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8600万円詐欺被害の氏神一番、どこで稼いでいる?

 カブキロックスの氏神一番が1月17日放送の『グッド! モーニング』(テレビ朝日系)に出演し、過去の詐欺被害を語った。氏神は3回で合計8600万円の詐欺被害に遭ったという。内訳はモツ鍋屋、カフェバー、音楽学校経営であり、同窓会でも10万円単位のお金を貸して戻ってきていないという。

 被害は散々なれど、ネット上では「氏神一番ってそんなに稼いでいたのか」「俺の年収の何十年分だよ」といった声が聞こえてくる。

 「氏神は、1989年に『三宅裕司のいかすバンド天国』(通称・イカ天)に出演。1990年には、沢田研二の『TOKIO』をカヴァーした、『お江戸-O・EDO-』でメジャーデビューを果たします。その後のリリースの楽曲も、タイアップがつくなど人気を博しました。90年代なかばは経済的なバブルは崩壊していましたが、音楽業界はもっとも勢いのあった時期ですから、それなりに稼げていたのでしょう」(音楽ライター)

 番組でも、最初の詐欺被害であるモツ鍋屋経営話が持ちかけられた時、月収は1000万円を越えていたと語られている。年収ベースでは億単位の金を稼いでいたのだ。

 「カブキロックスはその後低迷しますが、ヒット曲もあるため、カラオケで歌われるたびに印税が入ってきます。ミュージシャンにとってはこれが意外な収入となります。THE虎舞竜の高橋ジョージもヒット曲『ロード』関連の収入が現在でも年間1200万円程度はあるそうですから、氏神もまとまった収入を得ているのでしょう」(前出・同)

 最近のテレビは「あの人の最高月収」といった企画も多い。今回の詐欺被害告白で、氏神のバラエティ番組出演も増えていきそうだ。

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