「初回視聴率こそ11.6%と、まずまずの結果に関係者は大喜びしていました。フジでは視聴率が10%に達すると関係者に金券や食券が配られるんです。以前は現金3万円が配布されていたが、それも昔の話になった」(制作関係者)
当然、このまま視聴率は右肩上がりを続けるものだと主演の西島を始めスタッフは信じ込んでいたというが、10月14日に放送された第2話が、いきなり7.1%という惨憺たる数字を叩き出してしまったのだ。
「この結果に誰よりも傷つき、焦っているのが大河ドラマ『八重の桜』をはじめ、数々のヒットドラマに出演した西島です。もしかしたら、このまま低視聴率俳優のレッテルを張られかねない…」(芸能関係者)
西島がここまでして視聴率にこだわるのには、もちろん理由がある。現在、テレビ界において出演料を弾き出す際の基準が番組視聴率だからだ。
「局は視聴率が取れるから高額な出演料を言い値で支払うんです。需要と供給のバランスです。ちなみに西島のこれまでの出演料は180万円〜。だが、万が一、フジで打ち切りにでもなれば30〜50%オフは覚悟しなければならない。当然、他局からのオファーもなくなりますよ」(制作幹部)
この話を聞いて同情するのは、他局のドラマプロデューサー。
「視聴者は、フジと言うだけでドラマを観ない。イメージをアップさせないと未来はないでしょう」
フジと共に心中か。