1月28日、わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで奈良県警に逮捕されたのは、大阪市の無職の女(29)。
女は3年前にインターネット交流サイト『mixi』で知り合った30代の女性・Aさんと、互いに離婚経験がある“ママ友”として育児や生活について相談するなど、交際を深めていた。
一方で女は、8年前に同じ交流サイトで知り合った神戸市の医療機器販売会社代表取締役の男(41)とも付き合いがあった。
「昨年9月、男はAさんに結婚相手として内科医を紹介すると持ちかけた上、内科医になりすまし、わいせつ画像を送らせ自分のブログに掲載。不特定多数が閲覧できるようにしたとして、1月16日に逮捕された。さらに調べを進めると、“ママ友”の関与も新たにわかってきたのです」(全国紙社会部記者)
つまり、ママ友である女もAさんといろいろ相談し合う中で、男との共謀を思いつき画像を送らせていたのだった。
「Aさんは子育てに疲れ再婚を強く望んでいたようで、そこにつけ込まれたのでしょう。結婚相手がそんなものを望むはずもないのに、携帯電話で自撮りした画像を次々と送信したといいます。男は『女性が要求に応じて画像を送ってくるのが面白かった』と言っていますし、女は『困った顔を見るのが楽しみだった』と言っていました。2人の底意地の悪さを非常に感じます」(捜査関係者)
人の親切も信じられない世の中だ。