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上層部が雷! 阪神内部で警報が鳴る和田監督の「強制休養」(1)

 「巨人は交流戦優勝で首位奪回、その足場も着々と固めつつあります。その戦況はリーグ首位で交流戦に入った広島が、まさかの12球団最下位となったためですが、よくよく見てみると阪神の交流戦の成績は広島と同じ『9勝15敗』。同リーグチーム同士の勝率が同じ場合、前年リーグ順位によって決めるというルールに救われ、阪神は12球団最下位の汚名を免れました。このままズルズルとリーグ順位を落とす前に手を打たなければと上層部が思うのも当然のことでしょう」(在阪ベテラン記者)

 ペナントレース再開後、阪神は2連敗後に5連勝(7月7日時点)。だが、経営陣は和田豊監督の“去就問題”も含め、不穏な動きを見せている。

 去る6月13日の株主総会で出席者から采配批判が寄せられたのは本誌の既報通り。30代男性は「(和田監督の)続投はないと思います。このままいったらクビやと思います」と切り捨て、西岡剛、福留孝介の元メジャーリーガーコンビの不甲斐なさを嘆いていた。
 「株主総会後の対応が解せません。外部補強に比重を置いたチーム編成に批判が出たのに、元ヤンキース3Aの建山義紀の獲得が発表されたのはその後の6月25日。二軍調整中だった西岡、福留も一軍に呼び戻しています」(同・記者)

 それだけではない。建山の入団会見前日の24日、坂井信也オーナーが動いた。『食事会』の名目で、和田監督を呼びつけたのだ。
 「南球団社長、中村勝広GM、高野栄一球団本部長も同席しています。戦況報告、今後のチーム展望などが話題になったようです」(チーム関係者)

 同関係者は「ペナントレースの中間報告を兼ねた定例行事みたいなもの」というが、鵜呑みにはできない。
 「3年前に似ている…」
 そんな懸念も囁かれているからだ。3年前とは、真弓明信氏が阪神監督の座を追われたときのことだ。
 「戦力補強、若手の成長具合、ドラフト。そういった名目で2011年シーズン中盤以降、南社長が何度か真弓監督(当時)と会っています。ドラフトについて話し合うということは来季以降のチーム編成に関わるわけですから、周囲には『監督続投』と映りました。でも実際は、そうではありませんでした」(前出・記者)

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