今井といえば、先日、滝沢秀明とのユニット「タッキー&翼」の休止を発表したばかり。一説によるとこれもSMAP解散における事務所のやり方に不満が残ったことが原因だといわれている。
もともと滝沢はうまく立ち回ることができるタイプで、事務所の幹部たちからも気に入られていた。今回のSMAP解散報道においても事務所の肩を持つような発言が多く、それを今井が毛嫌いしていたのだ。今井は、どちらかというと立場が上の人でも自分の意見をきちんというタイプ。今井は、「SMAPの解散は2015年にメリー氏が週刊文春の取材中にSMAPの育ての親の飯島氏を呼びつけ『SMAPを連れて今日から出ていってもらう』と発言したことが原因」と周囲にいっていたようだ。
公にはユニットの休止は、「個人活動に専念する」ためだとされているが、たしかにあえて「タッキー&翼」結成15周年の年に解散する必要はなかったといえる。これは、ジャニーズ事務所が今井の退所を予期しての答えだったのかもしれない。
いずれにせよ、今井ももう35歳。スペイン語やフラメンコといった分野にも活動の場を広げており、スペイン語にいたっては大学の講義で絶賛されるほど。ここまでマルチな才能をもっていれば、ジャニーズの"わらじ"を脱いでも十分に活躍できるだろう。ジャニーズ事務所を退所しても不思議ではないのだ。
今井の移籍先は、香取たちが慕う飯島氏が設立した新事務所「カレン」であるとの見方もあり、今井の退社を境に多くのジャニーズたちが移籍することも考えられる。
このままいけば、ジャニーズ帝国の終焉がきてしまうかもしれない。