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ネットで知り合った“去勢愛好家”の53歳男性の股間を切断した老人「被害者も自業自得」と物議に

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画像はイメージです

 世の中にはさまざまな性癖を持つ人がいる。そんな自らの性的欲求を満たそうとして、命を落としかけた人がいる。

 海外ニュースサイト『BuzzFeed』は8月20日、医師免許を持っていないにもかかわらず、53歳の男性に対し医療行為を行った疑いで、74歳の男を逮捕したと報じた。

 同記事によると、米フロリダ州に住む容疑者の男が、被害者の男性に対し、去勢手術(睾丸摘出)を行ったという。2人はインターネット上で知り合ったそうだ。2人を結び付けたのは、男性器を切断することで興奮を感じたり、男性器が欠損している姿に魅力を感じるなどの「去勢フェチ」が集うサイトであったという。

 警察によると、8月18日深夜、容疑者の自宅から緊急通報が入ったものの、途中で切れたという。念のため警察が容疑者宅を訪問したところ、容疑者本人が応対。警察が容疑者宅に入り、寝室を確認したところ、被害者の男性がベッドで、血で赤く染まったタオルで股間を押さえていたそうだ。横には、被害者男性のものと思われる睾丸の入った瓶が置かれていたという。被害者男性の股間からの出血はひどく、すぐさま病院に搬送されて、一命を取り留めたそうだ。なお、睾丸入りの瓶は男とともに病院へ届けられたようだが、再建手術が行われたかは定かでない。

 容疑者の男は、翌日に逮捕されたという。男は容疑を認めており、警察の取り調べに対し、「被害者男性に対する去勢手術は1週間前に行おうとした。男性の性器を消毒したところ、勃起して射精してしまい、手術が18日に延期になった」などと詳細を話し始めているという。

 このニュースが世界に広がるとネット上では、「去勢フェチなんて初めて知った。世の中には色々な人がいるね」「切断した後、そのモノを見て興奮するのかな?」「お互い合意の上で行った手術でしょ。被害者の自業自得」「人体の一部を切断して興奮を得るなんて理解できない。痛みが残るだけなのに」などさまざまな声が上がった。

 海外には他にも性的欲求を満たすために、過激な行動に出て命を落とした人がいる。

 海外のニュースサイト『Oocities』は、当時77歳の男が、当時80歳の男性の脚を切断して放置し、死なせたとして殺人などの容疑で逮捕されたと1999年9月に伝えた。

 同記事によると、逮捕された男は元医師。1977年に医師としての能力不足により、医師免許を取り消されていたという。死亡した男性は米ニューヨーク在住で、四肢が欠損していることに性的魅力を感じる「欠損フェチ」であり、自分の脚を切断したいと願っていた。男性は、同じフェチを持つ友人から、加害者の元医師を紹介されたそうだ。

 1998年5月9日、男性は、元医師による切断手術を受けて、左脚の膝から下を切断。男性は術後、モーテルに宿泊したという。翌朝、男性の隣室に宿泊していた友人が男性を訪ねたところ、男性はすでに死亡していたそうだ。死因は切断面に壊疽(えそ)が起きて感染症になったものと後に判明。男性の死亡を受けて、執刀した元医師の男は逮捕されたという。

 人体の一部が欠損していることに性的な魅力を感じる人は、日本にもいるようだ。ネット検索をすると「欠損萌え」の言葉とともに、欠損女子をテーマにした漫画や動画がヒットする。実際日本にも手や足を欠損した女性が接客するバーが存在するという。一風変わった性癖を持っていても、他人に迷惑をかけずに楽しむのであれば問題ない。しかし、一時の快楽のために、自らの体を切断して、日常生活に支障を来したり、命まで落としてしまっては何の意味もない。

記事内の引用について

A Florida Man Met Another Guy On A Eunuch Fetish Site Then Castrated Him, Police Say(BuzzFeedより)https://www.buzzfeednews.com/article/davidmack/florida-man-castration-botched-surgery-remove-testicles

Murder Case Centers on Amputation Fetish(Oocitiesより)
http://www.oocities.org/starstranger_2000/bondy.htm

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