「次の衆院選ではダンナを見限って水野を擁立しようとしている地元・徳島の後援会関係者がいることを、一部夕刊紙が報じていましたが、コトはそううまく運ばないでしょう。まず、後藤田議員と水野はこのところ別居状態だったこと。このスキャンダルで修復は不可能なのでは。なのでもし、水野が後藤田の代わりに出馬することになっても、同情票はそれほど獲得できない」と後援会に近い筋は語る。
水野はダンナのていたらくにもかかわらず、地元の後援会や支援者に頭を下げて回る日々だと言われる。「政治家の妻」を全うしているというのだが…。「2年前の衆院選でも妻としての献身的な働きがなければ当選できなかった。水野も街頭演説に出たりして戦った結果が1222票差の辛勝だったんです。今回のイメージダウンで1200票は簡単にひっくり返る。妻が代わりに立つといっても地方は保守的な土地柄、『政治家のダンナをうまく操縦できなかったヨメ』という烙印を押されてしまってはどうしようもない」(前出の関係者)。暗雲たちこめる状態といったところか。
一方、なんとか生き残っていきそうなのは山口もえ。もともと不思議系キャラでちょっと舌っ足らずな印象があった山口だけに、今回のスキャンダルも「ああ、あのキャラだから玉の輿婚失敗したのね」という同情票になるという芸能関係者もいる。
「2人の子供を持つ山口は、ブログなどで『子育てに熱心なママ』というキャラを確立し、主婦向け雑誌などに引っ張りダコだった。今回の騒動でそれらの仕事やテレビへの露出は激減するでしょうね。でも『ママタレント』という分野では誰も突出した芸能人がいないのも確か。代わりに新山千春あたりの仕事は増えるでしょうけど、勢力図もそれほど塗り変わらないのでは。なので、どっこい離婚などしようものなら『シングルママ山口もえの本音子育て』なんて本なんか書いたりして生き残るんじゃないかな。所属事務所もでかいし」(芸能関係者)
かつて、当時所属していて人気絶頂だった事務所の後輩・沢尻エリカとの関係を聞かれ、「あっちはスター! わたしはダスト!」とあっけらかんと答えたという山口もえ。あのキャラでしなやかに芸能界を生き抜いていきそうだ。