夏の大イベント「お台場新大陸」に今年も参加する「めちゃイケ」。同番組では、ブースでの催し企画が発表された。同イベントの場内アナウンス係には、重盛さと美が大抜擢されたが、“おバカ”として有名な重盛に不安を覗かせるメンバーは、急遽重盛に世界の国名を「あります」「ありません」で答えるという常識クイズを実施。重盛が答えを間違えると加藤浩次にスリッパで叩かれるという仕組みだった。
重盛は「トンガニア」「ハワイ」を「あります」と答えると加藤から激しく頭を叩かれ、さらに「アゼルバイジャン」を「ありません」と答えると、加藤は全力で重盛の頭を叩いた。さらに「ダンカン」「グンマ」を「あります」と答えるなど散々で、「ホンジュラス」には「なります?」と噛んで答えてしまい、めちゃイケメンバーは大爆笑だった。
加藤は「やっぱスゴいな。オンエアしたかったね」と悔しがり、ナインティナインの岡村隆史も「そうですね〜。本当にコレがやりたかっただけなんですよ」と主張した。
ネット上では、「めちゃイケの重盛のクイズってあれ小保方のやつやん」、「めちゃイケの放送中止になって叩かれた小保方さんパロディの内容です」と指摘され、「めちゃイケの重盛さん企画実際見たらそこまで批判されるような雰囲気ではなかったな」、「めちゃイケよくやったよ!」、「小保方さんネタおもしろかったです」「チャレンジしている」などと、好意的な意見が多数上がった。
同番組は5月3日の放送予告で、「STAP細胞」論文問題の捏造疑惑で話題となっていた小保方晴子氏のパロディネタ「阿呆方さん」を公式サイトで流していたが、ネット上で「一般人いじめ」「名誉毀損」など批判が殺到。同企画は放送自粛となってしまった。ネットで配信されたのは、重盛さと美が会見場で「○○はあります!」と訴えると、頭を何度もスリッパで叩かれるという内容で、小保方氏の代理人弁護士も抗議文を同局に送付するという騒動にまで発展していた。
当時は世間から批判が集中したが、今回は批判よりもむしろ好意的な意見が多かった。批判を浴びせていた人々は、一体どこへ行ってしまったのだろうか?