「ひよっこ」は「イグアナの娘」、「最後から二番目の恋」などで知られる脚本家・岡田惠和氏の手掛けたオリジナル作品。
東京五輪が開催された1964年から始まり、出稼ぎ先の東京で行方不明になった父を捜すため集団就職で上京した主人公・みね子が、さまざまな出会いを通して自らの殻を破って成長し、幸せな家庭を取り戻す姿を描いた。
続編では、みね子とヒデ(磯村勇斗)の結婚から2年。1970年秋の東京・赤坂と奥茨城村を舞台に、愛すべきキャラクターたちのその後が描かれるというのだ。
「“ひよっこロス”のファンも多かったため、放送日決定を受け、ネット上では歓喜の声が続々と挙がっている。有村はドラマの放送前からすでに売れっ子だったが、磯村も放送終了後、話題作に続々と出演し、注目の若手イケメン俳優の仲間入りを果たした」(テレビ局関係者)
ここ数年の映像作品では、主演・ヒロインを務めることが多い有村。さらに、朝ドラのヒロインを務めたことで女優としての“格”はアップ。おそらく、現時点では「ひよっこ」が代表作になっているが、今後、そのイメージを打破できる作品に出会えるかどうかが課題のようだ。
「朝ドラのヒロイン女優はみんな同じ課題を抱えてしまう。有村の場合、昨年公開された主演映画『コーヒーが冷めないうちに』はそれなりにヒットしたが、主演ドラマ『中学聖日記』(TBS系)は禁断の恋を扱うドラマとあって、放送前は話題になったが全話の平均視聴率は6・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。どちらの作品も『ひよっこ』以上のインパクトが残せなかった」(芸能記者)
今後の所属事務所の戦略が注目される。