「山口、そして、事件への関与を疑われたメンバーはまともにステージに立てる状態ではない。山口は憔悴しきって激やせ。運営側への不信感を募らせ、『このまま辞めてしまうのでは』と言われている。そして、メンバー同士も関係がすっかりこじれてしまっているようだ」(音楽業界関係者)
そして、事件でその存在がクローズアップされたのが、メンバーとの個人的関係である「繋がり」を持つ目的で活動を行う“アイドルハンター”グループの存在。そのグループのメンバーがNGTのメンバーと同じマンションに居住していたというからシャレにならない。
「セキュリティの面から考えると、寮を作ってそこに住まわせるのが一番安全だが、そこまで経費をかけられなかったのだろう。そこで、手っ取り早く普通の賃貸物件を借りてメンバーを住まわせたようだが、地方都市ということもあってバレバレ。メンバーたちが引っ越しただけでは、再犯防止にはならない」(芸能プロ関係者)
発売中の「フラッシュ」(光文社)では、あるアイドルグループの元ハンターだった20代の男性が「繋がり」の手口を明かしている。
それによると、まずは大量の資金を投入してCDを買うなどし、握手会に長時間参加。メンバーとの距離を縮めるという。
このところ、アイドルの追っ掛けだった女性がアイドルになるケースも増え、すると、その女性がアイドルになった時点で、追っ掛け仲間は“内通”できてしまうのだとか。
アイドルの場合、食事を差し入れると喜ぶ場合が多く、それを繰り返すうちにハンター数人でアイドルの自宅を訪れ、メンバーたちと食事をする関係になったというのだ。
今後、各アイドルグループはハンターの対策に力を入れなければならないようだ。