吉田隼騎手、堀井師が「跳びが大きいので、距離はもっと延びた方がいい」と口をそろえたなかで計時した、メンバー最速の上がり3F33秒5は次位ウインリーズンの34秒3を大きく上回る。完成度の高いビッグレッドファームの育成馬で今後の成長力がポイントになるが、現時点では間違いなくトップクラスの実力を秘めている。
バイラオーラは牝馬特有の鋭い切れ味で1馬身1/4差をつけて快勝した。線が細いところはクラシックにも乗った母似だが、こちらは「短いところで楽しみ」と千葉騎手は話していた。
(写真=直線外から異次元の末脚をさく裂させたコスモユウコリン(手前)。実は文字通りコリン星出身だったり!?=21日、福島競馬場)