「元モーニング娘。の紺野あさ美です。現役女子アナで元アイドルといえばフジテレビの平井理央がいますが、アイドル時代の人気・知名度は紺野が断然上。まさに“史上最強の元アイドル女子アナ”と呼べるでしょう」(女子アナウォッチャー)
ここで紺野のモー娘。歴を振り返ると、オーディションに合格し01年8月に第5期メンバーとして高橋愛、小川麻琴、新垣里沙とともに加入し中心メンバーとして活躍していたが、大学進学を目指すため06年7月に卒業。芸能活動を優先し高校には通っていなかったため、高等学校卒業程度認定試験(旧大検)に合格。同年12月に慶應義塾大学環境情報学部のAO入試に合格した。
「大学進学後は芸能活動を再開したが、もともと大学進学したのは女子アナになるため。アナウンススクールに通うなど多忙な日々を送っていたため芸能活動をセーブした。09年12月に早くも一部でテレ東のアナウンサー試験に内々定したことが報じられ、昨年2月に正式に内定。同10月にテレ東が正式に発表した」(同)
ジャンルは違うが、連日キャンプでの動向が大々的に報じられている北海道日本ハムのゴールデンルーキーの“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹投手と並ぶゴールデンルーキーの紺野だけに、どの番組で“デビュー戦”を迎えるかが早くも注目されているという。
「局内の各番組のプロデューサーが水面下で熾烈な争奪戦を繰り広げている。元アイドルだけにバラエティーもいけるし、運動神経抜群だからスポーツ番組でもOK。さすがに、報道番組はないと思うが」(テレビ東京関係者)
ところが、紺野の輝かしい経歴に封印指令が下されているというのだ。
「今年に入ってから各部署にアナウンス部長名義の書類が回ってきて、『紺野を番組に出演させる際には、元モーニング娘。の肩書きは使わないでください』と書かれていた。タレント色がつくのを嫌い、どうやら、ほかの新人アナと平等の扱いをしてほしかったようだが、制作サイドは『だったら、どう使えばいいんだ』との声が上がっているし、視聴者は逆に不自然だと思うのでは」(同)
テレ東といえば、他局より社員が少ないことに比例し女子アナの数も少ないが、マルチな活躍をみせる大橋未歩アナを筆頭に大江麻里子アナ、相内優香アナ、フジの秋元優里アナの妹の秋元玲奈アナらなかなかの粒ぞろいで“少数精鋭”の布陣だけに、紺野“アナ”はかなり実力を身につけなければ先輩アナを押しのけて、アイドル時代に勝るとも劣らぬ活躍をするのは難しいが、元モー娘。の肩書きが使えないのは吉と出るか凶と出るか?
とりあえず、“デビュー戦”に対する期待が高まる。