友人のお気に入りのキャバ嬢がいるようで、どうしても口説きたいようだ。アフターに誘えるくらい仲が良いんだったら1人で通えばいいのにと思ったが、理由はすぐに分かった。筆者を話のダシに使いたいんだな、と…。数か月通って仲良くなってもそのうち会話のネタが尽きてしまうから、何か変化を付けるために周囲の人間を連れて行くわけだ。
キャバクラに行く前は1人で行けないと友人は弱気な態度だったが、いざお店に入るとさっきまでの態度とは打って変わってオラオラ系のちょっと強気なキャラへ大変身した。
女性の前ではカッコ良く見せたいという男の意地を感じるが、筆者を変にイジるのは勘弁してくれと思った。友人と良い関係のキャバ嬢は嬉しそうな顔をしている。オラオラ系のキャラは使い方を間違えると単なるワガママキャラで嫌われるだけだが、本心は弱気だけど、ちょっぴりオラオラ系は意外とウケが良いというのがわかった。もともとの性格的要素もあるとは思うが、押しに弱いキャバ嬢相手には効果的なキャラ設定である。
友人を始めとしたキャバ嬢にモテるタイプのちょいオラオラ系は人いじりが上手いタイプが多いようだ。キャバ嬢だけではなく、そのノリでボーイいじりも非常に上手い。
人の懐に入る上手さは男女問わずモテ要素には必須項目である。筆者とは対極的なキャラクターなので時にウザく感じたりもするが、キャバ嬢にモテたい男性は少し取り入れてみると良いかもしれない。