「僕のようにAV女優の所属事務所に出入りする“ブローカー”が、“J”側に女優たちが掲載されたリストを持っていくんです。リストを読めるのは、メジャー組、そして上層部お墨付きの候補生だけ。掲載女優は一握りの超A級単体だけです」(A氏)
A氏いわく、一晩の値段は最低100万円から。密会場所は現在お台場にある某高級ホテルが大半で、出張費、部屋代なども含まれ、トップ女優になれば一晩で300万円を超えることもあるという。
「ただ、結局はホテルの一室で二人きりになるわけだから、何度か指名するうちに連絡先を交換してしまうパターンが多く、中には本気の恋愛関係にもなる。国民的アイドルが、AV女優に惚れ込んじゃうなんてイイ話ですよね。“J”のMが以前、AV女優のY・Mと真剣交際を報じられましたが、これなんかまさに密会から発展したいい例。ただ、これが続くと写真週刊誌などに撮られてしまう。撮られるのはまだ良くて、自らネタを“売る輩”もいるんだ……」
もしも、秘密をAV女優側が漏らしたら一体どうなるか……。契約違反には、相応の制裁が待っているが、相手は国民的スターを抱える事務所である。スキャンダルの対価は限りなく重い。
●AV女優の突然死、自殺が絶えない理由
2010年、人気アイドルグループ「A」全員と関係を持った一人のAV女優が、都内のマンションの自室7階から飛び降り自殺した。彼女は生前、「私は芸能界の大物に殺される」という言葉を何度も友人らに訴えていたといわれている。果たして、彼女には“制裁”が課せられたのだろうか……。
彼女の死以降も、AV女優が定期的に突然死したり、不自然な自殺を遂げるケースは後を絶たない。
「あの国民的歌手だった中森明菜でさえ、事実上引退に追い込まれたんだ。J事務所の追い込み、さらに仲介役を担ったブローカーから、日々締め上げられる。秘密を漏らしたターゲットの周りの人間を買収し、“誰も信じられない状態”に追い込む。相手に男がいようがお構いなし、もろもと抹殺する。“自殺”のように見せる技術を持つ部隊もいるという噂だ……」(A氏)
同氏の話では、自殺に見せる手段の一つに、“強制的に薬漬け”にすることもあるという。実は元テレビタレントで活躍したIも、その例だという。
「合成麻薬『MDMA』で死んだIも、あのパターンで強制的に薬飲ませたり、“プス!”と注射器で打っちゃったりね。錯乱状態にさせてビルの屋上に連れて行けば、あとは勝手に……。まぁ、“あくまでも噂”と思ってくれ」
以前、J事務所「A」の一番人気メンバーに、AV女優との二股報道が出た。筆者はA氏から話を聞いた直後だったため、それ以降、女優の今後が気になって仕方ないのだ。