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75歳女性、37歳息子を車のボンネットに載せたまま約5キロ走行 「息子から離れたい」動機にも驚きの声

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画像はイメージです

 親子でありながら関係が悪化し、両者が激しく対立することは多々ある。特に、日本が戦乱の世になっていた戦国時代では、そのようなケースが多々あり、美濃のマムシと言われた斎藤道三と斎藤義龍が争い、親の道三が打たれたことも。現代でも、様々な理由でトラブルとなり、いがみ合うケースは多々発生しているが、憎悪感情が暴走しとんでもない事件を引き起こした。

 事件の舞台は滋賀県の大津市。9日午後6時10分頃、車のボンネットに人を載せ約5キロ走るという何とも信じがたい事件が発生したのだ。80年代の刑事ドラマで見られたような光景が、現実のものとなった。

 車を運転していたのは、無職の75歳女性。そして、ボンネットに載っていたのは、なんと同居していた37歳の息子だった。何らかのトラブルがあった模様で、母親が自動車で家を出ようとしたところを息子が立ちふさがったが、車を止めることをしなかったところ、母親が振り切ろうとしたため息子がワイパーにしがみつく形でボンネットに載ったそう。実の親と子がこのような事件を起こすとは驚きである。

 母親は自分の腹を痛めて産んだ子でありながら、息子を殺そうと考えていたようで、しがみついていることを承知していながら、最速50キロで6.5キロメートル、時間にして約1時間以上ボンネットに息子を載せて走行していた。息子は停車した際に車を降り、警察に通報し事態が発覚。ドライブレコーダーを解析した結果、犯行が記録されていたため殺人未遂罪で逮捕となった。なお、息子に怪我などはなかった。

 母親は容疑を認めている模様で、「1人の時間が欲しくて息子から離れたかった」「息子と一緒にいたくなかった」と話しており、何らかのトラブルが発生したものと見られている。トラブルがあったとはいえ、実の親子ならば、話し合いで解決できるはずなのだが…。

 この異常すぎる事件に、ネットユーザーからは「酷すぎる。なぜ息子にこんな事ができるのか」「認知症だったとしか思えない」「それでも本当に母親なのか」「実は母親が違うのではないか」など、母親に批判の声が殺到することになった。

 血がつながっていながら憎み殺し合うことは非常に不幸。この母親と息子の仲が戻るよう願いたいが、なかなか難しいのかもしれない。

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