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「まるでシロアリ」欧州で激増する偽装難民“チャイナ娘”の売春の実態

 中国から欧州に売春婦を流入させるルートの存在が明らかになった。現在80店近い中国系風俗店で売春が行われているという。彼女らはオーストリアで難民申請をし、その後売春しており、売春する“チャイナ娘”の中にはだまされてやむなく身を売る者もいる。

 音楽の都オーストリアのウィーンで“楽聖”もビックリの事態だ。
 背後には、中国人女性を欧州に呼び寄せる同胞の人身売買業者の暗躍があるという。この実態を同国日刊紙『クリア』が5月29日付で大きく報道した。同紙は《悪質なのは難民申請の法的手続きを利用していることだ。オーストリア国民の税金が中国人売春婦への手当金として利用されていることになる》と批判した。
 オーストリア警察は昨年、中国系売春宿を一斉捜査し、約150人の中国女性を保護したが、彼女らは一切口を割らない。中国人女性にとって売買業者に管理されているとはいえ、収入は本国よりかなり多く、“貝”になっている方が得だからだ。

 難民偽装の手口を在欧州の日本人ジャーナリストが解説する。
 「オーストリア入り後、管理売春業者は難民申請を強要します。申請後3カ月間は、同国政府から難民手当が支給されるからです。この金は中国から欧州までの旅費として業者に押収されますが、難民資格審査期間中は仕事に従事できるので、中国系マッサージルームなどで売春婦として働くのです。難民審査は通常1年から2年かかるため、その間は売春婦として働き続けられ、4人に1人という難関を突破し、晴れて“難民認定”を受けた後は、EU域内で自由に売春に精を出すのです。難民資格が却下された場合でも、同国側から補助支援を受けられるケースも少なくありません。日本の国民健康保険制度にタダ乗りするように、こうした手厚い制度をとことん利用しているのです」

 中国には『100万人移住計画』という物騒で身勝手な国家目標がある。例えばマレーシアでは、中国人がシンガポールに隣接する土地を買い占め、大規模なコミュニティー建設を始めている。将来的には、このコミュニティーをマレーシアから分離独立させ、隣国の華僑王国シンガポールと合邦させる計画らしい。換言すれば“シロアリ計画”だ。
 同じようにシロアリたちは欧州で制度を悪用し“偽装難民”として各地で売春ネットワークを構築、地元業者より低価格を設定してライバルを蹴散らし、外貨獲得に励んでいるのである。

 中国人の恐ろしさは、遠い欧州の各国ではまだまだ知られていない。『100万人移住計画』とは、まさにシロアリ軍団だ。教科書に登場し、世界を席巻する「華僑」の群れを久しぶりに思い出してしまった。

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