その前走・クイーンSで悲願の重賞初V。飛躍の秋に大きく弾みをつけた。ハンデを見るために(?)登録した京成杯AH(56kg)は予定通りパスして、ここへ。臨戦過程は寸分の狂いもない。
「今までで一番良かった」。最終追い切りを採点した古賀慎師は花丸の◎をつけた。まさに、今が円熟期。エリザベス女王杯を最大目標に掲げる以上、ここで負けるわけにはいかない。陣営の必勝の意気込みが手に取るように伝わってくる。人気でも、今のアサヒライジングには逆らわない方が賢明だ。
実績からディアデラノビアとアドマイヤキッスが相手になる。最大の惑星は究極の上がり馬ユキノマーメイド。逃げ粘りのシーンがありそうだ。