岐阜県編【あなたの地域の雑学】ビール券でないと世間知らずのレッテルを…

提供：週刊実話

　冠婚葬祭のしきたりはとても難しい。外国人タレントのオスマン・サンコンは参列した葬式で、前の人がお焼香する姿を後ろで見て、てっきり抹香を食べているのかと思い、自分も食べてしまったと語っていた。が、外国人でなくても迷うことはたくさんある。

　そんな葬儀のしきたりで興味深いものが、岐阜県に存在する。恵那市の一部では、香典返しにビール券を贈るのだ。普通はタオルとか石鹸などだが、どうしてビール券？　と思うが、この地域ではビール券でないと恥ずかしいとされるくらい常識となっている。しかも3枚ほどは渡さないとダメだという。岐阜県は有名な日本酒の酒蔵もあるのに…。