「メンバーの独立クーデターが発覚した昨年10月の時点でジャニーズサイドから打ち切り案が提案されていたんです。ところが1月になって急転直下、独立話はなくなり、メンバー全員がジャニーズに戻ることになった。そんな中で番組の打ち切りを敢行したら、それこそ事務所のパワハラと見られかねない。結果、しばらくの間、持ち越しされることになったんです」(フジ関係者)
とはいえ『SMAP×SMAP』の打ち切り話は、もはや規定路線だという。
「ジャニーズとしては、これまでやりたい放題を続けてきたI女史の影響下にある番組を一掃したい。中でも『スマスマ』はフジ局員を筆頭に、オールI派と言ってもいいくらいに勢力が拡大していたからです」(芸能プロ関係者)
さらに今回、独立を水際で食い止めたとされる木村拓哉が、そもそも同番組の継続を望んでいない。
「木村は役者として今後のタレント人生を全うしたいと考えている。『スマスマ』は長時間拘束される上に、得意でない歌やダンスなどをやらされ不満が募っていたんです」(芸能事情通)
また、制作著作権を持つフジテレビと関西テレビにも、背に腹は代えられない事情があるという。
「制作費です。これまで1本当たり最低5000万円掛かっていたんです。これに海外の豪華アーティストなどが出演すると、1億円というとんでもない費用に跳ね上がることもあった。正直、赤字も赤字、大赤字。許されていたのはSMAPという免罪符があったからだ」(制作関係者)
注目される後枠だが、ずばり、嵐と関ジャニ∞共同の冠番組が企画進行中だ。
「10月には始動予定で進んでいる。『スマスマ』は25周年コンサートの告知をもって終了となる予定です」(前出・芸能事情通)
分裂独立騒動が再燃するのは時間の問題だ。