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芸能界が戦々恐々とする日本テレビのコスト削減政策

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提供:週刊実話

 つい最近になって、女優の川島海荷(25)がMCを務めていた『ZIP!』からの卒業が公表された。当然、注目されるのはポスト川島人事。すでに発表を待つだけかと思いきや…。

 「あまり大きな声では言えないのですが、川島の後任は立てないことになりました。今後は、桝太一アナ(37)と徳島えりかアナ(30)の2人を中心に、番組を回していくことになったんです。経費を削減するために、タレント起用を今後は廃止する方向にシフトしたそうです」(芸能プロ幹部)

 もっとも、一時は川島の後任として、現在、ドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』でヒロインを務める永野芽郁(19)の名前が有力候補として取り沙汰されていたという。

 「『ZIP!』のMC二代目だった北乃きい、そして三代目の川島に共通しているは、元全国高校サッカー応援マネジャー経験者なんです。実は永野も元マネジャー。親和性があるわけです」(テレビ関係者)

 当初、日テレサイドはかなり乗り気だったが、肝心のギャラで折り合いがつかなかったというのだ。
「永野が『ZIP!』に出演した場合、女優業を制限しなければならない。その仕事を補てんするという意味で、1日120万円〜という額が出てきたんです。今の日テレに、そんな額は逆立ちしても支払えない。泣く泣く諦めたわけです」(テレビ局事情通)

 日テレが制作費を圧縮する理由は、一向に上向かない視聴率にあるという。
「『ZIP!』は今や、いつ打ち切りになっても不思議ではないんです。しかも、1日当たりの総制作費は1200万円。このうち、タレントのギャラが300〜500万円分も占めている。ちなみに川島は1時間当たり80万円〜。ギャラ分をロケや編集費などに充当させたいと考えたわけです」(制作会社幹部)

 9月までに視聴率が上がらない場合は、10月改編で打ち切りもあるという。はたして『ZIP!』は巻き返すことができるのか?

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