本格的な秋の到来とともに、競馬も今週の秋華賞からいよいよ連続GIシリーズへ突入。競馬ファンにとっては最高の季節がやってきました。秋華賞の予想は明日のお楽しみということで、土曜日の京都では「デイリー杯2歳S」が行われます。昨年はシェーンヴァルトがレコード勝ち。過去10年のうち9頭の優勝馬は、前走が9月に出走だったことで共通。
そこで、狙ったのが野路菊Sで不覚の5着だったエイシンアポロン。当時は2番人気に支持されながら、スタートがいまひとつ。最高の馬場コンディションなのに4角で大外を回るロス。加えて超スロー。それでも芝1800メートル1分48秒3、ラスト3F34秒0なら悪くありません。2走前の小倉で圧巻の2馬身1/2差。2番手から3角で先頭に立つと、余裕で芝1800メートル1分48秒1。ビッシリ追っていれば1分47秒台。稍重馬場でこの内容は破格です。豪快な動きを見せた坂路調教。ワクワクする馬です。
さて、東京では「アイルランドT」。昨年から芝2000メートルに変更。ここに昨年の目黒記念の優勝馬ホクトスルタンが参戦。休養明け2戦目、別定の56キロも有利な条件であることから支持を集めそうです。ただし、持ちタイムが平凡。高速決着の馬場では過信は禁物。
そこで、注目はマイネルスターリー。夏の札幌から戦列復帰し、いきなり2連勝。それもアタマ、ハナ差という際どい勝負をモノにして勝ち上がってきたガッツが最大のセールスポイントです。
東京芝コースは過去2回走って(3)(5)着。共同通信杯で、ショウナンアルバ、タケミカヅチと大接戦。この3着が評価されて、続く毎日杯ではディープスカイを相手に2番人気に推されたほどです。さらに、ダービーTRのプリンシパルSでは、厳しい展開だったにもかかわらず3着のヤマニンキングリーとクビ+クビ差。現在4歳。札幌での2連勝を本格化と考えれば、前走と同じ芝2000メートル。大いに食指が動くところです。
脚質に幅を増したこともうれしい材料。2戦2勝と相性のいい三浦騎手とのコンビでV3です。