これを受け、ネット上では「とりあえず秋元康ではなくて良かった」「AKB、ジャニーズ、EXILEだけは入って欲しくなかったわ」といった声が聞こえてくる。
「東京オリンピックとパラリンピックの開会式と閉会式は全部で4回あります。組織委員会では、これを4部作ととらえ、『4式典総合プランニングチーム』として野村氏ら8名の演出家をピップアップしていました。しかし、これ以外のメンバーから選ぶ可能性も保留していたため、秋元氏が選ばれる可能性もありました。実際に有力候補であったのは確かでしょうね」(芸能ライター)
ならばなぜ、秋元氏は外れてしまったのだろうか。
「秋元氏ではなく野村氏が選ばれたのは、組織委員会の方針としてはAKBシリーズをはじめとするアイドルのポップカルチャーよりも、狂言というトラディショナルな側面を強調したいのでしょう。また、椎名林檎氏もすでにプランニングチームに入っていますので、J-POPという分野では秋元氏とかぶります。さらに、ジャニーズやEXILEとも共通するのですが、秋元氏の若い女性アイドルというジャンルは、一部の熱狂的なファンがいたとしても、日本を代表する存在ではないと判断されたのでしょう」(前出・同)
いまいち盛り上がりにかける東京オリンピック、パラリンピックであるが、演出メンバーの発表で注目度が高まって欲しいところだ。