現役時代から睡眠に神経をつかっていたと言う福田は「食事より睡眠に気をつかっていました。スポーツにおいては睡眠、栄養、トレーニングの3つのバランスが大事です。遠征先のホテルでは、アラームクロックの光が気になって寝ることが出来ませんでした」と当時を振り返った。
潮田は「私は何処でも寝られましたので、そんなに睡眠で困ったことはありませんでした(笑)。でも五輪の時などは興奮して気が立って寝られない事がありました。そんな時はアロマが好きなので焚いたり、枕に数滴落としたりして気持ちをリラックスさせることを心掛けました」と話した。
日本は予選リーグで敗退してしまったものの、W杯の優勝予想を聞かれた潮田が「全然分からないですが、先程楽屋で福田さんに色々教えてもらいました。やっぱり開催国のブラジルに優勝して欲しいです」と話すと、福田も「僕も一緒でブラジルに優勝してもらいたいです。64年前にも自国開催があって、その時は決勝でウルグアイに負けているのですが、ぜひその雪辱を果たしてもらいたいです。優勝しないと、とんでもない事になります、64年前も自殺者が出たくらいサッカーに熱狂的な国なので、ブラジルが優勝することが世界平和に繋がると思います」と独自の理論を展開。「でもアルゼンチンかドイツかな、どこの雑誌を見ても、この3か国でしょう」とあやふやな迷解説。
また早くも次期日本代表監督の噂が色々出ているが、福田は「日本の事をよく知っている方が良いと思います。理想は日本人がやるべきだと思いますが、国際経験を積んだ監督が岡田監督ぐらいしかいないので…、海外の監督に力を借りなければならないでしょう」とコメント。
今年で20回目のW杯だが優勝しているのは8か国のみ、そして全てが自国の監督だという。福田は「日本が優勝するためには日本人がやるべきです」と力説。
次期日本代表監督として名前があがっているメキシコ人のアギーレ氏については「なる可能性は高いと思います」と語った。
横で熱心に話を聞いていた潮田はいきなり「福田さん監督はどうですか?」とムチャ振り。大慌ての福田は「あのね〜、フォワード出身なので自分のことしか考えていません。やめて10年ですが周りが見えてません。向いてません」と早くも白旗。
(アミーゴ・タケ)