今回は選ばれたのはAKB48、SKE48、NMB48、HKT48のメンバーから、渡辺麻友(17)、佐藤亜美菜(21)、石田晴香(18)、岩田華怜(13)、佐藤すみれ(18)、仲谷明香(20)、秦佐和子(23)と矢神久美(17)、三田麻央(16)の9名。
渡辺麻友はAKB48の第3期オーディションに合格してチームBのメンバーに。今年の総選挙でも5位にランクインし、AKB48の主力メンバーとして活躍。アニメヲタとしても有名だ。
佐藤亜美菜はAKB48の4期オーディションに合格。第1回総選挙で、さほどメディア露出がなかったのにも関わらず突然、8位にランクインし話題となる。下ネタもガンガン飛び出す彼女のラジオトークには定評がある。
石田晴香はAKB48の第5期オーディションに合格。彼女が話題になったのは、第1回じゃんけん大会の時。メイキングビデオで、彼女にカメラマンが質問しても、「特にないです」など無愛想な回答。「武道館でじゃんけん大会をやることについてどう思う?」という質問には、「武道館に申し訳ない」と発言。これには、ファンの間でも賛否両論、様々な意見が飛び交っていた。
最年少で選ばれた岩田華怜はAKB48第12期オーディションに合格してメンバーに。実は彼女、東日本大震災の時は実家の仙台で被災していた。AKB48の研究生からは唯一の合格者になっている。
佐藤すみれはAKB48の7期オーディションでメンバーに。彼女はAKB48加入前から芸能活動を開始。AKB48では、指原莉乃が“ヘタレキャラ”として有名だが、柏木由紀からは、“次世代のヘタレ”と呼ばれたことも。また、読書が大好きという知的な一面も持っている。
そして、今回、声優選抜ということでファンの間から、もっとも期待されていたのが仲谷明香だ。彼女は第3期オーディションでAKB48のメンバーに。加入当初から「夢は声優」ということを公言。仲谷が朗読を担当した『もしドラ』が、オーディオブックアワード2010の「オーディオブック オブザイヤー」に選ばれるなど活躍している。
この他に、SKE48からは、W松井に次ぐ人気を持ち、おバカキャラとして愛される矢神久美、不思議系キャラで大ブレイク、今年の総選挙で大躍進を果たした秦佐和子、NMBの研究生ながら大抜擢された特技が「アニメ声を出すこと」という三田麻央が選ばれている。
最終選考に進んだ30人が発表されて以来、ファンの間では、総選挙で10位以内にランクインしているのが渡辺麻友、20位以内でも佐藤亜美菜しかいないため、「前田敦子も、大島優子も高橋みなみもいない。まゆゆ(渡辺麻友)以外はスケジュールが空いているメンバーが優先されたんじゃないの?」など声も聞こえたが、声優志望の仲谷明香、秦佐和子やラジオでのトークに定評がある佐藤亜美菜などが選ばれたということで、人気面よりも、実力重視で選ばれたと言えるのかもしれない。