福山が所属するのは大手芸能プロダクション「アミューズ」で、東証一部に上場しているが、株価が急落。同社株の29日の終値は4870円で、前日比440円安。今年一番となる8.3%の大幅下落で、発行済み株式数が約93万株であることから、1日で時価総額が40億円以上も下がった。ただ、30日午前の取引を終えた時点では5160円で前日比+290円となっている。
「あまりにも世間で福山の結婚に対してショックの声があがり、ファンクラブ収入減など、ファン離れを予測した売り注文が入ったとみられる。同社の株価が急落したのは10年にサザンオールスターズのボーカル桑田佳祐が食道がんを発表した時以来だった」(芸能記者)
また、菅義偉官房長官は29日に出演したフジテレビ番組で、俳優の福山と吹石が結婚した感想を問われ「この結婚を機に、ママさんたちが“一緒に子供を産みたい”という形で国家に貢献してくれれば良いなあと思う」と発言した。
しかし、その後、会見で「大変人気が高いビッグカップルなので、世の中が明るくなり、皆さんが幸せな気分になってくれればいいとの趣旨の発言だった」と説明。問題発言ではないとの認識を示し、「結婚や出産が個人の自由であることは当然だ。子供を産みやすく、育てやすい社会をつくるのが政府の役割で、女性の輝く社会を実現するために努力したい」と力説した。記者から「『産めよ増やせよ』との政策を連想する人もいる」と聞かれると、「全く当たらない」と反論。「安倍晋三首相も、不妊治療を受ける方を応援する趣旨の発言をされている」と述べた。
「発言に慎重な菅官房長官でさえ、失言になりかねない発言をしてしまうほど、大物カップルの結婚は世間への影響が大きかった。2人の子供が産まれたらお祭り騒ぎになりそう」(同)
福山は4日のラジオで心境を語る見込みだが、吹石の生コメントがいつになるのかが注目される。