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ヤマダ電機が池袋に巨艦店

 家電量販最大手のヤマダ電機(群馬県)は30日、東京の池袋駅前に国内最大級の店舗「LABI1(ラビワン)日本総本店 池袋」をオープンした。早朝から、特売品を目当てにした1万5000人の長蛇の列が店舗をぐるりと取り囲んだ。

 新店舗は三越池袋店跡地を改装し地下2階、地上7階建て。約2万3000平方メートルの店舗面積に約150万点の商品が並ぶ。

 池袋は本店を含め5店舗を展開する家電量販店第5位、ビックカメラのおひざ元。ヤマダは2年ほど前にもビックカメラ本店のすぐ隣に店をオープンし、ガチンコ対決に打って出た。新店舗はそのビックカメラ本店が陣取る斜め向かいに位置し、ちょうど挟み打ちにする格好に。池袋は“家電業界の関ヶ原の合戦”の様相を呈してきた。近隣にはベスト電器傘下のさくらやも店を構えており、新たな“家電の聖地”が誕生した。
 区内の学校に通うパキスタン人の留学生は「朝5時から並んだ。今日は授業はお休み」と限定500台のパソコンを手に満足そうだった。

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