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戦場より日本の方が死亡率高い? 自殺について考える

 警察の発表によりますと、日本で殺人事件に巻き込まれて殺される人は09年で474人でした。

 そして09年の自殺者数は3万2845人!!

 これを単純に計算すると、他者に殺されるよりも、自分で自分を殺してしまう確率が69倍も多いということになります。

 年間の自殺者が3万人を越えるようになってから13年だといいます。つまりはこの13年間で39万人以上の人が自殺で亡くなっているのです。

 もっとリアルに感じたければ、読者の皆様がいまお住みになっている町が、すべて自殺者ばかりだったと仮定すると、何年くらいで壊滅してしまうかと想像してみると、よくわかるかも知れません。

 人口10万人の市区町村なら、わずか3〜4年で死に絶えることになるのです。

 また他に、イラク戦争は約7年間続いたとされていますが、アメリカ兵の戦死者は、全部で4千433人といわれています。

 日本では一年の自殺者が3万人以上。

 もしかしたら、わたしたちは決して平和な日常を送っているのではなく、戦争状態のような日常を送っているのかも知れません。

 警察の調査によると、原因・動機別状況は「健康問題」「経済・生活問題」「家庭問題」「勤務問題」の順となっており、どれも身近なものだったりします。

 また、わたしたちが自殺問題について語るときに忘れてはいけないのが、自殺者本人だけではなく、その家族や周囲の人の影響です。

 1人が自殺をすると、家族や周囲の人5名以上に深刻な心理的負担をかけてしまい、中には自責の念からPTSD(心的外傷ストレス障害)になったり、うつ病になったり、最悪の場合、周囲の人も自殺してしまうことさえ起こったりしています。

 もしわたしたちが、この国を真の平和な国にしたいと思っているのなら、もっと自殺予防に関心を持つべきでありましょう。

(巨椋修(おぐらおさむ) 山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou/

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