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ウナギもスッポンも精力アップの効果は認められていない

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提供:週刊実話

 医学的に根拠がない“精のつく”食べ物

 加齢とともに男性の悩みの種になるのが、自身の男性機能の衰え。若い頃はあんなにギンギンだったのに、今やしなびたウインナーのように垂れ下がったままウンともスンとも反応しない。ガード下の飲み屋にでも入れば、こうした中年男性の悲哀の叫びはすぐに聞こえてくる。

 そんな勃ちの悪い男性たちにとって頼みの綱となるものといえば、いわゆる“精のつく”食べ物だ。ウナギやスッポン、山芋などは昔から勢力増強効果のある食べ物として、民間療法的に用いられてきた。一戦交える前には、お守り代わりにこうした食材を口にするという人も多いだろう。だが実際、こうした食材による勢力増強効果は、医学的には認められていない。

 これは勃起のメカニズムからみれば明らかだ。勃起はペニスの海綿体に血液が溜まり、圧力が上がることで男性器が隆起する現象である。もしもウナギなどの食材が勃起を促すのであれば、そうしたメカニズムに直接作用する働きを持っているはずだが、実際にはそうした働きは確認されていない。つまりはウナギなどが男性力を高めるという一般的に流布されたイメージには、まったく根拠がないのである。

 ウナギを食べるだけでアソコが勃つ人は、よほど信じ込みやすい人か、そもそもEDを心配する必要がないくらい、元気満点の可能性が高い。なのでこれからは、無理して高いウナギを食べるより、近畿大学とウナギの養殖場が開発した、安価でウナギに味が似ているというナマズのかば焼きを食べるのはどうかな。

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