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浅田真央の不安 復帰戦で高得点もスローテンポ曲のナゼ?

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提供:週刊実話

 浅田真央(25)が10月3日に行われたジャパンオープンで復帰演技を披露した。参考記録ながら、同大会で出した141.70点はソチ五輪で記録した自己ベスト142.71に迫るもの。昨年の世界女王のトゥクタミシェワ、ソチ五輪金メダルのソトニコワという強豪ロシア勢を抑えての大会最高得点で、浅田の完全復活を告げるメディアも見られた。
 しかし、実際はそうではないという。
 「浅田の“作戦勝ち”と言うべきでしょうね。ロシア勢をはじめ、海外の強豪選手は浅田がどんな演技を見せるのか、お手並み拝見といった雰囲気でした。少なくともロシア勢は、今シーズンファイナルで勝利するのは自分たちと思ったはず」(JOC関係者)

 浅田のフリーでの選曲は『蝶々夫人』。振り袖をイメージさせる衣装で、色は“オトナ雰囲気”の紫。艶やかさを演出する演技構成ではあったが、ライバルたちの目は誤魔化せなかった。スローテンポの曲を選び、速い動きを必要としない演技構成になっていたのだ。
 「浅田自身、その日の演技を自己採点で55点と話していました。演技のキレ、スピードは長期休暇していたとは思えないほど回復していましたが、ソチ五輪時と比べたらまだまだ。全盛期を知るライバルたちの目には、ゆったりとした構成で誤魔化したと映ったようです」(体協詰め記者)

 浅田のブレーンである佐藤信夫コーチも“演技ミス”があったことを明かしていた。トリプルフリップを連続させるところがダブルループになり、演技後半に見せるはずだったトリプルフリップがシングルフリップになったという。
 「25歳はフィギュア選手では大ベテラン。今後は妖艶な演技を取り入れていかなければなりません。10代、20代前半のように、キレやスピードだけでは世界と勝負できない」(同)

 今後、浅田の課題は、いかに“オトナの色気”を演技に取り入れられるか。だが、これは日本女子選手がもっとも苦手とされる分野。齢とともにスローテンポを好むのは、世のオバサンたちばかり…。

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