記事によると、同社は29日、総務省から衛星基幹放送事業者認定証の交付を受け、放送事業に乗り出すことが決定。
チャンネルは一部番組を除いて基本は無料放送する予定。同社が所有する劇場のライブ中継やアーカイブ放送などのバラエティー番組だけでなく、ニュースや教養、教育、アニメ、スポーツ、ドラマなどさまざまなジャンルの番組を扱う総合チャンネルを目指すという。
2011年からスタートした「あなたの街に“住みます”プロジェクト」で全47都道府県に住んで活動している「住みます芸人」を積極的に起用。各地の話題を伝える全国ニュースを制作も手掛けるという。
また、地方メディアと協力して地域発のコンテンツを制作し、地方活性化を促すというのだが…。
「ご立派な大義名分は掲げているものの、売れない芸人に仕事を自局の仕事を押し込んで闇営業防止も兼ねているのだろう。所属する芸人は6000人だが、大多数は稼げない芸人たち。その芸人たちをうまく使えばいくらでもコンテンツは発信できそうだ」(芸能記者)
所属芸人の闇営業問題、お家騒動、脱税問題、ステマ騒動など今年はまるで“厄年”だった吉本だが、放送局を軌道に乗せ明るい話題を提供してほしいものだ。