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レジャー 2009年11月16日 15時00分
エリザベス女王杯(GI、芝2200メートル、15日) クィーンスプマンテが大逃走 大波乱を招いた原因は!?
展開の妙…これがあるから競馬は面白い。15日に京都競馬場で行われた「第34回エリザベス女王杯」(GI、芝2200メートル)は、大逃げを打った人気薄の同士の行った行ったで決着。ハナを叩いたクィーンスプマンテがともに前を引っ張ったテイエムプリキュアを引き連れ、初のGI制覇を飾った。勝ち時計は2分13秒6(良)。切れ者ブエナビスタをもってしても3着がやっとの前残り。なぜ、どの馬も動けなかったのか? オールドファンの脳裏には、おそらく1980年の天皇賞・秋を逃げ切ったプリティキャストの姿がよみがえったことだろう。誰もが笑うしかない逃げ馬2頭の鮮やかすぎるワン・ツーフィニッシュ。クィーンスプマンテの小島茂調教師の言葉を借りれば「競馬に絶対はない」ことを如実に示した滅多にお目にかかることのできない結末となった。 4角を回った時点で誰の目から見ても分かるセーフティーリード。まるで直線は2頭立てのようなマッチレースだった。それでも最後はテイエムプリキュアとの差は1馬身以上。いわゆる「影をも踏ませない」逃亡劇だった。 “前代未聞”のレースを演出した田中博騎手は「3、4角でプリキュアを見たら、いいリードを保っているなと。ペースを落としすぎてもダメなので、馬のリズムを大事に乗った。パドックの時に先生に『6回逃げて5回勝っている』と言われ自信が出た。最高ですね」と高笑い。 小島茂師も「いっせいにヨーイドンならそりゃあ、かなわない。けれど、競馬は戦法というものがある。この馬には逃げれる資質があったから」としてやったりだ。 とはいえ、誰もが思うのが、後ろはなぜ動かなかったのか? という素朴な疑問。ある騎手が「第2集団の先頭に立っていたスミヨン(=リトルアマポーラ)がガッチリと前をふさいでしまった。リトルがもっとペースを上げていれば、こんな結果にならなかった」と言えば、違う騎手は「みんなペースが遅いのは分かっていたけど、誰もが死にたくないからね。動きたいけど動けない。これが競馬の怖いところなんだ」と“金縛り”にあった理由を説明した。 さらに、みな口をそろえたのが「そこまで距離が離れていたとは分からなかった」だ。後続集団が向正面を走っている時点で、前2頭はすでに3コーナーの下り坂にかかっていたが、大半の目は後門のオオカミ・ブエナビスタに向けられていた。仕掛けが遅れたもうひとつの理由はそこにもあった。 いずれにしても、後方組が積極性に欠けたことはまぎれもない事実。イチかバチかの駆け引きがあってこそGIは盛り上がる。レースレベルのうんぬん以上に、乗り手の消極的な姿勢が目立つ消化不良の一戦となった。
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レジャー 2009年11月16日 15時00分
新重賞今昔物語 1999年マイルCSを制したエアジハード
この20年ほどで最もレベルの高かった世代を問われれば、多くの人が1995年生まれと答えるだろう。凱旋門賞2着のエルコンドルパサーに、グランプリを3連覇したグラスワンダー。さらにGI4勝のスペシャルウィーク。そして今回紹介するエアジハードも、この世代を語るとき欠かせない役者の一頭だ。 デビューは97年12月。新馬戦を圧勝すると、続くカトレア賞も完勝した。この2戦はいずれも1200メートル。有り余るスピードに加え、父はサクラバクシンオーなどを出しているサクラユタカオーのため、クラシックは微妙に長いかと思われた。しかし陣営は皐月賞TRのスプリングSに駒を進めた。 ところがここで、思わぬ弱点を露呈することになる。スタート前にゲート内で大暴れ。出遅れて4着に終わったのだ。距離適性以前の気性難。このためゲート再審査のペナルティーが課され、しかもこれをクリアするのに時間がかかった。結果、皐月賞には出走すらかなわなかった。だが、ここでじっくり立て直されたことが後の充実につながる。気性の成長とともにゲート難も解消。98年の秋には、GIIIの富士Sで初重賞Vを達成した。 99年はまさに快進撃だった。春の安田記念で初GI制覇。その前の京王杯SCで2番手を進みながらゴール前で差されたグラスワンダーを、今度は後方からマークしてハナ差逆転した。 迎えたマイルCSはまさに敵なしだった。夏場の調整に狂いが生じ、前哨戦が毎日王冠から天皇賞・秋に変更されたが、そこでスペシャルウィークの3着と大健闘。その走りが評価され、圧倒的な単勝1番人気に支持された。 道中は自信満々に7番手。キョウエイマーチが刻むラップは、半マイル通過45秒9と非常に速かったが、余裕すら感じさせるフットワークで4コーナーを回った。直線は同じような位置にいたキングヘイローとブラックホークが追いすがる。だが、並ぶ間もなくあっさり突き抜けた。2着キングヘイローにつけた1馬身1/2差は、このレベルの短距離戦では決定的といっていい。 前年の年度代表馬タイキシャトルに続くマイルGIの春秋制覇。普通の年ならジハードも十分代表馬の有資格者といえたが、この年は同世代のエルコンドルパサー、スペシャルウィーク、グラスワンダーが大活躍。代表馬争いはこの3頭で紛糾し、結局エルコンドルが受賞した。ジハードは最優秀短距離馬と父内国産馬のタイトルを獲得したものの、ある意味、不運な名馬といえるかもしれない。
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トレンド 2009年11月16日 15時00分
増殖するシンデレラ男
童貞が増加傾向にあるという。彼らはなぜ貞操を守り、女性との性的な関係を築こうとしないのか? その背景には男性間に広がる「シンデレラ症候群」があった。フリーセックス時代ともいわれる現代に生きる、童貞男性の生態に迫った。 昨年12月、一冊の本が出版され、話題を集めた。「30歳の保健体育」(三葉著/一迅社/1429円+税)。中身はセックスのハウツー本だ。 担当編集者の土方敏良さん(=写真)は「僕も高校は男子校だったし、大学でもモテなかった。経験がなくても誰かに聞くのも恥ずかしいし、マニュアルもなかったので」と明かす。今年8月に出版された第2弾の「30歳の保健体育〜恋のはじまり編〜」と合わせ、現在までに12万部を売り上げている。 読者の中心は25歳前後の男性。「その世代は結婚も意識し始める。でも、経験もない、どうしよう…といった感じなのでは」と土方さんは分析する。AVやH系のゲームなどでセックスの知識はあるが、実践することに自信が持てない…そんな心理から購入するようだ。 本の出版に当たり、土方さんは「スタートラインを手前に持ってくることを心掛けた」という。「例えば、パソコンを使ったことがない人に『マウスでクリックして…』と言っても分からない。まずはマウスの説明、持ち方から始めないと」。デートの誘い方や告白はもちろん、乳房や膣(ちつ)、陰核への愛ぶ方法、ポピュラーな体位の解説に加え、女性のセックス観、避妊方法まで内容は多岐にわたる。 特徴的なのは、仮想世界と現実のギャップへの配慮が多いこと。「ゲームの常識を捨てよう」という項目では、基本的に信じてはいけないものとして「処女なのに感じる」「顔にぶっかけ」などが取り上げられている。「恋の始まり編」でも、女性との出会いについて「アニメなどの典型である、朝遅刻しそうになりながら学校へ向かう途中でパンをくわえた女の子とぶつかるというようなことは、現実ではまずありません」と説明している。 女性との交際や性交経験がある男性から見れば、バカバカしいと思える内容もある。だが、「アニメやゲームでは、女性との出会いをを待ち続けていると女性の方から自分を好きになってくれるという内容も多い」(土方氏)そうで、童貞は現実世界ではあり得ないような夢物語をピュアな心で信じているようだ。 現在の童貞はどういった男性たちなのか。 「よく草食系男子と一緒にされますが、それは違う。今の童貞の人は理想の“お姫さま”を待ち続けているのです。セックスも好きな人としかしたくない。結果的に経験がないのかな、と」(同) 実際、童貞男性に意見を聞いてみると、「“初めて”は好きになった女性とシたい。風俗は病気とかも怖いから嫌だし、ボッタクリとかも聞くので何だか怖い気もする。きちんと女性と付き合った上で経験したい」(25歳・会社員)。童貞は早く捨てるものではなく、守るべき神聖なものととらえているようだ。 かつて、白馬に乗った王子さまを待ち続けるという女性たちのシンデレラ症候群が取りざたされた時代があった。だが今は、男性が「カボチャの馬車に乗ったお姫さま」(土方氏)を待ち続ける。だから彼らは、性風俗店でオーラルセックスをしようとも思わない。 本の初版から、1年が経過する。「何も行動を起こさなければ、恋も生まれない。この本を見て積極的に動いてもらえればと思います」と土方さん。編集部には「彼女ができた」という報告も数は少ないながら届いているという。 現在の“シンデレラ男性”たちは、今も理想の女性を求めて貞操を守り続けている。◎30〜34歳男性の35%が未経験!? 30〜34歳の童貞の数が増えている。 国立社会保障・人口問題研究所が2005年に行った「結婚と出産に関する全国調査(独身者調査)」で、「これまでに異性と性交渉を持ったことがありますか?」という質問に対して肯定的な回答をした男性は64.3%にとどまった。前回(02年、71%)からガクンと落ちている。つまり童貞の数が上昇傾向なのだ。 前回、調査から4年が経過しており、最新のデータは不明だが、1992(72.3%)、97(71.3%)、02年と微減した後の急降下だけに、男性の貞操概念が高まっていることがうかがえる。 アキバ系の童貞ヲタクたちの間では「30歳まで童貞を守れば魔法使いになれる」という迷信もささやかれている。
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トレンド 2009年11月16日 15時00分
女性のためのアダルトグッズ店「LOVE PEACE CLUB」代表・北原みのりさんインタビュー
女性による女性のための女性客専門のアダルトグッズ店。東京・文京区にある「LOVE PEACE CLUB(ラブピースクラブ)」はオープン以来13年間、多くの女性たちに親しまれてきたショップだ。代表を務める、北原みのりさんに聞いてみた。 1996年、北原さんは女性客専門のアダルトグッズショップをオープンさせた。もともとショップ開店が目的ではなかった。大学では性教育などを学び、大学院を中退後に出版社に入社。「女性向けのポルノを作る」という夢を実現するためだ。出版業界ではヘアヌード写真集が全盛の時代だった。 しかし、思うように事は運ばなかった。まだまだポルノは男性の物だった。また、「私にはファンタジーであるポルノは書けなかった」と自分自身に壁も感じていた。 この時代のもう一つの大きな変換がインターネットの普及。ホームページ制作のベンチャービジネスを始めた。当時はまだ「ネットといえばエロの時代」。自然とネット上でアダルトグッズを目にし、興味を抱くようになる。海外のサイトで、“日本のエログロな物ばかり”とは違う、オシャレな物の存在を知った。「ポルノはファンタジーだけど、グッズは物だし、もともと女性が使う商品。これなら私にもできる」と開店を決意する。 北原さんは性に対して偏見はなかった。「子供のころ、祖母が副業でラブホテルを経営していて、そのキャンペーンのため、近所でコンドームを配っていた。祖母に『これは何?』と聞けば、『それはコンドームといって…』と教えてくれた」という環境で育ったからだ。 中学生時代、クラスの男子生徒が教室にコンドームを持ってきて大騒ぎしているような時も「それ、コンドームでしょ!?」といった感じ。北原さんにとってみれば、それはただの避妊具でしかなかった。だが、男子生徒たちからは「“エロ先生”って呼ばれて…それがすごく嫌でしたね(苦笑)」という。そのころから、「性教育とエロは違うのに…」と感じていた。そんな体験が大学で性教育を学ぶキッカケにもなった。 開店から13年。多くの悩みを聞いてきた。今も昔も変わらず多いのは「イケない」「イキたい」という悩み。「自分は他人とは違うんじゃないか、おかしいんじゃないかと悩む女性は少なくない」という。下は18歳から、上は70〜80歳代まで幅広い年齢層の女性が訪れる。 「最近のコは、セックスにもマジメで勉強熱心なコが多いですね。向上心を持ってスキルアップしようとしている。必死な感じもする。ちょっと自由じゃない」。セックスや性に真摯(しんし)な女性が目立つという。 珍客もいた。ある日、ギャラリーを訪れたカップルは「リモコン系バイブを装着していたようで」店内にディスプレイしてあるリモコン系のバイブやローターが“うなり声”を上げた。「アノ手は周波数が一緒なので(笑)」なんだそうだ。 将来の夢は「“女は灰になるまで女”というけれど、私もそうありたい。80歳のおばあちゃんになっても、バイブ片手に『コレ、いいわよ』って言っていたい」。これからも女性の味方として性とエロを伝えていく。<プロフィール> 北原みのり(きたはら・みのり) 1970年11月24日生まれ。神奈川県横浜市出身。津田塾大学国際関係学科卒業後、日本女子大学大学院で教育心理学を専攻。中途退学し、出版社の編集者などを経て、95年、ホームページのデザイン会社を設立。ネットで海外の女性向けセックスグッズのショップに共感。96年、日本初の女性が経営するセックストーイショップ「ラブピースクラブ」(http://www.lovepiececlub.com/)を立ち上げた。
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社会 2009年11月16日 15時00分
市橋容疑者がハマった“ちょんの間”風俗の実態
死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者(30)の断食はきょう16日、6日目に突入。その一方で大阪潜伏中にハマったとされる風俗がにわかに注目を集めている。俗に“ちょんの間”と呼ばれる大阪・飛田新地。逃亡中の市橋容疑者の身も心もトロトロにしたサービスとはいったいどのようなものなのか。 大阪府住之江区のフェリー乗り場で身柄を確保された市橋容疑者。前勤務先だった府内茨木市の建設会社寮からは10月11日を最後に姿を消し、その後の正確な足取りはつかめていない。ただ今月上旬に福岡市内で目撃されたとの情報があり、それが本人ならば整形後の写真で指名手配中にもかかわらず、大阪→福岡→大阪へと舞い戻ったことになる。危険を冒してまで大阪にこだわらなければならない理由は見つかっていない。 しかし市橋容疑者は大阪潜伏中、同僚に「飛田新地になじみの風俗店がある」などと打ち明けている。飛田新地とは大阪府西成区にあるいわゆる“ちょんの間”。店舗数は100軒程度で、この一帯はグーグルのストリートビューでも表示されないような不思議なエリアだ。 事情通によると、「新地のなかでも『青春通り』は冗談抜きでかわいいコばかりです」という。 「店の扉は開いたままになっており、女の子が顔見せしながら座っています。気に入ったコがいたら、そこでやり手ババアと交渉します。相場は20分1万6000円程度。交渉が成立すれば2階の部屋に通され、女の子がお茶とおしぼりを持ってきてくれます。シャワーなどはありません」(同事情通) プレイ時間20分はデリヘルなどに比べてかなり短い。市橋容疑者は極力人目を避け自室にこもることが多かったとされ、20分でけりがつくこのシステムはかえって好都合だったのかもしれない。 「いくら飛田新地でも帽子にサングラス、マスクなどをしたままプレイすることはできなかったでしょう。素っ裸で変装できるのはせいぜいヒゲぐらい。風俗遊びをしたくてヒゲを伸ばしていたのかもしれませんね」と風俗ライター。そこまで身も心もトロけさせるとは、飛田新地恐るべし! というほかない。 市橋容疑者が約1年暮らした大阪の会社寮では、自室で漫画を読みふける“プチ引きこもり”状態だったにもかかわらず、部屋から使いかけのコンドームが出てきた。“下半身プロファイリング”すると、同僚と一緒に風呂に入らないなど警戒心が強かった半面、人前で全裸になるリスクを冒しても風俗遊びだけは止められなかった事実が浮かび上がってくる。◎断食6日目 千葉県警行徳署に留置中の市橋達也容疑者の断食はきょう16日、6日目に突入する。食事を口にしないのはまだしも、事件についても固く口を閉ざしているというから困りもの。不可解な断食の理由は依然はっきりしていない。 10日に大阪で逮捕されて以降、市橋容疑者が摂取した栄養素はお茶と水だけ。11日未明に捜査本部のある千葉県警行徳署に移送され、同日朝食からいっさい食事をとっていない。当初は逮捕されたショックによる食欲不振とも考えられたが、6日目ともなるとその可能性は薄まってくる。 13日に医師の健康診断を受けた際には、脱水症状もなく健康状態は問題なしとされた。食事に口をつけないのは、捜査当局などに対する何らかの抗議姿勢か、それとも身勝手な贖罪(しょくざい)意識のアピールか。ここまで続くと不気味だ。
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芸能 2009年11月16日 15時00分
60回記念紅白 顔ぶれ予想
今年で60回目を迎えるNHKの紅白歌合戦。記念すべき年となるだけに、高視聴率の獲得は至上命令のようで、目玉候補については諸説入り乱れている。果たして今年はどんな顔ぶれがそろうのだろうか? 「記念すべき60回だが、局内では『視聴率が悪ければ今年限りか』などといううわさも聞こえている。打ち切りはなさそうだが、制作陣の総入れ替えはあるかもしれない」(NHK関係者) 紅白の昨年の視聴率は第1部が35.7%、第2部が42.1%で、歌手別視聴率は「羞恥心 with Pabo」の47.8%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)が最高。今年は、視聴率の低迷打破のみならず、「第1部45%、第2部50%がノルマといわれる」(同)というだけに、当然、それなりの大物の出演が期待される。 「一部スポーツ紙が井上陽水の初出場を報じた。白組のトリ候補で矢沢永吉と同時進行で交渉していたが、陽水が出るとなると、矢沢は出ない」(音楽ライター) 一方、「紅組のトリ候補」との声も上がっているのが、病気のため紅白を最後に休業する絢香だ。 「紅組は特に大物が出るという話はないから、絢香のトリもあり得る。夫の水嶋ヒロや、親友で今季好調の女子フィギュアの安藤美姫を呼べば、それなりの視聴率は堅い」(同) 先日、天皇陛下ご即位20年をお祝いする「国民祭典」の祝賀行事でパフォーマンスを行ったEXILEからは重大発表があるかもしれない。 「一部週刊誌で報じられたが、結成時からのオリジナルメンバーのひとりMATSUの脱退を発表することになりそう。さすがに、白組のトリはないが」(週刊誌記者) 第1部では、今年話題となった2人の“子供対決”が実現しそうだ。 「白組では『こども店長』の加藤清史郎君が、紅組では天才演歌少女のさくらまやちゃんの出場が内定。2人とも午後9時までには出演を終えなくてはならないが、必ずぶつけて歌わせる」(前出・音楽ライター) それなりのネタはありそうだが、60回目にしては少しさみしい気が。そこで浮上してくるのが、ここ2、3年の紅白では必ず話題に上るSMAPの解散・休業発表だが、その前に、同じジャニーズ事務所の出場枠をめぐって水面下でひと悶着あったという。 「ジャニーズの紅白はここ数年、SMAPとTOKIOの2枠が指定席。NHKは、今やSMAP人気を超えたといわれる嵐を出したいが、ジャニーズは『だったら3枠に増やせ』と譲らない。どちらにしろ、嵐はカウントダウンライブに出るので、紅白はなさそう。SMAPの方はいつものようにうわさだけなのでは」(同) そして、やはり気になるのがあの男の出場だが…。 「来年の大河『龍馬伝』で主演の福山雅治は本来ならば白組で出場するはずだが、どうやら、審査員席に座ることで話がついた」(同) 正式な出場者発表での“サプライズ”に期待したい。
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芸能 2009年11月16日 15時00分
北川景子に二股疑惑
若手人気女優・北川景子(23)は恋多き女としても知られる。現在、バレエダンサーの宮尾俊太郎(25)と交際中だが、最近、元カレの俳優・木村了(21)との復活愛のウワサが浮上。イケメン2人の間で、女心は揺れているようなのだ。 先月、映画「花のあと」(来年3月公開予定)の完成報告会見に登場した若手美人女優・北川景子の着物姿からはフェロモンが満ちあふれていた。 「公私ともに充実しているのでしょう。キリッとした美しさが、会場をよりいっそう明るくしていました」(芸能リポーター) 「日本一の女優になる」が口癖の北川は、一方で“恋多き女”としてよく知られている。 「これまでウワサになった相手は多いです。『嵐』の松本潤を手始めに『NEWS』の山下智久、2歳年下の俳優、木村了、玉木宏、早大の斎藤佑樹投手と名前を挙げたらキリがありません。もちろん、皆イケメンばかりです」(芸能リポーター) そんな“イケメン好き”の北川と“バレエ界の貴公子”と呼ばれている宮尾俊太郎との熱愛が発覚したのはこの夏のこと。宮尾の自宅マンションに入っていく北川の姿が目撃されたのだ。 「日本のバレエ界を引っ張ってきた熊川哲也の後継者ともいわれている宮尾との出会いはくだんの映画『花のあと』。映画でも北川が宮尾に引かれるという設定で、北川は初めての時代劇出演ということもあって、クランクイン当初は、緊張していたのです。それが宮尾と一緒に仕事をしているうちに不安も解消し、泊まり込みロケも経験しているうちに恋心が芽生えたということらしい」(同) 合コン好きで勝気な性格の上、気分屋といわれる北川が、宮川に引かれていったのは理由があるという。 「イケメンもさることながら、かつてCMで共演した米倉涼子が絶賛した筋骨隆々の体に興味を持ったからということです」(芸能ライター) ところが、ここにきてささやかれるようになったのが、かつてウワサになった木村了との二股疑惑。 「2人は2年前に公開された映画で共演し意気投合。しばらく付き合ったようですが、木村の浮気が原因で、自然消滅してしまったようです」(芸能リポーター) 北川の活躍ぶりとフェロモンに木村の“男心”が動いたようだ。 「木村も、その彼女とは別れているし、北川の方も木村が嫌いになって別れたわけではないので、どっちの男にするか、かなり迷っているようです」(芸能ライター) 2人の男の間で揺れる女心。
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芸能 2009年11月16日 15時00分
「アフロサムライ:レザレクション」監督トークショー
映画「アフロサムライ:レザレクション」(12月公開)の特別試写会と、木崎文智監督=写真左=によるトークショーが先ごろ、木崎監督の出身校「東京アニメーター学院」で行われた。 同作は日本史上初のエミー賞アニメーション作品賞ノミネート、美術監督賞受賞という快挙を達成。主演のサミュエル・L・ジャクソンについて「ハリウッドスターでしたね〜。たくさんスラングを使って独特の言い回しをしていて、アメリカ人が聞くとすごいクールで面白いと感じるような演技をしてくれました」と木崎監督。 また、後輩たちに向け「アニメーターは、10人いて残るのは2、3人。その中、絶対一流になるんだ、ああいう人になりたいというような目標意識を持って継続することが大事だと思います。そしたらいいことがあるよと伝えたい。みなさんがんばって下さい!」とエールを送った。
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芸能 2009年11月16日 15時00分
薬師丸ひろ子 20年ぶりにライブ
女優・薬師丸ひろ子が20年ぶりにライブを行う。 東京と大阪で1回ずつ、計約2000人を動員。1月7日に東京・グランドプリンスホテル赤坂、同12日に大阪・ウエスティンホテルで開催。料金はワンドリンク付きで「8940(やくしまる)円」に設定されている。 1980年代に主演映画の主題歌を自ら歌い大ヒットを連発した薬師丸。ライブは1990年4月、東京・渋谷のオーチャードホールで全国ツアー最終日以来。 来年1月16日に初日を迎える映画「今度は愛妻家」の公開を記念した企画で、同作の打ち上げの際、スタッフが薬師丸に「セーラー服と機関銃」などの曲をリクエスト。薬師丸がそれに応えて歌った結果、感激したスタッフがライブの開催を強く勧め、薬師丸も「映画の宣伝になるなら」と決意したという。 薬師丸は「素晴らしい作家の皆さまに提供していただいた楽曲はどれも、時を経た今も輝く続けていると思います」と意欲満々。ライブ中盤には行定勲監督と共演した豊川悦司も駆け付けトークを展開する。
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芸能 2009年11月16日 15時00分
ふかわりょうが男泣き
お笑い芸人のふかわりょうが15日、先月31日に停電によるアクシデントで延期になったイベント「ふかわりょうのそれでもたいせつな話」を、東京・青海のヴィーナスフォートであらためて決行。“ゆるキャラ”の知られざる苦悩、そして芸歴15年目にしての“チェンジ”を誓った。 因縁の地に短髪、スーツ姿で立つふかわは、教会の風景もあいまってまるで禊(みそぎ)を済ませたかのように決意のこもった目で「やめません」と高らかに宣言。「2010年は攻めます!! 今日はこれを一番に伝えたかった」と“たいせつな話”を集まったファンに届けた。 「自分が今ここにいるのは、今日目の前にいるみんなのおかげ」と話し始めたふかわの目から大粒の涙があふれ出す。おえつで言葉は途切れ途切れになりながら「キャラクターのイメージもあって、芸能界で冷たい視線を向けられることもあった」と苦悩の日々を吐露した。 自らのDVD「アーガイルの憂鬱〜サービスエリアを愛した男〜」や、別名義「ROCKETMAN」でプロデュースする女子3人組のアイドルユニット「COSMETICS」のCD発売と、宣言通りに攻めに転じたふかわ。 「ガラスどころじゃないハートで人の愛を感じやすいんで、皆の愛に耐え切れずあふれちゃいました」と涙のワケを照れながら話したが、決してゆるくはなかった芸能界でのポジション。ベテランの域に入ろうとする男の決意は固い。
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