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たむらけんじ「仮想通貨の購入」を密かにあおって物議を醸す

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提供:週刊実話

 今年の新語・流行語大賞にノミネートされた「仮想通貨」。1月にコインチェックから580億円相当の『NEM』(暗号通貨)が流出する事件が発生し、注目を浴びたが、その際に話題になったのが芸人の仮想通貨ブームだった。

「『藤崎マーケット』トキが500万、『サバンナ』八木真澄は30万ぐらい、NEM流出で被害を受けたといいます。一方、『平成ノブシコブシ』吉村崇、『ロンドブーツ1号2号』田村淳はかなりもうけたようですね」(芸能ライター)

 多くの芸人に仮想通貨を勧めて、ブームをつくった“黒幕”がたむらけんじといわれるが、11月11日放送の関西ローカル『せやねん』(MBS毎日放送)で、たむらはあらためて仮想通貨について振り返っていた。

 最初は150万円を投資して仮想通貨を始めたというたむら。最ももうかっていたときの金額について、「もうかってないねん。株と一緒で売ったときが『もうかった』『損した』やから。俺、売ってないから」と説明。もし、レートで一番上がったときに売却していたら「3500万」獲得できたという。

 昨年末から正月にかけて毎日、目が覚めたらお金がどんどん増えていく日々だったとか。そこからどんどんお金をつぎ込み、投資額は合計1000万円ぐらいに。それが今売ると半分の500万円ぐらいなのだという。

 しかしたむらは諦めておらず、「今はマイナス。2020年やから仮想通貨は。いろんなことが起こりながら成熟していって2020年やから。持ってる人は持っといてください」と語り、2020年に投資額1000万円はいくらになっていてほしいかとの問いには、「普通にいくと10億。それができるのが仮想通貨やから」と、あくまで強気だった。

「この強気には裏があると思います。仮想通貨の価値は結局、どれほど“買いたい人”がいるかどうか。たむらのような有名人が『上がる!』と豪語すると、一般人の多くが購入し、仮想通貨の価値が上がります。そのため界隈では、たむらが市場をあおっていると考える人もいますね」(仮想通貨バイヤー)

 自分の赤字を、ファン心理を利用して補おうとしているとしたら、卑劣極まりないが…。

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