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「体罰じゃない」 高校の“集団土下座”批判について、小倉智昭の苦言に称賛の声

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小倉智昭

 8日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)で、小倉智昭がネット炎上に見舞われた学校を擁護、批判的な声を寄せるネットの声を一蹴した。ネットからは共感する声が集まっている。

 ネットで問題とされたのは、間もなく創立100周年を迎える宮崎県延岡商業高校のHPに掲載された、2017年9月の全校集会の写真だった。

 写真では体育館とみられる場所で、生徒全員が教師に向かって正座し、お辞儀している姿が収められていた。これにネットユーザーからは「集団土下座に見える」、「カルト」、「体罰」などと学校を批判する声が上がっていた。

 番組の取材に対し、同校の教頭は「ビジネスマナーの一環として10年以上前からやってきた礼法指導」と説明。同校の生徒らも「いい礼儀作法と思っている」「炎上する必要はない」と今回の騒ぎに驚いた様子。宮崎県の教育委員会も「礼法指導は多くの学校でやっており、宮崎県人からするとおかしくないのかなという感覚」とした上で、「生徒に礼法指導の意味が伝わるように対応を考える」と、あくまで礼法指導を尊重しながらも、指導の在り方を見直していくと示唆した。

 取材で明らかになった学校側の指導の意図を踏まえた上で小倉は「日本は着物文化。畳に座らなければならないこともあるので子供のころから(礼儀作法の)教育はある程度必要」「体罰じゃない」とこれまでの騒動を一蹴した。

 これに対して、ツイッター内でも「畳がある以上、正座が必要になる時が必ずある」「畳の部屋であいさつする場合(正座は)当然のこと」「正座でのお辞儀も否定なら日本の文化の未来もないな」と小倉に同調する声が続出。「写真を見て土下座に見える人はその程度の礼儀しかできない人」「全校生徒が土下座?一斉に礼でしょ?」などと、今回の騒ぎを懐疑的に見る意見も寄せられている。

 不適切な動画がネットに出回り、批判が相次ぐ昨今、今回の件も同様に批判が出るのは仕方のないことかもしれない。しかしむやみに批判するのではなく、その背景を知ることも大切だろう。

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