「この瞬間、同運動公園周辺に住む人たちや五輪関連のイベントに興味を持っている人たちは『アッ!』と直感しました。同運動公園で予定されていたイベントのことを知っていた盛岡市民にも伝わりました」(地元メディア関係者)
同公園には、旧国立競技場に設置されていた聖火台が置かれていた。東日本大震災の復興活動もかね、ここで1964年の東京五輪で実際に使用された聖火台がお披露目され、点火リレーも行われる予定だったのだ。それがあいにくの雨で中止となってしまった。
「最後に聖火台に点火する“大物ゲスト”がいると告知されていたのですが、それが誰なのかは知らされていませんでした。当日、実際にトーチが渡されるときに初めて分かるという段取りになっていたのです。ギリギリまで分からないサプライズとして告知されていました」(同・関係者)
そのサプライズゲストは公式には明かされていない。しかし、木村が傘を差し、トーチを持って聖火台の隣に立つショットを公開した。これで地元市民や、同イベントに関心を持っていた五輪ファンがピンと来たというわけだ。
「木村はイベント前日には現地入りしていました。周辺住民にバレないよう、夜もサングラスをかけていたそうです」(同)
公式の発表がなかったので、シークレットゲストの木村はシークレットのまま終わったことになる。しかし、来年の東京五輪開幕式では「そーいえば!」と思い出されるエピソードになるかもしれない。
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