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週刊裏読み芸能ニュース 8月25日から8月31日

(藤圭子さんの死でさらに深まりそうな父娘の確執)
 歌手の宇多田ヒカルが27日に都内の斎場を訪れ、22日に都内のマンションから転落死した母で歌手の藤圭子さんの遺体と初めて対面。父で藤さんの元夫の音楽プロデューサー・宇多田照實氏とともに母に最後の別れを告げ、母を荼毘に付した。

 最愛の娘との対面を果たし、藤さんが安らかに天国に旅立てたかと思いきや、今週発売の「週刊文春」(文芸春秋)で藤さんの兄で元歌手の藤三郎氏が、照實氏の意向で藤さんの遺体との面会がかなわなかったことを明かし、「これだけはハッキリ申し上げたい。宇多田君(=照實氏)によって私達の家族はバラバラにされた」などを怒りをぶちまけた。

 「今後、藤さんの遺骨をどこのお墓に入れるかをめぐり、三郎氏と照實氏の間でまさに“骨肉の争い”が勃発することになりそう。すでに離婚して赤の他人となったにもかかわらず、照實氏はわざわざ『ヒカルの意向で…』と、娘の名前を使ってまで三郎氏に藤さんの遺体と面会をさせなかったが、そのことを宇多田が把握していたかは微妙なところ。三郎氏はブレークする前の宇多田と何回も会っていたようなので、宇多田の意向でそうすることはなかっただろう」(音楽関係者)

 同誌によると、宇多田は現在、英・ロンドンで09年に交際が報じられた8歳年上の画家・福田天人氏と同棲中。照實氏と距離を置くことになったが、今後は父娘の確執が浮き彫りになりそうだというから穏やかではない。

 「宇多田は現在活動を休止しているが、一説によると、これ以上、照實氏に儲けさせたくなかったようだ。宇多田がブレーク後、照實氏は分不相応な金を持ってしまったため愛人を囲って、それを藤さんがマスコミにリークするという異常な事態も発生。若くて多感だった宇多田はそんな父親との溝が年々深くなっていった。ロンドンに移住したのも、少しでも父親から遠ざかりたかったようで、今後は、福田氏と結婚して本格的に活動を再開することはないのではとも言われている。いずれにせよ、宇多田は自分が生んだ金で家族がバラバラになってしまったという“十字架”を背負い続けている」(芸能記者)

 藤さんの死は今後の宇多田の歌手人生を大きく変えることになりそうだ。

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