「視聴率が最近になって急落し、理事会でも話題になり始めた。もう現場はかばえない状況なんです」
とは、番組関係者。
そもそも離婚騒動が始まった時は、怖いもの見たさも手伝い同番組の視聴率は常に4〜5%台をキープ。この結果にNHKサイドも満足していたという。
「不倫は刑事事件ではありませんからね。夫婦喧嘩は犬も食わない。プライバシーを理由に、見て見ぬふりをする方針だった」(NHK幹部)
事実、NHKは7月の定例会見で『引き続きMCを担当していただく』と、放送総局長自ら船越続投を明言した。しかし一方で、ユーチューブなどを使い船越の不貞行為を訴える松居のパフォーマンスは過激になるばかり。
「バイアグラやカツラ使用まで暴露した揚げ句、ブログで『NHK様は、民放じゃないよ あたしたちはお金を、それも大金をお支払いしているんだよ だったら…クリーンじゃないとダメだろう 不道徳、不謹慎、不誠実、嘘、不倫はいかんだろう』などと触れだした。さすがにNHKも、受信料不払い騒動に発展しないかとヒヤヒヤしていますよ」(NHK関係者)
さらにここへ来て、松居に同調する主婦層らも現れているという。
「松居のやっていることは確かにパフォーマンスありきですが、よくよく彼女の発言を聞いてみると、主張していることはただ一つ、『自分の親友と不倫をした夫を許せない』。対する船越は、ただ逃げ回るだけで、いまだにコメント一つ発しない。結局、主婦層が船越に対し不信感を募らせるようになったんです」(前出・番組関係者)
加えて、NHKサイドの姿勢を翻意させたのが、頼みの綱だった番組視聴率。
「気付けば1〜2%台。もう“船越サスペンス劇場”では視聴者を引っ張れないということ。そのため、10月改編期での船越降板の動きが出始めているんです。後任に高橋英樹、加山雄三、石坂浩二の名前まで挙がるほどです」(芸能記者)
船越が失った経済的損失は億単位になるという。
「あそこまでプライベートを暴露され、キャラが付いてしまった以上、俳優としての再起は限りなく難しい。船越は民放の特番ドラマで1本300〜400万円、レギュラーで200万円〜。ちなみにNHKは1本40万円〜。CMも合わせれば数億円近い損失になるのでは」(広告代理店関係者)
船越の試練はまだまだ続く。