有働アナの新体制になると、SNSを有効活用する新戦略を打ち出し、村尾氏のキャスター時代よりも,スタジオ内はかなり“軽め”の雰囲気を打ち出した。初回放送日こそ10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と高視聴率を叩き出したが、4%台を記録する日もあるなど、まだ安定した視聴者層を獲得していない印象だ。
「制作発表会見の際、有働アナは『ダメだったら切ってほしい』と宣言しているが、それなりのギャラを支払っているだけに、日テレの上層部は『もっと数字を伸ばしてほしいものだが…』と頭を抱えている。このままの状態が続くようなら、村尾キャスターを降板させた意味がなかった」(テレビ局関係者)
そこで気になるのが村尾氏の近況だが、同誌によると、村尾氏は10月中旬に行われた某衆議院議員のパーティーで講演。
キャスター就任の経緯について、「しゃべるのも下手くそなおじさんの自分に務まるのかと聞いたところ、『大丈夫です。隣にはジャニーズの櫻井翔さんと小林麻央さんがいますから』と言われました」と明かしたという。
自身の降板については、「あれは卒業なのか、肩たたきだったのか……私にも分かりません。いずれにせよ、新しいメンバーには頑張っていただきたいです」と、エールを送ったというが、局の幹部らへの“恨み節”はなかったようだ。
「村尾氏はキャスター降板後、講演会もこなすことにしたようだが、しばらく『ZERO』の裏話があれば食いつないでいけるだろう。12年のキャスター経験は無駄にならなかった」(芸能記者)
他局の番組からのキャスターへのスカウトが待たれるところだ。