番組ではまず、蛭子の身体を医師が確認。すると、蛭子の背中に赤い斑点が目立つことが判明する。医師はこれを「マラセチア菌」が増殖したことによる「カビ」であると説明。加齢臭の原因となるのだという。なお、このマラセチア菌は常在菌で、「増殖」することで、臭いを発するとのこと。
「蛭子の背中にカビ」という驚きが広がるなか、その原因を突き止めるべく、番組は彼の1日に密着。そのなかで、スーパ銭湯に行き、手の届く範囲しか身体を洗わないうえ、洗髪も即終了、そして湯船には浸からず、サウナに45秒入り、汗を流さず出て服を着る様子が流れる。
そして、インタビューで「風呂に入るの好きじゃなくて。めんどくさいんですよ、服を脱いだり着たり。お湯に入るのもめんどくさいし、変に熱かったりするし」と生粋の風呂嫌いを告白。カビが繁殖した原因は、「風呂嫌い」にあると結論付ける。
その様子を見たスタジオの森田豊医師からは、「背中のカビは加齢臭の原因となる」という指摘が。そして、美容皮膚科の渡邊千春医師から、適度に日光浴をして殺菌すること、そして、身体をしっかり洗うこと、湯船にきちんと浸かるようにというアドバイスが。
これには、渡部建が「ちびっこへのアドバイス」、山瀬まみが「治療じゃないよね」と爆笑。それを受けた蛭子は「まず上半身をきちんと洗う」と謎の宣言。「下半身も洗え」とツッコミを受け、放送終了となった。
「蛭子の背中にカビが繁殖」という衝撃的なニュースに、ネットユーザーから「やばすぎる」「不潔そう…」「気持ち悪い」など、その事実を批判する声があがる。一方で、「ちょっとかわいそう」「なにもここまで晒さなくても…」など、同情的な声もあった。
これまでにも、その不潔ぶりを指摘されてきた蛭子。無頼派といえばそれまでだが、これを機に風呂の重要性に気がついてほしいものだ。