒はその原因によって、いくつかの種類に分けられます。 まず、細菌性食中毒は、サルモネラ菌、腸内ビブリオなどの原因菌によって引き起こされるもの。食品自体がこれらの細菌に感染していて、それを摂取したときに発症します。食中毒の多くはこのタイプで、全体の7割以上を占めています。 ウイルス性食中毒は、ノロウイルスなどに感染した食品が原因となって発症するもの。他にも、毒キノコやフグといった自然生物が原因となるもの。近年は減ってきてはいますが、寄生虫による食中毒などもあります」■なぜ寒い時期に食中毒が増えるのか? 「暑い時期と寒い時期とでは、食中毒の種類に違いがあります。気温も湿度も高い環境で増えてくるのが、細菌性食中毒です。細菌がもっとも繁殖しやすい温度が35〜40℃。まさに夏場です。 これに対して、秋冬に増えてくるのがウイルス性食中毒。気温が下がるにつれ細菌の増殖は抑制されますが、ウイルスが猛威を振るい始めます。とはいえ、ウイルスは食物内で増殖することはありません。ただ、気温の低下により体温が下がり抵抗力が落ちたりすることで、体内で増殖し、食中毒を発症してしまうのです」■食中毒への対策 「食中毒対策に三原則というものがあります。まず『つけない』。細菌やウイルスを付着させないよう、周辺を清潔に保つこと。食材や食器、手などもしっかり洗いましょう。 次に『増やさない』。細菌は高温多湿の環境で増殖します。ですから食材は、冷却して保存することを心がけましょう。ただ、ウイルスは食品内では増えないのでこの対策は当てはまりません。 最後に、『やっつける』。食材はしっかり加熱して調理すること。細菌は75℃で1分以上加熱すると死滅します。ノロウイルスの場合は、85℃で1分以上の加熱が必要になります。また、ウイルスの場合は嘔吐物などによる飛沫感染や、わずかな接触においても感染する恐れがあるので『ひろげない』ことも重要です」 高齢者や乳幼児がノロウイルスに感染してしまうと、症状が長引いたり重症化することがあるので、特に注意が必要です。この時期に美味しいお鍋なども、あんまりがっつきすぎず、よく火を通してから食べたほうがいいですね。【取材協力】小田切ヨシカズ湘南育ちのサーファー医師。ワークライフバランス重視の36歳。現在、横浜の内科クリニックに勤務中。
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芸能 2015年11月07日 16時15分
週刊裏読み芸能ニュース 10月31日から11月6日
■10月31日(土) ついに熊切あさ美がふっ切れる 夏前に歌舞伎俳優の片岡愛之助との破局騒動で渦中だった熊切がハロウィーンイベントに登場。愛之助といえば、女優の藤原紀香との来春結婚が報じられているが「どうぞ、どうぞ、おめでとうございます」と祝福した。 「破局後、バラエティーなどで、『(愛之助と)別れてなかった』と強調しているが、もう飽きられてしまった。今後、オファーを増やすためには、ふっ切れてネタにするぐらいじゃないと厳しい」(テレビ関係者) とはいえ、まだまだ愛之助についてのコメントで引っ張れそうだ。■11月1日(日) 磯山さやかが結婚願望を明かす 磯山が都内でデビュー15周年記念イベントを開催。結婚願望について、「相手がいたらしたいんですけど、どうしようもない日々」と明かした。 「プロ野球・ヤクルトの応援団として知られる磯山。“野球選手食い”がたびたび報じられたが、その都度本人は否定。うわさのせいで男が寄って来ないのか」(週刊誌記者)■11月2日(月) 加護亜依が芸能活動再開を報告 離婚した元夫の逮捕などで芸能活動を休止していた、元モーニング娘。の加護だが、自身のブログで自身が参加してプロデュースするユニットの活動再開を報告した。 「この夏に離婚し、所属事務所を離れ現在はフリー。しかし、獲得に手をあげる事務所はいまだにない」(芸能記者) ■11月3日(火) 紅白司会者決定報道 一部スポーツ紙がNHK・紅白の総合司会を同局の有働由美子アナ、白組の司会をV6の井ノ原快彦、紅組の司会を女優の綾瀬はるかが演じることを報じた。 「総合司会のタモリが半ば“辞退”するような形。慌てて人選をすすめたが、なかなかスケジュールの空いている“大物”がいなかったようだ」(NHK関係者)■11月4日(水) 尾上松也が交際質問におとぼけ 元AKB48の前田敦子との交際が報じられている松也が都内でイベントに登場。報道陣から「交際は順調ですか?」、「あの方とは?」と質問が飛んだが、松也は「あの方って誰のことですかね…」ととぼけた。結婚はまだまだのようだ。■11月5日(木) 田中哲司が妻・仲間由紀恵へのメールを明かす 昨年9月に仲間と結婚した田中が、都内で行われた出演舞台の会見に登場。報道陣から「妻へのメールにハートを使うか?」と聞かれると、「それはないです」と答え、「幸せですか?」には「まあまあ、普通です」と照れた。 「双方の事務所は互いの質問について、かなり神経質になっている。プライベートは謎のまま」(女性誌記者)■11月6日(金) 観月ありさが新婚旅行から帰国 バリ島で夫で建設関連会社社長の青山光司氏と挙式・披露宴を行った観月が、ラブラブ2ショットで成田空港に帰国。笑顔で報道陣に対応した。 「最近、特に話題がないため、観月の事務所が大々的に報道陣を空港に呼び込んだ。しばらくは“結婚ネタ”で引っ張りそう」(ワイドショー関係者) 本業の女優業はふるわないだけに、仕方なしか。
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芸能 2015年11月07日 16時05分
フジテレビの格闘技に対抗 TBSが大みそかに“K-1のカリスマ”魔裟斗の復帰戦を放送!
TBSが12月31日、「NHK紅白歌合戦」の裏でオンエアする「史上最大の限界バトル KYOKUGEN2015」(午後6時〜11時35分予定)で、“K-1のカリスマ”魔裟斗(36)の一夜限りの復帰戦を放送することを決めた。 魔裟斗は3分5ラウンドのK-1ルールで、“神の子”山本“KID”徳郁と対戦する。両者は、04年大みそかの「Dynamite!!」で、K-1ルールで激突。その際は魔裟斗が判定勝ちを収めており、それ以来、11年ぶりの対決となる。この一戦の瞬間最高視聴率は31.6%(関東地区)をマークし、「紅白」を超えた伝説のカードだ。 K-1中量級のエースとして活躍した魔裟斗は、09年大みそか「Dynamite!!」でのアンディ・サワー戦で引退。その後はタレントとして活動していたが、TBSからのオファーを受け、6年ぶりの復帰を決断。すでに、夏頃から練習を再開している。 対戦相手となるKIDは、レスリング一家に育ち、姉は山本美憂、妹は山本聖子で、ともにレスリング世界女王。現在は米国の総合格闘技団体UFCを主戦場としており、魔裟斗戦に向け、キックの技術を磨くべく、タイで武者修行を敢行中だ。 また、「KYOKUGEN」では、番組がスタートした11年から、ボクシング・井岡一翔の試合を放送してきたが、今年も継続。12月31日、エディオンアリーナ大阪で行われるWBA世界フライ級王者・井岡対同級2位=フアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)戦も中継。15年の「KYOKUGEN」は魔裟斗と井岡が強力タッグを組む。 魔裟斗復帰の背景には、フジテレビへの対抗心があるという。「まだ、確定していないようですが、フジは『PRIDE』の後継団体ともいえる『RIZIN』を、『紅白』の裏で中継することが有力視されています。『PRIDE』から撤退後、フジの大みそかは低視聴率が続いています。10年ぶりに格闘技を放送するとなると、ここ数年よりは視聴率アップが見込めそうです。それに危機感を感じたTBSが、魔裟斗復帰という切り札で対抗することになったようです」(スポーツライターA氏)。 フジの「PRIDE」は05年、TBSの「Dynamite!!」は10年を最後に、大みそかのラインナップから消えた。その後、格闘技ブームは下火となったが、「RIZIN」「KYOKUGEN」が、どこまで視聴率を伸ばせるか注目が集まる。(落合一郎)
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レジャー 2015年11月07日 16時00分
今日のキャバ嬢ごはん(3)〜客と出勤前の食事を楽しむ美雪〜
相田美雪(仮名・28歳) 大学生の時に私は夜の世界に飛び込んだのだけど、20代前半は出勤前に食事に誘ってくるくせに、そのまま同伴してくれない客のことは、“ケチなやつ!”なんて思ってた。たぶんほとんどのキャバ嬢が客から出勤前に食事へ誘われたら同伴を期待するんじゃないかな。男はキャバ嬢とのプライベートを望むけど、私達からしたら出勤前の客との食事も仕事のうちだから。 それに同伴だと店に伝えれば遅刻しても怒られないし、同伴手当てももらえるから、なんとか連れて行きたい。だから昔はお客から誘われた時は「食事の後、同伴してくれる?」ってわざわざメールで返信したりしてた。でもそういう同伴を直接頼んだり、それを匂わせるようなやり取りは、たぶん他のキャバ嬢からもアプローチをかけられているだろうし、お客さんのテンションを下げてしまうことになる。 だからここ数年、私は同伴してくれるしてくれない関係なく、食事には付き合うようになった。そこで私が心がけるのは、店内でなくともお客さんを精一杯楽しませるということ。そうすれば最初は同伴する素振りのなかったお客さんも、一緒にお店に来てくれる場合もある。それに来てくれないお客さんがいても、別れた後に丁重にメールしておけば次に繋げることもできるからね。 若い時は好きに働いてればよかったけれど、私も20代後半になってきて、これからは1人1人のお客さんを大切にしていかなきゃなと思うようになった。だから今はお客さんとの食事は、出来るだけ受けて、楽しむようにしている。(取材/構成・篠田エレナ)
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スポーツ 2015年11月07日 16時00分
USA発 新聞、テレビではわからないMLB「侍メジャーリーガーの逆襲」 日本人大リーガー、今季MVPは該当者ナシ 敢闘賞は遅咲きの村田透 殊勲賞は快挙達成の岩隈久志
今シーズンの日本人大リーガーは故障者が続出し野戦病院のような状態になってしまったが、明るいニュースを提供してくれた選手もいた。そこで今年も日本人大リーガーの査定を実施し(表参照)、MVPと殊勲、敢闘、技能の3賞を選出してみたい。■最優秀選手賞(MVP)=該当者なし●候補者(強いてあげるなら):青木宣親(ジャイアンツ、岩隈久志(マリナーズ)、田中将大(ヤンキース) 青木は前半戦だけとってみれば打率3割1分4厘で打撃十傑の5、6位につけていたが、8月中旬以降脳震盪の後遺症に苦しみ、シーズン後半はチームにほとんど貢献できなかった。 逆に岩隈は、シーズン後半は完全に復調し、息切れした大エースのF・ヘルナンデスに代わって先発の柱として機能した。8月中旬にはノーヒットノーランの快挙もあったので、シーズン後半だけとってみればMVPレベルの働きだったと評価できる。 今期も年俸650万ドルに対し960万ドルの働きを見せているので、日本人選手の中では最も投資効率の高い選手でもあった。 ただ第2エースとしてチームを地区優勝に押し上げる原動力になることを期待されながら、4月は大乱調。5月、6月は肩の広背筋を痛めて全休となりマリナーズが予想外の不振にあえぐ元凶にもなっていたので、シーズン全体のMVPとすることはできない。 田中は貢献ポイントであるWARが最も高く(3.1)、1240万ドル分の働きをしている。しかし田中は年俸も2200万ドル(26.4億円)とダントツに高く、ノルマは年間登板数32試合以上、防御率3.00以内、17勝以上あたりに引かれている。今季は登板数がそのノルマの75%(24試合)、防御率、勝ち星もノルマを大きく下回っているので、年俸の半分程度の働きしかしていない。これほど投資効率が悪いとMVPにするわけにはいかない。■殊勲賞=岩隈久志「金星」に値する快挙は岩隈が8月18日にオリオールズを相手にやってのけたノーヒットノーランだけだ。これはメジャー屈指の強力打線を相手に達成したものであり、まさに値千金の快挙だったので、殊勲賞は岩隈にすんなり決定だ。■敢闘賞=村田透(インディアンズ)●その他、候補者=イチロー(マーリンズ) 敢闘賞に値するのは41歳という高齢にもかかわらず、日本人選手でただ一人フルシーズン稼働したイチローと、30歳で夢のメジャー昇格を果たし3Aの最多勝投手にもなった村田透だ。 この二人を比較した場合、インパクトがあるのは村田だった。 読売巨人軍時代('08〜'10年)、村田は一軍で1勝もできないまま戦力外になり、渡米してマイナーの下の方からキャリアを再スタートさせた。しかし4年目までは左打者を抑える武器がないため3Aで3年連続防御率が5点台。2Aでも一度も3点台の防御率を記録したことがなかった。しかしカッターの使い方をマスターして臨んだ今シーズンは、苦手にしていた左打者を封じられるようになり防御率2点台の投手に急成長。30歳でのメジャー昇格は、よほどの精神力がなければできるものではない。マイナーリーグは6つのレベルに分かれており、序ノ口レベルからスタートしてメジャーに上り詰めることは至難の業だ。巨人では物の数でなかった村田が過酷な出世レースを生き抜いてメジャーに到達したことは掛け値なしに称賛に値する。 それに対しイチローは今季もケガをせずにフル稼働した点は大いに評価できるが、打率は2割2分台まで落ち込んだ。出場しても貢献が伴わなくなっている。■技能賞=青木宣親(ジャイアンツ)●その他、候補者:上原浩治(レッドソックス) 青木がメジャーで最も高く評価されているのは、三振をしない技術の高さだ。今季メジャーの打者(300打席以上)で三振する比率がもっとも低かったのは青木の6.4%だった。これは追い込まれてもカットで逃げることに長けているからだ。大リーグでは四球が三振より多い打者は高く評価されるが、青木は今季、三振25に対し四球が30もあったので、選球眼のいい好打者という評価は不動のものになった感がある。 上原はボール球を振らせる技術を高く評価されている。特に打者を追い込んでからスプリッターを意識させておいて、高目のボール球を振らせるテクニックは他の追随を許さない。逆のパターンもしかりだ。 ただ今季は、ピンチになった時の制球がイマイチで、ボールになるスプリッターで空振りをとれずに苦労するケースも何度かあった。それを考慮すると技能賞は青木に軍配が上がる。スポーツジャーナリスト・友成那智ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。'04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」(廣済堂出版)は日本人大リーガーにも愛読者が多い。
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芸能 2015年11月07日 15時56分
交際は認めても自殺未遂は否定した岡田義徳と田畑智子の所属事務所
女優の田畑智子が5日朝に左手首を切り、救急搬送された騒動に関して、以前交際が報じられていた俳優の岡田義徳が第一発見者で、田畑は東京・世田谷区内の岡田の自宅マンションで負傷していたことを6日、双方の所属事務所が認めたことを各スポーツ紙が報じている。 各紙によると双方の事務所は交際を認め、岡田の事務所は、「一緒に住んでいないが、お互いの家を行き来することはある」とコメント。最近は半同棲状態だったそうで、11年に交際が報じられて以来、初めて交際を認めた形となった。 田畑が左手首付近を切ったのは、岡田のマンションで、5日早朝、地方ロケから帰宅した岡田が最初に発見。田畑は意識ははっきりしており、自ら119番通報し、岡田は病院に付き添ったが、けがの程度が軽かったことを確認し、先に帰宅。午後からNHK・BSプレミアムのドラマ「インディゴの恋人」を撮影中の岡山県に向かい、しばらく滞在する予定。13日には取材会が行われるというが、発言が注目される。 一方、田畑は騒動から一夜明け、事務所社長と会い、けがの程度を説明。自宅とは別の場所で安静にしており、14日に予定通りドラマの撮影に参加するという。 また、双方の事務所は、自殺未遂と睡眠薬使用について「そのようなことはございません」と否定したというのだが…。 「警視庁が田畑の案件について何も発表していない。通常、自殺や自殺未遂の場合、何も発表しないので、やはり自殺未遂の可能性は否定できない。2人は一度破局し復縁したという情報もあるが、結婚したい田畑が、煮え切らない岡田への“当て付け”で衝動的な行動に走ったという情報もある」(芸能記者) いくら双方の事務所がコメントしても、当事者の2人が口を閉ざす限り、真相は“闇の中”のままのようだ。
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芸能 2015年11月07日 15時20分
中島美嘉、玉置浩二は「天才」 新曲誕生秘話明かす
歌手の中島美嘉が6日、お台場・ヴィーナスフォートで行われた天空型3Dプロジェクションマッピングショー「Venus Starium」の点灯式に出席し、ミニライブとトークショーを行った。中島はトークショーの中で、この日披露した玉置浩二作詞作曲の新曲「花束」のレコーディング秘話を明かし、玉置について「天才」と絶賛した。 この日のプロジェクションマッピングでも使われた“雪の花”の演出に「この曲がぴったり」と代表曲「雪の華」を熱唱したあと、「玉置浩二さんが作詞作曲してくださいました。すごく壮大ないいバラードになっていると思います」と新曲「花束」を歌った中島。 玉置とのレコーディング秘話について「まさか書いてくださると思わなかったのでびっくりしました」と切り出すと、「玉置さんにデモテープを作って頂いたんですけど、普通は仮歌を歌う人が歌っているものなのに、玉置さん自身が歌っていて、それを聴いてわたし、最初は歌えないと思いました。玉置さんがあまりにもお上手すぎて。素晴らしすぎて」としみじみ。 「ちょっと、どんどんあがっていく感じの難しい歌を玉置さんがさらりと歌っていらっしゃっていて、これはわたし歌えるかなって。でも玉置さんってやっぱり天才的な方なんだなと思ったのは、わたしの音域というのをわかっていたのか、歌ってみるととっても気持ちがよかったんです。不安だったのに逆に歌いやすかった。それで、あ、本当に玉置さんすごいなって」と中島。本曲が結婚式の定番ソングになるのではと言われていることについても「やっとわたしの暗い曲たちの中からね、結婚式で使いたい曲が出てきました」とにっこり。 プライベートでは昨年クリスマスにバレーボール全日本代表の清水邦広と結婚したが、集まったファンの顔を見回し、改めて「結婚したよ」と報告。「結婚してよかったですか?」と問われると、「もちろんです。楽しくて仕方ないです」と笑顔。「ラブラブですか?」との問いにも照れくさそうな表情を浮かべながら「はい」と答えた。 結婚生活については「結婚したあとのほうがあまりつかず離れず、仲はいいんだけど詮索し合わなくなりましたね。つき合ったときのほうがいろいろ不安だった」と明かし、清水についても「ずっと変わらず良いかた。優しいし」と紹介。 また、芸能生活15周年を迎え、「15年前の自分にタイムマシーンで会えたらなんと声をかけますか?」と問われると。「楽しいことが絶対待っているから、頑張れって。そのまま頑張っときなさいって言うでしょうね。まさかというか、続けるのは無理だと思っていたのでここまでこれたのは本当にありがたいことです」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
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社会 2015年11月07日 14時00分
盗まれた愛車がミャンマーに…人気の中古日本車で荒稼ぎする“闇ディーラー”を追う
'11年の民政移管で民主国家としての道を歩み始めた東南アジアのミャンマーには、日本をはじめとする外国企業の進出ラッシュが続き、日本企業、日本人、日本製品が押し寄せている。 日本企業にとっては、電気、ガス、水道、電話、ネットなどの通信網などの基本的インフラ整備の拡充が当面の課題。 一方、日本人や外国企業で働くミャンマー人にとって、交通手段としての自動車も、必要不可欠な必需品になりつつある。このため中心都市ヤンゴンでは、中古車販売店で激しい販売競争が繰り広げられているという。 「'15年初めのミャンマーでの自動車保有台数は約60万台で、そのうち中古車は90%を占めている。'14年に販売された新車は約2000台なのですが、日本からの中古車は18万台(乗用車12万台、商用車6万台)となっていることからも、日本の中古車の人気が極めて高いことが分かります。しかし、これに便乗した違法販売業者が激増、社会問題となっているのです」(現地特派記者) 同国では、中古車を販売する正規のディーラーになるには銀行口座に10万米ドルなど一定額の預金が条件となり、認可を受けて営業、納税義務もある。ところが、売りに出せば飛ぶように売れる日本製中古車市場には、条件を満たさない“潜り”の不正ディーラーが跳梁跋扈しているのだ。 ヤンゴン市当局者によると、中古車ディーラーの約3分の1にあたる約50社が“得たいが知れない業者”だという。 「こうした東南アジアで活況をみせている中古車市場の需要に応えるためか、日本国内では“ヤード”と呼ばれる自動車解体作業所で盗難車を偽装して不法に輸出する闇ルートの存在も指摘されている。そのため警察庁では、ヤードの実態解明に乗り出しています」(全国紙社会部記者) 盗まれた愛車が、ミャンマーで乗り回されているかもしれない。
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芸能 2015年11月07日 12時00分
川島なお美さん死去で余計なことを話してしまった人たち
先ごろ、松居一代が新刊の出版を記念し、都内で会見。そこで夫の船越英一郎と9月24日に亡くなった川島なお美さんがかつて交際していたことを明かし、物議をかもした。 会見の席上、松居はネットでうわさになっていた2人の交際について聞かれ、「結婚して3年目に、川島さんと主人である船越が(以前)人生のひとときを歩んでいたことを知りました」と告白。「川島さんの訃報を聞いて、いつもは白ワインを飲みますが、2人で赤ワインで川島さんのことを思って献杯しました」と語った。 これに対してネット上では「いまさら言わなくても」「本を売るための便乗」と批判的が書き込みが殺到した。 「この会見は当初、もっと早く予定されていたが、爆笑問題・田中裕二の結婚会見とぶつかったために延期。しかも延期を伝えるリリースには乳がんで話題になっていた北斗晶についても話をすると書いてあった。便乗と言われても仕方ないでしょうね」(スポーツ紙記者) ところで、川島さんに関して余計なことをしてしまった人はほかにもいる。 「川島さんの通夜に参列した石田純一は『失楽園』の主演は当初、自分で決まっており、推した女優もいたが、石田が降りたことで川島さんに決まった。つまり川島さんは代役だったという発言をした。またデヴィ夫人はテレビ番組で川島さんが死去する3日前、自身の留守電に残した川島さんの肉声を公開した」(芸能ライター) もちろん、どちらもネット上でひんしゅくを買っていたが、サービス精神が過剰なのか、それとも!?
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その他 2015年11月07日 12時00分
【不朽の名作】最初にクロサワ映画見るならカラーのこれ! 『乱』
今回紹介するのは1985年公開の黒澤明監督映画『乱』。あの「世界のクロサワ」の最後の時代劇になった作品だ。 ここで語るまでもなく、これまで同作を賞賛する文章などは多数出ており、疑いようのない名作ではある。ではなぜ、今更この作品かというと、最近個人的に居酒屋に行った時に、20代と思われる人達が、同監督の作品が退屈で眠くなるという話を盗み聞きしたからだ。 どうやらその人達は『七人の侍』のことを言っていたようだ。確かに同作は現在で考えると収録時間も長いし、モノクロで観づらいのかもしれない。演出も、今は同監督の演出を参考にして映像作りをしている人も、国内外問わず大量にいるので、これも真新しいものには映らないかもしれない。では、これから黒澤映画を全く知らない人は、どの作品を最初に観ればいいのか? これには今回の紹介作『乱』であると個人的には断言する。 理由は、カラー作品で現在の人でも馴染みやすいことがある。とは言っても同監督のカラー作品には、有名なところだと、『どですかでん』、『影武者』、『夢』、さらに遺作となった『まあだだよ』などがある。それらのなかから、なぜこの作品かというと、『どですかでん』、『夢』は世界観が独特すぎるので、始めに触れるのには合わないかと除外した。遺作である『まあだだよ』は、現代劇ではかなりいい作品とは感じるが、やはり黒澤監督は時代劇の方が観始めは良いだろうと候補に外した。 残りは『影武者』だが、この作品は黒澤映画の時代劇のなかでもより会話劇に重点が置かれている作品である点と、公開前に、勝新太郎の降板という事実があるため、勝新太郎が信玄の影武者をやるとどうなったかという話がつきまとうため、これも最初には相応しくないと判断した。 『乱』は、ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『リア王』をモチーフにしており、架空の戦国武将・一文字秀虎を主人公にその晩年と3人の息子である、太郎孝虎・次郎正虎・三郎直虎との確執や兄弟同士の闘争を描く。また秀虎のモデルとしては、戦国武将の毛利元就が強く意識されており、「三本の矢」の逸話などや、山陽道周辺の山岳地帯を思わせるような、雄大な山の背景などでそのことを感じることができる。 同作は、黒澤流の演出、特に戦闘描写に関しては同監督の集大成とも言える作品だ。ただ大人数を使って迫力を出すという演出ではなく、カメラワークの上手さが光る。ドカドカ勇ましい馬蹄の音と、騎馬兵の撮り方のカットが絶妙で、人数以上の迫力を与えている。また抜けの背景カットもかなり的確で、山脈を背に展開する軍団、燃え落ちる城などなど、甲冑と背景の色彩がひとつひとつのシーンを強烈に目に焼きつける。元々黒澤監督は画家を志していたこともあり、後半の作品になると通常の絵コンテではなく、一枚絵でカット割りを考えるようになったが、その辺りの色彩感覚がカラーになってより真価を発揮した状態だ。 同監督の演出で有名なものといえば、『蜘蛛巣城』などで見せた、演者を本気で殺すような勢いで飛んでくる矢だが、今作でも『蜘蛛巣城』ほどではないが、矢の使い方は凄まじいものがある。攻城シーンなどで、とにかくヒュンヒュンと風切音を立てながら殺しにくる勢いで飛んでくる。 どうしても時代劇を描く場合、これは国内外を問わないが、白兵戦が一番迫力を出しやすいので、軍勢同士のぶつかり合いに終始してしまうところがある。だが、本来合戦などにおいては、飛び道具での死傷者が一番多いのだ。現在戦や近世以降の戦列歩兵を除けば、この飛び道具を上手く使えるクリエイターというのは少ない。この辺りの演出は現在の10代、20代に人が観ても斬新に映ることだろう。しかし、同監督の飛び道具描写が素晴らしいのは矢だけではない。矢に隠れがちだが火縄銃の方もかなり印象的なシーンが多い。 『七人の侍』の時からそうだが、同監督の火縄銃の弾は、どこから飛んで来るかわからない時が多い。『七人の侍』の時は完全に伏兵の狙撃手として鉄砲撃ちが登場するので、それで正しいが、攻城戦がメインである本作でも、似たような演出を所々でしている。極力鉄砲隊の全体図が映らないようにして、銃眼からの火花や発砲音だけで兵士がバタバタと倒れるのだ。おそらく普通にやるとしたら、ただ人が倒れるだけのシーンになってしまうだろうが、カット割りが視覚的に残るようになっているので、どこから弾が飛んで来るかわからない包囲されている感じというのがよく出ている。 平地での合戦演出も用兵が上手いというか、他の戦国系時代劇のように、大規模な白兵戦をやらないのに、それでも落馬や鉄砲の一斉射などで、迫力を出してしまう辺りが、黒澤監督の合戦の演出として特筆すべき点だ。無駄なセリフや掛け声を挟まずとも、カメラアングルだけで、一連のストーリーが出来上がってしまっている。カットごとになんともいえない説得力があるのだ。まあ、その分落馬する人の落ち方とかは、演者が命がけでやったのだろうが。 戦闘面の他に特徴なのが、日本人だとオーバーなのではと思ってしまうほどの演者の芝居だ。これは黒澤映画全体の特徴としていえるのだが、とにかく人物が動きながら、感情を露わにする。これこそが黒澤映画が国内以上に、海外で評価を得た大きな理由で、かつて映画評論家の淀川長治氏は、黒澤監督が亡くなった直後のインタビューで「西洋の言葉とあの人(黒澤監督)の言葉が合う。それが世界の言葉なのね。リズムが非常に合うのね」と語っていた。そのリズムのおかげで海外、特に欧米の人は「ここは日本だから、こうなんだろうな」というフィルターなしで、すんなり映像に入りやすいのだそうだ。今回の作品でそのリズムを体感するならば、主役の仲代達矢演じる秀虎やピーター演じる狂阿弥に注目するのがいいだろう。舞台演劇のような動きのようで、完全に映画向けの、躍動感ある演技を感じることができるはず。 また、秀虎の表情の変わり方もこの作品の見どころだ。陰謀の限りを尽くして現在の地位まで登りつめた武将が、肉親や部下の裏切りにより、段々と狂人に変わっていく様が、嫌というほどよく出ている。また、その狂っている様をアップの顔芸過多になりすぎず、適度に引きの画を混ぜているのも、黒澤映画らしい技法だ。 ストーリー的には前記したように『リア王』を元に、戦国の世のエッセンスを入れたという形なので、ひょっとすると単純でわかりやすすぎる話だという印象を受けるかもしれない。しかし、大まかな流れを予想出来たとしても映像に引きこまれてしまうほどの、説得力というか、パワーがこの作品にはある。最近は年月もたったので、黒澤映画の芸術性ばかりがクローズアップされるが、圧倒的な色彩力と構図の上手さ、セリフ回しの軽快さなど、視聴する側を引き込む娯楽性の高さもかなりのものだ。視聴すれば、大きなスケールのなかで繰り広げられる、肉親同士の争いという、古来からの人間の業というべきものを扱った、わかりやすい世界観に引き込まれることだろう。 ただ一点だけ気になる点が…。次郎役の根津甚八のカツラだ。寄りのシーンで明らかに継ぎ目が目立つのだが、もう少しなんとかならなかったのか。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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